中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

凶暴

2009-03-27 07:19:28 | 身辺雑記
 走行中のJRの車内で21歳の会社員の男が携帯型ゲーム機を使っていて、注意した50歳の会社員の女性を殴って重傷を負わせ逮捕された。若者の常軌を逸した犯罪が報道されると、またかと思うが、それでもやはり一言申したくなる。

 この男は朝の通勤ラッシュで混雑した車内で女性の背後に立ってゲームをしていたが、男の腕やゲーム機が女性の背中や髪に当たり、女性が振り返ると「何なんだ」と怒り出し、「混んでいるのにゲームをしないで」と言われて逆上し、女性の顔を殴った。周囲の乗客に取り押さえられ、駅で降ろされたが、駅事務所でも女性に殴りかかり、下あごの骨を折る1カ月の重傷を負わせた。傷害容疑で逮捕された男は警察での取調べで、「注意されて頭にきた。3、4発殴った」と供述しているという。「混んでいるんだから仕方ない。気に入らない」とも言ったそうだ。

 何という自己中心的な行為、言い草か。通勤ラッシュの車内でゲームをする感覚など幼児性も極まっているが、それに当然の注意をされて逆上するなど、抑制力の効かない欠陥人間だ。よほど甘やかされて育ったのだろう。周囲の乗客に取り押さえられたというから、男には弱い卑怯者だ。相手が年配の女性だからこのような凶行をしたのだろうと思う。根は臆病、弱虫なのだ。なおさら卑劣な不愉快きわまる奴だと思う。会社員というが、社会的にはまったく未熟な、おそらく会社員としても禄でもない人間だろう。

 このような事件に対して私はいつも極論のようなことを言うが、このような男の行為に対しては厳しい処罰が必要だ。有期の労働刑でもあればいいと思う。へとへとになるまで労働をさせ、己の愚かな行為の報いがどういうものなのかを思い知らせてやればいい。このような人間は、おそらくはこれからも社会の役に立つことはあまり期待できないだろうが、愚かな行為をしないように少しでも改まれば良しとすればいい。暴論ですかねえ。