錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

ほぼ毎日更新:令和2年の涸沢紅葉の見頃予想とアクセス・温泉その他の様々な情報(過去6年の紅葉見頃情報と写真付き)

2020-10-01 11:07:28 | 涸沢
令和元年(2019年)版のアクセスが非常に多くなってきたので
コロナ下の令和2年の涸沢の紅葉情報とその他の最新情報を追加して「令和2年版」としてアップする事にしました。

  涸沢の紅葉、行くはよいよいコロナは怖い、怖いながらも通りゃんせ?
  今年の涸沢紅葉登山は、コロナに感染して本当の涸沢地獄になる恐れがあると考え、
  涸沢病の錆鉄人ですが、今年の涸沢紅葉登山は断念する事にしました!

◎令和2年(2020年)版

10月1日 9月30日の最低気温は2℃との事。冷え込みとともに紅葉が進行しています。
     今後は「自分が見た紅葉が一番きれいだった!」と思い込めば良いだけです。

9月30日 涸沢ヒュッテの紅葉情報2020が9月27日からアップされています。(以下は涸沢ヒュッテのFBから)
     27日:「上部は5割程度の色づき」(私見:これは緑から変色した樹々の割合と今気付きました)
     28日:「3℃まで冷え込み、色づきが進みました」
     29日:初氷(錆鉄人は九重の坊がつるで幕営していましたが、29日朝の気温は6℃でした)
        写真を見ると、紅葉の進み具合は去年と同じ位に見えます。きょねは数日後には枯れてしまいましたが、
        ナナカマドの紅葉を見ると今年は良さそうに思われますが、10月3日、4日の天気は良くなさそうです。

9月26日 涸沢ヒュッテの紅葉情報「紅葉は4割程度で最盛期は10月」との発表ですが
     実際には紅葉が始まったばかりです。

9月25日 以前から紅葉が遅れているので空きのある10月12日、13日の予約をお勧めしていましたが
     本日、10月12日の予約が満室になっていました。
     26日、27日の紅葉はまだ走りと思われますが、予約した人はヒュッテの経営の為に宿泊をお願いします。

9月24日 涸沢ヒュッテの紅葉情報「現在紅葉は2割程度。見頃予想は月末~10月初旬。防寒対策として手袋+帽子も必要です。」
     槍ヶ岳山荘では初氷観測「稜線付近のは草紅葉が色づいています。紅葉の見頃は月末~10月初旬あたりの予想です。」
    
       9月24日の槍ヶ岳山荘直下の紅葉状況(槍ヶ岳山荘HPより)
       今後の冷え込み次第ですが、紅葉は例年より相当遅れているようです。

9月22日 4連休の涸沢のテント数(涸沢ヒュッテのFacebookより)
     9月19日:300張り以上 20日:850張り 21日:600張り(トイレ行列の「密」に注意しましょう!)
     9月26日は1500張り位になりそう!(おお怖!)
     今朝のモルゲンロートの写真を見ても紅葉は全く進んでいません。
     例年だと赤く染まっているヒュッテ横(キャンプ場側)のナナカマドも緑色で、紅葉は10日程遅れている状況です。
    
         (涸沢ヒュッテ Facebookより)
     この後は紅葉が加速すると思われますが、錆鉄人は紅葉最盛期は10月10日以降ではないかと予想します。
     従って10月12日空室あり、13日以降は余裕!という事なので、宿泊予約をお勧めします!
     【上高地から帰りのバスに注意】
     この4連休、上高地から沢渡方面へ戻るバスが最大3時間待ちで、行列は河童橋を超えた所まで伸びていました。
     9月27日、10月4日も同等の大混雑が予想されますので、余裕を持って下山しましょう!
     *周囲の人と話し合ってタクシーの相乗りがお勧めです。
      4人で乗れば1人1,150円でバスの往復切符の片道料金と同等になります。
      従って、バスで上高地に入る場合は片道切符にすることをお勧めします。
      (沢渡でも相乗りを行えば、バスの往復料金と同じで、はるかに早く快適に移動出来ます。)
     ちなみにバスターミナルから沢渡Pまで焼く13.5km、歩けば3時間以内と思われます。

9月18日 例年だと15日頃から涸沢ヒュッテが紅葉情報をアップしてくれるのですが、今の所出ていません。
     やはり紅葉が遅れている為ではないかと思われますが、
     新型コロナ対策で宿泊人数を絞った為に、スタッフの人数が少なくなってアップする余裕がない為かもしれません。
     予約に関しては、前日でもキャンセルで空きがある可能性があるので諦めず電話してみましょう。
     *ヒュッテ直通電話(090-9002-2534)

9月16日 14日~15日は槍ヶ岳登山(幕営)をしていましたのでアップ出来ませんでした。
     15日現在の飛騨沢上部はまだ紅葉していない状況でした。
     涸沢から尾根を隔てた西側でほぼ標高も同じなので参考になると思われます。
    

    

     涸沢ヒュッテのfacebookに今日の涸沢カールの写真がアップされていますが、全く紅葉していません。
     しかしながら、18日の発表では3分とアナウンスされるかもしれません。(4連休の宿泊客確保の為)
     それでも天気にも恵まれそうで素晴らしい涸沢を味わえそうなので予約された方はキャンセルせずに宿泊しましょう。
     (今更、紅葉最盛期の予約は出来ませんから!)

9月13日 8時半の時点でも10月12日の空きが多いようです。
     当然、13日も満室にはならないものと思われますので、ここを狙うのがお勧め!
     紅葉状況の推移とともに満室になると思われます。

9月12日 10月12日の予約状況は10時45分の時点で「残り僅か」になっていません。
     涸沢ヒュッテの紅葉情報は例年では9月15日頃から発表されますが、
     ヒュッテ発表の「3分」とか「5分」とかいうのはかなり誇張されているのでご注意下さい。
     錆鉄人の経験では10月10日に最盛期の紅葉を見た事もあり、
     今年の紅葉は遅れそうな予想なので、12日以降も見ごろの可能性があると思われます。
     上高地~横尾までの紅葉を見て、涸沢で雪の穂高連峰を楽しめるのが10月中旬の醍醐味です。

9月11日 予想に反して10月11日の予約が(今の所)少ないようで、10時半過ぎてもかなり残室がある模様です。
     (常時見ているほど暇ではありませんので、いつ満室になるか・・・)
     今年の紅葉は遅くなる可能性が高く、10月11日以降の宿泊もずばりお勧めです。

9月10日 紅葉の進み具合を書きたいのですが・・・まだありません。
     (facebookのパノラマコース開通の写真では「高所」のナナカマドが赤くなっていますが・・・)
     10月10日の予約は9時前に満室となりました。12日まで満室になりそうです。
     10日を過ぎると涸沢の紅葉は終わっている可能性が高いと思われますが、
     上高地から涸沢までの紅葉も見事なのでお勧めです。
     小屋の経営の為にも出来るだけご宿泊をお願いします。

9月9日 群発地震で崩壊が多数発生した為に今年度の開通が危ぶまれていたパノラマコースですが
    涸沢ヒュッテのご努力で9月8日開通しました。
    パノラマコースは横尾~涸沢間のう回路ですが、上級者向けの難コースなのでご注意下さい。

    【行くべきか、行かざるべきか】
    涸沢病の錆鉄人ですが、涸沢の紅葉を見に行くかどうか迷っています。
    本年度の最初(一番下)に書いたように新型コロナに感染する恐れが高いと思うからです。
    予約状況を見ると凄い早い時間に満室となっていますが
    テントのほうが感染リスクは低いと考えてテント泊する人が例年以上となる可能性も高く
    今年も超過密の涸沢となることは間違いないと思われます。
    人が多く集まれば保菌者がいる確率が高まり、テント泊でもトイレなどで感染する可能性があります。
    涸沢の紅葉は来年以降もあるので、常識的には「自粛」ですが・・・

(9月8日以前の情報は容量制限に為に削除しました)

   ◎幕営の混雑状況の予測
    これは全く読めません。
    ただ、8月の状況は例年より少なかったのは間違いありませんが、
    小屋泊まりよりテントのほうが安全性が高いと考えて幕営した人が多かったようです。

   ◎アクセス
    沢渡から上高地BTまでのシャトルバスの咽喉本数は例年より本数が少なくなっているように
    今年は上高地に入る登山者・観光客は少ないと予想されているようです。
    9月19日からの4連休ではバスの待ち時間が3時間にもなったようです。

8月25日 小屋のコロナ対策等に関して

(1)登山と山小屋における一般的なコロナ感染のリスク(いずれも保菌者がいた場合)
   1.電車、バス、タクシー乗車による感染
     いずれも換気はほとんどできない状態であり、ソーシャルディスタンス以前の「密」な状態が長時間続く
   2.登山中の感染
     登山中は呼吸が荒く呼気が遠くまで到達するが、登山道は狭く、すれ違い時に感染する可能性が高い
     (登山道でのあいさつは止めるように指導されています)
     *すれ違い時に道を譲った人は、登山道とは反対向き(後ろ向き)に立つようにしましょう!
   3.山小屋での感染
     部屋の換気は不可能に近く、就寝スペースは非常に狭い上、登山による疲れで大いびきをかく者が多く
     飛沫が広い範囲にまき散らされる。
     対策としてグループごとに仕切り板で仕切ったとしても、建物全体に呼気が充満する状況なので実質的な効果は低い。
     トイレのドア等からの感染、食事時の感染の可能性は非常に高い
     特に涸沢はトイレ待ちが長蛇の列となり、この間の感染の可能性も高い
     *一般的な家に数十人が滞在・宿泊するのとほぼ同じであり、某国のミサや昼カラオケ以上に危険な状況と言える。
  
(2)山小屋のコロナ対策
  (設備等の消毒や検温、手指の消毒、館内でのマスク着用などの一般的なもの以外)
  

 【涸沢ヒュッテのコロナ対策】
  1.予約以外の宿泊は受け付けてくれません。(注意!)
  2.定員160名の所、宿泊者を130名として「密」を減少させる。
  3.テント泊の制限は無いが、食事の受付は無し(売店での軽食は可能)

 【涸沢小屋】
  1.予約以外の宿泊は受け付けてくれません。(注意!)
  2.予約を定員の半分にとどめる。
  2.食事テーブルをアクリル板で仕切り飛沫防止を行っている

(3)コロナ下での夏季の人出の状況

  両小屋とも定員に達した日でもキャンセルがあり、予約無しの宿泊を受け付けていないので「満員」とはならなかった模様
  テント数は8月11日(火)で260張(涸沢ヒュッテHPより)
  小屋以外に、シャトルバスや登山道での感染の恐れもあり、
  今紅葉期の人出は例年より少ないという予想もあるが、それを見越して幕営が例年以上に増加する可能性も考えられる。

(4)登山者のマスク着用に関して
  登山者は登山中もマスク着用が推奨されますが
  マスク着用では息が上がってしまいそうです。
  戸外であり一般的には密集とはかけ離れた登山なので
  マスクは着用しなくても良いだろうと考える登山者が多いようで
  8月に白山と焼岳に登った時、
  出会った登山者でマスクを着用していた人は約1割でした。
  ただし、小屋などの人が密集する施設ではマスク着用が必要なので
  最低限、マスクを携行してください。
  

【以下は令和元年版、20181年版・・・と続きます!】

(2019年の最終更新日:10月15日)
  *2019年の涸沢の紅葉は残念ながら平年以下でした。来年の紅葉に期待しましょう!

 
9月の声を聞くと共に今年もうずき出しました「涸沢の紅葉登山病」


  (2014年の紅葉:錆鉄人撮影)

「おとうさんが毎年涸沢、涸沢って言うのは病気だったのね!」
錆鉄人と天女(病人の付き添い看護婦)は2017年まで5年連続紅葉の涸沢に行っていたのですが、2018年は行きませんでした。
(2017年は夏も幕営し、合計10回ほど行っています)
今年は町内会長(区長と言います)をしている関係で、ほとんど旅行や登山に出かけられずにいるのですが
今年も涸沢病が発生し、
「おかあさん、涸沢に行きたいよ~。もう今迄みたいにヒーヒーハーハー歩かなくていいようにするから・・・」
錆鉄人がおずおずと天女に言うと
「涸沢はもういいんじゃない?」と言っていた天女でしたが、
「病気だからしかたがないわね!」
と「転地療養」に付き添ってくれる事を承諾してくれたのです。
という事で、錆鉄人は一気に元気が回復したのですが、天女にバレないようにしています。

(以下は2018年版に大幅加筆訂正)
涸沢の紅葉は上高地バスターミナルから歩いてコースタイム6時間以上
しかしながら、涸沢に泊まろうと思うと布団1枚に3人が常識(当然、それ以上も・・・)
天場はモレーンのガタガタ石をなるべく平らになるように並べただけの所で
テントが破れなければ儲け物と思える劣悪な環境の所に最悪2000張り
トイレは最悪3時間待ち、売店で生ビールやおでんを買おうとしても長蛇の列
やっと買ったおでんは生煮えのおまけつき(それでも買えただけましかも・・・)

確かに涸沢の紅葉は素晴らしいのですが・・・
行くも地獄、ヒュッテに泊まるも地獄、テント泊もまたまた地獄、
そして続々と登って来る団体登山者の通過を待っていなければならない下山も地獄
まさに錆鉄人の感動理論「感動は流した汗に比例する」を体現させてくれる「感動の聖地」ですが
そこまでして行くべき場所かと言うと・・・
「なのに何故、君は行くのか、そんなにしてまで」と言わざるを得ません。

それでも行くのは「病気」としか思われません。
それを知っても行くのは「重態」としか思われません。
「それでも行きたいの?涸沢詣で」

  山のあなたの空遠く
  涸沢あると人のいふ
  ああ、われ人の多さに疲れ果て
  涙さしぐみかへりきぬ
  山のあなたになほ遠く
  紅葉あると人のいふ
     (錆 ブッセ)


2016年は紅葉が見頃を迎える前に枯れてしまうという悲惨なもので、
2017年はなかなか天候に恵まれなかったのですが、やはり地獄はますます地獄化するばかり。
という事ですが・・・紅葉予想の前にまずは

【混雑予想】
涸沢ヒュッテの「混雑」を幅90cmの敷布団1枚当たりの就寝人数でいえば(錆鉄人の予想ですが・・・)
  【混雑】敷き布団1枚あたり2人程度
  【かなりの混雑】敷き布団1枚あたり3人程度
  【予約受付停止】敷き布団1枚あたり3人以上
山小屋は宿泊希望者を受け入れなければ戸外で凍死する可能性があるので、
基本的に予約なしの宿泊者を受け入れるので、それを加味した予想ですが、
天気が良ければ「深刻な混雑」となると思われます。
(布団1枚に7人だった事があったと聞いた事がありますが、真偽のほどは不明です。)


【2019年の紅葉情報】

2019年の涸沢の紅葉の特徴:例年より「かなり」遅れ気味で、10月1日が紅葉のピークで後は枯葉になりました。

  〇錆鉄人の紅葉最盛期の予想

   紅葉は気温の影響で進行が代わり、今年はこれまで冷え気味が少ない関係で遅れていますが、
   台風が過ぎると一気に飽きが深まり、紅葉の一気に進むと考えられ、
   10月5日、6日の週末が最盛期で12日~14日の3連休まで見頃が続くと予想していましたが、
   台風の進行が遅くなり6日までは気温が高めなので、7日以降に紅葉が深まり見頃になると思われます。
   (5日、6日頃まは「黄葉」中心で、「紅葉」が見事になるのは7日以降と思われます。)
   この期間中では、涸沢ヒュッテのレンタルテントが10月8日~10日の3日間だけ予約可能(9月24日現在)となっており
   涸沢でゆったりと寝たいけれどテントを担いでは行けない人にお勧めです。
   (2名以上、一人9,000円+幕営料1,000円。シュラフ2,000円、銀マット1,000円でレンタル可能
    涸沢ヒュッテで食事可能:夕食2,500円朝食1,500円 弁当1,000円)

「9月21日 やっと涸沢ヒュッテが紅葉情報2019をアップしてくれました。」
  (以下の写真はこの情報からコピーしています)

10月13日 涸沢ヒュッテ:下部はまだ葉が残ってくれています。
     
     涸沢カールは完全に枯葉です。上高地~涸沢カール以下の紅葉を楽しみましょう!
     
