毎年のこの時期になると市内の「出早神社」の社叢に「キツネノカミソリ」が咲いたと話題になります。新聞記事で見つけて早速出かけました。見頃に咲いている場所や咲き始めの場所と様々でしたが、たくさんの「キツネノカミソリ」に出合えました。「キツネノカミソリ」はヒガンバナ科の多年草でユリのような花が咲きます。「狐の剃刀」の名前の由来はその葉の狭長の形によるものだそうです。
花の色がキツネを連想させ、早春から出ていた葉は花が咲く頃には消えて花だけ咲いているのが奇異でキツネを連想するのかもしれないという説もあるようです。何やら妖艶な雰囲気もある花です。
それぞれの場所で雰囲気の違った「キツネノカミソリ」に出会えました。
この社叢で見かけた他の花たち…「フジカンゾウ」と「ミズヒキ」が目立ちました。どちらの同じような場所に群生していました。
その他には「コバギボウシ」のうす紫の花、「ユウガギク」の白い花が目立ちました。「ヤブカンゾウ」の鮮やかなオレンジ色も目立っていました。
この社叢には様々な「モミジ」が植えられていて、秋の紅葉が見事なのですが、この時期の青々とした葉も美しかったです。
この神社の脇を流れる小川の縁に咲いていた「ボタンヅル」…たくさんの花をつけていました。葉がボタンの葉に似ていること、つる性であることから名づけられています。
この神社脇の小川は流れが急なのですが、そこに「バイカモ」が生育していて、この時期は花が見られました。「梅花藻」の名前のように梅の花のような可愛らしい花が咲きます。
かなり流れの速い場所でも水の流れの中で咲いていて健気です。しばし水辺で「バイカモ」のお花見をしてきました。
毎年恒例の「キツネノカミソリ」の花と「バイカモ」を見ることが出来きました。駆け足でしたがいい時間が過ごせました…
春のカタクリと夏のこの花、そして秋の紅葉…
季節ごとに楽しめる場所ですが、
いつもは本当に人がいない静かな神社です。
フジカンゾウは確かに藤の花と甘草の葉…
甘草と共にマメ科ですから似ていますね。
私も甘草屋敷で甘草を知りました。
それまではカンゾウと言えば萱草ででした(笑)
ボタンヅルはトンヅルとも言うのですね。
センニンソウとの違い…私も間違えそうで調べたものです。
色も花も似ていますもから迷います。
葉を見ないといけないですね。
バイカモは柿田川が有名ですね。
以前に忍野八海でも見た気がします。
私が見たのは全く規模の違う小さな小川のバイカモ…
しかも年々少なくなっているようで、2か所しかありませんでした。
でも流れの中で咲く花は愛おしくてじっくり眺めてきました。
ほんの小さな神社で驚かれるかと思いますが、
機会がありましたら足を運んでください。
めぐる季節をありがたく見せてもらいアップしています。
そちらではキツネノカミソリは見かけませんか、
そういえば原村でも見かけませんね。
野原や山より何となく
お寺や神社の庭に合いそうな花です(笑)
と言っても他のお寺や神社で見たことがありませんが…
ご近所さんでもブログのコメントでも
その時期になると同じような会話を交わす…
そんなふうに年を重ねるのも良いなと思います!
この神社の境内では春はカタクリ、秋は紅葉と
夏のキツネノカミソリと合わせて
季節ごとに楽しめます。
小さいですがなかなか良い神社です。
見事な群落ですね~。
「出早神社」の社叢・・
ここではいつも何かのお花が見られるようですね。
あ、フジカンゾウもこんなに咲いている・・
我が裏山入口にはほんの2,3本咲いていたものですが
昨年「除草」されてしまいました。
「花は藤の花に、葉は甘草の葉に似ている」って・・
萱草ではなく甘草・・あまり見かけないのでは?と
「甘草屋敷」で見ている私は「自慢げ」
「ボタンヅル」!
義父は「トンヅル」と呼んでいました。
近くに「センニンソウ」も咲いていましたので
よく見ると「確かに違う」と思っても
別の場所で見ると「あれ?どっちだっけ?」と忘れてしまっていました。
「バイカモ」!
今年は柿田川に見に行こうといっていた夫ですが
行けず終い。
そうでした! ここ「出早神社」!!!
(タッジーマッジーさんのブログで知ったのですが
「バイカモ」は「柿田川」だけがインプットされていました。
柿田川より行きやすいし、「シルク博物館」にも近い。
「来年は出早神社!」
楽しみが増えました。
昨年もタッジーマッジーさんのブログで
拝見した記憶があります。
そもそもキツネノカミソリとは、どういう植生
なのか? 鎌倉では見かけません。
原村でも見かけないです。
Wikipediaによると、本州には広く分布
しているらしい。
なーんて会話は昨年もしたかもしれませんね(笑)
でも会話なんてそんなものかもしれません。
毎年その時期になると同じような会話を
近所の人としておりますが、それをブログ上に
書き込み、やりとりしているようなもの。
この神社はずいぶんと境内内に植物が
あるのですね。それもまた良いこと。
石とコンクリートばかりの神社と違い、
神様が昔からいらっしゃりそうです。