令和元年(2019年)版のアクセスが非常に多くなってきたので
コロナ下の令和2年の涸沢の紅葉情報とその他の最新情報を追加して「令和2年版」としてアップする事にしました。
涸沢の紅葉、行くはよいよいコロナは怖い、怖いながらも通りゃんせ?
今年の涸沢紅葉登山は、コロナに感染して本当の涸沢地獄になる恐れがあると考え、
涸沢病の錆鉄人ですが、今年の涸沢紅葉登山は断念する事にしました!
◎令和2年(2020年)版
10月1日 9月30日の最低気温は2℃との事。冷え込みとともに紅葉が進行しています。
今後は「自分が見た紅葉が一番きれいだった!」と思い込めば良いだけです。
9月30日 涸沢ヒュッテの紅葉情報2020が9月27日からアップされています。(以下は涸沢ヒュッテのFBから)
27日:「上部は5割程度の色づき」(私見:これは緑から変色した樹々の割合と今気付きました)
28日:「3℃まで冷え込み、色づきが進みました」
29日:初氷(錆鉄人は九重の坊がつるで幕営していましたが、29日朝の気温は6℃でした)
写真を見ると、紅葉の進み具合は去年と同じ位に見えます。きょねは数日後には枯れてしまいましたが、
ナナカマドの紅葉を見ると今年は良さそうに思われますが、10月3日、4日の天気は良くなさそうです。
9月26日 涸沢ヒュッテの紅葉情報「紅葉は4割程度で最盛期は10月」との発表ですが
実際には紅葉が始まったばかりです。
9月25日 以前から紅葉が遅れているので空きのある10月12日、13日の予約をお勧めしていましたが
本日、10月12日の予約が満室になっていました。
26日、27日の紅葉はまだ走りと思われますが、予約した人はヒュッテの経営の為に宿泊をお願いします。
9月24日 涸沢ヒュッテの紅葉情報「現在紅葉は2割程度。見頃予想は月末~10月初旬。防寒対策として手袋+帽子も必要です。」
槍ヶ岳山荘では初氷観測「稜線付近のは草紅葉が色づいています。紅葉の見頃は月末~10月初旬あたりの予想です。」
9月24日の槍ヶ岳山荘直下の紅葉状況(槍ヶ岳山荘HPより)
今後の冷え込み次第ですが、紅葉は例年より相当遅れているようです。
9月22日 4連休の涸沢のテント数(涸沢ヒュッテのFacebookより)
9月19日:300張り以上 20日:850張り 21日:600張り(トイレ行列の「密」に注意しましょう!)
9月26日は1500張り位になりそう!(おお怖!)
今朝のモルゲンロートの写真を見ても紅葉は全く進んでいません。
例年だと赤く染まっているヒュッテ横(キャンプ場側)のナナカマドも緑色で、紅葉は10日程遅れている状況です。
(涸沢ヒュッテ Facebookより)
この後は紅葉が加速すると思われますが、錆鉄人は紅葉最盛期は10月10日以降ではないかと予想します。
従って10月12日空室あり、13日以降は余裕!という事なので、宿泊予約をお勧めします!
【上高地から帰りのバスに注意】
この4連休、上高地から沢渡方面へ戻るバスが最大3時間待ちで、行列は河童橋を超えた所まで伸びていました。
9月27日、10月4日も同等の大混雑が予想されますので、余裕を持って下山しましょう!
*周囲の人と話し合ってタクシーの相乗りがお勧めです。
4人で乗れば1人1,150円でバスの往復切符の片道料金と同等になります。
従って、バスで上高地に入る場合は片道切符にすることをお勧めします。
(沢渡でも相乗りを行えば、バスの往復料金と同じで、はるかに早く快適に移動出来ます。)
ちなみにバスターミナルから沢渡Pまで焼く13.5km、歩けば3時間以内と思われます。
9月18日 例年だと15日頃から涸沢ヒュッテが紅葉情報をアップしてくれるのですが、今の所出ていません。
やはり紅葉が遅れている為ではないかと思われますが、
新型コロナ対策で宿泊人数を絞った為に、スタッフの人数が少なくなってアップする余裕がない為かもしれません。
予約に関しては、前日でもキャンセルで空きがある可能性があるので諦めず電話してみましょう。
*ヒュッテ直通電話(090-9002-2534)
9月16日 14日~15日は槍ヶ岳登山(幕営)をしていましたのでアップ出来ませんでした。
15日現在の飛騨沢上部はまだ紅葉していない状況でした。
涸沢から尾根を隔てた西側でほぼ標高も同じなので参考になると思われます。
涸沢ヒュッテのfacebookに今日の涸沢カールの写真がアップされていますが、全く紅葉していません。
しかしながら、18日の発表では3分とアナウンスされるかもしれません。(4連休の宿泊客確保の為)
それでも天気にも恵まれそうで素晴らしい涸沢を味わえそうなので予約された方はキャンセルせずに宿泊しましょう。
(今更、紅葉最盛期の予約は出来ませんから!)
9月13日 8時半の時点でも10月12日の空きが多いようです。
当然、13日も満室にはならないものと思われますので、ここを狙うのがお勧め!
紅葉状況の推移とともに満室になると思われます。
9月12日 10月12日の予約状況は10時45分の時点で「残り僅か」になっていません。
涸沢ヒュッテの紅葉情報は例年では9月15日頃から発表されますが、
ヒュッテ発表の「3分」とか「5分」とかいうのはかなり誇張されているのでご注意下さい。
錆鉄人の経験では10月10日に最盛期の紅葉を見た事もあり、
今年の紅葉は遅れそうな予想なので、12日以降も見ごろの可能性があると思われます。
上高地~横尾までの紅葉を見て、涸沢で雪の穂高連峰を楽しめるのが10月中旬の醍醐味です。
9月11日 予想に反して10月11日の予約が(今の所)少ないようで、10時半過ぎてもかなり残室がある模様です。
(常時見ているほど暇ではありませんので、いつ満室になるか・・・)
今年の紅葉は遅くなる可能性が高く、10月11日以降の宿泊もずばりお勧めです。
9月10日 紅葉の進み具合を書きたいのですが・・・まだありません。
(facebookのパノラマコース開通の写真では「高所」のナナカマドが赤くなっていますが・・・)
10月10日の予約は9時前に満室となりました。12日まで満室になりそうです。
10日を過ぎると涸沢の紅葉は終わっている可能性が高いと思われますが、
上高地から涸沢までの紅葉も見事なのでお勧めです。
小屋の経営の為にも出来るだけご宿泊をお願いします。
9月9日 群発地震で崩壊が多数発生した為に今年度の開通が危ぶまれていたパノラマコースですが
涸沢ヒュッテのご努力で9月8日開通しました。
パノラマコースは横尾~涸沢間のう回路ですが、上級者向けの難コースなのでご注意下さい。
【行くべきか、行かざるべきか】
涸沢病の錆鉄人ですが、涸沢の紅葉を見に行くかどうか迷っています。
本年度の最初(一番下)に書いたように新型コロナに感染する恐れが高いと思うからです。
予約状況を見ると凄い早い時間に満室となっていますが
テントのほうが感染リスクは低いと考えてテント泊する人が例年以上となる可能性も高く
今年も超過密の涸沢となることは間違いないと思われます。
人が多く集まれば保菌者がいる確率が高まり、テント泊でもトイレなどで感染する可能性があります。
涸沢の紅葉は来年以降もあるので、常識的には「自粛」ですが・・・
(9月8日以前の情報は容量制限に為に削除しました)
◎幕営の混雑状況の予測
これは全く読めません。
ただ、8月の状況は例年より少なかったのは間違いありませんが、
小屋泊まりよりテントのほうが安全性が高いと考えて幕営した人が多かったようです。
◎アクセス
沢渡から上高地BTまでのシャトルバスの咽喉本数は例年より本数が少なくなっているように
今年は上高地に入る登山者・観光客は少ないと予想されているようです。
9月19日からの4連休ではバスの待ち時間が3時間にもなったようです。
8月25日 小屋のコロナ対策等に関して
(1)登山と山小屋における一般的なコロナ感染のリスク(いずれも保菌者がいた場合)
1.電車、バス、タクシー乗車による感染
いずれも換気はほとんどできない状態であり、ソーシャルディスタンス以前の「密」な状態が長時間続く
2.登山中の感染
登山中は呼吸が荒く呼気が遠くまで到達するが、登山道は狭く、すれ違い時に感染する可能性が高い
(登山道でのあいさつは止めるように指導されています)
*すれ違い時に道を譲った人は、登山道とは反対向き(後ろ向き)に立つようにしましょう!
3.山小屋での感染
部屋の換気は不可能に近く、就寝スペースは非常に狭い上、登山による疲れで大いびきをかく者が多く
飛沫が広い範囲にまき散らされる。
対策としてグループごとに仕切り板で仕切ったとしても、建物全体に呼気が充満する状況なので実質的な効果は低い。
トイレのドア等からの感染、食事時の感染の可能性は非常に高い
特に涸沢はトイレ待ちが長蛇の列となり、この間の感染の可能性も高い
*一般的な家に数十人が滞在・宿泊するのとほぼ同じであり、某国のミサや昼カラオケ以上に危険な状況と言える。
(2)山小屋のコロナ対策
(設備等の消毒や検温、手指の消毒、館内でのマスク着用などの一般的なもの以外)
【涸沢ヒュッテのコロナ対策】
1.予約以外の宿泊は受け付けてくれません。(注意!)
2.定員160名の所、宿泊者を130名として「密」を減少させる。
3.テント泊の制限は無いが、食事の受付は無し(売店での軽食は可能)
【涸沢小屋】
1.予約以外の宿泊は受け付けてくれません。(注意!)
2.予約を定員の半分にとどめる。
2.食事テーブルをアクリル板で仕切り飛沫防止を行っている
(3)コロナ下での夏季の人出の状況
両小屋とも定員に達した日でもキャンセルがあり、予約無しの宿泊を受け付けていないので「満員」とはならなかった模様
テント数は8月11日(火)で260張(涸沢ヒュッテHPより)
小屋以外に、シャトルバスや登山道での感染の恐れもあり、
今紅葉期の人出は例年より少ないという予想もあるが、それを見越して幕営が例年以上に増加する可能性も考えられる。
(4)登山者のマスク着用に関して
登山者は登山中もマスク着用が推奨されますが
マスク着用では息が上がってしまいそうです。
戸外であり一般的には密集とはかけ離れた登山なので
マスクは着用しなくても良いだろうと考える登山者が多いようで
8月に白山と焼岳に登った時、
出会った登山者でマスクを着用していた人は約1割でした。
ただし、小屋などの人が密集する施設ではマスク着用が必要なので
最低限、マスクを携行してください。
【以下は令和元年版、20181年版・・・と続きます!】
(2019年の最終更新日:10月15日)
*2019年の涸沢の紅葉は残念ながら平年以下でした。来年の紅葉に期待しましょう!
