世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

花はさかりに月は隈なきをのみ見るものかは

2023年03月07日 23時14分57秒 | Weblog
まさに、春うららな陽気の一日。昼休みの喫煙所@非常階段が気持ち良い。
誕生日旅行(熱海、伊豆)から一ヶ月が経過した。早いものである。

今月も旅行(with家族)があるので、体調を整えておきたい。家族旅行は一人旅とは違い、「団体戦」なのであるから。
あと、迷子とか気を付けよう(家族での海水浴で迷子になり迷惑をかけた前科がある。しかも2回)。


沈丁花の香りを鼻孔で感じつつ帰宅。途中遭遇した猫ちゃん。美猫!!鳴き声も美麗であった。


H3ロケットの打ち上げ失敗に胸が痛む。
でも、火星探査機のぞみの失敗がはやぶさ、はやぶさ2のプロジェクト成功につながったと思えば、今回の失敗は無駄にはならないはず。そう信じている。

H3ロケット、だいち3号のニュースを見つつ、和幸のヒレカツ丼を貪る。



取調室でこれを出されたらなんでも自白しそうなほど美味しい。


「あ、そういえば今日は満月じゃね?」と思い出す。

日中、父が家族のグループLINEで「今日は満月だよ」と言っていた。
それに対して妹が「〇くん(甥っ子)は三日月が好きなんだって~」と返信。
そしたら孫ラブな父が「そうだよね~。月は隈なきをのみ見るものかは、って言うし」と、突如、徒然草を引用してきて吃驚した。

私は「月はクマなきをのみ見るものかは」と返信し、家族にスルーされてしまった/(^o^)\

「花はさかりに」で自虐ネタをぶっ込もうかとも思ったのだが、やめておいてよかった。
これ以上スルーされたら哀しいもの。




そんな遣り取りを反芻しながら月光浴。

辻井伸行 / ドビュッシー:月の光


辻井さんが演奏するドビュッシーの「月の光」が好き。
特に今夜は、ピアノの繊細な一音一音が初春に降り注ぐ月光そのものに思える。

穏やかな春の夜である。