世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

年末感満載

2018年12月22日 23時38分27秒 | Weblog
午前中に起きて、レトルトのラーメンを食する。
鍋を使わずにレンジだけで調理できるので助かる。

そして先般、怒涛のようにAmazonでポチったものをお迎えする。

★メルモのパンプス

ヒールの高さは10センチ。このぐらいあると存在感バッチリ。ヒールの内側が赤くて素敵。

★マキアージュ トゥルーアイシャドー RS721

廃盤になったので慌てて3つまとめ買い。
今後3年はアイシャドーを買わずに済む。
これらがなくなったらどうしよう・・・。


★ミッシュマッシュ フロッキー花柄ワンピース




ずっと狙っていたのが安くなったのでポチった。
来年夏が近づいて落ち込む自分を励ますために。
未来の自分へのプレゼント。



一通り愛でたあと、家事をこなす。
掃除、洗濯、洗濯物畳みに加え、ファンデーションのパフを洗ったりシャンプーの底のぬめりを洗ったり、Amazonの段ボールを畳んだり、そんな「名もなき雑用」が次から次へと湧いてくる。休日なのに疲れてしまう。

そして今日は顔剃りをしにマリコさんの店に行く。
前回から2ヶ月が過ぎ、最近顔の産毛がモリモリしている。
産毛があるとお化粧の崩れが激しい気がする。

マリコさんは以前住んでいたアパートの近くの理容店主。
溌溂としたおばちゃんなのである。
ここで顔を剃ってもらって今年で10年。
当時まだ高校生だったこちらのお嬢さんは大学を卒業し、社会人になって結婚した。

今日もマリコさんは私をあたたかく迎えてくれた。
とにかくよく喋るマリコさん。
同時に腕もよく動く。
1時間後、私の肌はつるつるもつもちになった。
「来年もよろしくお願いします。よいお年を」
と言って店を出た。

帰宅後、さくっと夕食を取り、ひたすら年賀状書き。
腱鞘炎寸前なんすけど。
今日サボると書く時間がない。
頑張れ、自分。


そうそう、嶽本野ばら先生がきっかけでお友達になったKさんからクリスマスカードをいただいた。

センターのクマさんがめっさかわゆす。
ありがとう、Kさん。
Kさんと私は野ばら先生風に言うと「魂の双子」。
私の方が年上なのに彼女の方がしっかりしていてお姉さんみたいだけど。
いつもありがとう、Kさん。
大好き。





「第9交響曲」特別演奏会

2018年12月22日 11時03分16秒 | Weblog
定時ダッシュで目指すは東京芸術劇場。


今年もコバケン&日フィルの第九を聴きに行く。
これを聴かないと年を越せない。





チケットを取ったのはローマに行く前。
まだ暑い時期に魅惑のS席をポチった。




今回の席は過去一番に良い席でこの半年ぐらい、チケット見てはウハウハしていた。







急いでクローズにコートを預け、ふと見ると、日フィルの人が立っていらした。
外見が目立つご様子なので覚えている。
直々にお出迎えすることってあるのだな。



指揮:小林研一郎(桂冠名誉指揮者)
オルガン:石丸由佳
ソプラノ:安藤赴美子
アルト:山下牧子
テノール:錦織健
バリトン:青戸知
合唱:東京音楽大学


まずはパイプオルガンでバッハ3連発。

J.Sバッハ
・前奏曲ト長調BWV568
・新年のコラール
・「神の恵みを共にたたえん」BWV613
トッカータとフーガニ長調BWV565

プログラムの「たたえん」が「やばたにえん」に見えた。疲れているのか、俺。

重厚な音色が頭上から降って来て、お腹の奥まで響いてくる感じがすごい。

バロック萌え。

15分の休憩を挟み、ベートーヴェン「交響曲第9番 ニ短調OP.125≪合唱≫」


第一楽章ですでに涙腺崩壊。
小名浜ご出身のコバケンさんは小学生の時に行った第九の演奏会で感動し、お父様の持っている楽譜を見ながら独学で楽典の勉強を開始なさったそう。
第九に注ぐ想いがタクトからにじみ出ているのを見たら涙が出てきた。


第二楽章の轟、好き。ティンパニー、GJ!
第三楽章で例年通りまったりする。
第三楽章は山深い森と白亜の城、そして綺麗なお姫様がいっつも頭に過る。
清らかな音色とそれらの情景が私の中でぴったりと合わさる。

そして第四楽章!!!
冒頭の弦楽器によるあのフレーズで再び涙腺崩壊。
静かで規律正しいあの音の運び。
毎年あの部分で一年を振り返り「今年も一年、よく生きていたな、自分」って思う。

ソリスト、そして合唱。
合唱に入る前のじらしっぷりが好き。初めて聴いた20年前からずっとここを聴くためにコバケン第九をチョイスしていると言っても過言ではない。

合唱のときのオケの動きと音色をチェックできるのも演奏会の醍醐味。

コバケンさんが会場席にタクトを振るうと、合唱団の声の塊が見えない弧を描いて客席まで飛んでいく。
あれを目の当たりにすると毎年鳥肌が立つ。


最後で昇天。Funken!

初日ということもあり、とても落ち着いた第九だった。
コバケンさんのMCにもあったように、来年も再来年も恙なく第九が聞けますように。
素晴らしい演奏をありがとうございます。




芸術劇場のツリー。




夕食は喫茶店「伯爵」





ゴージャスな内装に包まれて海老ドリアを食する。




赤い絨毯、シャンデリアの光、・・・小室哲哉的OPERA NIGHT世界。
喫煙できるしまったりできるし、少し怪しいし・・・好きだ、伯爵。
熱々の海老ドリアでふはふはしながら食べ、今年も無事に第九を聴けたことに安堵する。
ノンアルコールの一人忘年会。
今年もあと10日弱。
走り抜けるぜ。