9月の声を聞くと共に今年もうずき出しました「涸沢の紅葉登山病」
(2014年の紅葉:錆鉄人撮影)
「おとうさんが毎年涸沢、涸沢って言うのは病気だったのね!」
錆鉄人と天女(病人の付き添い看護婦)は2017年まで5年連続紅葉の涸沢に行っていたのですが、2018年は行きませんでした。
(2017年は夏も幕営し、合計10回ほど行っています)
今年は町内会長(区長と言います)をしている関係で、ほとんど旅行や登山に出かけられずにいるのですが
今年も涸沢病が発生し、
「おかあさん、涸沢に行きたいよ~。もう今迄みたいにヒーヒーハーハー歩かなくていいようにするから・・・」
錆鉄人がおずおずと天女に言うと
「涸沢はもういいんじゃない?」と言っていた天女でしたが、
「病気だからしかたがないわね!」
と「転地療養」に付き添ってくれる事を承諾してくれたのです。
という事で、錆鉄人は一気に元気が回復したのですが、天女にバレないようにしています。
(以下は2018年版に大幅加筆訂正)
涸沢の紅葉は上高地バスターミナルから歩いてコースタイム6時間以上
しかしながら、涸沢に泊まろうと思うと布団1枚に3人が常識(当然、それ以上も・・・)
天場はモレーンのガタガタ石をなるべく平らになるように並べただけの所で
テントが破れなければ儲け物と思える劣悪な環境の所に最悪2000張り
トイレは最悪3時間待ち、売店で生ビールやおでんを買おうとしても長蛇の列
やっと買ったおでんは生煮えのおまけつき(それでも買えただけましかも・・・)
確かに涸沢の紅葉は素晴らしいのですが・・・
行くも地獄、ヒュッテに泊まるも地獄、テント泊もまたまた地獄、
そして続々と登って来る団体登山者の通過を待っていなければならない下山も地獄
まさに錆鉄人の感動理論「感動は流した汗に比例する」を体現させてくれる「感動の聖地」ですが
そこまでして行くべき場所かと言うと・・・
「なのに何故、君は行くのか、そんなにしてまで」と言わざるを得ません。
それでも行くのは「病気」としか思われません。
それを知っても行くのは「重態」としか思われません。
「それでも行きたいの?涸沢詣で」
山のあなたの空遠く
涸沢あると人のいふ
ああ、われ人の多さに疲れ果て
涙さしぐみかへりきぬ
山のあなたになほ遠く
紅葉あると人のいふ
(錆 ブッセ)
2016年は紅葉が見頃を迎える前に枯れてしまうという悲惨なもので、
2017年はなかなか天候に恵まれなかったのですが、やはり地獄はますます地獄化するばかり。
という事ですが・・・紅葉予想の前にまずは
【混雑予想】
涸沢ヒュッテの「混雑」を幅90cmの敷布団1枚当たりの就寝人数でいえば(錆鉄人の予想ですが・・・)
【混雑】敷き布団1枚あたり2人程度
【かなりの混雑】敷き布団1枚あたり3人程度
【予約受付停止】敷き布団1枚あたり3人以上
山小屋は宿泊希望者を受け入れなければ戸外で凍死する可能性があるので、
基本的に予約なしの宿泊者を受け入れるので、それを加味した予想ですが、
天気が良ければ「深刻な混雑」となると思われます。
(布団1枚に7人だった事があったと聞いた事がありますが、真偽のほどは不明です。)
【2019年の紅葉情報】
2019年の涸沢の紅葉の特徴:例年より「かなり」遅れ気味で、10月1日が紅葉のピークで後は枯葉になりました。
〇錆鉄人の紅葉最盛期の予想
紅葉は気温の影響で進行が代わり、今年はこれまで冷え気味が少ない関係で遅れていますが、
台風が過ぎると一気に飽きが深まり、紅葉の一気に進むと考えられ、
10月5日、6日の週末が最盛期で12日~14日の3連休まで見頃が続くと予想していましたが、
台風の進行が遅くなり6日までは気温が高めなので、7日以降に紅葉が深まり見頃になると思われます。
(5日、6日頃まは「黄葉」中心で、「紅葉」が見事になるのは7日以降と思われます。)
この期間中では、涸沢ヒュッテのレンタルテントが10月8日~10日の3日間だけ予約可能(9月24日現在)となっており
涸沢でゆったりと寝たいけれどテントを担いでは行けない人にお勧めです。
(2名以上、一人9,000円+幕営料1,000円。シュラフ2,000円、銀マット1,000円でレンタル可能
涸沢ヒュッテで食事可能:夕食2,500円朝食1,500円 弁当1,000円)
「9月21日 やっと涸沢ヒュッテが紅葉情報2019をアップしてくれました。」
(以下の写真はこの情報からコピーしています)
10月13日 涸沢ヒュッテ:下部はまだ葉が残ってくれています。
涸沢カールは完全に枯葉です。上高地~涸沢カール以下の紅葉を楽しみましょう!
連休も終わり涸沢ヒュッテの地獄状態は解消したと思われますが、
涸沢ヒュッテがいつまで宿泊可能かはホームページを見る限り分かりません。
10月10日 涸沢ヒュッテ:最後の晴天日になりそうです。
10月9日 週末は台風の襲来で紅葉鑑賞には不向きです。(ほぼ直撃なので12日の幕営は命がけと思われます)
4日の台風崩れの温帯低気圧が日本海を通過しましたが、
涸沢は盆地なので風は弱いだろうという想像(願望)に反し遅くまで風雨が強かったです。
台風通過後の13日入山がお勧めです。
下記のように涸沢カールの紅葉は途中から枯葉に変わってしまいましたが、
今後は上高地~横尾~涸沢間の紅葉が見られるのである意味「お得」かもしれません。
10月7日 涸沢ヒュッテ:下部も色づきが進んでいます。
4日登った時よりずいぶんと紅葉が進んでいます。枯れずにきれいに染まって欲しいものです。
10月6日 涸沢ヒュッテ:雲が多いですが、時折の陽射しで葉が輝きます。
5日の時点でカール付近及び上部は残念ながら紅葉が進む前に「枯葉」が多くなっていて、鮮やかな赤はほとんど見られません。
10月5日 4日台風一過の好天を狙って強風豪雨の涸沢幕営を敢行し、5日雲一つない涸沢の紅葉を満喫し、パノラマコースで帰って来ました。
涸沢の紅葉は危惧していた通りヒュッテ周辺のナナカマドは枯葉、涸沢小屋左の森も枯葉が目立ちましたが、その上の紅葉が綺麗でした。
本当は今日も幕営して涸沢の混雑地獄を実況する予定でしたが、姉の嫁ぎ先のお母さんが危ないという連絡で急遽帰宅しました。
(昨日夜9時頃帰宅しました。6日お通夜7日葬式となり間に合いました)
(ヒュッテからパノラマコースを進み5分ほど歩いた所の撮影ポイントから)
(屏風のコルから屏風の耳へ10分ほど登った所から撮影)
10月2日 友人が涸沢の写真を送ってくれたのでアップします。
もう少し明るければもっときれいだと思いますが、それまでに出発したものと思われます。
10月1日 涸沢ヒュッテ:台風の影響さえなければ、今年は長く楽しめそうです。
今日、広島在住の友人が涸沢小屋泊りで入山しました。
彼がLINEで送ってくれた朝の河童橋からの風景です。
涸沢小屋からの写真は送ってきていません。電波がつながらないのかな?
明日は奥穂から吊尾根だけ沢小屋泊まりとのことです。
9月30日 台風の予想進路は今朝でもあまり変わっていなくて、4日午後に涸沢に「最接近」の見込
台風による風雨の影響は平地とは比較にならない為、台風が通過した5日以降が無難と思われます。
尚、紅葉がある程度進んだので涸沢ヒュッテの紅葉情報は、今後毎日更新されるのではないかと思われます。
例年通りだと黄葉はこれから数日でピーク、紅葉はその後伸展してピークは来週の中頃ではないかと推測します。
涸沢ヒュッテ:ナナカマドは少し遅れていますが、見頃を迎えました。
2017年の9月24日頃とほぼ同等と思われますが、
この後の進行は冷え込みによるので2017年と同じとは限りません。
9月29日 紅葉が遅れている所に追い打ちをかけるように台風の接近で、10月4日頃まで「大荒れ」となる可能性があります。
たとえ地元の松本の天気予報では曇りであっても、山は大雨と言う可能性があります。
台風一過の5日、6日が天気予報も晴れの見込な上、この頃から紅葉も見頃を迎えるのではないかと予想され(錆鉄人の予想)
今年は三連休の14日頃まで涸沢の紅葉が楽しめるのではないかと思われます。
ちなみに曇りと晴れでは紅葉の鮮やかさがまったく違って見えるのですが、それはそれ。
どこかにも書いていますが、自分が見た紅葉が一番良かったと「思い込む」事が大事です。
(涸沢の)紅葉は盛りに、月は隈(くま)なきをのみ見るものかは(錆 兼好)
涸沢ヒュッテ:朝晩の冷え込みがない為なのか、ヒュッテ下部はまだ色づきません。
上部は少しづつ進んでいます。
9月28日 涸沢ヒュッテ:「5~6割です。」
涸沢カールの向こうの斜面を意識的に写していないのは、実際はまだ5~6割に達していない為ではないかと思われます。
28日の涸沢小屋後ろの紅葉(27日よりはかなり紅葉が進んだ様子です)
それにしてもテントがやけに少なく見えますが、今朝の幕営者達がテントを撤収して下山したからと思われます。
土曜日なので今夜は1000張り?
9月27日 冷え込みにより紅葉が進んだのではないかと思っていましたが、公式発表は無し。
24日や22日の写真を見て思ったのですが、ナナカマドの赤が茶色っぽく見えるのは
紅葉ではなく「枯葉」となっているのではないかと危惧されます。
今年の紅葉は外れかも?
9月26日 涸沢ヒュッテ:「4~5割程度です。」
実際はそこまで進んでいません。やっと紅葉が始まったばかりですが、下記のように大混雑分散作戦です。
9月24日 涸沢ヒュッテ:「2~3割程度です。」との表示ですが、
ヒュッテの横のナナカマドを入れて「偽装」しているだけで、22日とほとんど変わっていません。
(紅葉期の涸沢の大混雑を分散させる為のヒュッテの苦肉の策なのでご理解下さい。)
ただし、今朝から明後日まで放射冷却による冷え込みである程度紅葉が進むと思われ、
今週末の涸沢はそれなりに満足出来るものと思われます。
ただし、最盛期は10月5日、6日の土日と思われます。天気予報も晴れなので涸沢地獄に拍車がかかりそうです。
お勧めは10月7日以降、涸沢地獄は緩和されると共に、上高地~横尾、涸沢までの段階的な紅葉を満喫出来て「お得」です!
9月22日 涸沢ヒュッテ:「1割程度の色づき」との発表。
涸沢小屋の左に連なる森の下のほうがかすかに色付いた感じです。
facebookでは昨年より4~5日遅れと記されていますが、実態はそれ以上の遅れと思われます。
9月22日 紅葉情報は更新されていません。
台風によるフェーン現象で気温が高くなる為、紅葉はさらに遅くなる見込みです。(錆鉄人予想)
9月20日 涸沢ヒュッテ:「残暑が続いたため色づきが遅れています。」
涸沢カールでは草紅葉が始まっていますが、木の紅葉はまだ進んでいません。
9月15日の涸沢カール
残念ながら21日から23日の天気は台風の影響で雨のようですが・・・
【2018年の紅葉の見ごろ】
◎9月24日現在の紅葉の見頃予想(錆鉄人の)は、ズバリ9月27日(木)~28日(金)
23日の紅葉情報では去年の25日に近い状態と判断出来るので、天気予報も加味して見頃は27日~28日と前倒ししました。
土日の天気が悪化しましたが、紅葉は最盛期、ますます高まる人気で空前の宿泊客となり、阿鼻叫喚の混雑が予想されます!
涸沢ヒュッテの混雑予報では28日(金)はピンク(混雑予想)でその前後は全て「激混みの赤(かなりの混雑)」
従って涸沢の紅葉見物に行って涸沢ヒュッテに宿泊するなら28日がお勧めです。
(当日の予約なし客で混雑は違ってきますが・・・)
※予想通り28日が好天で絶好の見頃となりました。
涸沢ヒュッテのHPの発表と錆鉄人の寸評
<2018年の涸沢紅葉情報>
10月7日以降 おそらく紅葉情報は終わりです。
10月6日 コメント無し
稜線は明らかに「枯葉色」が主流です。
それにしても予想を下回るテントの少なさは、金曜の入山だったからでしょうか?
紅葉は上高地から横尾辺りまでが見頃かもしれません。
10月5日 コメント「本谷~涸沢間が見頃です。」
鮮やかさに欠けるのは曇り空のせいもあると思いますが、枯葉になるのが早いように思われます。
10月2日 コメント「昨晩、雪が舞いました。朝ほんのり稜線に、その名残が見えました。」
若干鮮やかさが欠けてきたようですがなだ十分見応えはあります。
この日もテントは非常に少ないのですが、ヒュッテは大混雑だったのではないかと思荒れます。
(小屋泊まりはツアー客が多く天候にかかわらず「強行登山」をするからですが
幕営の人は天気予報を見て取り止めたり延期したり出来るからです。)
例年だとこれ以上の紅葉情報の追加はないのですが、今年はどうでしょうか?
