天女さんちは山菜が自慢です。
雪がなければ正月からでも採取できるフキノトウを初めとして
山菜の王様タラの芽、山菜の女王コシアブラよりもおいしくて
栽培に熱中している行者ニンニクなどは後に回して・・・
まずは今年が表年(大収穫の年)のタケノコから
天女さんちの竹やぶは裏山と、もう1か所は「間地」と呼ばれている谷の向こう側
しかしながら、豚コレラで一旦少なくなったイノシシは
感染した豚舎の豚は全部殺して埋めてしまうのに、
イノシシにはワクチン入りの餌を撒いて死なせないようにするという理解できない政策のせいで
大復活を遂げたイノシシは山は言うに及ばず、
田圃の土手や畑を掘り返しています。
10日ほど前にうっすらと雪が積もった朝のウォーキング時
超巨大イノシシと思われる足跡
そう言えば、裏山の竹やぶを3月半ば頃からイノシシが掘っていたのを思い出し
登ってみると・・・
おバカなイノシシぜよ!
こんな小さなタケノコを掘っても腹はふくれないだろうに・・・
(それだけおいしいという事かもしれません?)
早速、電気柵を張ろうと思いましたが、去年張った所は杉の枝葉で埋もれています。
今年はルートを変えて直線的に張ろうとする所にある倒木
チェーンソーを取りに戻って切断して撤去しました。
そして、電柵を張る場所に積もった杉の枝葉を 撤去し
埋まったステップを掘りなおして2日かけて電気柵を設置しました。
ちなみに巡回するステップは電気柵の外側に設置します。
イノシイは(のみならず一般的に獣は)人間の臭いを警戒するので
電気柵の外側に通路を設け、そこを歩く事で二重のバリアになるからです。
(臭いは雨で消えてしまいますが、収穫時期まで適時巡回して落葉処理を行います。)
去年は4月になってから電気柵を設置しましたが、
竹やぶに電気柵を設置したのは初めてだったので
数日間は電気柵を知らないイノシシが引っかけたので、毎日張り直していました。
(基本的に一度電気ショックを経験したイノシシは、電気柵には近寄らないので
何頭ものイノシシが跋扈していたことが分かります。)
でも、今年は電気柵を設置して1週間ほど経ちましたが電気柵は「無傷」です。
ただし、昨日、一昨日の強風で杉の枝葉が電気柵の上に何か所も落下して
「アース状態」になっていたのでそれを撤去しました。
という事で、今年は「大収穫」が見込めるかも?
ちなみに、錆鉄人が竹やぶに電気柵を設置する理由は
イノシシがタケノコを食べて大繁殖するのを少しでも抑える為です。
従って、電気柵の外側でもタケノコを見つけたら全て掘ってしまう事にしています。
結果的に天女さんちで食べる分の十倍以上のタケノコを掘りますが、
友人・知人にあげているので無駄にはなっていません。