     連休も終わり涸沢ヒュッテの地獄状態は解消したと思われますが、
     涸沢ヒュッテがいつまで宿泊可能かはホームページを見る限り分かりません。

10月10日 涸沢ヒュッテ:最後の晴天日になりそうです。
     

10月9日 週末は台風の襲来で紅葉鑑賞には不向きです。(ほぼ直撃なので12日の幕営は命がけと思われます)
     4日の台風崩れの温帯低気圧が日本海を通過しましたが、
     涸沢は盆地なので風は弱いだろうという想像(願望)に反し遅くまで風雨が強かったです。
     台風通過後の13日入山がお勧めです。
     下記のように涸沢カールの紅葉は途中から枯葉に変わってしまいましたが、
     今後は上高地~横尾~涸沢間の紅葉が見られるのである意味「お得」かもしれません。

10月7日 涸沢ヒュッテ:下部も色づきが進んでいます。
    
     4日登った時よりずいぶんと紅葉が進んでいます。枯れずにきれいに染まって欲しいものです。

10月6日 涸沢ヒュッテ:雲が多いですが、時折の陽射しで葉が輝きます。
    
     5日の時点でカール付近及び上部は残念ながら紅葉が進む前に「枯葉」が多くなっていて、鮮やかな赤はほとんど見られません。

10月5日 4日台風一過の好天を狙って強風豪雨の涸沢幕営を敢行し、5日雲一つない涸沢の紅葉を満喫し、パノラマコースで帰って来ました。
     涸沢の紅葉は危惧していた通りヒュッテ周辺のナナカマドは枯葉、涸沢小屋左の森も枯葉が目立ちましたが、その上の紅葉が綺麗でした。
     本当は今日も幕営して涸沢の混雑地獄を実況する予定でしたが、姉の嫁ぎ先のお母さんが危ないという連絡で急遽帰宅しました。
     (昨日夜9時頃帰宅しました。6日お通夜7日葬式となり間に合いました)
    

     

     
      (ヒュッテからパノラマコースを進み5分ほど歩いた所の撮影ポイントから)

     
       (屏風のコルから屏風の耳へ10分ほど登った所から撮影)

10月2日 友人が涸沢の写真を送ってくれたのでアップします。
     
     もう少し明るければもっときれいだと思いますが、それまでに出発したものと思われます。

10月1日 涸沢ヒュッテ:台風の影響さえなければ、今年は長く楽しめそうです。
     

     今日、広島在住の友人が涸沢小屋泊りで入山しました。
     彼がLINEで送ってくれた朝の河童橋からの風景です。
    
     涸沢小屋からの写真は送ってきていません。電波がつながらないのかな?
     明日は奥穂から吊尾根だけ沢小屋泊まりとのことです。

9月30日 台風の予想進路は今朝でもあまり変わっていなくて、4日午後に涸沢に「最接近」の見込
     台風による風雨の影響は平地とは比較にならない為、台風が通過した5日以降が無難と思われます。
     尚、紅葉がある程度進んだので涸沢ヒュッテの紅葉情報は、今後毎日更新されるのではないかと思われます。
     例年通りだと黄葉はこれから数日でピーク、紅葉はその後伸展してピークは来週の中頃ではないかと推測します。
     涸沢ヒュッテ:ナナカマドは少し遅れていますが、見頃を迎えました。
      
      2017年の9月24日頃とほぼ同等と思われますが、
      この後の進行は冷え込みによるので2017年と同じとは限りません。

9月29日 紅葉が遅れている所に追い打ちをかけるように台風の接近で、10月4日頃まで「大荒れ」となる可能性があります。
     たとえ地元の松本の天気予報では曇りであっても、山は大雨と言う可能性があります。
     台風一過の5日、6日が天気予報も晴れの見込な上、この頃から紅葉も見頃を迎えるのではないかと予想され(錆鉄人の予想)
     今年は三連休の14日頃まで涸沢の紅葉が楽しめるのではないかと思われます。
     ちなみに曇りと晴れでは紅葉の鮮やかさがまったく違って見えるのですが、それはそれ。
     どこかにも書いていますが、自分が見た紅葉が一番良かったと「思い込む」事が大事です。
     (涸沢の)紅葉は盛りに、月は隈(くま)なきをのみ見るものかは(錆 兼好)

     涸沢ヒュッテ:朝晩の冷え込みがない為なのか、ヒュッテ下部はまだ色づきません。
            上部は少しづつ進んでいます。
       

9月28日 涸沢ヒュッテ:「5~6割です。」
    
     涸沢カールの向こうの斜面を意識的に写していないのは、実際はまだ5~6割に達していない為ではないかと思われます。
       28日の涸沢小屋後ろの紅葉(27日よりはかなり紅葉が進んだ様子です)
       
     それにしてもテントがやけに少なく見えますが、今朝の幕営者達がテントを撤収して下山したからと思われます。
     土曜日なので今夜は1000張り?

9月27日 冷え込みにより紅葉が進んだのではないかと思っていましたが、公式発表は無し。
     24日や22日の写真を見て思ったのですが、ナナカマドの赤が茶色っぽく見えるのは
     紅葉ではなく「枯葉」となっているのではないかと危惧されます。
     今年の紅葉は外れかも?

9月26日 涸沢ヒュッテ:「4~5割程度です。」
     実際はそこまで進んでいません。やっと紅葉が始まったばかりですが、下記のように大混雑分散作戦です。
      

9月24日 涸沢ヒュッテ:「2~3割程度です。」との表示ですが、
     ヒュッテの横のナナカマドを入れて「偽装」しているだけで、22日とほとんど変わっていません。
     (紅葉期の涸沢の大混雑を分散させる為のヒュッテの苦肉の策なのでご理解下さい。)
     ただし、今朝から明後日まで放射冷却による冷え込みである程度紅葉が進むと思われ、
     今週末の涸沢はそれなりに満足出来るものと思われます。
     ただし、最盛期は10月5日、6日の土日と思われます。天気予報も晴れなので涸沢地獄に拍車がかかりそうです。
     お勧めは10月7日以降、涸沢地獄は緩和されると共に、上高地~横尾、涸沢までの段階的な紅葉を満喫出来て「お得」です!
        
   
9月22日 涸沢ヒュッテ:「1割程度の色づき」との発表。
     涸沢小屋の左に連なる森の下のほうがかすかに色付いた感じです。
      
  facebookでは昨年より4~5日遅れと記されていますが、実態はそれ以上の遅れと思われます。

9月22日 紅葉情報は更新されていません。
     台風によるフェーン現象で気温が高くなる為、紅葉はさらに遅くなる見込みです。(錆鉄人予想)

9月20日 涸沢ヒュッテ:「残暑が続いたため色づきが遅れています。」
     涸沢カールでは草紅葉が始まっていますが、木の紅葉はまだ進んでいません。
  

9月15日の涸沢カール
     
     残念ながら21日から23日の天気は台風の影響で雨のようですが・・・


【2018年の紅葉の見ごろ】

◎9月24日現在の紅葉の見頃予想(錆鉄人の)は、ズバリ9月27日(木)~28日(金)

 23日の紅葉情報では去年の25日に近い状態と判断出来るので、天気予報も加味して見頃は27日~28日と前倒ししました。
 土日の天気が悪化しましたが、紅葉は最盛期、ますます高まる人気で空前の宿泊客となり、阿鼻叫喚の混雑が予想されます!
 涸沢ヒュッテの混雑予報では28日(金)はピンク(混雑予想)でその前後は全て「激混みの赤(かなりの混雑)」
 従って涸沢の紅葉見物に行って涸沢ヒュッテに宿泊するなら28日がお勧めです。
 (当日の予約なし客で混雑は違ってきますが・・・)
※予想通り28日が好天で絶好の見頃となりました。


涸沢ヒュッテのHPの発表と錆鉄人の寸評

<2018年の涸沢紅葉情報>
10月7日以降 おそらく紅葉情報は終わりです。
10月6日 コメント無し
     稜線は明らかに「枯葉色」が主流です。
     それにしても予想を下回るテントの少なさは、金曜の入山だったからでしょうか?
     紅葉は上高地から横尾辺りまでが見頃かもしれません。
10月5日 コメント「本谷~涸沢間が見頃です。」
     鮮やかさに欠けるのは曇り空のせいもあると思いますが、枯葉になるのが早いように思われます。
10月2日 コメント「昨晩、雪が舞いました。朝ほんのり稜線に、その名残が見えました。」
     若干鮮やかさが欠けてきたようですがなだ十分見応えはあります。
     この日もテントは非常に少ないのですが、ヒュッテは大混雑だったのではないかと思荒れます。
     (小屋泊まりはツアー客が多く天候にかかわらず「強行登山」をするからですが
      幕営の人は天気予報を見て取り止めたり延期したり出来るからです。)
     例年だとこれ以上の紅葉情報の追加はないのですが、今年はどうでしょうか?    
9月30日 コメント無し
     29日以降雨または曇りの天候のせいか、紅葉も鮮やかさが欠けて見えます。
     鮮やかな赤に染まるナナカマドが茶色く見えるのは光がないからでしょうか?
     別ブログで本歌取り「葉の色はうつりにけりないたずらにわが身家(や)にいてながめせぬまに」をアップしました。
9月28日 コメント不要の素晴らしい紅葉です。
9月26日 「最盛期となりました。」
     一気に紅葉が進行していますが、錆鉄人的には最盛期はもう1~2日後で、
     今週末まで見頃は続くと思われます。
9月25日 「下部も色付いてきました。」
     上部も見応え十分、もういつ行っても不満を感じないはずです。(紅葉に関しては・・・)
9月22日 「日照時間が少ないですが全体で4割程度、進んでいる所は5割位」との発表
     確かに18日と比べて紅葉が少し現れていますが、これで4割とは!
     ここまでの紅葉の進行はほぼ昨年並みと思われます。
9月18日 「2割程度の紅葉」と発表されましたが、実質的な変化がほとんどないのは昨年と同じです。
     光の状況でもっと違う事もありますから
9月17日 サイドメニューに「紅葉情報2018」が表示されました。
     内容は16日のFACEBOOKと同じものです。
     この頃は紅葉の進む速度は緩やかなので数日置きのアップとなると思われます。
9月16日 涸沢の初めての紅葉情報「紅葉は1割程度の色付き」
     
   (写真は涸沢ヒュッテのFacebookより)
     ナナカマドのかなり紅葉した葉が一緒にアップされていましたが、
     斜面の樹に紅葉は見られず、その上のほうの草が黄色くなってきている状態で
     去年の9月16日の写真とほぼ同じ紅葉の進行状況ではないかと思われます。
     ズバリ!今年2018年の涸沢の供養のピークは9月29日~30日と「予言」します。
     (その後の気温の低下具合で予言日は変更します。)



2017年の紅葉の涸沢ヒュッテのHPの発表(紅葉状況 2017年)
【注:ここで紹介する写真は昨年の涸沢ヒュッテの紅葉状況2017年から引用させていただいています。】
 9月16日 色づきはじめ 1割
      涸沢槍のすぐ下の草が黄色く染まっています。
 9月18日 2割程度の色づき
      16日とほとんど変化がないように見えますが、よく見ると涸沢小屋の左に拡がる森の中が一部赤くなってきています。

 9月21日 3割ほどの色づき
      18日の写真と比べると紅葉した時に一番見応えのある「森」が全体的にかすかに色づいています。
      
 9月22日 色づき具合のコメント無しで写真のみアップされました。
      21日とほとんど変わりない感じですが、大写しの木々が枯れていないので今年の紅葉は期待出来そうです。
 9月23日 「4割程度になってきました」との表示で、確かに「森」の部分が赤っぽくなってきました。
      ただ4割というのはオーバーな気がしますが、涸沢詣での客足を分散させる為には仕方がないでしょう。
      
 9月24日 「5割程度です」との表示、雲一つない青空を背景にきれですが、実際はまだ3割程度と思われます。
      23日とは明らかに紅葉が進み赤や黄色が目立ってきました。
      
 9月25日 「ヒュッテ周辺はまだ色づきが浅いですが、上部の紅葉は6割。刻一刻と変化しています。」
      24日とよく見比べると紅葉が進んでいる事が分かる程度。実質3~4割程度
      
 9月26日 「上部の紅葉は7割以上の色づきとなり 見頃を迎えました。」
      確かに青空に紅葉が映えて綺麗です。これから赤の発色が進むはずですが、27日、28日の雨が心配です。
 9月27日 涸沢ヒュッテの発表を待つまでもなく「もういつ行っても」大満足出来る紅葉です。
 9月30日 
 10月1日 
 10月8日  

という事で、28日(木)は雨の天気予報だったので涸沢も空いているはずと考え
雨の中を涸沢まで行ってテントで2泊したのですが・・・予想に反して混雑していました。
29日(金)さらに登山者が増えテントも増えました。
30日(土)朝早く下山しましたが、この日(夜)の涸沢ヒュッテは布団1枚に4人、テントは1,400張りだったとの事です。

紅葉は強い冷え込みがあれば一夜で進む事もあれば、
強風が吹けば一夜で落ち葉となって消えてしまう事もあるので
「自分が行った時が一番良かった!」と思い込む事が大切です。

また10月初めになると降雪がある事もあり、
青空と雪山と紅葉の三段染めの景色が見られれば最高です!
(錆鉄人はまだ経験していません)

*参考までに
錆鉄人と天女が涸沢に行った過去5年の紅葉の写真と見頃について
(カメラや設定が変わっているので同じ色でも同じではなく、目ではもっともっと綺麗に見えていたと思い込む事が大事です!)
紅葉する場所が年によって違っている所を特にご覧ください。

2017年9月29日の写真

  詳しくは https://blog.goo.ne.jp/sabitetsujin/m/201709 

2016年9月27日の写真
まだ「赤」くなっていないので本当のピークは数日以上後のはずですが、以降は枯れてしまいました。


2015年9月24日の写真
雲り空なので写真写りは今一ですが、見た感じではもっと綺麗でした。ピークはこれから(28日~30日頃)


2014年 9月27日の写真
ピークはこれから(赤の発色が枯れ葉色なのはカメラのせいか?)


