7月30日の2時45分に新穂高の登山者用無料駐車場に到着
前日迄の悪天候にもかかわらず駐車場は満杯!
(これは一番上の駐車場から下を写した所です)
探し回って奇跡的に1台分の空きがあり無事に駐車
明るくなるまで仮眠して5時頃登山開始
天気は時々青空が覗けましたが、ほぼ曇り
林道の途中にある近道は、倒れていたけれど林道を歩くように指示した標識があったので林道で穂高平避難小屋へ
そして林道終点
天女は弱音を吐きませんが・・・
槍平小屋で休憩
槍平小屋から上はガスの中の登山でした。
30分のウォーキングでもお尻の筋肉が病めていた天女は苦しい苦しい登山でした。
槍平小屋が救急箱を設置している千丈乗越と飛騨乗越の分岐点
天女はここからさらに苦しい登りでした。
岩に座り、岩にもたれかかり・・・それでもほんの少し休んだだけで歩き出す天女でした。
錆鉄人は天女のすぐ後ろを歩きながら、
何度も何度もゴメンネ、ゴメンネと謝りながら涙が止まりませんでした。
そんなバーバを優貴君も愛奈ちゃんも心配して声を掛けてくれ
バーバの荷物を担いでくれました。
飛騨乗越で座り込む天女
天女は頑張って頑張ってようやく2時過ぎに槍ヶ岳山荘に到着しました。
予約していた為か我々は「いわかがみB1~8」に5人でしたが、
甘えっ子でママにくっついて寝たがる愛奈ちゃん以外は布団1枚に1人でした。
(錆鉄人は天女と1枚の敷布団で寝る事を「覚悟」していたのでしたが・・・)
みんなは疲れて布団のなかでいい気持ちでしばらく寝ましたが
錆鉄人は天女の腰やお尻をマッサージしてからヒュッテ槍で「生ビール」
驚いた事に1200円になっていました。
ここで相席させて頂いた女性と天女さんちのお話しをしながら、さらにロング缶を飲み・・・
ガスの中から時々穂先が見えるようになった4時半ごろから山頂にアタックしました。
これまで槍に10回ぐらい登っている天女は
疲労困憊で左足の踏ん張りが利かない状態だったので下からの撮影隊員
錆鉄人は随行の撮影隊員として貸切のてっぺんへ
下り出したとたんに雨が降り出し、鎖や岩が徐々に濡れてきましたが無事に小屋に戻りました。
今回の槍で驚いた事は先ほどの生ビール1200円と
予想に反して食事がかなり良くなっていた事でした。
錆鉄人はロング缶付き
缶ビールの値段はここ数年変わっていません。
350mlが600円、ロング缶が800円です。
食後はみんな布団の中に入って、消灯前に寝ました。
錆鉄人はそっと横の天女の布団な中に手を入れ・・・
(これはポルノブログではありません! 純愛ブログです!!)
天女の手を握ると冷たい事!
(錆鉄人が運転中は、助手席で寝ている天女の手を時々握って、天女が寒くないかを調べて温度調整をしているのです)
これは一大事!
天女の布団の中に潜り込んで天女にくっついて暖めてあげました。
小さな声で
「おかあさんありがとう!」
「おとうさんありがとう。みんなと槍ヶ岳に登れて良かったわ!」
翌朝は前日以上にガスガスでご来光は見れず、5時半頃に朝食を食べ、
早めに下山。
「寝る時はお尻が病めていたけど、朝になったらすっかり良くなったわ!」
という天女の言葉は心配する錆鉄人を安心させるための嘘
天女がゆっくりと下山する間、天使たちは所々で遊んで待っていてくれて、
13時前に無事新穂高に下山しました。
奥飛騨ガーデンホテル焼岳で大好きなインド薬膳ランチを食べようと思っていたのですが、
平日はやっていないとの事
帰る途中で昼食を食べ、大野で買い物をして17時頃に帰宅しました。
もう家族登山はこれが最後となると思いますが、またひとついい思い出が出来ました。
一緒に登ってくれたメグと優貴君、愛奈ちゃん
苦しい苦しい登山を頑張ってくれた天女に感謝です。