9月30日 コメント無し
29日以降雨または曇りの天候のせいか、紅葉も鮮やかさが欠けて見えます。
鮮やかな赤に染まるナナカマドが茶色く見えるのは光がないからでしょうか?
別ブログで本歌取り「葉の色はうつりにけりないたずらにわが身家(や)にいてながめせぬまに」をアップしました。
9月28日 コメント不要の素晴らしい紅葉です。
9月26日 「最盛期となりました。」
一気に紅葉が進行していますが、錆鉄人的には最盛期はもう1~2日後で、
今週末まで見頃は続くと思われます。
9月25日 「下部も色付いてきました。」
上部も見応え十分、もういつ行っても不満を感じないはずです。(紅葉に関しては・・・)
9月22日 「日照時間が少ないですが全体で4割程度、進んでいる所は5割位」との発表
確かに18日と比べて紅葉が少し現れていますが、これで4割とは!
ここまでの紅葉の進行はほぼ昨年並みと思われます。
9月18日 「2割程度の紅葉」と発表されましたが、実質的な変化がほとんどないのは昨年と同じです。
光の状況でもっと違う事もありますから
9月17日 サイドメニューに「紅葉情報2018」が表示されました。
内容は16日のFACEBOOKと同じものです。
この頃は紅葉の進む速度は緩やかなので数日置きのアップとなると思われます。
9月16日 涸沢の初めての紅葉情報「紅葉は1割程度の色付き」
(写真は涸沢ヒュッテのFacebookより)
ナナカマドのかなり紅葉した葉が一緒にアップされていましたが、
斜面の樹に紅葉は見られず、その上のほうの草が黄色くなってきている状態で
去年の9月16日の写真とほぼ同じ紅葉の進行状況ではないかと思われます。
ズバリ!今年2018年の涸沢の供養のピークは9月29日~30日と「予言」します。
(その後の気温の低下具合で予言日は変更します。)
2017年の紅葉の涸沢ヒュッテのHPの発表(紅葉状況 2017年)
【注:ここで紹介する写真は昨年の涸沢ヒュッテの紅葉状況2017年から引用させていただいています。】
9月16日 色づきはじめ 1割
涸沢槍のすぐ下の草が黄色く染まっています。
9月18日 2割程度の色づき
16日とほとんど変化がないように見えますが、よく見ると涸沢小屋の左に拡がる森の中が一部赤くなってきています。
9月21日 3割ほどの色づき
18日の写真と比べると紅葉した時に一番見応えのある「森」が全体的にかすかに色づいています。
9月22日 色づき具合のコメント無しで写真のみアップされました。
21日とほとんど変わりない感じですが、大写しの木々が枯れていないので今年の紅葉は期待出来そうです。
9月23日 「4割程度になってきました」との表示で、確かに「森」の部分が赤っぽくなってきました。
ただ4割というのはオーバーな気がしますが、涸沢詣での客足を分散させる為には仕方がないでしょう。
9月24日 「5割程度です」との表示、雲一つない青空を背景にきれですが、実際はまだ3割程度と思われます。
23日とは明らかに紅葉が進み赤や黄色が目立ってきました。
9月25日 「ヒュッテ周辺はまだ色づきが浅いですが、上部の紅葉は6割。刻一刻と変化しています。」
24日とよく見比べると紅葉が進んでいる事が分かる程度。実質3~4割程度
9月26日 「上部の紅葉は7割以上の色づきとなり 見頃を迎えました。」
確かに青空に紅葉が映えて綺麗です。これから赤の発色が進むはずですが、27日、28日の雨が心配です。
9月27日 涸沢ヒュッテの発表を待つまでもなく「もういつ行っても」大満足出来る紅葉です。
9月30日
10月1日
10月8日
という事で、28日(木)は雨の天気予報だったので涸沢も空いているはずと考え
雨の中を涸沢まで行ってテントで2泊したのですが・・・予想に反して混雑していました。
29日(金)さらに登山者が増えテントも増えました。
30日(土)朝早く下山しましたが、この日(夜)の涸沢ヒュッテは布団1枚に4人、テントは1,400張りだったとの事です。
紅葉は強い冷え込みがあれば一夜で進む事もあれば、
強風が吹けば一夜で落ち葉となって消えてしまう事もあるので
「自分が行った時が一番良かった!」と思い込む事が大切です。
また10月初めになると降雪がある事もあり、
青空と雪山と紅葉の三段染めの景色が見られれば最高です!
(錆鉄人はまだ経験していません)
*参考までに
錆鉄人と天女が涸沢に行った過去5年の紅葉の写真と見頃について
(カメラや設定が変わっているので同じ色でも同じではなく、目ではもっともっと綺麗に見えていたと思い込む事が大事です!)
紅葉する場所が年によって違っている所を特にご覧ください。
2017年9月29日の写真
詳しくは https://blog.goo.ne.jp/sabitetsujin/m/201709
2016年9月27日の写真
まだ「赤」くなっていないので本当のピークは数日以上後のはずですが、以降は枯れてしまいました。
2015年9月24日の写真
雲り空なので写真写りは今一ですが、見た感じではもっと綺麗でした。ピークはこれから(28日~30日頃)
2014年 9月27日の写真
ピークはこれから(赤の発色が枯れ葉色なのはカメラのせいか?)
2013年 10月7日
赤と黄色のバランスから言えばほぼピークと思われます。
【宿泊に関して】
涸沢ヒュッテ(宿泊定員約170名)と涸沢小屋(宿泊定員約100名)がありますが、
2019年の宿泊料はどちらも1泊2食付きで10,000円です。(2019年の槍ヶ岳山荘は10,300円でしたが・・・)
2016年までは、紅葉シーズンの予約は9月初めには「終了しました」と出ていたのですが
去年から出していないと言う事は「予約可能な日がある」というより、来るものは拒まずという山小屋の本能でしょうか。
ただし、涸沢ヒュッテの混雑予想のページ下欄には
以下のように書いてありますので覚悟の上で宿泊して下さい。
(去年と全く同じ文言です)
紅葉の季節はシーズンで1番混雑します。
1枚のお布団で2~3名様ご一緒になり、
ご予約されてる方も到着順でお部屋にご案内致します。
申し訳ございませんが、ご了承の上お越し下さいませ。
昔、布団1枚に7人という事があったという話しを聞きましたが、本当かどうかはわかりません。
布団1枚に2人なら「ラッキー!」
布団1枚に3人なら「普通!」
真ん中の一人は反対向きに寝ます。臭い靴下は厳禁です。
布団1枚に4人なら「しかたがない!」
トイレに行ったら、もう絶対に布団では寝られません。
布団1枚に5人以上なら「ヤッター!」と大喜びしましょう!
どうやって寝るのか想像できませんが、「死ぬまで誇れる怪奇体験」が出来ます。
(なお、貸しテントもあるのですが、7月中に予約終了となっています。)
(涸沢小屋)
涸沢にはちょっとした高台に涸沢小屋があります。
涸沢小屋は涸沢ヒュッテより宿泊人数が少ないのですが、
人気の差によって涸沢ヒュッテよりは混雑度が低いのではないかと思われます。
涸沢で連泊するなら連泊割引がある涸沢小屋がお勧めです。
山の斜面にあるので、涸沢小屋のから紅葉の山を見るには若干不向きですが、
紅葉以上に色とりどりのテントの灯り見物が出来ます。
【宿泊の狙い日】
ズバリ!ねらい目の日はありません、いつ行っても地獄を覚悟しましょう!
2017年は朝から雨で翌朝は晴れの予報の日に出かけました。
涸沢に行く人は「生粋の山屋」は少ないと思われるので、
雨の中の登山を好まず、予約をしていても行かない人が多いに違いないと思ったからですが
(山小屋は「今の所」キャンセル料を取りませんから・・・)
ヒュッテも天場も結構な混雑で、ヒュッテは布団1枚に2人だったそうです。(テント400張り)
山の天気は予報通りでない事が多く、雨の予報でも降らない事もあります。
(逆に、雨の予報でなかったのに降ったという場合のほうがはるかに多いのですが・・・)
【幕営に関して】
小屋が混雑するなら、重くてもテントを担いで幕営するしかないのですが・・・
涸沢は氷河が残したモレーン(堆積)が積み重なった所であり、
テント場はそれらの石をなるべく平に置いただけなのでデコボコの激しい事!
常識的にはテントを立てるなんて考えられない場所ばかりなのですが「超絶我慢!」
(90cm✖180cmのコンパネを500円で貸し出していますが、枚数に限りがあります)
こういう天場なので大きなテントは張るのが困難!2~3人用がベターです。
最盛期は2000張りを越える事もあるという事なので、テント場ばかりかトイレも激混み!
トイレ待ち3時間という信じられない状況もあったとの事ですが、
30分~1時間待ちは覚悟して早めにトイレに行きましょう。
(トイレのコツ)
ほとんどの人が眠っている早朝(出来れば4時前)に済ませるのがコツです。
4時頃から天場はざわつきだしますので、それで起きてすぐにトイレに行っても間に合います。
5時以降は長い行列(特に女性)となり、モルゲンロートを見ようと思ったら4時起きを奨励します。
【幕営のコツ】
上記のように「良い天場」はないと言っても過言ではありません。
コンペねを1日500円で借りられますが、2019年10月5日(土)の朝9時にはコンパネは1枚も無くなっていました。
前日の暴風雨でヒュッテに宿泊した人が早々にテントを立てる為に借りてしまったからです。
暴風雨でなかったらその人たちが前日から借りている事になるので、やはりコンパネは払底していると思われます。
つまりコンパネを当てには出来ないという事です。
幕営の受付は午後3時頃からなので、涸沢に着いたらすぐに適当な場所にテントを張ってしまい、その後で受付します。
幕営する場合はヒュッテのある高台に登らず、手前の涸沢小屋方面へのルートで天場へ行くほうが早くて少しだけ楽です。
幕営受付小屋(天場のほぼ中央にある)とコンパネ
幕営料金1,000円/人・日 コンパネ1枚500円/日
受付をすると表札のようなものをくれるので、テントに見えるようにぶら下げて置きます。
【涸沢幕営用特別装備品】
テントマット
天場は全てごつごつした岩の上でテント底を保護するマットが必需本です。
(コンパネを500円で借りられますが、数に限りがあって亡くなってしまいます。)
代用品として安価で透湿性のない厚手のブルーシートがお勧めです。(必要な大きさに切って持って行きます)
天女さんちでは断熱とテント底の保護を兼ねてプチプチシートも併せて持って行きます。
携帯トイレ
涸沢の紅葉期のトイレ事情を考えると携帯トイレは必需品と言えるでしょう。
錠前(鍵)
最近、テントや中に置いた羽毛シュラフなどが盗難にあったというニュースが続発しています。
テントの入り口はチャックが2つになっているので、φになる時はそのつまみ同士を錠前でつないでおきます。
天女さんちは海外旅行で便利なTSAロックにしましたが、百均で216円
防寒対策品
涸沢では紅葉期には氷が張ったり降雪がある事もあるので、それを想定した防寒対策が必要です。
三期用寝袋では厳しいと思いますが、着替えを着こみ雨具にホッカイロでしのぐ手もあるかもしれません。
【オーバーユース】
以上のように紅葉期の涸沢は完全に「オーバーユース」それも極端なオーバーユースです。
幕営料が1人1,000円と高めなのはその対策かもしれません。
旅館は休前日、土曜日が割高な料金になるように、涸沢ヒュッテも「紅葉期料金」を導入するようになるかもしれません。
曰く、布団1枚に5人寝て1泊2食2万円とか・・・素敵に哀れです!!
