ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

夏の牛伏川自然観察会

2019-07-25 | 自然観察

牛伏川では春夏秋の3回、自然観察会をしています。夏の観察会は7月16日にありました。雨模様の天気でしたが、観察会が始まった頃には止んでくれました。雨露がきれいだったので撮った一枚…

 

「ベニバナイチヤクソウ」は花が咲き終わっていました。

 

「ヤマアジサイ」は咲き出したところです。

 

「エゾエノキ」の花の後…可愛い実が付いていました。

 

秋に咲く花が楽しみな「アケボノソウ」と「フシグロセンノウ」が伸びてきていました。

 

 

「マムシグサ」はまだ緑色ですが、秋には真っ赤に…

 

「セリ」が可愛らしい花を付けていました。

 

「ガンクビソウ」もこれから咲きます。

 

「タケニグサ」はずいぶん背が伸びています。

 

「イケマ」は可愛らしい花を付けていました。

 

「タマアジサイ」はまだ蕾が硬かったです。

 

「バライチゴ」の花は大きめできれいです。実はこれから赤くなります。

 

 

「エビガライチゴ」もこれから…海老の殻の様に見えるのでしょうか。

 

ひっつき虫の「ヤエムグラ」…懐かしがって遊んでみました。

 

「オカトラノウ」は群生していました。

 

 

「キリンソウ」も群生しています。

 

 

「イタチササゲ」はその色合いがイタチに似ているからの命名だそうです。

 

「ウメガサソウ」はとっても小さな花で可愛らしいです。

 

雨の多い今年…もうキノコが出ていました。「イグチ」です。

 

黄色の花「クサノオウ」と、早々咲いていた「キツリフネ」です。

 

 

「クモキリソウ」にも出会えて嬉しかったです。

 

出会ったのは植物ばかりではありません。あいにくの雨あがりでしたがチョウにも出会えました。その前にチョウの幼虫…「アカソ」の葉を食草とする「アカタテハ」の幼虫です。

 

 

 

これは「キアゲハ」の幼虫…触ると角を出します。(触ったのは私ではありません…)

 

 

羽化したばかりの「「オニヤンマ」にも出会いました。

 

出会ったチョウは「モンシロチョウ」、「カラスアゲハ」、「ミヤマシジミ」…でしょうか。 → 「スジグロシロチョウ」夏型、「ミヤマカラスアゲハ」、「ミヤマシジミ」に訂正です。

 

 

 

「イトトンボ」もいました。小さなトンボです。

 

この日の「階段工」…青葉の中にとうとうと流れていました。

 

 

 

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8 コメント

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沢山の花々うぃ御存知で流石だわ! (くちかずこ)
2019-07-26 21:59:09
懐かしい花も・・・
蝶もよく発見して撮影されているなあ、と。
くちこも、庭で蝶を見かけることもありますが、カメラも持ち出していないし、ただ、ぼーっと眺めて終わりです。
名前も知らないし、ね。
此処で、ちょっとは一時的に!博学になっています。
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くちかずこさんへ (タッジーマッジー)
2019-07-27 06:22:55
おはようございます。
野の花はこの観察会に参加して出会います。
そして教えてもらいながら名を覚え…
中々覚えられないこともあるのですが、
回数を重ねるごとに少しづつ知って来ました…

我が家の周りでは野の花に出会うことは少なく、チョウに出会うこともあまりないです。
くちこ家にはチョウの訪問があるのですね。
自宅庭で眺められるのは羨ましいしい環境!
お花も実のなる木もある庭は憧れです…
返信する
自然観察 (take)
2019-07-27 16:40:49
こんにちは!
松本散歩から 観察会ブログまで
仕事が早い!