2013年 10月7日
赤と黄色のバランスから言えばほぼピークと思われます。



【宿泊に関して】

涸沢ヒュッテ(宿泊定員約170名)と涸沢小屋(宿泊定員約100名)がありますが、
2019年の宿泊料はどちらも1泊2食付きで10,000円です。(2019年の槍ヶ岳山荘は10,300円でしたが・・・)
2016年までは、紅葉シーズンの予約は9月初めには「終了しました」と出ていたのですが
去年から出していないと言う事は「予約可能な日がある」というより、来るものは拒まずという山小屋の本能でしょうか。
ただし、涸沢ヒュッテの混雑予想のページ下欄には
以下のように書いてありますので覚悟の上で宿泊して下さい。
(去年と全く同じ文言です)

  紅葉の季節はシーズンで1番混雑します。
  1枚のお布団で2~3名様ご一緒になり、
  ご予約されてる方も到着順でお部屋にご案内致します。
  申し訳ございませんが、ご了承の上お越し下さいませ。


昔、布団1枚に7人という事があったという話しを聞きましたが、本当かどうかはわかりません。
布団1枚に2人なら「ラッキー!」
布団1枚に3人なら「普通!」
  真ん中の一人は反対向きに寝ます。臭い靴下は厳禁です。
布団1枚に4人なら「しかたがない!」
  トイレに行ったら、もう絶対に布団では寝られません。
布団1枚に5人以上なら「ヤッター!」と大喜びしましょう!
  どうやって寝るのか想像できませんが、「死ぬまで誇れる怪奇体験」が出来ます。 
(なお、貸しテントもあるのですが、7月中に予約終了となっています。)

(涸沢小屋)
涸沢にはちょっとした高台に涸沢小屋があります。
涸沢小屋は涸沢ヒュッテより宿泊人数が少ないのですが、
人気の差によって涸沢ヒュッテよりは混雑度が低いのではないかと思われます。
涸沢で連泊するなら連泊割引がある涸沢小屋がお勧めです。
山の斜面にあるので、涸沢小屋のから紅葉の山を見るには若干不向きですが、
紅葉以上に色とりどりのテントの灯り見物が出来ます。

【宿泊の狙い日】
ズバリ!ねらい目の日はありません、いつ行っても地獄を覚悟しましょう!
2017年は朝から雨で翌朝は晴れの予報の日に出かけました。
涸沢に行く人は「生粋の山屋」は少ないと思われるので、
雨の中の登山を好まず、予約をしていても行かない人が多いに違いないと思ったからですが
(山小屋は「今の所」キャンセル料を取りませんから・・・)
ヒュッテも天場も結構な混雑で、ヒュッテは布団1枚に2人だったそうです。(テント400張り)
山の天気は予報通りでない事が多く、雨の予報でも降らない事もあります。
(逆に、雨の予報でなかったのに降ったという場合のほうがはるかに多いのですが・・・)


【幕営に関して】
小屋が混雑するなら、重くてもテントを担いで幕営するしかないのですが・・・
涸沢は氷河が残したモレーン(堆積)が積み重なった所であり、
テント場はそれらの石をなるべく平に置いただけなのでデコボコの激しい事!
常識的にはテントを立てるなんて考えられない場所ばかりなのですが「超絶我慢!」
(90cm✖180cmのコンパネを500円で貸し出していますが、枚数に限りがあります)
こういう天場なので大きなテントは張るのが困難!2~3人用がベターです。
最盛期は2000張りを越える事もあるという事なので、テント場ばかりかトイレも激混み!
トイレ待ち3時間という信じられない状況もあったとの事ですが、
30分~1時間待ちは覚悟して早めにトイレに行きましょう。

(トイレのコツ)
ほとんどの人が眠っている早朝(出来れば4時前)に済ませるのがコツです。
4時頃から天場はざわつきだしますので、それで起きてすぐにトイレに行っても間に合います。
5時以降は長い行列(特に女性)となり、モルゲンロートを見ようと思ったら4時起きを奨励します。

  【幕営のコツ】
  上記のように「良い天場」はないと言っても過言ではありません。
  コンペねを1日500円で借りられますが、2019年10月5日(土)の朝9時にはコンパネは1枚も無くなっていました。
  前日の暴風雨でヒュッテに宿泊した人が早々にテントを立てる為に借りてしまったからです。
  暴風雨でなかったらその人たちが前日から借りている事になるので、やはりコンパネは払底していると思われます。
  つまりコンパネを当てには出来ないという事です。
  幕営の受付は午後3時頃からなので、涸沢に着いたらすぐに適当な場所にテントを張ってしまい、その後で受付します。
  幕営する場合はヒュッテのある高台に登らず、手前の涸沢小屋方面へのルートで天場へ行くほうが早くて少しだけ楽です。
  
  幕営受付小屋(天場のほぼ中央にある)とコンパネ
  
    幕営料金1,000円/人・日 コンパネ1枚500円/日
    受付をすると表札のようなものをくれるので、テントに見えるようにぶら下げて置きます。
  
  【涸沢幕営用特別装備品】
  テントマット
    天場は全てごつごつした岩の上でテント底を保護するマットが必需本です。
    (コンパネを500円で借りられますが、数に限りがあって亡くなってしまいます。)
    代用品として安価で透湿性のない厚手のブルーシートがお勧めです。(必要な大きさに切って持って行きます)
    天女さんちでは断熱とテント底の保護を兼ねてプチプチシートも併せて持って行きます。
  携帯トイレ
    涸沢の紅葉期のトイレ事情を考えると携帯トイレは必需品と言えるでしょう。
  錠前(鍵)
    最近、テントや中に置いた羽毛シュラフなどが盗難にあったというニュースが続発しています。
    テントの入り口はチャックが2つになっているので、φになる時はそのつまみ同士を錠前でつないでおきます。
    
    天女さんちは海外旅行で便利なTSAロックにしましたが、百均で216円
  防寒対策品
    涸沢では紅葉期には氷が張ったり降雪がある事もあるので、それを想定した防寒対策が必要です。
    三期用寝袋では厳しいと思いますが、着替えを着こみ雨具にホッカイロでしのぐ手もあるかもしれません。


【オーバーユース】
以上のように紅葉期の涸沢は完全に「オーバーユース」それも極端なオーバーユースです。
幕営料が1人1,000円と高めなのはその対策かもしれません。
旅館は休前日、土曜日が割高な料金になるように、涸沢ヒュッテも「紅葉期料金」を導入するようになるかもしれません。
曰く、布団1枚に5人寝て1泊2食2万円とか・・・素敵に哀れです!!

【横尾・徳沢での宿泊】
涸沢の紅葉を見ながら「生ビールにおでん」の後は、激混みの涸沢を避けて横尾や徳沢に泊まる代替案です。
ある程度の「登山脚」があっても、横尾から涸沢間の登山道では登山者を待つ時間のロスが大きく、
日帰りして上高地に戻ってバスに乗る事は困難です。
(コースタイムのほぼ半分で歩き通す脚力があれば可能です。錆鉄人と天女は過去2回日帰りしています。)
つまり一般的な登山者なら朝一番に上高地に入ったとしても、どこかで泊まらなければ涸沢の紅葉登山は出来ないという事です。

横尾・徳沢での宿泊のメリットは、布団1枚に1人で「快適な睡眠が出来る」に尽きます。
(2018年の情報です。2019年は未確認、改定されていたら修正します)

〇横尾山荘
 1泊2食 10,000円(2019年の宿泊料金は変わっていません)
 横尾から涸沢は登り3時間下り2時間、その気になれば誰でも翌朝涸沢に行って上高地から脱出が可能です。
 一般的には1日目に涸沢登山後に横尾泊まり、お風呂に入ってスッキリし、翌日下山というパターンでしょう。
 横尾は景色も素晴らしいのが〇、幕営も可能です。
 幕営料金 一人700円

〇徳沢園
 横尾まで上り(「登り」じゃない)・下りとも約1時間ですが、個室が充実していて宿泊は雲泥の差
 もうホテルに泊まる感覚で過ごせます。(個室料金も高級ホテルレベル)
 相部屋で12,000円、最高級の洋室Bタイプ(1室2名)は1泊2食で一人29,000円!
  (2019年の宿泊料金は変わっていません)
 それでも専有面積で割ると、涸沢ヒュッテよりはるかに割安です。
 23㎡で29,000円なので2,522円/㎡ 涸沢ヒュッテは90cm✖180cmの敷布団に4人として23,457円/㎡
 徳沢はキャンプ場としても有名(柔らかな草の上にテントが張れます)で、シーズンはテントが林立します。
 (サルが多数出没するので食料品に注意が必要です。)
 幕営料金は1人700円


【アクセス(駐車場)】
大都市からは直行の夜行バスもあるようなので、それが一番手軽と思われます。
マイカーの場合は、松本方面からは「沢渡」に駐車し、シャトルバスかタクシーで上高地に入ります。
駐車料は1日500円、午前0時で日数が更新されるので、午後11時に駐車して翌日涸沢で宿泊して翌々日午後戻っても1500円となります。
タクシーは4人乗ればバス料金よりも安くなるので、駐車場で相乗りする人を見つける事が重要です。
タクシーはザックをトランクに乗せ、運転手さんとの会話も楽しめますが
バスだと大きなザックを膝に乗せて座っていなければならないので大変です。
相乗りする人が決まったら、前夜のうちにタクシーの予約をしておけば万全です。
(帰りも上高地バスターミナルで相乗りする人を探しましょう!案外楽にみつかりますよ!)


〇沢渡で車中泊するならどこがいいか?(極秘情報)
沢渡にはたくさんの駐車場が分散してありますが、
①車中泊に一番便利な場所は、ズバリ足湯公園裏の第二駐車場です。
  本当は混雑すると嫌なので書きたくなかったのですが・・・
  理由は・・・
  1.足湯が楽しめる
  2.24時間の利用可能な「きれいな」トイレがある
    バスターミナルに近い第一駐車場が人気ですが、バスターミナルのトイレは夜間閉鎖されてしまうのです!)
  3.横の道路にタクシーが客を拾いに来てくれる可能性がある(=予約なしで乗れる)
    タクシーは4人乗りすればバスよりも料金が安くなる上、ザックを膝の上に乗せる必要もなく快適に上高地入り出来ます。
  4.国道沿いではないので夜間は静か
    ただし、確実にタクシー・バスに乗る事を考えると、発車時刻までにバスターミナルに行く必要があります。

②タクシー・バスに予約なしで一番乗りしたいなら、「バスターミナル直近の第一駐車場が便利」です。
  ここにいれば寝坊しない限り始発のバスに乗れます。
  また、バスターミナルのタクシー乗り場ではタクシーの関係者が4人ずつ乗客をまとめてくれるので、苦労なくタクシーに乗れます。
  ザックを担いで長い距離を歩いてバスターミナルに行く必要はありませんが、
  バスターミナルのトイレは夜間閉鎖されているのが難点、足湯公園のトイレに行く必要があります。

(他の駐車場に関しては車中泊した事がないので「知らない」というのが正直な話ですが、
 「ともしび」に前泊してジャンボタクシーで上高地に入った記事があったので如何に紹介)

③ジャンボタクシー利用
 ジャンボタクシーは1台8,400円(8人乗ればタクシー4人乗り料金と同じ)で上高地に入れるようで
 多人数の場合は上高地までの料金がお安くなります。(事前に予約の事)


( アカンダナ駐車場)
高山方面からは、平湯のアカンダナ駐車場に駐車してシャトルバスで上高地に入ります。
何故か(県か国会議員の力関係と思われます)アカンダナからのシャトルバスは始発が沢渡より30分遅いので、
少しでも早く上高地に入りたい場合は、有料の安房峠トンネルを通って沢渡に駐車しましょう。
(安房峠トンネル有料道路入り口から約15km、通行料金は780円)
長らくアカンダナ駐車場の料金は1回1000円で長い日数の駐車の場合はお得だったのですが、
1日600円に変更になりました。
夜間はゲートが閉め切られていて、車中泊も禁止されています。
やる気があるのか!と言いたい「お役所仕事」の典型です。


【上高地から涸沢間のトイレ事情】
登山の場合、問題になるのがトイレです。
コース沿いの各小屋にあトイレがありますが、公衆トイレに関して説明します。
なお、パノラマコースの場合は涸沢~徳沢間にトイレはありません。

・上高地バスターミナル
 有料トイレ有(誰もが登山前に行くので結構混雑している)
・河童橋
 有料トイレ有
・小梨平
 コース沿いに無料トイレ有(空いていてお勧め!)
・徳沢
 無料トイレ有(徳沢園の100m手前)
・横尾
 無料トイレ有(横尾山荘の横)
 この先、涸沢までトイレはないので登山者・下山者ともに使用するので待ち時間が発生する事がある


Googleで「涸沢 駐車場」で検索すると
錆鉄人の以下のページが1番最初に出て来てビックリしましたが、
アクセス等に関してどこよりも詳しく書いてありますのでご覧下さい。

【涸沢(上高地)へのアクセス・駐車場情報と宿泊情報、撮影ポイントなど】
http://blog.goo.ne.jp/sabitetsujin/e/e094c1f11eca17019aac99060a2fc516
ここで撮影ポイントを紹介したのは失敗でした。
もう絶好のポイントで撮影するにはモルゲンロートの1時間前から場所取りをする必要があると思われます。


【スマホの受信情報】
ドコモ:涸沢のコル、涸沢ヒュッテ、涸沢小屋で受信可能です。
しかしながら、弱い電波状況で多数のアクセスがある為に電波状況は非常に不安定です。
尚、天場はほとんどの場所で受信不能ですが、幕営受付小屋から涸沢小屋方面で受信可能です。


【涸沢の物価情報】

涸沢ヒュッテ・涸沢小屋の宿泊料金 :10,000円(2食付き)
(涸沢小屋は連泊値引き有り)
  涸沢ヒュッテの食事の例
    夕食                                                     朝食
    

  ちなみに宿泊しないで食事すると、夕食2,500円朝食1,500円です。(弁当1,000円)
  生ビール800円 缶ビール:350mL500円、500mL700円 日本酒500円(ビール類は「良心的」価格です。)
  缶ジュース300円 ペットボトル400円 ボトルワイン2,500円 水:無料
  おでん:卵200円 大根100円 ガンモ100円 こんにゃく100円 さつま揚げ100円 ちくわ100円 以上の6点おでんセット700円 ジャガイモ200円
  カップヌードル400円 ポテトチップス類の「販売もあります。
  ラーメン1000円 カレー1,000円 涸沢コーヒー400円
  

  
  

幕営料金 :1,000円/人・日
      コンパネ500円 シュラフ2,000円
      *コンパネは数が少なく利用出来ないと考えて下さい。(テント底の破損対策が必至です)
        


【上高地~涸沢の入浴情報】

・上高地
  上高地温泉ホテル(温泉かけ流し!)
    露天風呂や樽風呂もある源泉かけ流しの温泉が楽しめる老舗ホテル
    
    上高地温泉ホテルは河童橋渡って川岸の遊歩道を30分ほど下った所にあるので
    涸沢帰りに日帰り入浴しようとする登山者にとって「地の利」が悪いのが難点
    *但し帝国ホテルバス停までは徒歩7分
    7:00~9:00、12:30~15:00 料金:大人800円、子ども(3歳以上小学生以下)400 円
  上高地ルミエスタホテル(温泉)
    上高地温泉ホテルの手前にあるハイエンドホテルなので入浴料金が難点
    露天風呂や内湯、きれいなパウダールーム・マッサージチェアがある湯上り処などの施設が充実
    11:00〜13:00(12:30受付終了)  料金:大人2,100円、小学生1,050円

 (河童橋近辺)
  上高地アルペンホテル(温泉ではありません)
    穂高連峰の雄大な姿を眺めながらゆっくりと疲れを癒せる上高地では大きめの浴場が特徴
    07:00~10:00・12:00~14:30  料金(税込):600円/小学生未満300円

・小梨平
  森のリゾート小梨・小梨の湯(温泉ではありません)
    小梨平にあるキャンプ場の入浴施設。男女とも15名程と外来入浴としてはやや小ぶり。
    12:00~19:00(夕方は幕営者で混雑)  料金(税込):大人600円/小学生以下500円

・徳沢
  徳沢ロッジ(温泉ではありません)
    涸沢に一番近い「外来入浴」出来るお風呂です。
    リンスインシャンプー・ボディシャンプー・ドライヤー有りで、幕営する人にお勧め。
    15時~19時半  料金(税込):大人800円
    

・横尾
  横尾山荘(温泉ではありません)
    入浴は山荘の宿泊者のみ(幕営者は✖)

・涸沢
  残念ながら涸沢ヒュッテ・涸沢小屋のどちらも風呂はありません。(従業員用の風呂は有ります)