【横尾・徳沢での宿泊】
涸沢の紅葉を見ながら「生ビールにおでん」の後は、激混みの涸沢を避けて横尾や徳沢に泊まる代替案です。
ある程度の「登山脚」があっても、横尾から涸沢間の登山道では登山者を待つ時間のロスが大きく、
日帰りして上高地に戻ってバスに乗る事は困難です。
(コースタイムのほぼ半分で歩き通す脚力があれば可能です。錆鉄人と天女は過去2回日帰りしています。)
つまり一般的な登山者なら朝一番に上高地に入ったとしても、どこかで泊まらなければ涸沢の紅葉登山は出来ないという事です。
横尾・徳沢での宿泊のメリットは、布団1枚に1人で「快適な睡眠が出来る」に尽きます。
(2018年の情報です。2019年は未確認、改定されていたら修正します)
〇横尾山荘
1泊2食 10,000円(2019年の宿泊料金は変わっていません)
横尾から涸沢は登り3時間下り2時間、その気になれば誰でも翌朝涸沢に行って上高地から脱出が可能です。
一般的には1日目に涸沢登山後に横尾泊まり、お風呂に入ってスッキリし、翌日下山というパターンでしょう。
横尾は景色も素晴らしいのが〇、幕営も可能です。
幕営料金 一人700円
〇徳沢園
横尾まで上り(「登り」じゃない)・下りとも約1時間ですが、個室が充実していて宿泊は雲泥の差
もうホテルに泊まる感覚で過ごせます。(個室料金も高級ホテルレベル)
相部屋で12,000円、最高級の洋室Bタイプ(1室2名)は1泊2食で一人29,000円!
(2019年の宿泊料金は変わっていません)
それでも専有面積で割ると、涸沢ヒュッテよりはるかに割安です。
23㎡で29,000円なので2,522円/㎡ 涸沢ヒュッテは90cm✖180cmの敷布団に4人として23,457円/㎡
徳沢はキャンプ場としても有名(柔らかな草の上にテントが張れます)で、シーズンはテントが林立します。
(サルが多数出没するので食料品に注意が必要です。)
幕営料金は1人700円
【アクセス(駐車場)】
大都市からは直行の夜行バスもあるようなので、それが一番手軽と思われます。
マイカーの場合は、松本方面からは「沢渡」に駐車し、シャトルバスかタクシーで上高地に入ります。
駐車料は1日500円、午前0時で日数が更新されるので、午後11時に駐車して翌日涸沢で宿泊して翌々日午後戻っても1500円となります。
タクシーは4人乗ればバス料金よりも安くなるので、駐車場で相乗りする人を見つける事が重要です。
タクシーはザックをトランクに乗せ、運転手さんとの会話も楽しめますが
バスだと大きなザックを膝に乗せて座っていなければならないので大変です。
相乗りする人が決まったら、前夜のうちにタクシーの予約をしておけば万全です。
(帰りも上高地バスターミナルで相乗りする人を探しましょう!案外楽にみつかりますよ!)
〇沢渡で車中泊するならどこがいいか?(極秘情報)
沢渡にはたくさんの駐車場が分散してありますが、
①車中泊に一番便利な場所は、ズバリ足湯公園裏の第二駐車場です。
本当は混雑すると嫌なので書きたくなかったのですが・・・
理由は・・・
1.足湯が楽しめる
2.24時間の利用可能な「きれいな」トイレがある
バスターミナルに近い第一駐車場が人気ですが、バスターミナルのトイレは夜間閉鎖されてしまうのです!)
3.横の道路にタクシーが客を拾いに来てくれる可能性がある(=予約なしで乗れる)
タクシーは4人乗りすればバスよりも料金が安くなる上、ザックを膝の上に乗せる必要もなく快適に上高地入り出来ます。
4.国道沿いではないので夜間は静か
ただし、確実にタクシー・バスに乗る事を考えると、発車時刻までにバスターミナルに行く必要があります。
②タクシー・バスに予約なしで一番乗りしたいなら、「バスターミナル直近の第一駐車場が便利」です。
ここにいれば寝坊しない限り始発のバスに乗れます。
また、バスターミナルのタクシー乗り場ではタクシーの関係者が4人ずつ乗客をまとめてくれるので、苦労なくタクシーに乗れます。
ザックを担いで長い距離を歩いてバスターミナルに行く必要はありませんが、
バスターミナルのトイレは夜間閉鎖されているのが難点、足湯公園のトイレに行く必要があります。
(他の駐車場に関しては車中泊した事がないので「知らない」というのが正直な話ですが、
「ともしび」に前泊してジャンボタクシーで上高地に入った記事があったので如何に紹介)
③ジャンボタクシー利用
ジャンボタクシーは1台8,400円(8人乗ればタクシー4人乗り料金と同じ)で上高地に入れるようで
多人数の場合は上高地までの料金がお安くなります。(事前に予約の事)
( アカンダナ駐車場)
高山方面からは、平湯のアカンダナ駐車場に駐車してシャトルバスで上高地に入ります。
何故か(県か国会議員の力関係と思われます)アカンダナからのシャトルバスは始発が沢渡より30分遅いので、
少しでも早く上高地に入りたい場合は、有料の安房峠トンネルを通って沢渡に駐車しましょう。
(安房峠トンネル有料道路入り口から約15km、通行料金は780円)
長らくアカンダナ駐車場の料金は1回1000円で長い日数の駐車の場合はお得だったのですが、
1日600円に変更になりました。
夜間はゲートが閉め切られていて、車中泊も禁止されています。
やる気があるのか!と言いたい「お役所仕事」の典型です。
【上高地から涸沢間のトイレ事情】
登山の場合、問題になるのがトイレです。
コース沿いの各小屋にあトイレがありますが、公衆トイレに関して説明します。
なお、パノラマコースの場合は涸沢~徳沢間にトイレはありません。
・上高地バスターミナル
有料トイレ有(誰もが登山前に行くので結構混雑している)
・河童橋
有料トイレ有
・小梨平
コース沿いに無料トイレ有(空いていてお勧め!)
・徳沢
無料トイレ有(徳沢園の100m手前)
・横尾
無料トイレ有(横尾山荘の横)
この先、涸沢までトイレはないので登山者・下山者ともに使用するので待ち時間が発生する事がある
Googleで「涸沢 駐車場」で検索すると
錆鉄人の以下のページが1番最初に出て来てビックリしましたが、
アクセス等に関してどこよりも詳しく書いてありますのでご覧下さい。
【涸沢(上高地)へのアクセス・駐車場情報と宿泊情報、撮影ポイントなど】
http://blog.goo.ne.jp/sabitetsujin/e/e094c1f11eca17019aac99060a2fc516
ここで撮影ポイントを紹介したのは失敗でした。
もう絶好のポイントで撮影するにはモルゲンロートの1時間前から場所取りをする必要があると思われます。
【スマホの受信情報】
ドコモ:涸沢のコル、涸沢ヒュッテ、涸沢小屋で受信可能です。
しかしながら、弱い電波状況で多数のアクセスがある為に電波状況は非常に不安定です。
尚、天場はほとんどの場所で受信不能ですが、幕営受付小屋から涸沢小屋方面で受信可能です。
【涸沢の物価情報】
涸沢ヒュッテ・涸沢小屋の宿泊料金 :10,000円(2食付き)
(涸沢小屋は連泊値引き有り)
涸沢ヒュッテの食事の例
夕食 朝食
ちなみに宿泊しないで食事すると、夕食2,500円朝食1,500円です。(弁当1,000円)
生ビール800円 缶ビール:350mL500円、500mL700円 日本酒500円(ビール類は「良心的」価格です。)
缶ジュース300円 ペットボトル400円 ボトルワイン2,500円 水:無料
おでん:卵200円 大根100円 ガンモ100円 こんにゃく100円 さつま揚げ100円 ちくわ100円 以上の6点おでんセット700円 ジャガイモ200円
カップヌードル400円 ポテトチップス類の「販売もあります。
ラーメン1000円 カレー1,000円 涸沢コーヒー400円
幕営料金 :1,000円/人・日
コンパネ500円 シュラフ2,000円
*コンパネは数が少なく利用出来ないと考えて下さい。(テント底の破損対策が必至です)
【上高地~涸沢の入浴情報】
・上高地
上高地温泉ホテル(温泉かけ流し!)
露天風呂や樽風呂もある源泉かけ流しの温泉が楽しめる老舗ホテル
上高地温泉ホテルは河童橋渡って川岸の遊歩道を30分ほど下った所にあるので
涸沢帰りに日帰り入浴しようとする登山者にとって「地の利」が悪いのが難点
*但し帝国ホテルバス停までは徒歩7分
7:00~9:00、12:30~15:00 料金:大人800円、子ども(3歳以上小学生以下)400 円
上高地ルミエスタホテル(温泉)
上高地温泉ホテルの手前にあるハイエンドホテルなので入浴料金が難点
露天風呂や内湯、きれいなパウダールーム・マッサージチェアがある湯上り処などの施設が充実
11:00〜13:00(12:30受付終了) 料金:大人2,100円、小学生1,050円
(河童橋近辺)
上高地アルペンホテル(温泉ではありません)
穂高連峰の雄大な姿を眺めながらゆっくりと疲れを癒せる上高地では大きめの浴場が特徴
07:00~10:00・12:00~14:30 料金(税込):600円/小学生未満300円
・小梨平
森のリゾート小梨・小梨の湯(温泉ではありません)
小梨平にあるキャンプ場の入浴施設。男女とも15名程と外来入浴としてはやや小ぶり。
12:00~19:00(夕方は幕営者で混雑) 料金(税込):大人600円/小学生以下500円
・徳沢
徳沢ロッジ(温泉ではありません)
涸沢に一番近い「外来入浴」出来るお風呂です。
リンスインシャンプー・ボディシャンプー・ドライヤー有りで、幕営する人にお勧め。
15時~19時半 料金(税込):大人800円
・横尾
横尾山荘(温泉ではありません)
入浴は山荘の宿泊者のみ(幕営者は✖)
・涸沢
残念ながら涸沢ヒュッテ・涸沢小屋のどちらも風呂はありません。(従業員用の風呂は有ります)
・釜トンネルの近辺
中の湯温泉
奥穂高岳を望む露天風呂はぬるめでとても気持ちが良くお勧め
12時~17時 料金(税込):大人700円 子供350円
(泊まればこんな景色がみられるかも?)
釜トンネル横の売店で受付し徒歩2分の秘湯「卜伝の湯」(洞窟風呂)もお勧め!
7:00~17:30(最終入浴~17:00) *現地受付のみ料金:700 円/人(30分)
*宿泊者優先なので7時~10時、15時以降は入れない事が多くなります。
坂巻温泉
釜トンネルから2kmほど松本方面に下った所のトンネルとトンネルの間。右側にあります。
11:00~16:00 料金(税込):大人600円 子供300円
・沢渡周辺
梓湖畔の湯
沢渡大橋のたもとにある露天風呂もある温泉
10時~19時 料金(税込):大人720円
上高地ホテル
沢渡大橋いから上流のほうへ約500m左手
日帰り入浴施設と違って空いている可能性が高いと思われます。
7時~21時 料金(税込):大人650円
【涸沢以外の絶景紅葉の山】
(以下は、涸沢に来る人が一人でも少なくなるようにと言う錆鉄人の策略でありますが・・・)
紅葉時の涸沢に行こうとしたら、
山小屋も、テント場も、トイレも、売店も、登山道も、駐車場も「全部」が大混雑、地獄の世界です。
錆鉄人的には絶対に紅葉期の涸沢行きをお勧めしません。
涸沢でなくても素晴らしい紅葉を楽しめる山は他にもたくさんあります。
涸沢は上高地バスターミナルから6~7時間歩かなければなりませんが、
手軽に行けて素晴らしい紅葉を楽しめるお勧めの山は立山と木曽駒ケ岳です。
立山はケーブルカーとバスで室堂まで行けてしまい、
その途中や室堂周辺の素晴らしい紅葉が楽しめます。
また、地獄平のテント場はすぐ近くに温泉があって(有料)何日幕営しようが500円
(という事で夏も超お勧め!)
錆鉄人もいつか幕営したいなぁと思っているのですが・・・
木曽駒ケ岳もケーブルカーで着いた所が紅葉の絶景ポイント!
少し歩けば木曽駒ケ岳の頂上に立つことも出来、山小屋にも泊まれます。
ケーブルカーで手軽に往復出来てしまうので、
山小屋に泊まる人は少なくて快適なんじゃないかと思うのですが・・・
(ただしケーブルカー駅併設のホテルは10月一杯は超高い料金です!)
