極寒の厳冬期本沢温泉に登山する為に
2月15日に自宅を出発して道の駅蔦宿まで行ったのですが、
本沢温泉からトレースもなく天気も悪いとの電話を頂いて、
16日の宿泊は断念して帰宅したのでした。
これまで遠征では、天女は助手席後ろの2列目シートに座ってたのですが、
助手席のほうが疲れが少ないかもしれないという事で。
ほとんど初めてだと思うのですが、助手席で長距離を走行しました。
その結果は・・・
錆鉄人はカーブでもほとんどブレーキを掛けずに走行するので
後席は身体のサポートが全くないので不安定だったのですが
助手席はそれなりにサポートがあって、しかもクッションも良いという事で
今後は助手席で走ることになりました。
蔦宿で車中泊した後は、ベッドモードのまま帰宅したのでしたが
問題はベッドフレームが邪魔をして助手席シートが一番後ろまで下げられないという事でした。
それは、ベッドを作った時から分かっていたのではありましたが(承知で設計しましたから)
走行モード時は後席だったので問題なかったのでした。
という事で、助手席走行モードを標準にするなら
愛妻家の錆鉄人は天女の為に助手席シートの居住性を一番良い状態にしようと考えました。
まずは既存のベッドで助手席シートを一番後ろに下げてみます。
シートを一番後ろまで下げた状態
(運転席もベッドボードの為に前にセットせざるを得ない状態です)
この状態でベッドフレームとの関係は・・・
これなら良いと思われますが・・・
実態はベッドフレームが荷室からはみ出しています。
少なくとも2cm(1×4材は厚さ19mm)はフレームを縮めないといけません。
という事で、助手席後ろのベッドフレームを2cm縮める事にして罫書きました。
ノコギリで切って、その間を取り外します。
(このサイズのノミがないのでマイナスドライバーをノミ代わりに使いました。)
溝の後ろが狭いので折れてしまう可能性があるので、溝を深くし、ストッパーの位置も上げる必要があります。
新しい溝部分に節があって、枝が潜んでいたのですが、これはカッターで削ったあと、ヤスリで仕上げました。
さらに脚部材との勘合部の前の寸法を1cmあまり短縮する事にしました。
結果、シートを一番下げた状態でもベッドフレームとの関係は・・・
シートのストレスもほとんどありません!
この状態でのベッドフレーム後端は・・・
計算通り切りギルに収まりました!
この状態では長さ90cmのベッドボード2枚を並べられないので、重ねてセットしておくことにしました。
運転席側のベッドボードも重ねる事にして、シートを一番後ろまで下げられるようにして走行します。
という事で、装備の積み込み
ベッドフレーム
まずはこの中に装備を詰め込みます。
毛布と枕はこの場所に
簡易予備バッテリーは運転席後ろのシートの上に設置し、ソケットは後席シートベルト部分に括り付けました。
車中泊用のコンロや食料品などもここに詰め込みます。
登山靴、ストックと駐車スペース確保用のスコップと場が靴はこちら側
ベッドボードを載せて、その上に冬用羽毛シュラフや着替えなどの入ったバッグ、登山用のバッグをに押せます。
(テレビは運転席後ろのぼっどボードの上に置きました。
ネットの上はベッドボードの上に敷くクッション
ベッドボードの上の装備品は、車中泊時には助手席とテーブルの上に移動させて寝ます。
市販の軽キャンピングカーはしっかりしたサブバッテリーがあり、
後席でリラックスするスペースを作る事が出来たりしますが、
装備品の搭載量たベッドスペースの広さではこの錆鉄人自作車中泊きっとよりはるかに劣ります。
第一、市販の軽キャンピングカーは装備で重くなるのにノーマルエンジン車が一般的で
錆鉄人のエブリイジョインターボ4WD5F車中泊仕様と比べれば、全く欲しいと思いません。