私はやっぱりミミズです(かつて 私の走り方を見て「ミミズより遅い」と言った子どもがいます。うまいことをいうものだと感心)
今はミミズよりカタツムリより遅い(あら どっちが遅いかしら)
PCの立ち上がりも動作も遅い。
と グチっててもねぇ・・失礼しました。

牛伏川の自然観察会、とても楽しみに拝見しています。
ほんとに我が裏山と同じような植生。川を挟んだ前山とはまた違うので不思議なくらいです。

でも「アケボノソウ」は裏山では見たことがないなぁ・・などと思い浮かべながら楽しく拝見。
「イケマ」って 害獣防止柵のすぐ向こうで咲いているのを見たことがあります。
アサギマダラの食草だとか。私ね長野県のピッキオさん編『花のおもしろフィールド図鑑』を持っているのですが 「イケマ」の話題がおもしろくてこれはすぐ覚えました。大学時代に先生から「匂いをかいではイケマせん」と言われてその匂いをかいだそうです。「イケマ」ってアイヌ語で「神の足」という立派な名前より(こういい表現ではなかったかも・・take)つい「かいではイケマせん」が思い出されるとか(こういう話題は覚えているのです)

「ヤエムグラ」で遊んだのですか?
今 我が家の庭にはびこっています。大きくすると大変と一生懸命草取りしています。
こう張り付くと やっぱりワッペン遊びかしら? 豆の葉っぱを胸や腕につけました~。
ヘクソカズラは?私は「天狗の鼻」(今このあたりの子どもたちは「ピノキオの鼻」ですって。
いろいろ面白いですよね、野の遊び。


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牛臥川 (自然を尋ねる人)
2019-07-27 17:17:15
階段工を見て国の史跡と納得しました。
何故、当方国の登録有形文化財で江戸時代にできた物、でも松本へお伺いするまではわが地びいきが前面に出ていましたから!
自然も想像以上に豊富ですね。
これを管理されている方々のご苦労はよくわかります。
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takeさんへ (タッジーマッジー)
2019-07-27 22:33:22
こんばんは。
台風の影響で雨が降り続いています。
被害が無ければいいのですが…

7月はあれこれあって、どの記録も残したいと、遅れ遅れのアップです。
お蔵入りになってしまうものもありますが…
私は手も脚も遅々として進みません…
もともと走るは苦手、何事もゆっくり加減の私…
そのわりに簡単(雑)になってしまって、いつも反省しきりです。
takeさんのようにもっと丁寧に仕上げたいものです!

牛伏川の環境は本当にtakeさんの所の裏山と似ていますよね。
「イケマ」の話はユニークですね。
アサギマダラの食草は聞いたのですが、アイヌの「神の足」から発展するとはビックリです。
軽井沢のピッキオの森は散策しましたよ。
このピッキオの本も面白そうですね。
そうそう本と言えば、柳宗民著「雑草ノオト」を読もうとしているところです。
本繋がりで、その前に読んだ中島京子著「夢見る帝国図書館」も興味深かったです…
上野界隈の風景もですが。

話がそれてしまいましたが、野の花遊びはいいですね。
くっつき虫の葉っぱはいろいろあって興味深いです。
「へクソカズラ」で遊んだ記憶はありません。
大人になってその実でリースを作りましたが。
それにしても、これは「かわいそうな花の名前」リストに挙げられますね。
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自然を尋ねる人さんへ (タッジーマッジー)
2019-07-27 22:51:53
こんばんは。
歴史からすると堂々川の砂留の方が立派です!
江戸時代に築いた砂留はすごいことだと思います。
その石組も素晴らしいですし…
砂留を見ることができた時の感動!
本当に出会えて良かったと思いました。
堂々川のこと、ぜひぜひもっと誇って下さい!

その周囲の自然が豊かなのは堂々川も牛伏川も一緒ですね。
その維持管理はこちらでは県の方もやって下さっています。
私たちの会は山野草の保護が中心です…
明日も夏の外来種除去作業に出かけます!
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素晴らしい自然観察会♪ (みさと64)
2019-07-28 20:14:09
こんばんは。
夏の牛伏川にも、たくさんのお花が咲いているのですね。
「キリンソウ」・・・これも自然の中に咲く花でしたか?
あらやだ! 我が家の庭でも(たぶん)同じ花が咲いてるけど、
園芸種かと思って邪険に扱ってました。大事にしなきゃあ!
ウィキによれば、県によっては絶滅危惧種指定ですって! ビックリ!