コロナ下の令和2年の涸沢の紅葉情報とその他の最新情報を追加して「令和2年版」としてアップする事にしました。
涸沢の紅葉、行くはよいよいコロナは怖い、怖いながらも通りゃんせ?
今年の涸沢紅葉登山は、コロナに感染して本当の涸沢地獄になる恐れがあると考え、
涸沢病の錆鉄人ですが、今年の涸沢紅葉登山は断念する事にしました!
◎令和2年(2020年)版
10月1日 9月30日の最低気温は2℃との事。冷え込みとともに紅葉が進行しています。
今後は「自分が見た紅葉が一番きれいだった!」と思い込めば良いだけです。
9月30日 涸沢ヒュッテの紅葉情報2020が9月27日からアップされています。(以下は涸沢ヒュッテのFBから)
27日:「上部は5割程度の色づき」(私見:これは緑から変色した樹々の割合と今気付きました)
28日:「3℃まで冷え込み、色づきが進みました」
29日:初氷(錆鉄人は九重の坊がつるで幕営していましたが、29日朝の気温は6℃でした)
写真を見ると、紅葉の進み具合は去年と同じ位に見えます。きょねは数日後には枯れてしまいましたが、
ナナカマドの紅葉を見ると今年は良さそうに思われますが、10月3日、4日の天気は良くなさそうです。
9月26日 涸沢ヒュッテの紅葉情報「紅葉は4割程度で最盛期は10月」との発表ですが
実際には紅葉が始まったばかりです。
9月25日 以前から紅葉が遅れているので空きのある10月12日、13日の予約をお勧めしていましたが
本日、10月12日の予約が満室になっていました。
26日、27日の紅葉はまだ走りと思われますが、予約した人はヒュッテの経営の為に宿泊をお願いします。
9月24日 涸沢ヒュッテの紅葉情報「現在紅葉は2割程度。見頃予想は月末~10月初旬。防寒対策として手袋+帽子も必要です。」
槍ヶ岳山荘では初氷観測「稜線付近のは草紅葉が色づいています。紅葉の見頃は月末~10月初旬あたりの予想です。」
9月24日の槍ヶ岳山荘直下の紅葉状況(槍ヶ岳山荘HPより)
今後の冷え込み次第ですが、紅葉は例年より相当遅れているようです。
9月22日 4連休の涸沢のテント数(涸沢ヒュッテのFacebookより)
9月19日:300張り以上 20日:850張り 21日:600張り(トイレ行列の「密」に注意しましょう!)
9月26日は1500張り位になりそう!(おお怖!)
今朝のモルゲンロートの写真を見ても紅葉は全く進んでいません。
例年だと赤く染まっているヒュッテ横(キャンプ場側)のナナカマドも緑色で、紅葉は10日程遅れている状況です。
(涸沢ヒュッテ Facebookより)
この後は紅葉が加速すると思われますが、錆鉄人は紅葉最盛期は10月10日以降ではないかと予想します。
従って10月12日空室あり、13日以降は余裕!という事なので、宿泊予約をお勧めします!
【上高地から帰りのバスに注意】
この4連休、上高地から沢渡方面へ戻るバスが最大3時間待ちで、行列は河童橋を超えた所まで伸びていました。
9月27日、10月4日も同等の大混雑が予想されますので、余裕を持って下山しましょう!
*周囲の人と話し合ってタクシーの相乗りがお勧めです。
4人で乗れば1人1,150円でバスの往復切符の片道料金と同等になります。
従って、バスで上高地に入る場合は片道切符にすることをお勧めします。
(沢渡でも相乗りを行えば、バスの往復料金と同じで、はるかに早く快適に移動出来ます。)
ちなみにバスターミナルから沢渡Pまで焼く13.5km、歩けば3時間以内と思われます。
9月18日 例年だと15日頃から涸沢ヒュッテが紅葉情報をアップしてくれるのですが、今の所出ていません。
やはり紅葉が遅れている為ではないかと思われますが、
新型コロナ対策で宿泊人数を絞った為に、スタッフの人数が少なくなってアップする余裕がない為かもしれません。
予約に関しては、前日でもキャンセルで空きがある可能性があるので諦めず電話してみましょう。
*ヒュッテ直通電話(090-9002-2534)
9月16日 14日~15日は槍ヶ岳登山(幕営)をしていましたのでアップ出来ませんでした。
15日現在の飛騨沢上部はまだ紅葉していない状況でした。
涸沢から尾根を隔てた西側でほぼ標高も同じなので参考になると思われます。
涸沢ヒュッテのfacebookに今日の涸沢カールの写真がアップされていますが、全く紅葉していません。
しかしながら、18日の発表では3分とアナウンスされるかもしれません。(4連休の宿泊客確保の為)
それでも天気にも恵まれそうで素晴らしい涸沢を味わえそうなので予約された方はキャンセルせずに宿泊しましょう。
(今更、紅葉最盛期の予約は出来ませんから!)
9月13日 8時半の時点でも10月12日の空きが多いようです。
当然、13日も満室にはならないものと思われますので、ここを狙うのがお勧め!
紅葉状況の推移とともに満室になると思われます。
9月12日 10月12日の予約状況は10時45分の時点で「残り僅か」になっていません。
涸沢ヒュッテの紅葉情報は例年では9月15日頃から発表されますが、
ヒュッテ発表の「3分」とか「5分」とかいうのはかなり誇張されているのでご注意下さい。
錆鉄人の経験では10月10日に最盛期の紅葉を見た事もあり、
今年の紅葉は遅れそうな予想なので、12日以降も見ごろの可能性があると思われます。
上高地~横尾までの紅葉を見て、涸沢で雪の穂高連峰を楽しめるのが10月中旬の醍醐味です。
9月11日 予想に反して10月11日の予約が(今の所)少ないようで、10時半過ぎてもかなり残室がある模様です。
(常時見ているほど暇ではありませんので、いつ満室になるか・・・)
今年の紅葉は遅くなる可能性が高く、10月11日以降の宿泊もずばりお勧めです。
9月10日 紅葉の進み具合を書きたいのですが・・・まだありません。
(facebookのパノラマコース開通の写真では「高所」のナナカマドが赤くなっていますが・・・)
10月10日の予約は9時前に満室となりました。12日まで満室になりそうです。
10日を過ぎると涸沢の紅葉は終わっている可能性が高いと思われますが、
上高地から涸沢までの紅葉も見事なのでお勧めです。
小屋の経営の為にも出来るだけご宿泊をお願いします。
9月9日 群発地震で崩壊が多数発生した為に今年度の開通が危ぶまれていたパノラマコースですが
涸沢ヒュッテのご努力で9月8日開通しました。
パノラマコースは横尾~涸沢間のう回路ですが、上級者向けの難コースなのでご注意下さい。
【行くべきか、行かざるべきか】
涸沢病の錆鉄人ですが、涸沢の紅葉を見に行くかどうか迷っています。
本年度の最初(一番下)に書いたように新型コロナに感染する恐れが高いと思うからです。
予約状況を見ると凄い早い時間に満室となっていますが
テントのほうが感染リスクは低いと考えてテント泊する人が例年以上となる可能性も高く
今年も超過密の涸沢となることは間違いないと思われます。
人が多く集まれば保菌者がいる確率が高まり、テント泊でもトイレなどで感染する可能性があります。
涸沢の紅葉は来年以降もあるので、常識的には「自粛」ですが・・・
(9月8日以前の情報は容量制限に為に削除しました)
◎幕営の混雑状況の予測
これは全く読めません。
ただ、8月の状況は例年より少なかったのは間違いありませんが、
小屋泊まりよりテントのほうが安全性が高いと考えて幕営した人が多かったようです。
◎アクセス
沢渡から上高地BTまでのシャトルバスの咽喉本数は例年より本数が少なくなっているように
今年は上高地に入る登山者・観光客は少ないと予想されているようです。
9月19日からの4連休ではバスの待ち時間が3時間にもなったようです。
8月25日 小屋のコロナ対策等に関して
(1)登山と山小屋における一般的なコロナ感染のリスク(いずれも保菌者がいた場合)
1.電車、バス、タクシー乗車による感染
いずれも換気はほとんどできない状態であり、ソーシャルディスタンス以前の「密」な状態が長時間続く
2.登山中の感染
登山中は呼吸が荒く呼気が遠くまで到達するが、登山道は狭く、すれ違い時に感染する可能性が高い
(登山道でのあいさつは止めるように指導されています)
*すれ違い時に道を譲った人は、登山道とは反対向き(後ろ向き)に立つようにしましょう!
3.山小屋での感染
部屋の換気は不可能に近く、就寝スペースは非常に狭い上、登山による疲れで大いびきをかく者が多く
飛沫が広い範囲にまき散らされる。
対策としてグループごとに仕切り板で仕切ったとしても、建物全体に呼気が充満する状況なので実質的な効果は低い。
トイレのドア等からの感染、食事時の感染の可能性は非常に高い
特に涸沢はトイレ待ちが長蛇の列となり、この間の感染の可能性も高い
*一般的な家に数十人が滞在・宿泊するのとほぼ同じであり、某国のミサや昼カラオケ以上に危険な状況と言える。
(2)山小屋のコロナ対策
(設備等の消毒や検温、手指の消毒、館内でのマスク着用などの一般的なもの以外)
【涸沢ヒュッテのコロナ対策】
1.予約以外の宿泊は受け付けてくれません。(注意!)
2.定員160名の所、宿泊者を130名として「密」を減少させる。
3.テント泊の制限は無いが、食事の受付は無し(売店での軽食は可能)
【涸沢小屋】
1.予約以外の宿泊は受け付けてくれません。(注意!)
2.予約を定員の半分にとどめる。
2.食事テーブルをアクリル板で仕切り飛沫防止を行っている
(3)コロナ下での夏季の人出の状況
両小屋とも定員に達した日でもキャンセルがあり、予約無しの宿泊を受け付けていないので「満員」とはならなかった模様
テント数は8月11日(火)で260張(涸沢ヒュッテHPより)
小屋以外に、シャトルバスや登山道での感染の恐れもあり、
今紅葉期の人出は例年より少ないという予想もあるが、それを見越して幕営が例年以上に増加する可能性も考えられる。
(4)登山者のマスク着用に関して
登山者は登山中もマスク着用が推奨されますが
マスク着用では息が上がってしまいそうです。
戸外であり一般的には密集とはかけ離れた登山なので
マスクは着用しなくても良いだろうと考える登山者が多いようで
8月に白山と焼岳に登った時、
出会った登山者でマスクを着用していた人は約1割でした。
ただし、小屋などの人が密集する施設ではマスク着用が必要なので
最低限、マスクを携行してください。
【以下は令和元年版、20181年版・・・と続きます!】
(2019年の最終更新日:10月15日)
*2019年の涸沢の紅葉は残念ながら平年以下でした。来年の紅葉に期待しましょう!