・釜トンネルの近辺
  中の湯温泉
    奥穂高岳を望む露天風呂はぬるめでとても気持ちが良くお勧め
    12時~17時  料金(税込):大人700円 子供350円
    
    (泊まればこんな景色がみられるかも?)
    釜トンネル横の売店で受付し徒歩2分の秘湯「卜伝の湯」(洞窟風呂)もお勧め!
    7:00~17:30(最終入浴~17:00) *現地受付のみ料金:700 円/人(30分)
    *宿泊者優先なので7時~10時、15時以降は入れない事が多くなります。
    
    
  坂巻温泉
    釜トンネルから2kmほど松本方面に下った所のトンネルとトンネルの間。右側にあります。
    11:00~16:00  料金(税込):大人600円 子供300円

・沢渡周辺
  梓湖畔の湯
    沢渡大橋のたもとにある露天風呂もある温泉
    10時~19時  料金(税込):大人720円
  上高地ホテル
    沢渡大橋いから上流のほうへ約500m左手
    日帰り入浴施設と違って空いている可能性が高いと思われます。
    7時~21時  料金(税込):大人650円


【涸沢以外の絶景紅葉の山】

(以下は、涸沢に来る人が一人でも少なくなるようにと言う錆鉄人の策略でありますが・・・)
紅葉時の涸沢に行こうとしたら、
山小屋も、テント場も、トイレも、売店も、登山道も、駐車場も「全部」が大混雑、地獄の世界です。
錆鉄人的には絶対に紅葉期の涸沢行きをお勧めしません。
涸沢でなくても素晴らしい紅葉を楽しめる山は他にもたくさんあります。
涸沢は上高地バスターミナルから6~7時間歩かなければなりませんが、
手軽に行けて素晴らしい紅葉を楽しめるお勧めの山は立山と木曽駒ケ岳です。
立山はケーブルカーとバスで室堂まで行けてしまい、
その途中や室堂周辺の素晴らしい紅葉が楽しめます。
また、地獄平のテント場はすぐ近くに温泉があって(有料)何日幕営しようが500円
(という事で夏も超お勧め!)
錆鉄人もいつか幕営したいなぁと思っているのですが・・・


木曽駒ケ岳もケーブルカーで着いた所が紅葉の絶景ポイント!
少し歩けば木曽駒ケ岳の頂上に立つことも出来、山小屋にも泊まれます。
ケーブルカーで手軽に往復出来てしまうので、
山小屋に泊まる人は少なくて快適なんじゃないかと思うのですが・・・
(ただしケーブルカー駅併設のホテルは10月一杯は超高い料金です!)
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新型コロナ下の2020涸沢紅葉登山

2020-08-12 11:38:24 | 涸沢
毎年アクセスが集中する錆鉄人んと天女の感動人生の涸沢紅葉情報ですが

新型コロナが再爆発している中で、今年の涸沢紅葉登山をどうしようかと考えている人は

この時期では少ないと思われますが、

例年だと涸沢の紅葉は9月20日過ぎから

そろそろ計画や予約をする時期になっています。

(1)コロナ下の登山に関して

  有名な登山家の野口健氏が自身のツイッターで

 「確かにこんな時こそ山で癒されたくなる。しかし、山に登るためには移動をしなければならない。

  山が混み合えば他の登山者に感染させるかもしれない。

  仮に遭難者が感染していたらレスキュー隊に移してしまうかもしれない」とつづっていた。

  これに対し、ホリエモン(実業家の堀江貴文氏)が4月23日、自身のツイッターで、

  野口氏が緊急事態宣言の中で登山する危険性を訴えかけたことを「頭悪すぎて笑う」とツイートした事で全国的な話題になった。

  これに対して野口氏は堀江氏の投稿を報じる記事を貼り付け「頭が悪いのはピンポン!」とした上で

  「笑いを求めた呟きではなかったのですが、しかし、笑いが少なくなりつつある今日において、

  僅かお一人様にでも笑いを提供できたのはよかった」と大人の対応をしていた。

  登山は新型コロナ感染のリスクが高いのか?低いのか・・・それは登山の形態によると思います。

  【リスク】
  1.登山口までの移動時の感染リスク
    電車やバスはほぼ密閉された空間なので、乗客の中に感染者がいた場合の感染リスクは高い。
    体調の悪い人は計画を中止して乗らない可能性もあるが、乗る人がいないとは断言出来ません。

  2.登山道等での感染リスク
    登山中は心拍数・呼吸数が上がるので、呼気がより遠くまで拡散するため
    狭い登山道でもすれ違い時には感染リスクが高まる。
    また、登山中に高揚感の為かよく大声で話している人を見かけるが、
    大声で話すという事はそれだけツバなどの飛沫が遠くに飛ぶことになる。

  3.山小屋での感染リスク
    山小屋での宿泊は、一般的に布団が隙間なく敷き詰められた大部屋で
    布団1枚当たり2人が標準、ちょっと混雑すれば3人、ひどい場合はそれ以上
    勿論、部屋の換気はないに等しく、同じ部屋に保菌者が居れば完全なクラスターとなるのは間違いない。
    小屋に泊まらない場合でも、混雑した売店で感染するリスクがある。

  4.トイレでの感染
    山小屋等のトイレはキャパシティ不足で、混雑時には長蛇の列となるが間隔を開ける事は困難で
    非常に感染リスクが高いと思われる。
    つまり、山小屋の宿泊するのはリスクが高いと考えて幕営したとしても
    トイレでも感染リスクは避けられないという事である。

  以上より、登山は一般的な旅行以上に感染リスクが高く、
  特に山で宿泊(幕営を含む)する場合のリスクはと非常に高いと言わざるを得ません。

(2)涸沢へのアクセスと感染リスク

  このような時節柄ではありますが、沢渡駐車場はかなりの混雑です。
  (https://sawando.ne.jp/parking-situation/)
  沢渡からのシャトルバスは通常満席で運行されることが多いのですが
  今年は例年より運行便数が少なくなっている為、登山者が少なくなっていても混雑状況に変わりはないとおもわれます。
  (乗客が多ければ増便されます)
  バスでの感染リスクは高いと思われますので、
  換気の容易なタクシーの相乗りのほうが絶対人数が少ない分、リスクは低くなると考えられます。
  沢渡から上高地BTまでの料金は4600円です。
  (4人で乗ればシャトルバス片道料金より安くなります。帰りもバスターミナルでタクシー相乗りする人を探しましょう!)

(3)涸沢での宿泊情報
  
  涸沢ヒュッテ、涸沢小屋ともに完全予約制となり、予約のない人の宿泊は不可能です。
  この予約で宿泊スペースがどのように確保されるかはわかりませんが、
  錆鉄人的には布団1枚に2人が定員だと思っているので、それ以上の混雑はないと思われます。
  (検索してみましたが、今年8月に涸沢ヒュッテに宿泊した人の寝室の混雑状況に関する情報は見当たりませんでした。)

以下、続く
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ほぼ毎日更新:令和2年の涸沢紅葉の見頃予想(過去6年の紅葉写真付)と混雑予想 宿泊、アクセス、トイレ事情から駐車場での車中泊について

2019-10-08 14:44:33 | 涸沢
涸沢の紅葉シーズンまで1か月を切り、令和元年(2019年)版のアクセスが非常にくなってきたので

コロナ下の令和2年の涸沢の紅葉情報とその他の涸沢の最新情報を追加して「令和2年版」としてアップする事にしました。

9月1日以降、以下のブログにて更新しています。

ほぼ毎日更新:令和2年の涸沢紅葉の見頃予想とアクセス・温泉その他の様々な情報(過去6年の紅葉見頃情報と写真付き) - 錆鉄人と天女の感動人生

涸沢の紅葉シーズンまで1か月を切り、令和元年(2019年)版のアクセスが非常に多くなってきたのでコロナ下の令和2年の涸沢の紅葉情報とその他の...

ほぼ毎日更新:令和2年の涸沢紅葉の見頃予想とアクセス・温泉その他の様々な情報(過去6年の紅葉見頃情報と写真付き) - 錆鉄人と天女の感動人生

 



(1)登山と山小屋における一般的なコロナ感染のリスク(いずれも保菌者がいた場合)
   1.電車、バス、タクシー乗車による感染
     いずれも換気はほとんどできない状態であり、ソーシャルディスタンス以前の「密」な状態が長時間続く
   2.登山中の感染
     登山中は呼吸が荒く呼気が遠くまで到達するが、登山道は狭く、すれ違い時に感染する可能性が高い
     (登山道でのあいさつは止めるように指導されています)
     *すれ違い時に道を譲った人は、登山道とは反対向き(後ろ向き)に立つようにしましょう!
   3.山小屋での感染
     部屋の換気は不可能に近く、就寝スペースは非常に狭い上、登山による疲れで大いびきをかく者が多く
     飛沫が広い範囲にまき散らされる。
     対策としてグループごとに仕切り板で仕切ったとしても、建物全体に呼気が充満する状況なので実質的な効果は低い。
     トイレのドア等からの感染、食事時の感染の可能性は非常に高い
     特に涸沢はトイレ待ちが長蛇の列となり、この間の感染の可能性も高い
     *一般的な家に数十人が滞在・宿泊するのとほぼ同じであり、某国のミサや昼カラオケ以上に危険な状況と言える。
  
(2)山小屋のコロナ対策
  (設備等の消毒や検温、手指の消毒、館内でのマスク着用などの一般的なもの以外)
  

 【涸沢ヒュッテのコロナ対策】
  1.予約以外の宿泊は受け付けてくれません。(注意!)
  2.定員160名の所、宿泊者を130名として「密」を減少させる。
  3.テント泊の制限は無いが、食事の受付は無し(売店での軽食は可能)

 【涸沢小屋】
  1.予約以外の宿泊は受け付けてくれません。(注意!)
  2.予約を定員の半分にとどめる。
  2.食事テーブルをアクリル板で仕切り飛沫防止を行っている

(3)コロナ下での夏季の人出の状況

  両小屋とも定員に達した日でもキャンセルがあり、予約無しの宿泊を受け付けていないので「満員」とはならなかった模様
  テント数は8月11日(火)で260張(涸沢ヒュッテHPより)
  小屋以外に、シャトルバスや登山道での感染の恐れもあり、
  今紅葉期の人出は例年より少ないという予想もあるが、それを見越して幕営が例年以上に増加する可能性も考えられる。

(9月分以降は上記リンクより令和2年版をご覧ください)


【以下は令和元年版】
(2019年の最終更新日:10月15日)
  9月22日 スマホ受信情報 9月24日 涸沢物価情報 9月26 日入浴情報 9月30日 涸沢幕営用特別装備品
  10月5日 突撃実況報告 10月6日 紅葉写真を追加しました。
  *今年の涸沢の紅葉は残念ながら平年以下でした。来年の紅葉に期待しましょう!

 
9月の声を聞くと共に今年もうずき出しました「涸沢の紅葉登山病」


  (2014年の紅葉:錆鉄人撮影)

「おとうさんが毎年涸沢、涸沢って言うのは病気だったのね!」


錆鉄人と天女(病人の付き添い看護婦)は2017年まで5年連続紅葉の涸沢に行っていたのですが、2018年は行きませんでした。

(2017年は夏も幕営し、合計10回ほど行っています)

今年は町内会長(区長と言います)をしている関係で、ほとんど旅行や登山に出かけられずにいるのですが

今年も涸沢病が発生し、

「おかあさん、涸沢に行きたいよ~。もう今迄みたいにヒーヒーハーハー歩かなくていいようにするから・・・」

錆鉄人がおずおずと天女に言うと

「涸沢はもういいんじゃない?」と言っていた天女でしたが、

「病気だからしかたがないわね!」

と「転地療養」に付き添ってくれる事を承諾してくれたのです。

という事で、錆鉄人は一気に元気が回復したのですが、天女にバレないようにしています。


(以下は2018年版に大幅加筆訂正)

涸沢の紅葉は上高地バスターミナルから歩いてコースタイム6時間以上

しかしながら、涸沢に泊まろうと思うと布団1枚に3人が常識(当然、それ以上も・・・)

天場はモレーンのガタガタ石をなるべく平らになるように並べただけの所で

テントが破れなければ儲け物と思える劣悪な環境の所に最悪2000張り

トイレは最悪3時間待ち、売店で生ビールやおでんを買おうとしても長蛇の列

やっと買ったおでんは生煮えのおまけつき(それでも買えただけましかも・・・)


確かに涸沢の紅葉は素晴らしいのですが・・・

行くも地獄、ヒュッテに泊まるも地獄、テント泊もまたまた地獄、

そして続々と登って来る団体登山者の通過を待っていなければならない下山も地獄

まさに錆鉄人の感動理論「感動は流した汗に比例する」を体現させてくれる「感動の聖地」ですが

そこまでして行くべき場所かと言うと・・・

「なのに何故、君は行くのか、そんなにしてまで」と言わざるを得ません。


それでも行くのは「病気」としか思われません。

それを知っても行くのは「重態」としか思われません。

「それでも行きたいの?涸沢詣で」

  山のあなたの空遠く
  涸沢あると人のいふ
  ああ、われ人の多さに疲れ果て
  涙さしぐみかへりきぬ
  山のあなたになほ遠く
  紅葉あると人のいふ
     (錆 ブッセ)


2016年は紅葉が見頃を迎える前に枯れてしまうという悲惨なもので、

2017年はなかなか天候に恵まれなかったのですが、やはり地獄はますます地獄化するばかり。


という事ですが・・・紅葉予想の前にまずは

【混雑予想】9月30日まで更新されていない様子です。

涸沢ヒュッテのホームページに出ている情報ですが(9月22日現在)

9月26日、9月28日から10月2日まで、及び10月4日が「かなりの混雑」との予想されていますが、

数日の間に26日以降10月12日まですべてがかなりの混雑となり、

そのうちの土日は予約受付停止(つまりは激しい混雑)となるのがいつものパターンです。

これは主に予約をもとにした混雑予想ですが、

この涸沢ヒュッテの「混雑」を幅90cmの敷布団1枚当たりの就寝人数でいえば(錆鉄人の予想ですが・・・)

  【混雑】敷き布団1枚あたり2人程度

  【かなりの混雑】敷き布団1枚あたり3人程度

  【予約受付停止】敷き布団1枚あたり3人以上

山小屋は宿泊希望者を受け入れなければ戸外で凍死する可能性があるので、

基本的に予約なしの宿泊者を受け入れるので、それを加味した予想ですが、

天気が良ければ「深刻な混雑」となると思われます。

(布団1枚に7人だった事があったと聞いた事がありますが、真偽のほどは不明です。)


【2019年の紅葉情報】

2019年の涸沢の紅葉の特徴:例年より「かなり」遅れ気味で、10月1日が紅葉のピークで後は枯葉になりました。

  〇錆鉄人の紅葉最盛期の予想

   紅葉は気温の影響で進行が代わり、今年はこれまで冷え気味が少ない関係で遅れていますが、

   台風が過ぎると一気に飽きが深まり、紅葉の一気に進むと考えられ、

   10月5日、6日の週末が最盛期で12日~14日の3連休まで見頃が続くと予想していましたが、

   台風の進行が遅くなり6日までは気温が高めなので、7日以降に紅葉が深まり見頃になると思われます。

   (5日、6日頃まは「黄葉」中心で、「紅葉」が見事になるのは7日以降と思われます。)

   この期間中では、涸沢ヒュッテのレンタルテントが10月8日~10日の3日間だけ予約可能(9月24日現在)となっており

   涸沢でゆったりと寝たいけれどテントを担いでは行けない人にお勧めです。

   (2名以上、一人9,000円+幕営料1,000円。シュラフ2,000円、銀マット1,000円でレンタル可能

    涸沢ヒュッテで食事可能:夕食2,500円朝食1,500円 弁当1,000円)


「9月21日 やっと涸沢ヒュッテが紅葉情報2019をアップしてくれました。」
  (以下の写真はこの情報からコピーしています)

10月13日 涸沢ヒュッテ:下部はまだ葉が残ってくれています。
     
     涸沢カールは完全に枯葉です。上高地~涸沢カール以下の紅葉を楽しみましょう!
     
