世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

「メディチ家の至宝展」

2016年06月04日 23時24分28秒 | Weblog
昼まで惰眠を貪る。
妹からLINEが着たので覚醒。
今日、妹夫婦はミスチルのライブ(日比谷野音)に参戦。
妹の夫がチケットをゲットしたらしい。
私の周囲のミスチルファンは誰一人取れなかったのに・・・。
しかも彼らは数年前に開催されたファンクラブ限定のお台場のライブにも行っている。
籤運が良い夫婦だ。



昼過ぎ、私は東京都庭園美術館へ。
「メディチ家の至宝展」に行く。



ルネサンス文化発祥の地、フィレンツェ。そのフィレンツェに300年に渡って君臨したメディチ家。
一族を華々しく彩ったルネサンス・ジュエリー等を一堂に展覧。
メディチ家に伝わる珠玉のコレクションを紹介する、日本国内初の展覧会とのこと。


現在は美術館として使われている朝香宮邸は、アール・デコ様式がふんだんに使われている洋館だ。
洋館で至宝、なんて素晴らしい組み合わせなのだろうか。

ドレスコード割引があり、パールを身に付けていると入場料が100円引き。
私はリングとイヤリングを装着して行った。




庭園美術館というのだから、まずは庭園を散策。





ちょうど紫陽花が見ごろ。












さて入館。



その前に、最近、母ヨーコたんがハマっている狛犬さんたちにご挨拶。

左側の子。




右側の子。



子持ちらしい。


かわいいなあ。



今日は気合を入れて音声ガイドを借りた。
最近あまり借りなかったのだが、聞きながら鑑賞すると理解が深まることを実感。


★《セイレーンがついたペンダント》

シックスパックの部分がちょうど真珠の窪みと相成ってる。ナイスマッチョ!!


★《マリア・ディ・コジモ1世・デ・メディチの肖像》

この子は優秀な子だったらしいのだが、早死にしたらしい。
耳飾りやネックレスがゴージャス。


★《コジモ2世・デ・メディチのエクス・ヴォート(奉納品)》

体が弱かったコジモ2世のために作られたのだが、完成間近にコジモ2世は亡くなってしまった。
ラピスラズリの青が際立っていた。


★《赤ん坊を入れたゆりかご》

金のゆりかごの中で眠るのはバロック真珠。赤ん坊の顔がうっすらと彫ってあって今回の展覧会で一番インパクトがあった。


★《蜂に襲われる竜がついたペンダント》

お腹にいるルビーでできた蜂にチクリとさされて「いててっ」となっているドラゴン。
素っ頓狂な表情だったので思わず笑ってしまった。


★《フランス王妃、カテリーナ・デ・メディチ(カトリーヌ・ド・メディシス)の肖像》

このドレス、なんと300個の真珠が縫い付けられているらしい。豪華絢爛。


★《鳥笛に乗った猿がついたペンダント》

モチーフがユニークでかわいいかった。色石の組み合わせが斬新。


いや~。期待を裏切らない素晴らしい展覧会だった。
アールデコの洋館は天井が高く、床を歩く音が上部に響く。





鑑賞中、まるで自分が洋館のお姫様になった気分だった。うっとり。←絶賛妄想中。
小室哲哉さんの「OPERA NIGHT」が脳内でヘビロテ。(洋館=「OPERA NIGHT」は、私の中で定番)


「Dear Bear」に寄る。



吉熊「お友達がいっぱいいる!!」

クマ好きの聖地だと勝手に思っている。
高級クマから手ごろなクマまで物凄い品揃えである。
吉熊の服もたまにここで購入する。

私の誕生日に妹の夫からいただいたクマ・ミルキーちゃん(シリアルナンバー入り)もここで買ったっぽい。
そのことをお店の人にスマホを見せながら説明したら、ちゃんとミルキーちゃんのことを覚えていてくれた。

あと、やはり先日のマツコさんの番組で問い合わせ殺到したとのこと。

今日から作家さんのテディベアも特別展示されていて、時間を忘れて見入ってしまった。


駅に向かう途中、七変化が咲いているのを発見。




紫陽花、OPERA NIGHTな洋館、煌びやかな装飾具、クマの数々。
普段とは違う、特別なものを見られてリフレッシュできた。