9月の声を聞くと共に今年もうずき出しました「涸沢の紅葉登山病」
(2014年の紅葉:錆鉄人撮影)
「おとうさんが毎年涸沢、涸沢って言うのは病気だったのね!」
錆鉄人と天女(病人の付き添い看護婦)は2017年まで5年連続紅葉の涸沢に行っていたのですが、2018年は行きませんでした。
(2017年は夏も幕営し、合計10回ほど行っています)
今年は町内会長(区長と言います)をしている関係で、ほとんど旅行や登山に出かけられずにいるのですが
今年も涸沢病が発生し、
「おかあさん、涸沢に行きたいよ~。もう今迄みたいにヒーヒーハーハー歩かなくていいようにするから・・・」
錆鉄人がおずおずと天女に言うと
「涸沢はもういいんじゃない?」と言っていた天女でしたが、
「病気だからしかたがないわね!」
と「転地療養」に付き添ってくれる事を承諾してくれたのです。
という事で、錆鉄人は一気に元気が回復したのですが、天女にバレないようにしています。
(以下は2018年版に大幅加筆訂正)
涸沢の紅葉は上高地バスターミナルから歩いてコースタイム6時間以上
しかしながら、涸沢に泊まろうと思うと布団1枚に3人が常識(当然、それ以上も・・・)
天場はモレーンのガタガタ石をなるべく平らになるように並べただけの所で
テントが破れなければ儲け物と思える劣悪な環境の所に最悪2000張り
トイレは最悪3時間待ち、売店で生ビールやおでんを買おうとしても長蛇の列
やっと買ったおでんは生煮えのおまけつき(それでも買えただけましかも・・・)
確かに涸沢の紅葉は素晴らしいのですが・・・
行くも地獄、ヒュッテに泊まるも地獄、テント泊もまたまた地獄、
そして続々と登って来る団体登山者の通過を待っていなければならない下山も地獄
まさに錆鉄人の感動理論「感動は流した汗に比例する」を体現させてくれる「感動の聖地」ですが
そこまでして行くべき場所かと言うと・・・
「なのに何故、君は行くのか、そんなにしてまで」と言わざるを得ません。
それでも行くのは「病気」としか思われません。
それを知っても行くのは「重態」としか思われません。
「それでも行きたいの?涸沢詣で」
山のあなたの空遠く
涸沢あると人のいふ
ああ、われ人の多さに疲れ果て
涙さしぐみかへりきぬ
山のあなたになほ遠く
紅葉あると人のいふ
(錆 ブッセ)
2016年は紅葉が見頃を迎える前に枯れてしまうという悲惨なもので、
2017年はなかなか天候に恵まれなかったのですが、やはり地獄はますます地獄化するばかり。
という事ですが・・・紅葉予想の前にまずは
【混雑予想】
涸沢ヒュッテの「混雑」を幅90cmの敷布団1枚当たりの就寝人数でいえば(錆鉄人の予想ですが・・・)
【混雑】敷き布団1枚あたり2人程度
【かなりの混雑】敷き布団1枚あたり3人程度
【予約受付停止】敷き布団1枚あたり3人以上
山小屋は宿泊希望者を受け入れなければ戸外で凍死する可能性があるので、
基本的に予約なしの宿泊者を受け入れるので、それを加味した予想ですが、
天気が良ければ「深刻な混雑」となると思われます。
(布団1枚に7人だった事があったと聞いた事がありますが、真偽のほどは不明です。)
【2019年の紅葉情報】
2019年の涸沢の紅葉の特徴:例年より「かなり」遅れ気味で、10月1日が紅葉のピークで後は枯葉になりました。
〇錆鉄人の紅葉最盛期の予想
紅葉は気温の影響で進行が代わり、今年はこれまで冷え気味が少ない関係で遅れていますが、
台風が過ぎると一気に飽きが深まり、紅葉の一気に進むと考えられ、
10月5日、6日の週末が最盛期で12日~14日の3連休まで見頃が続くと予想していましたが、
台風の進行が遅くなり6日までは気温が高めなので、7日以降に紅葉が深まり見頃になると思われます。
(5日、6日頃まは「黄葉」中心で、「紅葉」が見事になるのは7日以降と思われます。)
この期間中では、涸沢ヒュッテのレンタルテントが10月8日~10日の3日間だけ予約可能(9月24日現在)となっており
涸沢でゆったりと寝たいけれどテントを担いでは行けない人にお勧めです。
(2名以上、一人9,000円+幕営料1,000円。シュラフ2,000円、銀マット1,000円でレンタル可能
涸沢ヒュッテで食事可能:夕食2,500円朝食1,500円 弁当1,000円)
「9月21日 やっと涸沢ヒュッテが紅葉情報2019をアップしてくれました。」
(以下の写真はこの情報からコピーしています)
10月13日 涸沢ヒュッテ:下部はまだ葉が残ってくれています。
涸沢カールは完全に枯葉です。上高地~涸沢カール以下の紅葉を楽しみましょう!
連休も終わり涸沢ヒュッテの地獄状態は解消したと思われますが、
涸沢ヒュッテがいつまで宿泊可能かはホームページを見る限り分かりません。
10月10日 涸沢ヒュッテ:最後の晴天日になりそうです。
10月9日 週末は台風の襲来で紅葉鑑賞には不向きです。(ほぼ直撃なので12日の幕営は命がけと思われます)
4日の台風崩れの温帯低気圧が日本海を通過しましたが、
涸沢は盆地なので風は弱いだろうという想像(願望)に反し遅くまで風雨が強かったです。
台風通過後の13日入山がお勧めです。
下記のように涸沢カールの紅葉は途中から枯葉に変わってしまいましたが、
今後は上高地~横尾~涸沢間の紅葉が見られるのである意味「お得」かもしれません。
10月7日 涸沢ヒュッテ:下部も色づきが進んでいます。
4日登った時よりずいぶんと紅葉が進んでいます。枯れずにきれいに染まって欲しいものです。
10月6日 涸沢ヒュッテ:雲が多いですが、時折の陽射しで葉が輝きます。
5日の時点でカール付近及び上部は残念ながら紅葉が進む前に「枯葉」が多くなっていて、鮮やかな赤はほとんど見られません。
10月5日 4日台風一過の好天を狙って強風豪雨の涸沢幕営を敢行し、5日雲一つない涸沢の紅葉を満喫し、パノラマコースで帰って来ました。
涸沢の紅葉は危惧していた通りヒュッテ周辺のナナカマドは枯葉、涸沢小屋左の森も枯葉が目立ちましたが、その上の紅葉が綺麗でした。
本当は今日も幕営して涸沢の混雑地獄を実況する予定でしたが、姉の嫁ぎ先のお母さんが危ないという連絡で急遽帰宅しました。
(昨日夜9時頃帰宅しました。6日お通夜7日葬式となり間に合いました)
(ヒュッテからパノラマコースを進み5分ほど歩いた所の撮影ポイントから)
(屏風のコルから屏風の耳へ10分ほど登った所から撮影)
10月2日 友人が涸沢の写真を送ってくれたのでアップします。
もう少し明るければもっときれいだと思いますが、それまでに出発したものと思われます。
10月1日 涸沢ヒュッテ:台風の影響さえなければ、今年は長く楽しめそうです。
今日、広島在住の友人が涸沢小屋泊りで入山しました。
彼がLINEで送ってくれた朝の河童橋からの風景です。
涸沢小屋からの写真は送ってきていません。電波がつながらないのかな?
明日は奥穂から吊尾根だけ沢小屋泊まりとのことです。
9月30日 台風の予想進路は今朝でもあまり変わっていなくて、4日午後に涸沢に「最接近」の見込
台風による風雨の影響は平地とは比較にならない為、台風が通過した5日以降が無難と思われます。
尚、紅葉がある程度進んだので涸沢ヒュッテの紅葉情報は、今後毎日更新されるのではないかと思われます。
例年通りだと黄葉はこれから数日でピーク、紅葉はその後伸展してピークは来週の中頃ではないかと推測します。
涸沢ヒュッテ:ナナカマドは少し遅れていますが、見頃を迎えました。
2017年の9月24日頃とほぼ同等と思われますが、
この後の進行は冷え込みによるので2017年と同じとは限りません。
9月29日 紅葉が遅れている所に追い打ちをかけるように台風の接近で、10月4日頃まで「大荒れ」となる可能性があります。
たとえ地元の松本の天気予報では曇りであっても、山は大雨と言う可能性があります。
台風一過の5日、6日が天気予報も晴れの見込な上、この頃から紅葉も見頃を迎えるのではないかと予想され(錆鉄人の予想)
今年は三連休の14日頃まで涸沢の紅葉が楽しめるのではないかと思われます。
ちなみに曇りと晴れでは紅葉の鮮やかさがまったく違って見えるのですが、それはそれ。
どこかにも書いていますが、自分が見た紅葉が一番良かったと「思い込む」事が大事です。
(涸沢の)紅葉は盛りに、月は隈(くま)なきをのみ見るものかは(錆 兼好)
涸沢ヒュッテ:朝晩の冷え込みがない為なのか、ヒュッテ下部はまだ色づきません。
上部は少しづつ進んでいます。
9月28日 涸沢ヒュッテ:「5~6割です。」
涸沢カールの向こうの斜面を意識的に写していないのは、実際はまだ5~6割に達していない為ではないかと思われます。
28日の涸沢小屋後ろの紅葉(27日よりはかなり紅葉が進んだ様子です)
それにしてもテントがやけに少なく見えますが、今朝の幕営者達がテントを撤収して下山したからと思われます。
土曜日なので今夜は1000張り?
9月27日 冷え込みにより紅葉が進んだのではないかと思っていましたが、公式発表は無し。
24日や22日の写真を見て思ったのですが、ナナカマドの赤が茶色っぽく見えるのは
紅葉ではなく「枯葉」となっているのではないかと危惧されます。
今年の紅葉は外れかも?
9月26日 涸沢ヒュッテ:「4~5割程度です。」
実際はそこまで進んでいません。やっと紅葉が始まったばかりですが、下記のように大混雑分散作戦です。
9月24日 涸沢ヒュッテ:「2~3割程度です。」との表示ですが、
ヒュッテの横のナナカマドを入れて「偽装」しているだけで、22日とほとんど変わっていません。
(紅葉期の涸沢の大混雑を分散させる為のヒュッテの苦肉の策なのでご理解下さい。)
ただし、今朝から明後日まで放射冷却による冷え込みである程度紅葉が進むと思われ、
今週末の涸沢はそれなりに満足出来るものと思われます。
ただし、最盛期は10月5日、6日の土日と思われます。天気予報も晴れなので涸沢地獄に拍車がかかりそうです。
お勧めは10月7日以降、涸沢地獄は緩和されると共に、上高地~横尾、涸沢までの段階的な紅葉を満喫出来て「お得」です!
9月22日 涸沢ヒュッテ:「1割程度の色づき」との発表。
涸沢小屋の左に連なる森の下のほうがかすかに色付いた感じです。
facebookでは昨年より4~5日遅れと記されていますが、実態はそれ以上の遅れと思われます。
9月22日 紅葉情報は更新されていません。
台風によるフェーン現象で気温が高くなる為、紅葉はさらに遅くなる見込みです。(錆鉄人予想)
9月20日 涸沢ヒュッテ:「残暑が続いたため色づきが遅れています。」
涸沢カールでは草紅葉が始まっていますが、木の紅葉はまだ進んでいません。
9月15日の涸沢カール
残念ながら21日から23日の天気は台風の影響で雨のようですが・・・
【2018年の紅葉の見ごろ】
◎9月24日現在の紅葉の見頃予想(錆鉄人の)は、ズバリ9月27日(木)~28日(金)
23日の紅葉情報では去年の25日に近い状態と判断出来るので、天気予報も加味して見頃は27日~28日と前倒ししました。
土日の天気が悪化しましたが、紅葉は最盛期、ますます高まる人気で空前の宿泊客となり、阿鼻叫喚の混雑が予想されます!
涸沢ヒュッテの混雑予報では28日(金)はピンク(混雑予想)でその前後は全て「激混みの赤(かなりの混雑)」
従って涸沢の紅葉見物に行って涸沢ヒュッテに宿泊するなら28日がお勧めです。
(当日の予約なし客で混雑は違ってきますが・・・)
※予想通り28日が好天で絶好の見頃となりました。
涸沢ヒュッテのHPの発表と錆鉄人の寸評
<2018年の涸沢紅葉情報>
10月7日以降 おそらく紅葉情報は終わりです。
10月6日 コメント無し
稜線は明らかに「枯葉色」が主流です。
それにしても予想を下回るテントの少なさは、金曜の入山だったからでしょうか?
紅葉は上高地から横尾辺りまでが見頃かもしれません。
10月5日 コメント「本谷~涸沢間が見頃です。」
鮮やかさに欠けるのは曇り空のせいもあると思いますが、枯葉になるのが早いように思われます。
10月2日 コメント「昨晩、雪が舞いました。朝ほんのり稜線に、その名残が見えました。」
若干鮮やかさが欠けてきたようですがなだ十分見応えはあります。
この日もテントは非常に少ないのですが、ヒュッテは大混雑だったのではないかと思荒れます。
(小屋泊まりはツアー客が多く天候にかかわらず「強行登山」をするからですが
幕営の人は天気予報を見て取り止めたり延期したり出来るからです。)
例年だとこれ以上の紅葉情報の追加はないのですが、今年はどうでしょうか?