     連休も終わり涸沢ヒュッテの地獄状態は解消したと思われますが、
     涸沢ヒュッテがいつまで宿泊可能かはホームページを見る限り分かりません。

10月10日 涸沢ヒュッテ:最後の晴天日になりそうです。
     

10月9日 週末は台風の襲来で紅葉鑑賞には不向きです。(ほぼ直撃なので12日の幕営は命がけと思われます)
     4日の台風崩れの温帯低気圧が日本海を通過しましたが、
     涸沢は盆地なので風は弱いだろうという想像(願望)に反し遅くまで風雨が強かったです。
     台風通過後の13日入山がお勧めです。
     下記のように涸沢カールの紅葉は途中から枯葉に変わってしまいましたが、
     今後は上高地~横尾~涸沢間の紅葉が見られるのである意味「お得」かもしれません。

10月7日 涸沢ヒュッテ:下部も色づきが進んでいます。
    
     4日登った時よりずいぶんと紅葉が進んでいます。枯れずにきれいに染まって欲しいものです。

10月6日 涸沢ヒュッテ:雲が多いですが、時折の陽射しで葉が輝きます。
    
     5日の時点でカール付近及び上部は残念ながら紅葉が進む前に「枯葉」が多くなっていて、鮮やかな赤はほとんど見られません。

10月5日 4日台風一過の好天を狙って強風豪雨の涸沢幕営を敢行し、5日雲一つない涸沢の紅葉を満喫し、パノラマコースで帰って来ました。
     涸沢の紅葉は危惧していた通りヒュッテ周辺のナナカマドは枯葉、涸沢小屋左の森も枯葉が目立ちましたが、その上の紅葉が綺麗でした。
     本当は今日も幕営して涸沢の混雑地獄を実況する予定でしたが、姉の嫁ぎ先のお母さんが危ないという連絡で急遽帰宅しました。
     (昨日夜9時頃帰宅しました。6日お通夜7日葬式となり間に合いました)
    

     

     
      (ヒュッテからパノラマコースを進み5分ほど歩いた所の撮影ポイントから)

     
       (屏風のコルから屏風の耳へ10分ほど登った所から撮影)

10月2日 友人が涸沢の写真を送ってくれたのでアップします。
     
     もう少し明るければもっときれいだと思いますが、それまでに出発したものと思われます。

10月1日 涸沢ヒュッテ:台風の影響さえなければ、今年は長く楽しめそうです。
     

     今日、広島在住の友人が涸沢小屋泊りで入山しました。
     彼がLINEで送ってくれた朝の河童橋からの風景です。
    
     涸沢小屋からの写真は送ってきていません。電波がつながらないのかな?
     明日は奥穂から吊尾根だけ沢小屋泊まりとのことです。

9月30日 台風の予想進路は今朝でもあまり変わっていなくて、4日午後に涸沢に「最接近」の見込
     台風による風雨の影響は平地とは比較にならない為、台風が通過した5日以降が無難と思われます。
     尚、紅葉がある程度進んだので涸沢ヒュッテの紅葉情報は、今後毎日更新されるのではないかと思われます。
     例年通りだと黄葉はこれから数日でピーク、紅葉はその後伸展してピークは来週の中頃ではないかと推測します。
     涸沢ヒュッテ:ナナカマドは少し遅れていますが、見頃を迎えました。
      
      2017年の9月24日頃とほぼ同等と思われますが、
      この後の進行は冷え込みによるので2017年と同じとは限りません。

9月29日 紅葉が遅れている所に追い打ちをかけるように台風の接近で、10月4日頃まで「大荒れ」となる可能性があります。
     たとえ地元の松本の天気予報では曇りであっても、山は大雨と言う可能性があります。
     台風一過の5日、6日が天気予報も晴れの見込な上、この頃から紅葉も見頃を迎えるのではないかと予想され(錆鉄人の予想)
     今年は三連休の14日頃まで涸沢の紅葉が楽しめるのではないかと思われます。
     ちなみに曇りと晴れでは紅葉の鮮やかさがまったく違って見えるのですが、それはそれ。
     どこかにも書いていますが、自分が見た紅葉が一番良かったと「思い込む」事が大事です。
     (涸沢の)紅葉は盛りに、月は隈(くま)なきをのみ見るものかは(錆 兼好)

     涸沢ヒュッテ:朝晩の冷え込みがない為なのか、ヒュッテ下部はまだ色づきません。
            上部は少しづつ進んでいます。
       

9月28日 涸沢ヒュッテ:「5~6割です。」

    

     涸沢カールの向こうの斜面を意識的に写していないのは、実際はまだ5~6割に達していない為ではないかと思われます。

       28日の涸沢小屋後ろの紅葉(27日よりはかなり紅葉が進んだ様子です)

       
    
     それにしてもテントがやけに少なく見えますが、今朝の幕営者達がテントを撤収して下山したからと思われます。

     土曜日なので今夜は1000張り?

9月27日 冷え込みにより紅葉が進んだのではないかと思っていましたが、公式発表は無し。

     24日や22日の写真を見て思ったのですが、ナナカマドの赤が茶色っぽく見えるのは

     紅葉ではなく「枯葉」となっているのではないかと危惧されます。

     今年の紅葉は外れかも?

9月26日 涸沢ヒュッテ:「4~5割程度です。」
     実際はそこまで進んでいません。やっと紅葉が始まったばかりですが、下記のように大混雑分散作戦です。
      

9月24日 涸沢ヒュッテ:「2~3割程度です。」との表示ですが、

     ヒュッテの横のナナカマドを入れて「偽装」しているだけで、22日とほとんど変わっていません。

     (紅葉期の涸沢の大混雑を分散させる為のヒュッテの苦肉の策なのでご理解下さい。)

     ただし、今朝から明後日まで放射冷却による冷え込みである程度紅葉が進むと思われ、

     今週末の涸沢はそれなりに満足出来るものと思われます。

     ただし、最盛期は10月5日、6日の土日と思われます。天気予報も晴れなので涸沢地獄に拍車がかかりそうです。

     お勧めは10月7日以降、涸沢地獄は緩和されると共に、上高地~横尾、涸沢までの段階的な紅葉を満喫出来て「お得」です!

        

   
9月22日 涸沢ヒュッテ:「1割程度の色づき」との発表。

     涸沢小屋の左に連なる森の下のほうがかすかに色付いた感じです。

      

  facebookでは昨年より4~5日遅れと記されていますが、実態はそれ以上の遅れと思われます。


9月22日 紅葉情報は更新されていません。

     台風によるフェーン現象で気温が高くなる為、紅葉はさらに遅くなる見込みです。(錆鉄人予想)

9月20日 涸沢ヒュッテ:「残暑が続いたため色づきが遅れています。」

     涸沢カールでは草紅葉が始まっていますが、木の紅葉はまだ進んでいません。

  

9月15日の涸沢カール

     

     残念ながら21日から23日の天気は台風の影響で雨のようですが・・・



【2018年の紅葉の見ごろ】

◎9月24日現在の紅葉の見頃予想(錆鉄人の)は、ズバリ9月27日(木)~28日(金)

 23日の紅葉情報では去年の25日に近い状態と判断出来るので、天気予報も加味して見頃は27日~28日と前倒ししました。

 土日の天気が悪化しましたが、紅葉は最盛期、ますます高まる人気で空前の宿泊客となり、阿鼻叫喚の混雑が予想されます!

 涸沢ヒュッテの混雑予報では28日(金)はピンク(混雑予想)でその前後は全て「激混みの赤(かなりの混雑)」

 従って涸沢の紅葉見物に行って涸沢ヒュッテに宿泊するなら28日がお勧めです。

 (当日の予約なし客で混雑は違ってきますが・・・)
※予想通り28日が好天で絶好の見頃となりました。



涸沢ヒュッテのHPの発表と錆鉄人の寸評

<2018年の涸沢紅葉情報>
10月7日以降 おそらく紅葉情報は終わりです。
10月6日 コメント無し
     稜線は明らかに「枯葉色」が主流です。
     それにしても予想を下回るテントの少なさは、金曜の入山だったからでしょうか?
     紅葉は上高地から横尾辺りまでが見頃かもしれません。
10月5日 コメント「本谷~涸沢間が見頃です。」
     鮮やかさに欠けるのは曇り空のせいもあると思いますが、枯葉になるのが早いように思われます。
10月2日 コメント「昨晩、雪が舞いました。朝ほんのり稜線に、その名残が見えました。」
     若干鮮やかさが欠けてきたようですがなだ十分見応えはあります。
     この日もテントは非常に少ないのですが、ヒュッテは大混雑だったのではないかと思荒れます。
     (小屋泊まりはツアー客が多く天候にかかわらず「強行登山」をするからですが
      幕営の人は天気予報を見て取り止めたり延期したり出来るからです。)
     例年だとこれ以上の紅葉情報の追加はないのですが、今年はどうでしょうか?    
9月30日 コメント無し
     29日以降雨または曇りの天候のせいか、紅葉も鮮やかさが欠けて見えます。
     鮮やかな赤に染まるナナカマドが茶色く見えるのは光がないからでしょうか?
     別ブログで本歌取り「葉の色はうつりにけりないたずらにわが身家(や)にいてながめせぬまに」をアップしました。
9月28日 コメント不要の素晴らしい紅葉です。
9月26日 「最盛期となりました。」
     一気に紅葉が進行していますが、錆鉄人的には最盛期はもう1~2日後で、
     今週末まで見頃は続くと思われます。
9月25日 「下部も色付いてきました。」
     上部も見応え十分、もういつ行っても不満を感じないはずです。(紅葉に関しては・・・)
9月22日 「日照時間が少ないですが全体で4割程度、進んでいる所は5割位」との発表
     確かに18日と比べて紅葉が少し現れていますが、これで4割とは!
     ここまでの紅葉の進行はほぼ昨年並みと思われます。
9月18日 「2割程度の紅葉」と発表されましたが、実質的な変化がほとんどないのは昨年と同じです。
     光の状況でもっと違う事もありますから
9月17日 サイドメニューに「紅葉情報2018」が表示されました。
     内容は16日のFACEBOOKと同じものです。
     この頃は紅葉の進む速度は緩やかなので数日置きのアップとなると思われます。
9月16日 涸沢の初めての紅葉情報「紅葉は1割程度の色付き」
     
   (写真は涸沢ヒュッテのFacebookより)
     ナナカマドのかなり紅葉した葉が一緒にアップされていましたが、
     斜面の樹に紅葉は見られず、その上のほうの草が黄色くなってきている状態で
     去年の9月16日の写真とほぼ同じ紅葉の進行状況ではないかと思われます。
     ズバリ!今年2018年の涸沢の供養のピークは9月29日~30日と「予言」します。
     (その後の気温の低下具合で予言日は変更します。)



2017年の紅葉の涸沢ヒュッテのHPの発表(紅葉状況 2017年)
【注:ここで紹介する写真は昨年の涸沢ヒュッテの紅葉状況2017年から引用させていただいています。】
 9月16日 色づきはじめ 1割
      涸沢槍のすぐ下の草が黄色く染まっています。
 9月18日 2割程度の色づき
      16日とほとんど変化がないように見えますが、よく見ると涸沢小屋の左に拡がる森の中が一部赤くなってきています。

 9月21日 3割ほどの色づき
      18日の写真と比べると紅葉した時に一番見応えのある「森」が全体的にかすかに色づいています。
      
 9月22日 色づき具合のコメント無しで写真のみアップされました。
      21日とほとんど変わりない感じですが、大写しの木々が枯れていないので今年の紅葉は期待出来そうです。
 9月23日 「4割程度になってきました」との表示で、確かに「森」の部分が赤っぽくなってきました。
      ただ4割というのはオーバーな気がしますが、涸沢詣での客足を分散させる為には仕方がないでしょう。
      
 9月24日 「5割程度です」との表示、雲一つない青空を背景にきれですが、実際はまだ3割程度と思われます。
      23日とは明らかに紅葉が進み赤や黄色が目立ってきました。
      
 9月25日 「ヒュッテ周辺はまだ色づきが浅いですが、上部の紅葉は6割。刻一刻と変化しています。」
      24日とよく見比べると紅葉が進んでいる事が分かる程度。実質3~4割程度
      
 9月26日 「上部の紅葉は7割以上の色づきとなり 見頃を迎えました。」
      確かに青空に紅葉が映えて綺麗です。これから赤の発色が進むはずですが、27日、28日の雨が心配です。
 9月27日 涸沢ヒュッテの発表を待つまでもなく「もういつ行っても」大満足出来る紅葉です。
 9月30日 
 10月1日 
 10月8日  

という事で、28日(木)は雨の天気予報だったので涸沢も空いているはずと考え
雨の中を涸沢まで行ってテントで2泊したのですが・・・予想に反して混雑していました。
29日(金)さらに登山者が増えテントも増えました。
30日(土)朝早く下山しましたが、この日(夜)の涸沢ヒュッテは布団1枚に4人、テントは1,400張りだったとの事です。


紅葉は強い冷え込みがあれば一夜で進む事もあれば、
強風が吹けば一夜で落ち葉となって消えてしまう事もあるので
「自分が行った時が一番良かった!」と思い込む事が大切です。

また10月初めになると降雪がある事もあり、
青空と雪山と紅葉の三段染めの景色が見られれば最高です!
(錆鉄人はまだ経験していません)

*参考までに
錆鉄人と天女が涸沢に行った過去5年の紅葉の写真と見頃について

(カメラや設定が変わっているので同じ色でも同じではなく、目ではもっともっと綺麗に見えていたと思い込む事が大事です!)

紅葉する場所が年によって違っている所を特にご覧ください。

2017年9月29日の写真


  詳しくは https://blog.goo.ne.jp/sabitetsujin/m/201709 

2016年9月27日の写真
まだ「赤」くなっていないので本当のピークは数日以上後のはずですが、以降は枯れてしまいました。



2015年9月24日の写真
雲り空なので写真写りは今一ですが、見た感じではもっと綺麗でした。ピークはこれから(28日~30日頃)



2014年 9月27日の写真
ピークはこれから(赤の発色が枯れ葉色なのはカメラのせいか?)



2013年 10月7日
赤と黄色のバランスから言えばほぼピークと思われます。





【宿泊に関して】

涸沢ヒュッテ(宿泊定員約170名)と涸沢小屋(宿泊定員約100名)がありますが、

2019年の宿泊料はどちらも1泊2食付きで10,000円です。(2019年の槍ヶ岳山荘は10,300円でしたが・・・)

2016年までは、紅葉シーズンの予約は9月初めには「終了しました」と出ていたのですが

去年から出していないと言う事は「予約可能な日がある」というより、来るものは拒まずという山小屋の本能でしょうか。

ただし、涸沢ヒュッテの混雑予想のページ下欄には

以下のように書いてありますので覚悟の上で宿泊して下さい。

(去年と全く同じ文言です)

  紅葉の季節はシーズンで1番混雑します。
  1枚のお布団で2~3名様ご一緒になり、
  ご予約されてる方も到着順でお部屋にご案内致します。
  申し訳ございませんが、ご了承の上お越し下さいませ。


昔、布団1枚に7人という事があったという話しを聞きましたが、本当かどうかはわかりません。

布団1枚に2人なら「ラッキー!」

布団1枚に3人なら「普通!」

  真ん中の一人は反対向きに寝ます。臭い靴下は厳禁です。

布団1枚に4人なら「しかたがない!」

  トイレに行ったら、もう絶対に布団では寝られません。

布団1枚に5人以上なら「ヤッター!」と大喜びしましょう!