「アカタテハ」の幼虫を見つけたとは、これはすごいです!
本当によく見つけましたね!
わたしはまだお目にかかったことがありません。
アカタテハは我が家の庭にもよくきますから、
今度散歩の時に、虫食い跡のあるアカソの葉を探してみよう!

このような場所で「キアゲハ」の幼虫を見つけたのだって、それもすごいこと!
庭だったらフェンネルとか田んぼだったらセリ、
畑だったらミツバやニンジンなどの食草を探せばいいけれど、
こんな自然の中で探すのは至難の業。…で、この葉はなんでしょうね。

もっとビックリしたのが、羽化したばかりの「オニヤンマ」です。
たしかに抜け殻がしっかりと見えてますね。
しかしオニヤンマの羽化直後とは・・・なんとまぁビッグな出会いだったこと!
牛伏川の自然の中では、こんな豪勢な出会いもあるのですねぇ〜
素晴らしい自然観察会です!

それに、絶滅危惧種のミヤマシジミとの出会いも・・・
「ミヤマシジミ」と「ヒメシジミ」は、本当によく似てるのですが・・・
開翅姿のきれいな撮影で、しかもブルーの♂ですから同定ができそうです♪
1 前後両翅のブルー部分を見て、その広がり範囲がミヤマだと思います。
2 後翅の外縁部が半球形のくり抜きになっているのは、
  ミヤマだけなので、やはりこの蝶はミヤマシジミで良いかと思います。

でも、写真の上2つの蝶には異議を申し立てま〜す(笑)
「モンシロチョウ」・・・
 これは「スジグロシロチョウ」の夏型ですね。
「カラスアゲハ」・・・・
 これは「ミヤマカラスアゲハ」ではないかと思います。
 前翅のブルーラインが幅広ければカラスで、
細くてくっきりしてればミヤマですが、
どうやらミヤマカラスアゲハっぽい気がします。自信無いけど…

今日はこの場所で、夏の外来種除去作業だったのですね。
本当にあれこれお忙しいタッジーマッジーさん、
こうして様々な活動に参加されて、本当にご立派です!
見習いたいけれど、気力も体力もなくて情けないです・・・
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みさと64さんへ (タッジーマッジー)
2019-07-28 22:08:53
こんばんは。
やっぱり春が一番花が多いかと思いますが、夏も注目です。
「キリンソウ」…これは牛伏川では群生していて保護しています。
みさと家には普通に咲いているのですね。
それはうらやましいこと!

「アカソ」は「アカタテハ」の食草とのことで、皆で特定…
たくさん葉っぱが食べられていて、そこには何匹もの幼虫がいました!
ここには「アカソ」がたくさん生えていましたので…

「キアゲハ」の幼虫は確かに畑でお目にかかることがあるかもしれませんね。
ここでは私が見つけたのではありません…
目の良い方が見つけて触って角出しも見せてくれました。
この葉っぱは何でしょう…
今度確認しておきますね。
この方がオニヤンマも見つけてくれました!
生い茂る草の中から見つけるのは本当にすごいこと!
おかげで花以外にも注目でした。

チョウの特定…これはチョウに詳しい方が側に居なくて皆で話たことをそのまま…
いかに雑な私の記事かと反省です。
丁寧に解説まで加えて教えていただき、本当にありがとうござます。
訂正しておきますね。
それにしても幼虫やトンボの羽化やチョウに出会えて感激の観察会でした。

そして今日は外来種除去作業…
暑かったのでぐったりでした。
でも、いつもたくさんの出会いをくれる牛伏川の自然に感謝を込めて作業してきました…
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