9月30日 コメント無し
29日以降雨または曇りの天候のせいか、紅葉も鮮やかさが欠けて見えます。
鮮やかな赤に染まるナナカマドが茶色く見えるのは光がないからでしょうか?
別ブログで本歌取り「葉の色はうつりにけりないたずらにわが身家(や)にいてながめせぬまに」をアップしました。
9月28日 コメント不要の素晴らしい紅葉です。
9月26日 「最盛期となりました。」
一気に紅葉が進行していますが、錆鉄人的には最盛期はもう1~2日後で、
今週末まで見頃は続くと思われます。
9月25日 「下部も色付いてきました。」
上部も見応え十分、もういつ行っても不満を感じないはずです。(紅葉に関しては・・・)
9月22日 「日照時間が少ないですが全体で4割程度、進んでいる所は5割位」との発表
確かに18日と比べて紅葉が少し現れていますが、これで4割とは!
ここまでの紅葉の進行はほぼ昨年並みと思われます。
9月18日 「2割程度の紅葉」と発表されましたが、実質的な変化がほとんどないのは昨年と同じです。
光の状況でもっと違う事もありますから
9月17日 サイドメニューに「紅葉情報2018」が表示されました。
内容は16日のFACEBOOKと同じものです。
この頃は紅葉の進む速度は緩やかなので数日置きのアップとなると思われます。
9月16日 涸沢の初めての紅葉情報「紅葉は1割程度の色付き」
(写真は涸沢ヒュッテのFacebookより)
ナナカマドのかなり紅葉した葉が一緒にアップされていましたが、
斜面の樹に紅葉は見られず、その上のほうの草が黄色くなってきている状態で
去年の9月16日の写真とほぼ同じ紅葉の進行状況ではないかと思われます。
ズバリ!今年2018年の涸沢の供養のピークは9月29日~30日と「予言」します。
(その後の気温の低下具合で予言日は変更します。)
2017年の紅葉の涸沢ヒュッテのHPの発表(紅葉状況 2017年)
【注:ここで紹介する写真は昨年の涸沢ヒュッテの紅葉状況2017年から引用させていただいています。】
9月16日 色づきはじめ 1割
涸沢槍のすぐ下の草が黄色く染まっています。
9月18日 2割程度の色づき
16日とほとんど変化がないように見えますが、よく見ると涸沢小屋の左に拡がる森の中が一部赤くなってきています。
9月21日 3割ほどの色づき
18日の写真と比べると紅葉した時に一番見応えのある「森」が全体的にかすかに色づいています。
9月22日 色づき具合のコメント無しで写真のみアップされました。
21日とほとんど変わりない感じですが、大写しの木々が枯れていないので今年の紅葉は期待出来そうです。
9月23日 「4割程度になってきました」との表示で、確かに「森」の部分が赤っぽくなってきました。
ただ4割というのはオーバーな気がしますが、涸沢詣での客足を分散させる為には仕方がないでしょう。
9月24日 「5割程度です」との表示、雲一つない青空を背景にきれですが、実際はまだ3割程度と思われます。
23日とは明らかに紅葉が進み赤や黄色が目立ってきました。
9月25日 「ヒュッテ周辺はまだ色づきが浅いですが、上部の紅葉は6割。刻一刻と変化しています。」
24日とよく見比べると紅葉が進んでいる事が分かる程度。実質3~4割程度
9月26日 「上部の紅葉は7割以上の色づきとなり 見頃を迎えました。」
確かに青空に紅葉が映えて綺麗です。これから赤の発色が進むはずですが、27日、28日の雨が心配です。
9月27日 涸沢ヒュッテの発表を待つまでもなく「もういつ行っても」大満足出来る紅葉です。
9月30日
10月1日
10月8日
という事で、28日(木)は雨の天気予報だったので涸沢も空いているはずと考え
雨の中を涸沢まで行ってテントで2泊したのですが・・・予想に反して混雑していました。
29日(金)さらに登山者が増えテントも増えました。
30日(土)朝早く下山しましたが、この日(夜)の涸沢ヒュッテは布団1枚に4人、テントは1,400張りだったとの事です。
紅葉は強い冷え込みがあれば一夜で進む事もあれば、
強風が吹けば一夜で落ち葉となって消えてしまう事もあるので
「自分が行った時が一番良かった!」と思い込む事が大切です。
また10月初めになると降雪がある事もあり、
青空と雪山と紅葉の三段染めの景色が見られれば最高です!
(錆鉄人はまだ経験していません)
*参考までに
錆鉄人と天女が涸沢に行った過去5年の紅葉の写真と見頃について
(カメラや設定が変わっているので同じ色でも同じではなく、目ではもっともっと綺麗に見えていたと思い込む事が大事です!)
紅葉する場所が年によって違っている所を特にご覧ください。
2017年9月29日の写真
詳しくは https://blog.goo.ne.jp/sabitetsujin/m/201709
2016年9月27日の写真
まだ「赤」くなっていないので本当のピークは数日以上後のはずですが、以降は枯れてしまいました。
2015年9月24日の写真
雲り空なので写真写りは今一ですが、見た感じではもっと綺麗でした。ピークはこれから(28日~30日頃)
2014年 9月27日の写真
ピークはこれから(赤の発色が枯れ葉色なのはカメラのせいか?)
2013年 10月7日
赤と黄色のバランスから言えばほぼピークと思われます。
【宿泊に関して】
涸沢ヒュッテ(宿泊定員約170名)と涸沢小屋(宿泊定員約100名)がありますが、
2019年の宿泊料はどちらも1泊2食付きで10,000円です。(2019年の槍ヶ岳山荘は10,300円でしたが・・・)
2016年までは、紅葉シーズンの予約は9月初めには「終了しました」と出ていたのですが
去年から出していないと言う事は「予約可能な日がある」というより、来るものは拒まずという山小屋の本能でしょうか。
ただし、涸沢ヒュッテの混雑予想のページ下欄には
以下のように書いてありますので覚悟の上で宿泊して下さい。
(去年と全く同じ文言です)
紅葉の季節はシーズンで1番混雑します。
1枚のお布団で2~3名様ご一緒になり、
ご予約されてる方も到着順でお部屋にご案内致します。
申し訳ございませんが、ご了承の上お越し下さいませ。
昔、布団1枚に7人という事があったという話しを聞きましたが、本当かどうかはわかりません。
布団1枚に2人なら「ラッキー!」
布団1枚に3人なら「普通!」
真ん中の一人は反対向きに寝ます。臭い靴下は厳禁です。
布団1枚に4人なら「しかたがない!」
トイレに行ったら、もう絶対に布団では寝られません。
布団1枚に5人以上なら「ヤッター!」と大喜びしましょう!
どうやって寝るのか想像できませんが、「死ぬまで誇れる怪奇体験」が出来ます。
(なお、貸しテントもあるのですが、7月中に予約終了となっています。)
(涸沢小屋)
涸沢にはちょっとした高台に涸沢小屋があります。
涸沢小屋は涸沢ヒュッテより宿泊人数が少ないのですが、
人気の差によって涸沢ヒュッテよりは混雑度が低いのではないかと思われます。
涸沢で連泊するなら連泊割引がある涸沢小屋がお勧めです。
山の斜面にあるので、涸沢小屋のから紅葉の山を見るには若干不向きですが、
紅葉以上に色とりどりのテントの灯り見物が出来ます。
【宿泊の狙い日】
ズバリ!ねらい目の日はありません、いつ行っても地獄を覚悟しましょう!
2017年は朝から雨で翌朝は晴れの予報の日に出かけました。
涸沢に行く人は「生粋の山屋」は少ないと思われるので、
雨の中の登山を好まず、予約をしていても行かない人が多いに違いないと思ったからですが
(山小屋は「今の所」キャンセル料を取りませんから・・・)
ヒュッテも天場も結構な混雑で、ヒュッテは布団1枚に2人だったそうです。(テント400張り)
山の天気は予報通りでない事が多く、雨の予報でも降らない事もあります。
(逆に、雨の予報でなかったのに降ったという場合のほうがはるかに多いのですが・・・)
【幕営に関して】
小屋が混雑するなら、重くてもテントを担いで幕営するしかないのですが・・・
涸沢は氷河が残したモレーン(堆積)が積み重なった所であり、
テント場はそれらの石をなるべく平に置いただけなのでデコボコの激しい事!
常識的にはテントを立てるなんて考えられない場所ばかりなのですが「超絶我慢!」
(90cm✖180cmのコンパネを500円で貸し出していますが、枚数に限りがあります)
こういう天場なので大きなテントは張るのが困難!2~3人用がベターです。
最盛期は2000張りを越える事もあるという事なので、テント場ばかりかトイレも激混み!
トイレ待ち3時間という信じられない状況もあったとの事ですが、
30分~1時間待ちは覚悟して早めにトイレに行きましょう。
(トイレのコツ)
ほとんどの人が眠っている早朝(出来れば4時前)に済ませるのがコツです。
4時頃から天場はざわつきだしますので、それで起きてすぐにトイレに行っても間に合います。
5時以降は長い行列(特に女性)となり、モルゲンロートを見ようと思ったら4時起きを奨励します。
【幕営のコツ】
上記のように「良い天場」はないと言っても過言ではありません。
コンペねを1日500円で借りられますが、2019年10月5日(土)の朝9時にはコンパネは1枚も無くなっていました。
前日の暴風雨でヒュッテに宿泊した人が早々にテントを立てる為に借りてしまったからです。
暴風雨でなかったらその人たちが前日から借りている事になるので、やはりコンパネは払底していると思われます。
つまりコンパネを当てには出来ないという事です。
幕営の受付は午後3時頃からなので、涸沢に着いたらすぐに適当な場所にテントを張ってしまい、その後で受付します。
幕営する場合はヒュッテのある高台に登らず、手前の涸沢小屋方面へのルートで天場へ行くほうが早くて少しだけ楽です。
幕営受付小屋(天場のほぼ中央にある)とコンパネ
幕営料金1,000円/人・日 コンパネ1枚500円/日
受付をすると表札のようなものをくれるので、テントに見えるようにぶら下げて置きます。
【涸沢幕営用特別装備品】
テントマット
天場は全てごつごつした岩の上でテント底を保護するマットが必需本です。
(コンパネを500円で借りられますが、数に限りがあって亡くなってしまいます。)
代用品として安価で透湿性のない厚手のブルーシートがお勧めです。(必要な大きさに切って持って行きます)
天女さんちでは断熱とテント底の保護を兼ねてプチプチシートも併せて持って行きます。
携帯トイレ
涸沢の紅葉期のトイレ事情を考えると携帯トイレは必需品と言えるでしょう。
錠前(鍵)
最近、テントや中に置いた羽毛シュラフなどが盗難にあったというニュースが続発しています。
テントの入り口はチャックが2つになっているので、φになる時はそのつまみ同士を錠前でつないでおきます。
天女さんちは海外旅行で便利なTSAロックにしましたが、百均で216円
防寒対策品
涸沢では紅葉期には氷が張ったり降雪がある事もあるので、それを想定した防寒対策が必要です。
三期用寝袋では厳しいと思いますが、着替えを着こみ雨具にホッカイロでしのぐ手もあるかもしれません。
【オーバーユース】
以上のように紅葉期の涸沢は完全に「オーバーユース」それも極端なオーバーユースです。
幕営料が1人1,000円と高めなのはその対策かもしれません。
旅館は休前日、土曜日が割高な料金になるように、涸沢ヒュッテも「紅葉期料金」を導入するようになるかもしれません。
曰く、布団1枚に5人寝て1泊2食2万円とか・・・素敵に哀れです!!
