世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

父のDNA

2021年01月25日 | Weblog
魅惑の定食屋飲み。
緊急事態宣言中でアルコールの提供が19時まで=19時までなら飲んでもOK!=飲むでしょ?うん!と勝手に脳内変換され、最近、酒量がめっきり増えてしまった。

前は滅多に飲まなかったのに。
うちは父は飲兵衛で、母がとても苦労した。
だからあまりお酒は飲まないようにしてるのだが…。
外見も内面も母似だという自覚があるのだが、やはり私にも父のDNAが受け継がれているのだと酔った頭で確信した。



今日は、よせ鍋&レモンサワー。最高だぜ。


よせ鍋は、優しい味がした。
たら、エビ、白菜、貝、シラタキ、卵が入っていて満腹になった。




ほろ酔いでフワフワする夜道が詩的で好き。
街も人も切なく優しく見える。

去年の山梨日帰り旅行で買ったワイン風呂でキメる。

ムーディーな色合い。そして香りは駄菓子屋の飴玉みたい。
ぶどう酒エキスが入っているせいか、しっかりと温まり、湯冷めしない優れもの。
また山梨に行ったら購入したい。



ワイン風呂に浸かりながら読書。
ホテルか病院で長期療養しなければならなくなって、もし、持っていく本を一冊決めろと言われたら、私は嶽本野ばら先生の「カフェー小品集」を選ぶだろう。
勤続20年の私のバイブルだ。
恋愛でというよりも、仕事でお手本にしたい気持ちのもっていき方がたくさん書かれていている。


今日は慣れない仕事をして、何度も確認の作業をした。
ふと、「カフェー小品集」の「素人仕事の贅沢」を思い出した。
慣れてしまった仕事で手を抜くのは簡単だ。
しかし、素人の「手を抜くポイントがかわからないから、とにかくまじめに手掛ける仕事」についての尊さが描かれている。

心のどこかに「素人だからこそ出来る嘘のない仕事」の贅沢さをとどめ、自戒しようと改めて思った。


てか、風呂場で本を読むのも父の習性である。
血は争えない。



明日も頑張るお!

今日のBGM。
風のとおり道 Sarah Brightman 歌詞

なんとなく。