香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

菜の花

2018-06-12 23:43:40 | 本のこと
日曜日、安平町の菜の花畑までドライブ
ちょっと迷っちゃったけど、多分初めての安平町





もう時期も終わりで、見にきている人もいなかったけど
とても広い菜の花畑に圧倒されちゃった
国道沿いに道の駅が建設中だったので
来年の季節には、たくさんの人が見にくるかもね

帰りに、由仁ガーデンでランチをしたので
ちょっと庭を散歩



帰りは長沼経由でロングドライブ
久しぶりだったな

読んだ本が溜まってしまって
2日に渡ってブログを書いているので
サクッと

原田マハさんの
『やっぱり食べに行こう』



世界中の「おいしい!」を探しに。
パリ、NY、ロンドン、スペイン、ロシア、京都、蓼科......
いざ、アートと小説と美味探訪の旅へ!
小説、アートと同じくらい「おいしいもの」が大好き!な著者が
『楽園のカンヴァス』『暗幕のゲルニカ』『たゆたえども沈まず』
などの取材先で食べた「思い出の一品」をつづる満腹エッセー集。


マハさんの美味しいもののための旅が楽しくって
ああ、旅に出たいなと思ってしまう楽しいエッセイだった

米澤穂信さんの
『真実の10メートル手前』



高校生の心中事件。二人が死んだ場所の名をとって、
それは恋累心中と呼ばれた。
週刊深層編集部の都留は、
フリージャーナリストの太刀洗と合流して取材を開始するが、
徐々に事件の有り様に違和感を覚え始める……
太刀洗はなにを考えているのか? 
滑稽な悲劇、あるいはグロテスクな妄執──
己の身に痛みを引き受けながら、
それらを直視するジャーナリスト、太刀洗万智の活動記録。


米澤穂信さんの小説は、わたしにとってはハズレなし
今回は、太刀洗万智というキャラクターが
クールで、ものを見る視線が鋭く、好きなキャラクター
ミステリーを楽しんだ

垣谷美雨さんの
『老後の資金がありません』



老後は安泰のはずだったのに!
 家族の結婚、葬儀、失職……
ふりかかる金難に篤子の奮闘は報われるのか? 
〝フツーの主婦〟が頑張る家計応援小説。


読み始めは、あまりに勝手な家族に
ちょっとイライラしちゃうくらいだったけど
お金は大事だし、きちんと考えなくちゃいけないけど
お金に振り回されないようにしなくちゃね
最後は、うん、頑張ろうねって思って読み終わった


三浦しをんさんの
『ののはな通信』



横浜で、ミッション系のお嬢様学校に通う、野々原茜(のの)と牧田はな。
庶民的な家庭で育ち、頭脳明晰、クールで毒舌なののと、
外交官の家に生まれ、天真爛漫で甘え上手のはな。
二人はなぜか気が合い、かけがえのない親友同士となる。
しかし、ののには秘密があった。いつしかはなに抱いた、友情以上の気持ち。
それを強烈に自覚し、ののは玉砕覚悟ではなに告白する。
不器用にはじまった、密やかな恋。
けれどある裏切りによって、少女たちの楽園は、音を立てて崩れはじめ……。
運命の恋を経て、少女たちは大人になる。
女子の生き方を描いた傑作小説。


不思議な小説
女性同士の恋愛を否定するつもりは全然ないけど
そっか、そういう目で見られるのか、そういう感覚もあるのかと
ちょっとモヤモヤしながらも読み進み
終わり方はちょっと意外だったけど、気持ちよかったな

原田マハさんの
『ゴッホのあしあと』



生前一枚しか絵が売れず、三七歳で自殺したフィンセント・ファン・ゴッホ。
映画「炎の人ゴッホ」の影響もあり不遇をかこった狂気の天才という印象が強く、
死後高騰し続ける作品は、今では時に百億円を超える金額で取引され、
センセーショナルに語られることが多い。
だが真の姿は写実絵画から浮世絵、空想画と
新しい描法を研究し独自の様式を追い続けた努力の人。
またラテン語とフランス語を巧みに操る語学の才をもち、
弟宛の膨大な手紙は「告白文学の傑作」として読み継がれている。
新たな「人間・ゴッホ」像に迫る。


マハさんのたゆたえども沈まずを読んで
ゴッホに魅せら、感動して、
この本でもう一度、ゴッホの生涯に胸を打たれた
マハさんの優しい視線に、ホロリとした

ふぅ、、もう少しマメに本のことはアップしよう
お風呂に入って寝ます。。。おやすみなさい