世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

人間国宝展

2014年02月23日 | Weblog
上野へ。
東京国立博物館で開催されている人間国宝展へ。
父からチケットを貰ったのである。ありがとうクマパパ。




「抱擁」

人だかりができていた。
何とも言えぬ、母性全開の作品である。
でもこのポーズ、私にも覚えがある。
てか毎晩、吉熊に行っている私のそれと同じではないか。



「怒涛」

繊細でありながらダイナミックな作品である。
これ、竹で作ってあるんだぜ?信じられない。
大きな波のうねりのような曲線は見ていて飽きない。
照明に工夫が施されてあり、後部の壁にこの作品の影ができていて、見せ方が上手だなと思った。


「恒河」

これこれ、これが見たかったのである。
白を中心に黄色、緑、青、紺のグラデーションに目が釘付けだった。



「唐衣」

京都の霊鑑寺所蔵。江戸時代のものらしい。
素敵!!
十二単コスプレ経験をしたことなどを、うすらぼんやりと思い出す。


他にも蒔絵、着物など傑作揃いで期待以上だった。
伝統的な手法と現代的なセンスの融合が面白くて、日本の工芸品のイメージが変わった。



外の喫煙所で一服。
見上げると梅が咲いていた。
春はもうすぐそこ。



吉熊、表慶館のドームの前で。



帰宅し、今日は銭湯へ。
近所の銭湯が廃業し、前々から気になっていた銭湯へと足を伸ばした。
小さな銭湯だが、二畳分ほどの特色のある湯船が5つほどあり、楽しかった。2時間、入っては出てを繰り返した。
森林浴ができる(イメージで)風呂が個人的にヒットだった。独居房みたいな個室になっていてドアを開けると、なんと線香の匂いがするんである。しかも祖父の葬式で嗅いだ線香の匂い。何これ。裸でうろたえてしまった。店主が考案した森林浴の香りが、なぜか私が6歳の時に亡くなった祖父の葬式を思い出させるだなんて。
また電気風呂という名の怪しげな風呂もあった。どれどれと恐る恐る足を突っ込むと、びりびりするじゃないか。ああ、これ、あれだ。抗うつ剤パキシルを減薬したときのシャンビリだ。…と、電気風呂で去年の減薬体験を懐古。クマ医師の絶妙な匙加減によりパキシル服用6年目の私は去年半年かけて断薬を成し得たのである。全身が何かの拍子にビリビリする離脱症状「シャンビリ」が辛かった。
隣の泡風呂はどうだ。さっきからポコポコと謎めいた音を発しながら多くの客を受け入れていた泡風呂。さっそく身を投じてみた。背中及び床からクラムボンの泡がくすくす笑ってた。やまなし全開。ケンヂワールド炸裂。しかも、ポコポコいう感じが坂本龍一の「千のナイフ」の音の感じを彷彿とさせた。全身で千のナイフを体感。
普通の白湯に浸かる。ここでやっと我を忘れて湯を楽しめた。余裕が出てきて、周囲を見渡すと20人ぐらいの女性客が体を洗ったり、私と同様、湯に浸かっている。そのうち5人ぐらいが、金髪ショートで小太りだった。ダンプ松本さんみたいな客層に人気なのか、ここは。
体を拭き、着替えていると、みんな「おやすみなさい」とか言い合っている。地元密着型の銭湯らしい。私も番頭さんに「おやすみなさい」と言い、帰宅。新しい銭湯でのデビューを果たせた。

あ~、気持ち良かった。
気ままな休日、最高。

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