  どうやって寝るのか想像できませんが、「死ぬまで誇れる怪奇体験」が出来ます。 

(なお、貸しテントもあるのですが、7月中に予約終了となっています。)

(涸沢小屋)
涸沢にはちょっとした高台に涸沢小屋があります。

涸沢小屋は涸沢ヒュッテより宿泊人数が少ないのですが、

人気の差によって涸沢ヒュッテよりは混雑度が低いのではないかと思われます。

涸沢で連泊するなら連泊割引がある涸沢小屋がお勧めです。

山の斜面にあるので、涸沢小屋のから紅葉の山を見るには若干不向きですが、

紅葉以上に色とりどりのテントの灯り見物が出来ます。


【宿泊の狙い日】

ズバリ!ねらい目の日はありません、いつ行っても地獄を覚悟しましょう!

2017年は朝から雨で翌朝は晴れの予報の日に出かけました。

涸沢に行く人は「生粋の山屋」は少ないと思われるので、

雨の中の登山を好まず、予約をしていても行かない人が多いに違いないと思ったからですが

(山小屋は「今の所」キャンセル料を取りませんから・・・)

ヒュッテも天場も結構な混雑で、ヒュッテは布団1枚に2人だったそうです。(テント400張り)

山の天気は予報通りでない事が多く、雨の予報でも降らない事もあります。

(逆に、雨の予報でなかったのに降ったという場合のほうがはるかに多いのですが・・・)


【幕営に関して】

小屋が混雑するなら、重くてもテントを担いで幕営するしかないのですが・・・

涸沢は氷河が残したモレーン(堆積)が積み重なった所であり、

テント場はそれらの石をなるべく平に置いただけなのでデコボコの激しい事!

常識的にはテントを立てるなんて考えられない場所ばかりなのですが「超絶我慢!」

(90cm✖180cmのコンパネを500円で貸し出していますが、枚数に限りがあります)

こういう天場なので大きなテントは張るのが困難!2~3人用がベターです。

最盛期は2000張りを越える事もあるという事なので、テント場ばかりかトイレも激混み!

トイレ待ち3時間という信じられない状況もあったとの事ですが、

30分~1時間待ちは覚悟して早めにトイレに行きましょう。

(トイレのコツ)

ほとんどの人が眠っている早朝(出来れば4時前)に済ませるのがコツです。

4時頃から天場はざわつきだしますので、それで起きてすぐにトイレに行っても間に合います。

5時以降は長い行列(特に女性)となり、モルゲンロートを見ようと思ったら4時起きを奨励します。

  【幕営のコツ】
  上記のように「良い天場」はないと言っても過言ではありません。
  コンペねを1日500円で借りられますが、2019年10月5日(土)の朝9時にはコンパネは1枚も無くなっていました。
  前日の暴風雨でヒュッテに宿泊した人が早々にテントを立てる為に借りてしまったからです。
  暴風雨でなかったらその人たちが前日から借りている事になるので、やはりコンパネは払底していると思われます。
  つまりコンパネを当てには出来ないという事です。
  幕営の受付は午後3時頃からなので、涸沢に着いたらすぐに適当な場所にテントを張ってしまい、その後で受付します。
  幕営する場合はヒュッテのある高台に登らず、手前の涸沢小屋方面へのルートで天場へ行くほうが早くて少しだけ楽です。
  
  幕営受付小屋(天場のほぼ中央にある)とコンパネ
  
    幕営料金1,000円/人・日 コンパネ1枚500円/日
    受付をすると表札のようなものをくれるので、テントに見えるようにぶら下げて置きます。
  
  【涸沢幕営用特別装備品】
  テントマット
    天場は全てごつごつした岩の上でテント底を保護するマットが必需本です。
    (コンパネを500円で借りられますが、数に限りがあって亡くなってしまいます。)
    代用品として安価で透湿性のない厚手のブルーシートがお勧めです。(必要な大きさに切って持って行きます)
    天女さんちでは断熱とテント底の保護を兼ねてプチプチシートも併せて持って行きます。
  携帯トイレ
    涸沢の紅葉期のトイレ事情を考えると携帯トイレは必需品と言えるでしょう。
  錠前(鍵)
    最近、テントや中に置いた羽毛シュラフなどが盗難にあったというニュースが続発しています。
    テントの入り口はチャックが2つになっているので、φになる時はそのつまみ同士を錠前でつないでおきます。
    
    天女さんちは海外旅行で便利なTSAロックにしましたが、百均で216円
  防寒対策品
    涸沢では紅葉期には氷が張ったり降雪がある事もあるので、それを想定した防寒対策が必要です。
    三期用寝袋では厳しいと思いますが、着替えを着こみ雨具にホッカイロでしのぐ手もあるかもしれません。


【オーバーユース】

異常のように紅葉期の涸沢は完全に「オーバーユース」それも極端なオーバーユースです。

幕営料が1人1,000円と高めなのはその対策かもしれません。

旅館は休前日、土曜日が割高な料金になるように、涸沢ヒュッテも「紅葉期料金」を導入するようになるかもしれません。

曰く、布団1枚に5人寝て1泊2食2万円とか・・・素敵に哀れです!!


【横尾・徳沢での宿泊】

涸沢の紅葉を見ながら「生ビールにおでん」の後は、激混みの涸沢を避けて横尾や徳沢に泊まる代替案です。

ある程度の「登山脚」があっても、横尾から涸沢間の登山道では登山者を待つ時間のロスが大きく、

日帰りして上高地に戻ってバスに乗る事は困難です。

(コースタイムのほぼ半分で歩き通す脚力があれば可能です。錆鉄人と天女は過去2回日帰りしています。)

つまり一般的な登山者なら朝一番に上高地に入ったとしても、どこかで泊まらなければ涸沢の紅葉登山は出来ないという事です。

横尾・徳沢での宿泊のメリットは、布団1枚に1人で「快適な睡眠が出来る」に尽きます。

(2018年の情報です。2019年は未確認、改定されていたら修正します)

〇横尾山荘
 1泊2食 10,000円(2019年の宿泊料金は変わっていません)
 横尾から涸沢は登り3時間下り2時間、その気になれば誰でも翌朝涸沢に行って上高地から脱出が可能です。
 一般的には1日目に涸沢登山後に横尾泊まり、お風呂に入ってスッキリし、翌日下山というパターンでしょう。
 横尾は景色も素晴らしいのが〇、幕営も可能です。
 幕営料金 一人700円

〇徳沢園
 横尾まで上り(「登り」じゃない)・下りとも約1時間ですが、個室が充実していて宿泊は雲泥の差
 もうホテルに泊まる感覚で過ごせます。(個室料金も高級ホテルレベル)
 相部屋で12,000円、最高級の洋室Bタイプ(1室2名)は1泊2食で一人29,000円!
  (2019年の宿泊料金は変わっていません)
 それでも専有面積で割ると、涸沢ヒュッテよりはるかに割安です。
 23㎡で29,000円なので2,522円/㎡ 涸沢ヒュッテは90cm✖180cmの敷布団に4人として23,457円/㎡
 徳沢はキャンプ場としても有名(柔らかな草の上にテントが張れます)で、シーズンはテントが林立します。
 (サルが多数出没するので食料品に注意が必要です。)
 幕営料金は1人700円


【アクセス(駐車場)】

大都市からは直行の夜行バスもあるようなので、それが一番手軽と思われます。

マイカーの場合は、松本方面からは「沢渡」に駐車し、シャトルバスかタクシーで上高地に入ります。

駐車料は1日500円、午前0時で日数が更新されるので、午後11時に駐車して翌日涸沢で宿泊して翌々日午後戻っても1500円となります。

タクシーは4人乗ればバス料金よりも安くなるので、駐車場で相乗りする人を見つける事が重要です。

タクシーはザックをトランクに乗せ、運転手さんとの会話も楽しめますが

バスだと大きなザックを膝に乗せて座っていなければならないので大変です。

相乗りする人が決まったら、前夜のうちにタクシーの予約をしておけば万全です。

(帰りも上高地バスターミナルで相乗りする人を探しましょう!案外楽にみつかりますよ!)


〇沢渡で車中泊するならどこがいいか?(極秘情報)

沢渡にはたくさんの駐車場が分散してありますが、

①車中泊に一番便利な場所は、ズバリ足湯公園裏の第二駐車場です。
  本当は混雑すると嫌なので書きたくなかったのですが・・・


  理由は・・・
  1.足湯が楽しめる
  2.24時間の利用可能な「きれいな」トイレがある
  3.横の道路にタクシーが客を拾いに来てくれる可能性がある(=予約なしで乗れる)
    タクシーは4人乗りすればバスよりも料金が安くなる上、ザックを膝の上に乗せる必要もなく快適に上高地入り出来ます。
  4.国道沿いではないので夜間は静か
    ただし、確実にタクシー・バスに乗る事を考えると、発車時刻までにバスターミナルに行く必要があります。

②タクシー・バスに予約なしで一番乗りしたいなら、「バスターミナル直近の第一駐車場が便利」です。
  ここにいれば寝坊しない限り始発のバスに乗れます。
  また、バスターミナルのタクシー乗り場ではタクシーの関係者が4人ずつ乗客をまとめてくれるので、苦労なくタクシーに乗れます。
  ザックを担いで長い距離を歩いてバスターミナルに行く必要はありませんが、
  バスターミナルのトイレは夜間閉鎖されているのが難点、足湯公園のトイレに行く必要があります。

(他の駐車場に関しては車中泊した事がないので「知らない」というのが正直な話ですが、

 「ともしび」に前泊してジャンボタクシーで上高地に入った記事があったので如何に紹介)

③ジャンボタクシー利用
 ジャンボタクシーは1台8,400円(8人乗ればタクシー4人乗り料金と同じ)で上高地に入れるようで
 多人数の場合は上高地までの料金がお安くなります。(事前に予約の事)


( アカンダナ駐車場)

高山方面からは、平湯のアカンダナ駐車場に駐車してシャトルバスで上高地に入ります。

何故か(県か国会議員の力関係と思われます)アカンダナからのシャトルバスは始発が沢渡より30分遅いので、

少しでも早く上高地に入りたい場合は、有料の安房峠トンネルを通って沢渡に駐車しましょう。

(安房峠トンネル有料道路入り口から約15km、通行料金は780円)

長らくアカンダナ駐車場の料金は1回1000円で長い日数の駐車の場合はお得だったのですが、

1日600円に変更になりました。

夜間はゲートが閉め切られていて、車中泊も禁止されています。

やる気があるのか!と言いたい「お役所仕事」の典型です。


【上高地から涸沢間のトイレ事情】
登山の場合、問題になるのがトイレです。
コース沿いの各小屋にあトイレがありますが、公衆トイレに関して説明します。
なお、パノラマコースの場合は涸沢~徳沢間にトイレはありません。

・上高地バスターミナル
 有料トイレ有(誰もが登山前に行くので結構混雑している)
・河童橋
 有料トイレ有
・小梨平
 コース沿いに無料トイレ有(空いていてお勧め!)
・徳沢
 無料トイレ有(徳沢園の100m手前)
・横尾
 無料トイレ有(横尾山荘の横)
 この先、涸沢までトイレはないので登山者・下山者ともに使用するので待ち時間が発生する事がある



Googleで「涸沢 駐車場」で検索すると
錆鉄人の以下のページが1番最初に出て来てビックリしましたが、
アクセス等に関してどこよりも詳しく書いてありますのでご覧下さい。

【涸沢(上高地)へのアクセス・駐車場情報と宿泊情報、撮影ポイントなど】

http://blog.goo.ne.jp/sabitetsujin/e/e094c1f11eca17019aac99060a2fc516

ここで撮影ポイントを紹介したのは失敗でした。

もう絶好のポイントで撮影するにはモルゲンロートの1時間前から場所取りをする必要があると思われます。


【スマホの受信情報】

ドコモ:涸沢のコル、涸沢ヒュッテ、涸沢小屋で受信可能です。

しかしながら、弱い電波状況で多数のアクセスがある為に電波状況は非常に不安定です。

尚、天場はほとんどの場所で受信不能ですが、幕営受付小屋から涸沢小屋方面で受信可能です。


【涸沢の物価情報】

涸沢ヒュッテ・涸沢小屋の宿泊料金 :10,000円(2食付き)
(涸沢小屋は連泊値引き有り)

  涸沢ヒュッテの食事の例
    夕食                                                     朝食
    

  ちなみに宿泊しないで食事すると、夕食2,500円朝食1,500円です。(弁当1,000円)

  生ビール800円 缶ビール:350mL500円、500mL700円 日本酒500円(ビール類は「良心的」価格です。)
  缶ジュース300円 ペットボトル400円 ボトルワイン2,500円 水:無料
  おでん:卵200円 大根100円 ガンモ100円 こんにゃく100円 さつま揚げ100円 ちくわ100円 以上の6点おでんセット700円 ジャガイモ200円
  カップヌードル400円 ポテトチップス類の「販売もあります。
  ラーメン1000円 カレー1,000円 涸沢コーヒー400円
  

  
  

幕営料金 :1,000円/人・日
      コンパネ500円 シュラフ2,000円
      *コンパネは数が少なく利用出来ないと考えて下さい。(テント底の破損対策が必至です)
        


【上高地~涸沢の入浴情報】

・上高地
  上高地温泉ホテル(温泉かけ流し!)
    露天風呂や樽風呂もある源泉かけ流しの温泉が楽しめる老舗ホテル
    
    上高地温泉ホテルは河童橋渡って川岸の遊歩道を30分ほど下った所にあるので
    涸沢帰りに日帰り入浴しようとする登山者にとって「地の利」が悪いのが難点
    *但し帝国ホテルバス停までは徒歩7分
    7:00~9:00、12:30~15:00 料金:大人800円、子ども(3歳以上小学生以下)400 円
  上高地ルミエスタホテル(温泉)
    上高地温泉ホテルの手前にあるハイエンドホテルなので入浴料金が難点
    露天風呂や内湯、きれいなパウダールーム・マッサージチェアがある湯上り処などの施設が充実
    11:00〜13:00(12:30受付終了)  料金:大人2,100円、小学生1,050円

 (河童橋近辺)
  上高地アルペンホテル(温泉ではありません)
    穂高連峰の雄大な姿を眺めながらゆっくりと疲れを癒せる上高地では大きめの浴場が特徴
    07:00~10:00・12:00~14:30  料金(税込):600円/小学生未満300円

・小梨平
  森のリゾート小梨・小梨の湯(温泉ではありません)
    小梨平にあるキャンプ場の入浴施設。男女とも15名程と外来入浴としてはやや小ぶり。
    12:00~19:00(夕方は幕営者で混雑)  料金(税込):大人600円/小学生以下500円

・徳沢
  徳沢ロッジ(温泉ではありません)
    涸沢に一番近い「外来入浴」出来るお風呂です。
    リンスインシャンプー・ボディシャンプー・ドライヤー有りで、幕営する人にお勧め。
    15時~19時半  料金(税込):大人800円
    

・横尾
  横尾山荘(温泉ではありません)
    入浴は山荘の宿泊者のみ(幕営者は✖)

・涸沢
  残念ながら涸沢ヒュッテ・涸沢小屋のどちらも風呂はありません。(従業員用の風呂は有ります)

・釜トンネルの近辺
  中の湯温泉
    奥穂高岳を望む露天風呂はぬるめでとても気持ちが良くお勧め
    12時~17時  料金(税込):大人700円 子供350円
    
    (泊まればこんな景色がみられるかも?)
    釜トンネル横の売店で受付し徒歩2分の秘湯「卜伝の湯」(洞窟風呂)もお勧め!
    7:00~17:30(最終入浴~17:00) *現地受付のみ料金:700 円/人(30分)
    *宿泊者優先なので7時~10時、15時以降は入れない事が多くなります。
    
    
  坂巻温泉
    釜トンネルから2kmほど松本方面に下った所のトンネルとトンネルの間。右側にあります。
    11:00~16:00  料金(税込):大人600円 子供300円

・沢渡周辺
  梓湖畔の湯
    沢渡大橋のたもとにある露天風呂もある温泉
    10時~19時  料金(税込):大人720円
  上高地ホテル
    沢渡大橋いから上流のほうへ約500m左手
    日帰り入浴施設と違って空いている可能性が高いと思われます。
    7時~21時  料金(税込):大人650円


【涸沢以外の絶景紅葉の山】

(以下は、涸沢に来る人が一人でも少なくなるようにと言う錆鉄人の策略でありますが・・・)

紅葉時の涸沢に行こうとしたら、

山小屋も、テント場も、トイレも、売店も、登山道も、駐車場も「全部」が大混雑、地獄の世界です。

錆鉄人的には絶対に紅葉期の涸沢行きをお勧めしません。

涸沢でなくても素晴らしい紅葉を楽しめる山は他にもたくさんあります。

涸沢は上高地バスターミナルから6~7時間歩かなければなりませんが、

手軽に行けて素晴らしい紅葉を楽しめるお勧めの山は立山と木曽駒ケ岳です。

立山はケーブルカーとバスで室堂まで行けてしまい、

その途中や室堂周辺の素晴らしい紅葉が楽しめます。

また、地獄平のテント場はすぐ近くに温泉があって(有料)何日幕営しようが500円

(という事で夏も超お勧め!)

