「霧ヶ峰高原」のロックガーデンの花を見た後、「七島八島湿原」へ向かいました。「霧ヶ峰高原」は日本のグライダー発祥の地で、緩やかな傾斜と諏訪湖からの上昇気流を利用して飛びます。
途中の藪の中に見え隠れする「ワラビ」…ここではこれからが「ワラビ」の旬の様子で、少し摘んできました。
高原は未だ枯草色…ところどころに芽吹きの木とコナシの花が咲いていました。
七島八島の湿原もまだ枯草色でした。前日の雨でいつもはない池塘ができているとビジターセンターの方にお聞きして見てみました。
芽吹き始めた木々と「コナシ」の花、そして独特の形をした「コバイケイソウ」の芽吹きです。
「レンゲツツジ」はまだ蕾のものが多かったです。
似た黄色の花ですが、「アカギキンポウゲ」(艶のある花弁)と「ミツバツチグリ」(三つ葉)と「キジムシロ」です。
このスミレは「サクラスミレ」だそうです。「アマドコロ」と「オオヤマフスマ」も咲いていました。
嬉しかったのは「ミヤマザクラ」が咲いていたことです。
ここのビジターセンターに立ち寄ってみました。この地にゆかりの「新田次郎」の直筆原稿がさりげなく展示されていましたが、光が差し込みそうな窓際に置かれていて気になりました。近くにはこの地がモデルになった「あざみの歌」の歌碑もありました。
高原はこれから芽吹きの時でしたが、気持ちの良い風が渡って初夏の雰囲気がし始めていました。
この日の「諏訪湖」は前日の大雨の影響でしょうか、大きな川が流れ込む上諏訪から南西にかけて濁った茶色の湖面になっていました。
久しぶりの「霧ヶ峰高原」は初夏の装いに移り変わる時期の花々に出会える場所でした。車での移動が主でしたのでこの日の歩数は3472歩でした…