またもや通り魔殺人事件である。東京都八王子市の京王線京王八王子駅の駅ビル内の書店で、アルバイトの女子学生が男に包丁で刺されて死亡し、他にも女性が1人負傷した。
間もなく逮捕された犯人は33歳の会社員の男で、調べに対して「仕事がうまくいかず、親が相談に乗ってくれなかった。無差別で人を殺そうと思って、文化包丁を買って書店に行った」と供述したようだ。また仕事関係で2、3日前からむしゃくしゃしていたと言い、「大きな事件を起こせば自分の名前がマスコミに出ると思った」とも言っているようだ。33歳にもなって親に相談したが乗ってくれなかった(親は相談はなかったと言っているようだが)ということから、大きな事件を起こせばマスコミに取り上げられるだろうという、その身勝手さ、理不尽さ、短絡的な考え方、幼稚さには呆れてしまう。明らかに人格的に欠陥がある。
秋葉原など最近の通り魔事件にも触発されたようで「包丁なら簡単に殺せると思ったとも供述しているようで、当日は視界に入り、目にとまった人を刺したらしい。被害者の女子学生は、自分の身に何が起こったのかも分からぬままに死んだと思われ、まったく不運と言う他はなく、哀れさに胸が詰まる思いがする。
なぜこのように見も知らぬ他人を、仕事がうまくいっていなかった、むしゃくしゃしていたという理由だけで、あらかじめ凶器を買ったりして計画的に殺せるのだろうか。しかもこのような者達の凶行の対象になるのは、多くは女性や無防備な人達だ。決して強そうに見えるものを正面から襲うことはあるまい。少年などの家庭内暴力がしばしば母親に向けられるように、所詮は弱い人間が自分よりも弱いと思われる相手に暴力を行使するのだ。
このような事件が多発するのは、やはり今の社会には何か病んだ部分があるからなのだろうか。このような理性の働かない幼稚な人間を生み出す何かがあるのだろうか。そう思うと、街中でもどこでも、いつ自分がこのような凶行の犠牲者にならないとも限らないと疑心暗鬼が生じてしまう。ホームに立っていた人が少年に突き飛ばされて線路上に落ち、轢死した事件があったが、その後は電車を待ってホームの端に立っている時でも、周囲を見回したり一歩下がったりすることが多くなったりする。我ながら面白くないことだが、こんな世の中だから仕方がないとも思う。
このような理不尽な事件があった後で、またしても34歳の男がインタネットの掲示板に大阪府池田市にある阪急池田駅の駅前で無差別に大量雑人をするという書き込みをして逮捕された。男は私と同じ市に住んでいる自称会社員だ。「この駅は嫌な思い出ばかり。全員死んだほうがいい」と書いたらしい。逮捕されて「イライラしたからやった」と容疑を認めていると言う。
甲府市では37歳の調理士の男が女性をナイフ刺して逮捕された。幸い女性は軽症だったが、男は「むしゃくしゃしていた」「誰でもいいから切りつけ、憂さを晴らしたかった」と、これも身勝手なことを言っているそうだ。イライラしている、むしゃくしゃしたのなら殺人も許されると思っているのか、まったく世にバカモノの種は尽きずということだ。
この3件の犯行に関わったのはどれも30代の男性である。このことだけでは単なる憶測に過ぎないが、この世代の男性には何か個人的に問題を抱え、社会的に未成熟な者が多いのか、それとも仕事にも精神的にも行き詰まり不安定になることが多い年代なのだろうか。
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間もなく逮捕された犯人は33歳の会社員の男で、調べに対して「仕事がうまくいかず、親が相談に乗ってくれなかった。無差別で人を殺そうと思って、文化包丁を買って書店に行った」と供述したようだ。また仕事関係で2、3日前からむしゃくしゃしていたと言い、「大きな事件を起こせば自分の名前がマスコミに出ると思った」とも言っているようだ。33歳にもなって親に相談したが乗ってくれなかった(親は相談はなかったと言っているようだが)ということから、大きな事件を起こせばマスコミに取り上げられるだろうという、その身勝手さ、理不尽さ、短絡的な考え方、幼稚さには呆れてしまう。明らかに人格的に欠陥がある。
秋葉原など最近の通り魔事件にも触発されたようで「包丁なら簡単に殺せると思ったとも供述しているようで、当日は視界に入り、目にとまった人を刺したらしい。被害者の女子学生は、自分の身に何が起こったのかも分からぬままに死んだと思われ、まったく不運と言う他はなく、哀れさに胸が詰まる思いがする。
なぜこのように見も知らぬ他人を、仕事がうまくいっていなかった、むしゃくしゃしていたという理由だけで、あらかじめ凶器を買ったりして計画的に殺せるのだろうか。しかもこのような者達の凶行の対象になるのは、多くは女性や無防備な人達だ。決して強そうに見えるものを正面から襲うことはあるまい。少年などの家庭内暴力がしばしば母親に向けられるように、所詮は弱い人間が自分よりも弱いと思われる相手に暴力を行使するのだ。
このような事件が多発するのは、やはり今の社会には何か病んだ部分があるからなのだろうか。このような理性の働かない幼稚な人間を生み出す何かがあるのだろうか。そう思うと、街中でもどこでも、いつ自分がこのような凶行の犠牲者にならないとも限らないと疑心暗鬼が生じてしまう。ホームに立っていた人が少年に突き飛ばされて線路上に落ち、轢死した事件があったが、その後は電車を待ってホームの端に立っている時でも、周囲を見回したり一歩下がったりすることが多くなったりする。我ながら面白くないことだが、こんな世の中だから仕方がないとも思う。
このような理不尽な事件があった後で、またしても34歳の男がインタネットの掲示板に大阪府池田市にある阪急池田駅の駅前で無差別に大量雑人をするという書き込みをして逮捕された。男は私と同じ市に住んでいる自称会社員だ。「この駅は嫌な思い出ばかり。全員死んだほうがいい」と書いたらしい。逮捕されて「イライラしたからやった」と容疑を認めていると言う。
甲府市では37歳の調理士の男が女性をナイフ刺して逮捕された。幸い女性は軽症だったが、男は「むしゃくしゃしていた」「誰でもいいから切りつけ、憂さを晴らしたかった」と、これも身勝手なことを言っているそうだ。イライラしている、むしゃくしゃしたのなら殺人も許されると思っているのか、まったく世にバカモノの種は尽きずということだ。
この3件の犯行に関わったのはどれも30代の男性である。このことだけでは単なる憶測に過ぎないが、この世代の男性には何か個人的に問題を抱え、社会的に未成熟な者が多いのか、それとも仕事にも精神的にも行き詰まり不安定になることが多い年代なのだろうか。
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