香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

盤上の向日葵

2020-10-06 21:01:58 | 本のこと
10月になり、夜は寒くなりました
読書の秋、スポーツの秋、充実したいな

柚月裕子さんの
『盤上の向日葵』
今朝、起きたら雨だったので、朝活は読書で読み終えました



実業界の寵児で天才棋士。本当にお前が殺人犯なのか!?
埼玉県天木山山中で発見された白骨死体。
遺留品である初代菊水月作の名駒を頼りに、
叩き上げの刑事・石破と、
かつてプロ棋士を志していた新米刑事・佐野のコンビが調査を開始した。
それから四ヶ月、二人は厳冬の山形県天童市に降り立つ。
向かう先は、将棋界のみならず、日本中から注目を浴びる竜昇戦会場だ。
世紀の対局の先に待っていた、壮絶な結末とは――!?
日本推理作家協会賞作家が描く、渾身の将棋ミステリー!


夢中になって読んでいた
将棋は全然わからないのだけれど、それでも面白い
「三月のライオン」も将棋の内容はよくわかならいけど
あの、独特な雰囲気と心意気に惹かれるのと同じ感覚もある
面白いと書いたけれど、面白いという言葉を使っていいのか。。。
どうか、どうか、と願いながらずっと読み続けていた
切なく、悲しく、潔く、将棋に取り憑かれ救われた人々に
心を寄せることしかできなかった

近藤史恵さんの、整体師探偵 合田力シリーズ
本屋で偶然見つけて、二冊続けて読んでしまった



『カナリヤは眠れない』

身体の声が聞こえる 整体師探偵・合田力シリーズ第一弾!
彼女が買い物をやめられない理由は…
心の背骨がスッと伸びる、癒しと再生の長編ミステリー。
雑居ビルの屋上にあるちゃちなプレハブ、
そこは知る人ぞ知る「合田接骨院」。
整体師・合田力は偏屈な変わり者だが腕は抜群、
身体の声を聞く不思議な能力があった。
彼のもとには生づらさを抱えた人々が引き寄せられる。
ある日、力は専業主婦の墨田茜という患者に強い悪意の影を感じ取る。
魔手が迫る茜を救出するため力は…。
心のコリをほぐす切なく温かい整体ミステリー!


『茨姫はたたかう』

固まった心と身体がよみがえる 整体師・合田力シリーズ第二弾!
呪いをとくのは王子様じゃない 
臆病な書店員に忍び寄るストーカーの素顔とは…?
書店員の久住梨花子はストーカーの影に怯えていた。
ひとり暮らしのアパートの郵便受けが荒らされ不気味な手紙が投函されたのだ。
仕事でもトラブルが起きたある日、
腰に激痛が走り動けなくなってしまう。
運び込まれた接骨院での”身体の声を聞く”整体師・合田力の施術をきっかけに、
梨花子は臆病な自分と向き合うようになる。
迷える背中をそっと押す、整体ミステリーの傑作!


こういうミステリーは大好きで、途中でやめられない
2冊同時に買ってしまったので、朝方まで読んでしまい超寝不足が続いてしまった
続き、早く出ないかなぁ

今朝のニュースで
「もうすぐ雪虫が飛びますね、今年は雪虫大量発生の予想です」
なんていう、残念なお話を聞いてしまった
まだ、夏タイヤで車を走らせたいし、夏靴でジョギングしたい
そして、大量発生とは、なんと気持ち悪いことよ
今月は、体育の日がなくなったので、祝日が無い月なのですね
誕生日月でもあるので、有休とって秋のドライブに行こうかなぁ