毎年、新年になると山仲間の方と富士山を見る山旅に行っていたのですが、この状況では出かけることができず、地元の霧ヶ峰からの富士山を期待して行ってみました。まずは白樺湖です。白樺湖は湖面が凍っていて、その上に雪が積もっていました。
スキー場には滑っている人の姿が見えませんでした。
ビーナスラインを霧ヶ峰に向かいました。途中から見下ろした白樺湖です。
ビーナスラインは除雪してありましたが雪道でした。
周囲の山も雪ですが、それほど多くはありません。
富士見台の展望台に車を留めましたが、富士山は見えませんでした。南アルプスも霞んでいました。眼下は茅野市です。
霧ヶ峰のスキー場もスキーをしている方がたった一人だけの状態でした。リフトは動いていましたが。
このスキー場の脇をスノーシューで登ってみました。
ウサギの足跡がたくさんついていました。
この「薙鎌神社」の先まで行くと諏訪方面が見えるので行ってみましたが、木が成長して見えにくくなっていました。「薙鎌神社」…薙鎌を御神木に打ち込んだり奉納したりする風習は柳田國男著「信州随筆」にも出てきました。
高原は一面の銀世界で、雪が陽にキラキラ輝いてきれいでした。
霧が出た時に鐘を鳴らして道しるべとする「霧鐘塔」と「車山」です。「霧鐘塔」のある所はスキーリフトの終点です。
ここは夏にグライダーが飛ぶ場所でもあります。その関連施設の軒先のつららがみごとでした。
駐車場まで来たらゲレンデにそり滑りの子供たちがいました。地元小学校の課外授業のようでした。
ビーナスラインを戻って車山肩に停め、北アルプスを眺めました。雲が多く霞んでいましたが。
風による風紋ができているところがありました。
車山の斜面は風が強そうでした。
久しぶりの霧ヶ峰の冬景色…思いの外雪が少なかったです。これから本格的な冬でしょうか…