世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

初夏の土曜日

2016年06月11日 20時15分10秒 | Weblog
昨晩はドラマ「不機嫌な果実」(最終回)を見て寝た。


原作者の林真理子先生のファンとして見始めたこのドラマ。
1話の途中から原作を大幅に逸脱してまるで別物の作品になった。
要所要所で原作と被るところはあったのだが(麻也子の新しい姑がウエディング関係の仕事をしている、など)、ストーリーはまるで違っていた。
麻也子の「私だけが損している」という心理及びそこから派生するストーリーが「不機嫌な果実」の主題だと認識していたのだが、今回のこのドラマはストーリーが暴走してしまった感が否めない。17年前のドラマや映画はまだ主題を負う姿勢が感じられたのだが、今回のこのドラマは「不倫」「ドロドロ」しか印象に残らなかった。

20年前の原作であるし、現代に置き換えるとこんな感じになるのだろうか。
総合的に長編コントのようだったが、栗山千明(と栗山千明が着ていた服)が可愛かったから、まあいいか。
林先生はどんな感想を持ったのだろうか。


今日は真夏日だった。
布団を干し、強い日差しを受けて光っている布団を眺めながらダニが死んでいく様を妄想し、窓際でほくそ笑む。
エアコンをつけて快適な部屋でゴロゴロ。

思い立って、夕方、久々に顔剃りに行って来た。
前回から3ヶ月近くも経ってしまった。
マリコさんという中年女性が経営している理容店でたまに顔の手入れをし始めて8年になる。
おかげさまで肌だけは手がかからない。

マリコさんは快活である。
よく喋る。

先週、寿司屋で貝に当たってしまい、病院通いをしているそうな。
貝はマリコさんの大好物らしい。
貝より病院代が高くついてしまったらしく、盛大に嘆いていた。

そんな話をしながら、襟足と顔や首筋をソロソロと剃っていくマリコさん。

私の声がすると二人のお嬢さんが挨拶に来る。
早くに夫を亡くして、女手一つで二人を育て上げたマリコさんの宝物らしい。
娘の話をするときのマリコさんは少し誇らしげでかわいい。

パックが乾くまで出されたコーヒーを飲みながら再び世間話。
家のローンも払いきって仕事は趣味みたいなもんだと言いながら、マリコさんはしっかりと仕事をする。
こんな素敵な店が近所にあるだなんて、ありがたい。


「また来ますね」
と言って帰宅。
夕方なのに日が照っている。


ご近所さん宅のテッポウユリ。
清楚。


猫にゃんがゴロゴロしていた。にゃーお。



先日ポチった靴が届いた。


定番のメルモのパンプス。
カットがエレガントで美しい。


骨盤が前傾しているのでこのぐらいヒールが無いと辛い。




夕ご飯は、妹・芋子からもらったパスタと青の洞窟。


吉熊「芋子さんからもらったパスタ、やっぱり美味しいね」
ナグ「おいしい」


さて、明日はお出かけ予定。
早めに寝よう~。



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