【横尾・徳沢での宿泊】
涸沢の紅葉を見ながら「生ビールにおでん」の後は、激混みの涸沢を避けて横尾や徳沢に泊まる代替案です。
ある程度の「登山脚」があっても、横尾から涸沢間の登山道では登山者を待つ時間のロスが大きく、
日帰りして上高地に戻ってバスに乗る事は困難です。
(コースタイムのほぼ半分で歩き通す脚力があれば可能です。錆鉄人と天女は過去2回日帰りしています。)
つまり一般的な登山者なら朝一番に上高地に入ったとしても、どこかで泊まらなければ涸沢の紅葉登山は出来ないという事です。
横尾・徳沢での宿泊のメリットは、布団1枚に1人で「快適な睡眠が出来る」に尽きます。
(2018年の情報です。2019年は未確認、改定されていたら修正します)
〇横尾山荘
1泊2食 10,000円(2019年の宿泊料金は変わっていません)
横尾から涸沢は登り3時間下り2時間、その気になれば誰でも翌朝涸沢に行って上高地から脱出が可能です。
一般的には1日目に涸沢登山後に横尾泊まり、お風呂に入ってスッキリし、翌日下山というパターンでしょう。
横尾は景色も素晴らしいのが〇、幕営も可能です。
幕営料金 一人700円
〇徳沢園
横尾まで上り(「登り」じゃない)・下りとも約1時間ですが、個室が充実していて宿泊は雲泥の差
もうホテルに泊まる感覚で過ごせます。(個室料金も高級ホテルレベル)
相部屋で12,000円、最高級の洋室Bタイプ(1室2名)は1泊2食で一人29,000円!
(2019年の宿泊料金は変わっていません)
それでも専有面積で割ると、涸沢ヒュッテよりはるかに割安です。
23㎡で29,000円なので2,522円/㎡ 涸沢ヒュッテは90cm✖180cmの敷布団に4人として23,457円/㎡
徳沢はキャンプ場としても有名(柔らかな草の上にテントが張れます)で、シーズンはテントが林立します。
(サルが多数出没するので食料品に注意が必要です。)
幕営料金は1人700円
【アクセス(駐車場)】
大都市からは直行の夜行バスもあるようなので、それが一番手軽と思われます。
マイカーの場合は、松本方面からは「沢渡」に駐車し、シャトルバスかタクシーで上高地に入ります。
駐車料は1日500円、午前0時で日数が更新されるので、午後11時に駐車して翌日涸沢で宿泊して翌々日午後戻っても1500円となります。
タクシーは4人乗ればバス料金よりも安くなるので、駐車場で相乗りする人を見つける事が重要です。
タクシーはザックをトランクに乗せ、運転手さんとの会話も楽しめますが
バスだと大きなザックを膝に乗せて座っていなければならないので大変です。
相乗りする人が決まったら、前夜のうちにタクシーの予約をしておけば万全です。
(帰りも上高地バスターミナルで相乗りする人を探しましょう!案外楽にみつかりますよ!)
〇沢渡で車中泊するならどこがいいか?(極秘情報)
沢渡にはたくさんの駐車場が分散してありますが、
①車中泊に一番便利な場所は、ズバリ足湯公園裏の第二駐車場です。
本当は混雑すると嫌なので書きたくなかったのですが・・・
理由は・・・
1.足湯が楽しめる
2.24時間の利用可能な「きれいな」トイレがある
バスターミナルに近い第一駐車場が人気ですが、バスターミナルのトイレは夜間閉鎖されてしまうのです!)
3.横の道路にタクシーが客を拾いに来てくれる可能性がある(=予約なしで乗れる)
タクシーは4人乗りすればバスよりも料金が安くなる上、ザックを膝の上に乗せる必要もなく快適に上高地入り出来ます。
4.国道沿いではないので夜間は静か
ただし、確実にタクシー・バスに乗る事を考えると、発車時刻までにバスターミナルに行く必要があります。
②タクシー・バスに予約なしで一番乗りしたいなら、「バスターミナル直近の第一駐車場が便利」です。
ここにいれば寝坊しない限り始発のバスに乗れます。
また、バスターミナルのタクシー乗り場ではタクシーの関係者が4人ずつ乗客をまとめてくれるので、苦労なくタクシーに乗れます。
ザックを担いで長い距離を歩いてバスターミナルに行く必要はありませんが、
バスターミナルのトイレは夜間閉鎖されているのが難点、足湯公園のトイレに行く必要があります。
(他の駐車場に関しては車中泊した事がないので「知らない」というのが正直な話ですが、
「ともしび」に前泊してジャンボタクシーで上高地に入った記事があったので如何に紹介)
③ジャンボタクシー利用
ジャンボタクシーは1台8,400円(8人乗ればタクシー4人乗り料金と同じ)で上高地に入れるようで
多人数の場合は上高地までの料金がお安くなります。(事前に予約の事)
( アカンダナ駐車場)
高山方面からは、平湯のアカンダナ駐車場に駐車してシャトルバスで上高地に入ります。
何故か(県か国会議員の力関係と思われます)アカンダナからのシャトルバスは始発が沢渡より30分遅いので、
少しでも早く上高地に入りたい場合は、有料の安房峠トンネルを通って沢渡に駐車しましょう。
(安房峠トンネル有料道路入り口から約15km、通行料金は780円)
長らくアカンダナ駐車場の料金は1回1000円で長い日数の駐車の場合はお得だったのですが、
1日600円に変更になりました。
夜間はゲートが閉め切られていて、車中泊も禁止されています。
やる気があるのか!と言いたい「お役所仕事」の典型です。
【上高地から涸沢間のトイレ事情】
登山の場合、問題になるのがトイレです。
コース沿いの各小屋にあトイレがありますが、公衆トイレに関して説明します。
なお、パノラマコースの場合は涸沢~徳沢間にトイレはありません。
・上高地バスターミナル
有料トイレ有(誰もが登山前に行くので結構混雑している)
・河童橋
有料トイレ有
・小梨平
コース沿いに無料トイレ有(空いていてお勧め!)
・徳沢
無料トイレ有(徳沢園の100m手前)
・横尾
無料トイレ有(横尾山荘の横)
この先、涸沢までトイレはないので登山者・下山者ともに使用するので待ち時間が発生する事がある
Googleで「涸沢 駐車場」で検索すると
錆鉄人の以下のページが1番最初に出て来てビックリしましたが、
アクセス等に関してどこよりも詳しく書いてありますのでご覧下さい。
【涸沢(上高地)へのアクセス・駐車場情報と宿泊情報、撮影ポイントなど】
http://blog.goo.ne.jp/sabitetsujin/e/e094c1f11eca17019aac99060a2fc516
ここで撮影ポイントを紹介したのは失敗でした。
もう絶好のポイントで撮影するにはモルゲンロートの1時間前から場所取りをする必要があると思われます。
【スマホの受信情報】
ドコモ:涸沢のコル、涸沢ヒュッテ、涸沢小屋で受信可能です。
しかしながら、弱い電波状況で多数のアクセスがある為に電波状況は非常に不安定です。
尚、天場はほとんどの場所で受信不能ですが、幕営受付小屋から涸沢小屋方面で受信可能です。
【涸沢の物価情報】
涸沢ヒュッテ・涸沢小屋の宿泊料金 :10,000円(2食付き)
(涸沢小屋は連泊値引き有り)
涸沢ヒュッテの食事の例
夕食 朝食
ちなみに宿泊しないで食事すると、夕食2,500円朝食1,500円です。(弁当1,000円)
生ビール800円 缶ビール:350mL500円、500mL700円 日本酒500円(ビール類は「良心的」価格です。)
缶ジュース300円 ペットボトル400円 ボトルワイン2,500円 水:無料
おでん:卵200円 大根100円 ガンモ100円 こんにゃく100円 さつま揚げ100円 ちくわ100円 以上の6点おでんセット700円 ジャガイモ200円
カップヌードル400円 ポテトチップス類の「販売もあります。
ラーメン1000円 カレー1,000円 涸沢コーヒー400円
幕営料金 :1,000円/人・日
コンパネ500円 シュラフ2,000円
*コンパネは数が少なく利用出来ないと考えて下さい。(テント底の破損対策が必至です)
【上高地~涸沢の入浴情報】
・上高地
上高地温泉ホテル(温泉かけ流し!)
露天風呂や樽風呂もある源泉かけ流しの温泉が楽しめる老舗ホテル
上高地温泉ホテルは河童橋渡って川岸の遊歩道を30分ほど下った所にあるので
涸沢帰りに日帰り入浴しようとする登山者にとって「地の利」が悪いのが難点
*但し帝国ホテルバス停までは徒歩7分
7:00~9:00、12:30~15:00 料金:大人800円、子ども(3歳以上小学生以下)400 円
上高地ルミエスタホテル(温泉)
上高地温泉ホテルの手前にあるハイエンドホテルなので入浴料金が難点
露天風呂や内湯、きれいなパウダールーム・マッサージチェアがある湯上り処などの施設が充実
11:00〜13:00(12:30受付終了) 料金:大人2,100円、小学生1,050円
(河童橋近辺)
上高地アルペンホテル(温泉ではありません)
穂高連峰の雄大な姿を眺めながらゆっくりと疲れを癒せる上高地では大きめの浴場が特徴
07:00~10:00・12:00~14:30 料金(税込):600円/小学生未満300円
・小梨平
森のリゾート小梨・小梨の湯(温泉ではありません)
小梨平にあるキャンプ場の入浴施設。男女とも15名程と外来入浴としてはやや小ぶり。
12:00~19:00(夕方は幕営者で混雑) 料金(税込):大人600円/小学生以下500円
・徳沢
徳沢ロッジ(温泉ではありません)
涸沢に一番近い「外来入浴」出来るお風呂です。
リンスインシャンプー・ボディシャンプー・ドライヤー有りで、幕営する人にお勧め。
15時~19時半 料金(税込):大人800円
・横尾
横尾山荘(温泉ではありません)
入浴は山荘の宿泊者のみ(幕営者は✖)
・涸沢
残念ながら涸沢ヒュッテ・涸沢小屋のどちらも風呂はありません。(従業員用の風呂は有ります)
・釜トンネルの近辺
中の湯温泉
奥穂高岳を望む露天風呂はぬるめでとても気持ちが良くお勧め
12時~17時 料金(税込):大人700円 子供350円
(泊まればこんな景色がみられるかも?)
釜トンネル横の売店で受付し徒歩2分の秘湯「卜伝の湯」(洞窟風呂)もお勧め!
7:00~17:30(最終入浴~17:00) *現地受付のみ料金:700 円/人(30分)
*宿泊者優先なので7時~10時、15時以降は入れない事が多くなります。
坂巻温泉
釜トンネルから2kmほど松本方面に下った所のトンネルとトンネルの間。右側にあります。
11:00~16:00 料金(税込):大人600円 子供300円
・沢渡周辺
梓湖畔の湯
沢渡大橋のたもとにある露天風呂もある温泉
10時~19時 料金(税込):大人720円
上高地ホテル
沢渡大橋いから上流のほうへ約500m左手
日帰り入浴施設と違って空いている可能性が高いと思われます。
7時~21時 料金(税込):大人650円
【涸沢以外の絶景紅葉の山】
(以下は、涸沢に来る人が一人でも少なくなるようにと言う錆鉄人の策略でありますが・・・)
紅葉時の涸沢に行こうとしたら、
山小屋も、テント場も、トイレも、売店も、登山道も、駐車場も「全部」が大混雑、地獄の世界です。
錆鉄人的には絶対に紅葉期の涸沢行きをお勧めしません。
涸沢でなくても素晴らしい紅葉を楽しめる山は他にもたくさんあります。
涸沢は上高地バスターミナルから6~7時間歩かなければなりませんが、
手軽に行けて素晴らしい紅葉を楽しめるお勧めの山は立山と木曽駒ケ岳です。
立山はケーブルカーとバスで室堂まで行けてしまい、
その途中や室堂周辺の素晴らしい紅葉が楽しめます。
また、地獄平のテント場はすぐ近くに温泉があって(有料)何日幕営しようが500円
(という事で夏も超お勧め!)
錆鉄人もいつか幕営したいなぁと思っているのですが・・・
木曽駒ケ岳もケーブルカーで着いた所が紅葉の絶景ポイント!
少し歩けば木曽駒ケ岳の頂上に立つことも出来、山小屋にも泊まれます。
ケーブルカーで手軽に往復出来てしまうので、
山小屋に泊まる人は少なくて快適なんじゃないかと思うのですが・・・
(ただしケーブルカー駅併設のホテルは10月一杯は超高い料金です!)