錆鉄人もいつか幕営したいなぁと思っているのですが・・・


木曽駒ケ岳もケーブルカーで着いた所が紅葉の絶景ポイント!

少し歩けば木曽駒ケ岳の頂上に立つことも出来、山小屋にも泊まれます。

ケーブルカーで手軽に往復出来てしまうので、

山小屋に泊まる人は少なくて快適なんじゃないかと思うのですが・・・

(ただしケーブルカー駅併設のホテルは10月一杯は超高い料金です!)

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空前絶後!

2019-10-06 21:55:08 | 涸沢
去年はこんなことはなかったように思うのですが、

数週間前から涸沢の紅葉情報のブログの閲覧数が異常とも思える多さになり、

それに伴い空前絶後のランキングとなりました。




苦労して涸沢の地獄の大混雑に行くのだから、

出来るだけ良い時期に行きたい

良い撮影ポイントで写真を撮りたい

安く行く方法があるなら知りたい

温泉も楽しみたいetc

そんな錆鉄人なりの欲求で調べたものを思いつくまま書いたもので

すごく読みにくいと思いますが、お役に立っているのでしょうか?


今回は強風・大雨での登山・幕営となったので、

どこの天気予報が正確かを知りたいのですが、知っている人は教えて下さい。

(「てんきとくらす」は確かに一日中「C」でしたが、雨や風などの詳しい情報がないのが不満です。)

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2019年 涸沢紅葉登山

2019-10-06 08:05:20 | 涸沢
(姉の嫁ぎ先のお母さんがなくなられて今日がお通夜、明日は葬式なのでとりあえず写真をアップ、以後追加します。)

台風崩れの温帯低気圧が来ていましたが、

天気jpの松本の天気予報で4日の午前中に曇りになり以降は晴れるという予報を信じて涸沢行きを決め

3日午後自宅を出発し、夕方にいつも通り沢渡の足湯公園横の駐車場へ車を停めました。

駐車している車はせいぜい十数台!

しかしながら、天気予報は完全な外れ!

横尾を出た頃から雨が降り出し、次第に雨脚が強くなり・・・

天場に到着したのは11時半頃、強風土砂降りの中、かじかんだ手でテントを張りました。

それでも雨が止むのを信じていたのですが夕方になっても強風と雨は止まず、生ビールを飲む気にもなれませんでした。

6時頃には天場はひっそり、みなさんすでにお休みになっていたようでした。

雨は9時過ぎに上がったので、トイレに行こうと外に出ると満天の星でした。

それからも繊細な錆鉄人はなかなか眠れず・・・

3時半にアラームが鳴りましたが、こんな日にトイレが混むはずもないと思い、

4時まで横になっていてトイレに行きましたがガラ空きでした。

そして、5時少し前にEOS M6MarkⅡとG7Xを持って池の撮影ポイントへ出発しました。

今年の涸沢の紅葉を一言で言うと、以下の写真でも分かるように枯葉が多くかなり残念なレベルです。

(写真で葉っぱは見えませんが、赤や黄色ではなく茶色が多いのです。)

EOS M6MarkⅡのデビュー戦だったのですが・・・



テントの少なさが良く分かると思います。

幕営のつもりだったけれどヒュッテに泊まったという人が多かったようで、7時過ぎにはテントの数が一気に増えていました。



池の所に撮影に来た人は数人、でも水面に写る紅葉を写そうと考える人はいなかったので一番良いポイントで撮影出来ました。





モルゲンロート時はたくさんの人が撮影していた大岩の上も2~3人になっていたので撮影に上がり、

そこにいた小柄な女性に声を掛けると、お付きの人が

「その人は漫画家の鈴木ともこさんです。」

と言われビックリしましたが、気軽にお話しして下さい、写真も撮らせてもらいました。



涸沢は大混雑すると聞いていたので今まで来なかったけれど、やはり素晴らしい景色ですね。

とか、

本当は昨日下山する予定だったけれど、天気が悪くて1日延ばした。

とか。

お勧めの紅葉の山は何処ですか?

と尋ねると

「中央アルプスの〇✖の◎△の◇□」

と教えて下さいました。

涸沢より小規模だけど誰もいなくて素晴らしい紅葉を独り占めだったそうです。

(折角のそんな良い所が大混雑する場所に変わると大変なので、地名は伏せておくことにしました。)

濡れたテントを乾かし、斜面全体が太陽に照らされるのを写してから下山する事にしたので、テントを撤収して天場を離れたのは9時少し前でした。



涸沢に来て生ビールを飲まないなんて!

そんな記録に未練はありません。

下山する時に売店に寄ってちゃんと飲みました!



  ジョッキ越しの涸沢槍!

下山は蟻の行列のように登って来る団体登山者を待つのはまっぴら、景色の良いパノラマコースにしました。



ヒュッテから5分位の撮影ポイントです。



さらに進むと槍が頭を出して来ます。



屏風のコルから10分ほど登った所からの景色

天女をコルで待たせて10分だけ登って戻る事にしていたので、屏風の耳までは行きませんでした。

コルに戻ってカップラーメンを食べて出発。

新村橋までの下山も岩がゴロゴロしていて歩きにくい上、結構長くて嫌になる頃やっと新村橋に到着。

パノラマコースは鎖場やロープ以外にも険しい所が多いので自信のある人だけ通って下さいね。

下山までに出会った登山者は30~40人だけでした。


例年通り、徳沢でソフトクリームを食べて・・・バスターミナルまでまだまだ長い道のりです。



河童橋のたもとには・・・



今年もお会いしましたホームレス画家の渡辺画伯(画伯の話が止まらないので30分ほど足止めになりました。)

16時半頃、駐車場に戻りベッドを片付けて出発、途中で夕食を食べて帰宅したのは21時少し前でした。
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土日の日程を開けました!

2019-09-30 21:15:39 | 涸沢
5日は報恩講の準備作業、6日から8日が報恩講で、区長は役員として出席しなければならないのですが

都合があるだろうから各自半分ほど出れば良いとの事だったので

(勿論、前部出席される人もいますが、錆鉄人は「後生願い」ではないものですから・・・)

7日、8日を出席として、5日と6日は欠席にして涸沢行きに当てる事にしました。

天気予報は日・月・火がベストなのですが・・・

10月1日、今朝の河童橋からの眺め



写真を撮った友人は、今日は涸沢小屋
明日は奥穂から吊り尾根を渡って岳沢小屋に泊まる予定との事
もう1日早ければ最高だったけど、ぎりぎりセーフのようで良かったです。


ところで、涸沢予定の5日は土曜日!

涸沢地獄の最大のピークの日だと思われるので、本来なら絶対に行かないのですが・・・

4日までは台風(温帯低気圧に変わっていたとしても)の影響で幕営は困難と思われ

5日、6日しか持ちタイムがないのです。

(今夜は会合があったので✖、明日出発の明後日入山は天気予報が雨で、さらに以降は台風接近の為✖)

勿論、携帯トイレを携行してトイレ地獄に対応するつもりですが、

行くか行かないかは今後の天気予報次第です。(土曜日も雨の予報・・・)


*1日朝の天気予報では、数日前の予報と比べ進路はやや北に離れるけれども
 温帯低気圧に変わってからの速度が遅くなり、影響は土日まで及ぶようで晴れは期待出来ません。
 ガスってなにも見えない可能性もあるのに涸沢地獄に突入する意味はあるのか・・・悩む所です。
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アクセス新記録

2019-09-29 10:43:48 | 涸沢
先週は涸沢紅葉情報のページ

「ほぼ毎日更新:令和元年の涸沢紅葉の見頃予想(過去5年の紅葉写真付)と混雑予想 宿泊、アクセス、トイレ事情から駐車場での車中泊について」

のアクセスが異常に多く、ランキング上位を狙ってブログを書いている訳ではないのですが

1日のアクセス数でも週間のユニークユーザー数でも今までにまたこともない上位になりました。



(ちなみに自分でブログを見てもアクセスは増えません。)

この涸沢紅葉に関するブログは涸沢の紅葉が終わるまで更新を続けるつもりなのですが、

それまでアクセスが多い状態が続くのではないかと思われます。


ところで、錆鉄人は区長業務の関連などで、涸沢に行ける日は1日から10月4日までしかなかったのですが

(9月29日、30日は夜に会合があり、6日~8日はお寺の報恩講で世話係、11日からは九州行き)

台風の発生と接近する進路予報の関係か、1週間前と打って変わって天気予報が悪化

天女の神通力が衰えてきたのでしょうか・・・


折角IOS M6MarkⅡを買ったのですが、

天気が悪いのに言ってもしかたがないと思っているので行かない可能性が出てきました。

朝昼晩と天気予報をにらめっこして、隙あらばと思っているのですが・・・

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遂に機種決定

2019-09-24 14:41:28 | 涸沢
錆鉄人と天女は百名山全山日帰りを夫婦で行い、

紅葉の涸沢も6回堪能し、

さらには約800か所の温泉巡りを行い、

いろんな観光地にも足を延ばして遊びで走った距離は50万km以上

数えきれないほどたくさんの素晴らしい景色に出会いましたが、カメラは全てコンデジでした。

今持っているのはキャノンのG7X、買って4年が経過しました。

こんなに長くデジカメを買わなかったのは初めてですが、買い替える必然性を感じなかったからであります。


その理由の一番は大きくて重いデジ一眼を買うという考え自体がなかったからですが、

槍のてっぺんから撮った夜明け前の槍ヶ岳山荘から笠ヶ岳の写真をA3ノビサイズで印刷していると、

あまりにもべったりと潰れているのに落胆していました。

これはG7Xを買う前で、撮像素子がさらに小さな(一般的コンデジと同じ1/2.3インチ)ソニーの25倍ズーム機だった為で

G7Xで撮っていたら、もう少し鮮明な写真になっていたに違いなく、

さらにデジ一眼だったら「はるかに」鮮明に写っていたはず!

という所が今回の涸沢行きにデジ一眼を買おうかな・・・と思うようになった動機です。


天女は錆鉄人が言った事にはどんな事でも「はい。」としか言わない不思議な人で、

「今年も涸沢に行きたい!」

と言うと

「はい。」

「高いカメラを買いたい!」

と言っても

「はい。」

と言って反対しません。


反対されればむきになって買ってしまうかもしれませんが、

天女が反対しないのでかえって購入には消極的になってしまいます。

今回も別にG7Xでいいんじゃない?と迷いました。

が、今年は区長なのでほとんど旅行に出かける事がなかったので、

例年と比べれば一番高いデジ一眼が数台買える程お金を使っていません。

天女さんちは市からプレミアム商品券の購入案内がくるほど収入の少ない生活困窮家庭ですが、

共働きで貯金した莫大な貯金(これは嘘です)を死ぬまでに使い切る為に

天女が後押ししてくれたので(これも嘘です。)

やっぱり買おうかな・・・となった訳です。


という事でいよいよ機種選び!

条件は・・・(風景の撮影がメイン)

 ・一眼レフ形状だとしても出来るだけ軽量小型

 ・画質が良い事

 ・値段が安い事

こんなカメラがあれば飛ぶように売れてしまいます!

カメラは毎年のようにモデルチェンジされ新製品が出ていますが、

ここ数年の新製品の撮影能力の向上は主に「連写能力」「動画の4K対応」「瞳AF」

これらの能力は錆鉄人の用途には必要のない性能なので、値段の下がった旧機種を選択しても不満はありません。

曰く4000万画素のフルサイズ機「α7RⅡ」

ソニーなので軽量小型で、これに4000万画素というのは錆鉄人の用途にはピッタリ

α7Ⅲは画素数は2500万程度、錆鉄人には不必要な上記の高機能があるだけなので没

キャノンのミラーレス一眼も画素数は同等なので最新機種でも触手が伸びません。

高画素といえば6000万画素のα7RⅣがありますが、これだとレンズも最高級でないとカメラが泣きますから、財布も泣くので没

したがってフルサイズならα7RⅡ一択、旧々機種なのでボディ本体の値段も20万円を切っていて、

キャッシュバックキャンペーンもあるのでレンズ込みで初期投資は30万円位で済みます。

30万円位、へ、へっちゃらだーい!

もし、一緒に買いたいレンズが買えたらこれを買っていたかもしれないのですが・・・そのレンズの納期は1ヶ月

肝心の涸沢に間に合いません!

泣く泣く諦めました!


α7Rⅱはフルサイズ期としては小型軽量なのですが、

ミラーレスでソニーに負けているキャノンも、最近は頑張って小型軽量機を出してきていますが画素数は2500万程度

錆鉄人的には画素数命だと思っているので上記のようにα7Rⅱほど食指が動きませんでした。


という事で、フルサイズじゃなく小型・軽量のAPS-Cで機種選択

旧機種でなくてもレンズ込みで10万円以下で買える機種もあります。

折角、撮像素子が半分のAPS-Cなのにするサイズ一眼と似たような形状の「大きな」ボディもあれば

おもちゃのようなちっちゃなIOS Kiss S もありますが、

錆鉄人的にはいずれもオオカミの皮を被ったキツネ(ことわざはヒツジですが・・・)

勿論、その形状はグリップや様々な機能を操作するダイヤルやスィッチを配置する為である事は理解できない訳ではないのですが・・・

という事で、最終的な選択肢は威圧感のない形状のカメラとなり必然的に小型軽量かつ安価!

そういう機種の中で高画素・高画質のカメラを探します。

他にもいい機種はあるのでしょうが、選択肢はソニーとキャノンに絞りました。

カメラ内手振れ防止のα6500が出たばかりですが、錆鉄人には不要な高機能があるだけで画素数は変わらず

まだ新しいα6400はレンズ込みでかなりお安いのですが

画素数3220万画素!の9月27日発売のEOS M6 MarkⅡがレンズ込みで15万円

販売シェアでソニーに負けているので、キャノンが巻き返しを狙って出して来た機種と判断出来ます。

キャノンは様々なシリーズがあるのですが、それぞれにヒエラルキーがあって

APS-CのM6なら入門者用という位置づけで、機能など様々な面で上級機種と「差」が付けられているのですが

錆鉄人的にはそれを打破して3,220万画素を打ち出して来たのではないかと思っています。

問題はレンズに3000万画素分の分解能があるかという事ですが、

フルサイズでも4,000万画素、6,000万画素となった場合はどうなのか・・・

錆鉄人的にはおとなしい顔でありながらアクセルを踏むとセレナやボクシーが着いて来れない走行性能のステップワゴンのように

EOS M6 MarkⅡは「ヒツジの皮を被ったオオカミ」的な感じがして「購入決定」

注文しました!

最新機種なので4K動画や毎秒14コマの連写、瞳AF以外にも機能が豊富ですが、

基本的にはオートでしか撮影しないと思うのでおまけみたいなものです。


買ったのは近くにショップがある安心感から(と言っても30分以上かかりますが)キタムラのネットショップ

ボディ単体以外に4つのセット商品があるのですが、

EVFは不要と考え、高倍率ズームセットとダブルズームセットで悩みましたが

高倍率ズームは18-150mm、ダブルズームセットは15-45mmの標準ズームと55-200mmの望遠ズームという事で

高倍率ズームは広角が35mmサイズでは29mm相当に対し、標準ズームのほうは24mm相当なので、この広角の差でダブルズームセットに決めました。

レンズを付けたままで持ち歩いた場合のバランスが良いのも〇、さらには何故かセット価格も安めです。


あとはバッテリー1本だけでは不安なので、アマゾンで互換バッテリーを注文!

充電器とバッテリー2本で2,880円(送料込み)

2100円程の安いものもあったのですが、「バッテリー残量表示をしないので☆3つ」というクチコミを見て✖

買った互換品もサクラみたいなクチコミが多く

しかもバッテリー残量表示云々が全くなくので残量表示をしてくれるのか不安が残りますが・・・


という事で、27日の発売日発送のはずなので、28日には届くのでしょうか・・・

涸沢にはちゃんと間に合ってくれるはず!


おかあさん、ありがとう!
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アクセス数にビックリ!

2019-09-24 08:12:45 | 涸沢
このブログを書く時、ついでに「アクセス解析」のページを見ているのですが

この数日、2018年にアップした涸沢の紅葉情報のページにもの凄いアクセスがあって・・・



こんなふうに途切れなくアクセスが続いている事はなかったのでしたが、

トップページよりも涸沢の紅葉情報のほうが遥かに多いのにさらにビックリ

みんな涸沢に行きたいと思って検索したのでしょうが、

錆鉄人のブログは「涸沢地獄」を強調して、涸沢に行こうと考えている人を思い止めようという裏の意図も入っているのですが・・・

大事な撮影ポイントを紹介して混雑に拍車をかけてしまっているような・・・


今朝になって、アクセス解析を開くと昨日のユニークユーザー数がが1,000を超えていました。



普通は600~700なのですが、ランキングは300番台というのも初めてかも?

今日も2019年版のアクセスがトップ、きっと10月10日頃まで続くのではないかと思われます。


今年度版として、増補改訂版を

「随時更新:令和元年の涸沢紅葉の見頃予想(過去5年の紅葉写真付)と混雑予想 宿泊、アクセス、トイレ事情から駐車場での車中泊について」

と名前を変えてアップしていますが、こちらのアクセスは僅か

こちらのほうは今年の紅葉情報以外にも情報を追加しているのですが・・・

と思っていましたが、「涸沢 紅葉」で検索するとこの平成元年版がトップページに出て来るので

平成元年版がアクセスされているけれども、ブログのアクセスページでもは「2018年版・・・」として表示されているようです。


紅葉期の涸沢の混雑は限界を超えているので、

近い将来、涸沢への入山が制限になるか、紅葉期の料金が倍の季節料金となるのではないかと思っているのですが・・・

だから行けるのは今のうち!

(しまった!また逆に煽ってしまった・・・)


大量の汗をながして涸沢地獄に行きましょう!

【感動は流した汗に比例する】・・・錆鉄人の感動理論です。
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2019年涸沢紅葉鑑賞 総合情報

2019-09-03 11:49:03 | 涸沢
錆鉄人は涸沢の紅葉に包まれているだけで幸せな気持ちになれる涸沢病患者です。

正確にはそこには生ビールが必要ですが・・・


涸沢はもういいんじゃない?と言っていた天女も、

「病気じゃあしょうがないわね」と同行して看護してくれる事になりました。

とはいえ、涸沢の紅葉鑑賞には天気以外にも様々な障害があって相当な覚悟が必要なので

観光気分で涸沢に行こうと考えている人は絶対に止める事をお勧めします。


【涸沢紅葉鑑賞の様々な障害】

1.紅葉最盛期の時期と混雑
2.天気
3.上高地へのアクセスと駐車場
4.コース
5.宿泊
6.トイレ

という事でこれらの障害についての解説です。

(2)天気
天気については解説しようがないので、ここでは解説しません。
運を天に任せて宿泊やバスなどの予約をするしかありません。
錆鉄人は毎日が日曜日なので、直前の天気予報を見て行きますが、
それでも天気が急変して雨になった事もありました。

(1)紅葉最盛期の時期と混雑
紅葉の最盛期は年々早くなってきているように思われます。
錆鉄人が結婚20周年(という事は19年前)記念で涸沢に行った時は、10月10日の体育の日前後が紅葉の最盛期でした。
しかしながら、近年はおおむね9月下旬が紅葉の最盛期となっています。

涸沢の紅葉状況については、涸沢ヒュッテが9月10日頃から写真付きで発表してくれていますが、
2019年は9月18日現在未発表、つまり紅葉の始まりは「遅れている」という事です。
しかしながら、数日前から最低気温が8℃を下回るようになったので、紅葉が進行しはじめると思われます。
そして、4℃を下回る日があれば一気に紅葉が進みますので、2019年の「紅葉最盛期」は遅れるとは限りません。
最盛期は下手をすると1日、長くても数日しかありません。

混雑に関しては、同じく涸沢ヒュッテが宿泊予約の「混雑予想カレンダー」を発表しています。
9月3日現在 9月26日から10月12日まで混雑が予想されていて
9月28日(土)29日(日)は「かなりの混雑」の予想となっています。
但し、これは3日現在であり、今後予約が進むにつれほとんどの日が「かなりの混雑」となり
土日は激しい混雑となるのは間違いありません。
(9月19日現在も混雑状況は変化ありません。予約は進んでいると思うのですが・・・)

如何に激しい混雑かというと・・・
宿泊予約に関しては後述しますが、ほぼ以下のように考えておいて下さい。
  混雑    ≒ 布団1枚に2人
  かなりの混雑≒ 布団1枚に3人
  激しい混雑 ≒ それ以上
展望ヒュッテで同席した人から「布団1枚に7人だった!」という話を聞いた事があります。
事実かどうかは不明ですが「覚悟」はしておいてください。
そういう状況の中での安眠対策は、生ビールをたくさん飲んで他の人よりも早く寝てしまう事です。
但し、夜中にトイレに起きて戻った時に、入り込むスペースがあるとは思えませんが・・・


(3)上高地へのアクセスと駐車場

涸沢へは上高地バスターミナルから歩いて行くのですが、
御存じの通り上高地はマイカー禁止、さらには釜トンネルは夜間車両通行止めです。
(但し歩いて通行する事は可能で、錆鉄人も開通前の河童橋まで2回歩いて入った事があります。
 上高地バスターミナルまで約6km2時間ほどの道のりです。)
大都会からだと上高地への直通の夜間バスがあり、お勧めです。
松本まで電車で行き直行バスにのる方法もありますが、松本までかなりの時間がかかるので次善の策となります。
一般的かどうかは分かりませんが、錆鉄人は車で行ってシャトルバス(またはタクシー)に乗って上高地に入ります。
2人以上なら車で行くほうが「電車+バス」より安くなると思います。

という事で、車で行く場合の駐車場や費用等について解説します。

【駐車場】
東京都など東日本方面から車で行く場合は「沢渡(さわんど)」に駐車します。
一帯で約2,000台の駐車が可能ですが、最混雑期には満杯になる事も予想されます。
駐車料金は1日600円ですが、午前0時を過ぎると1日加算されるので前夜駐車して涸沢で1泊して戻ると駐車料金は1,800円となります。
  奥の手:民間駐車場の場合は朝からカウントするので、駐車料金は2日分で済みます。

沢渡はいくつもの駐車場がありますが、
シャトルバスの出発するバスターミナルに一番近い市営第三駐車場か、その次に近い市営第二駐車場に駐車するのがお勧めです。
というのは、始発シャトルバスや次発のシャトルバスはバスターミナルで満員となってしまい、
他の駐車場では乗車出来ないと思われるからです。
さらには、バスターミナルにはタクシーも常駐しているのでタクシー利用にも便利です。

【バス・タクシー料金】
沢渡地区から上高地バスターミナルまでのバス料金は、片道1,250円往復2,050円です。
従ってバスに乗るなら往復切符を買う事をお勧めします。
問題は釜トンネルの開門は5時からなのですが、
バスは土日の始発のみ5時、平日は6時始発なので、平日は上高地到着=涸沢への出発が遅くなる事です。
(過去には混雑状況によって臨時便が早く出る場合もありました。)

タクシーは4時半頃には乗車出来、釜トンネルゲートの5時開門を待っていてくれるので一番早く上高地入りが出来ます。
定額料金なので、待っていても料金が上がらないので心臓にも優しいのがうれしい所です。
錆鉄人は大抵の場合はタクシー利用で一番に上高地に乗り込み、先頭を切って涸沢に向かう事にしています。
(一番先頭で釜トンネルに入った事もあります。)

タクシー料金はバスと同区間で4,200円、従って4人乗れば1人当たり1,050円となり
バスの切符を片道ずつ買うよりお得になります。
問題は「4人そろわないと割高になる」事ですが、
沢渡のバスターミナルでは、タクシーが乗り合わせを集めてくれるので、ほとんどの場合4人で乗れると思います。
ただし、錆鉄人の経験上、上高地バスターミナルではほとんどの人が帰りの切符を買ってしまっていて
タクシー相乗りの人を見つけるのは困難で、帰りはバスに乗って帰っています。

タクシーに乗って一番乗りしようと考えている場合は、
沢渡駐車場に着いた時に一緒に乗り合わせする人を探しておき、タクシーも予約しておくのが確実です。
その為には沢渡駐車場に早めに到着すると良いと思います。
【タクシー】 
アルピコタクシー   TEL 0263-93-2700
沢渡共同配車センター TEL 0263-93-3336

どうしても同乗者が見つからなかった場合は、4時頃に沢渡バスターミナルのタクシー乗り場に行くと良いでしょう。
(バスの切符を購入する前の人に積極的に声を掛けましょう!)


(4)涸沢へのコースタイム
上高地バスターミナルから河童橋・明神・徳沢・横尾と遊歩道を進み、涸沢に行くルートが一般的です。
コースタイムは約6時間、休憩を入れて7時間という所でしょうか。
しかしながら、横尾~涸沢の登山道はすれ違いが困難な所に多数の登山・下山者がひしめき合うので
行列待ち時間が発生し、コースタイム以上に時間がかかると覚悟しておきましょう。
パノラマルートのほうが地図上では近いのですが、険しい鎖場とアップダウンが激しく上級者向けで
涸沢を往復する登山者の95%以上?は横尾経由と思われます。


(5)宿泊及び(6)トイレ

【小屋泊り】
涸沢には収容人数約170名の涸沢ヒュッテと約100名の涸沢小屋がありますが
上述したように紅葉期間中はどちらに宿泊しても大混雑が予想されます。
(涸沢ヒュッテのほうが人気がある分、混雑度は高いかもしれません。)

宿泊料金はどちらも1泊2食付き10,000円(槍ヶ岳山荘は10,300円でした。)
布団1枚に3人で寝ようが、5人で寝ようが料金は変わりません。
この時期に涸沢ヒュッテで「地獄の宿泊経験」をするのは生涯の思い出になる事は間違いありません。

【貸しテント】
涸沢ヒュッテには「貸しテント」があり、こちらのほうが遥かに快適な睡眠が出来るのでお勧めです。
テントは2人以上での申し込みが必要ですが、ちゃんと一人分のスペースに一人となります。
料金は1人9,000円(勿論食事無し、貸しシュラフは2,000円)とお高いですが、ゆったりと眠れます。
そして、食事は申し込めばヒュッテで食べられるので、普通に小屋泊まりの感覚で涸沢に行けます。
(但し、防寒対策が必要となります。)

しかしながら、紅葉シーズンの貸しテントは予約が終わっています。
但し、「キャンセルは無料!」なので、当日キャンセルがないか聞いてみる事をお勧めします。

【幕営】
上述のように2つの小屋を合わせても定員は約270名、
紅葉シーズンはここに1,000人以上が詰め込まれますが
涸沢の紅葉には全国から雲霞のごとく登山者が押し寄せてきて、その大半はテント泊(幕営)を行います。
幕営料金は1人1,000円/日(トイレ・水は無料)

最盛期の土日はテント数2,000張り、1テント2人としても4,000人

涸沢は氷河が運んだモレーン地帯(直径10~30cm程の岩が堆積している場所)なので
大半のテント場はこれらの岩を出来るだけ平らに並べただけの場所です。
従って、大きなテントは張るのが困難なので、2~3人用テントがベストです。
岩でテントが破れないようにテントシートは必携ですが(天女さんちはプチプチシートを利用しています)
涸沢ヒュッテではコンパネ板(90cm✖180cm)を1枚500円で貸してくれるので、利用すると良いでしょう。
ただし、これも枚数に限りがありますのでご注意下さい。

涸沢ヒュッテは水が豊富なので、水は無料です。
幕営でも貸しテントと同じように食事を申し込む事も出来るので、体力に不安がある人はその分荷物を少なく出来ます。
とはいえ、生ビールでいい気持ちになっているのに、ヒュッテまで食事に行くのは面倒に感じますが・・・

【トイレ待ち地獄】
定員約270人のトイレ設備を約5,000人が利用するのですから・・・混雑するのは当たり前!
朝は地獄の3時間待ち!!(当然ながら、特に女性用が混雑します!)
トイレが終わったら、又並ばなくては・・・

これを回避する秘訣は単純です!
「混む前に利用する」に尽きます。
少なくとも4時までにトイレを済ませる事です。
そして、朝食の時間になると行列も短くなるので、2回目のトイレを済ませて早立ち!
横尾で3回目のトイレというのがお勧めです。(横尾まで大を我慢するのも有りです)
その後は上高地まで1時間置きにトイレがあります。

【涸沢で宿泊しないという選択】
人は何故にこんなにも混雑する涸沢で宿泊しようとするのでしょうか?
・横尾
 一番近い横尾山荘はきれいで快適。テント場もあります。
 軽装で登れば2時間で涸沢に到着出来ます。
・徳沢
1時間遠くなるけれど徳沢には山小屋が2つ、
快適な広いテント場もあります。(サルに注意)
・涸沢日帰り
天女さんちは結婚20周年の時、紅葉の涸沢日帰りをしました。
上高地から3時間、涸沢で1時間、パノラマコースで上高地まで1時間、
合計7時間で上高地に戻り福井までマイカーで帰りました。
(この時はアカンダナ駐車場利用だったように思います。)

(7)上高地散策
天女さんちではもう10回近く涸沢で幕営しているので、
上高地に戻ったらすぐにバス、またはタクシーで沢渡に戻ってしまいますが
初めての人には上高地周辺は良い観光地、散策場所です。

明神池
嘉門次小屋
河童橋
ウエストン碑
日帰り入浴
大正池
田代池

以下、追記します。


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