錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

抜けるような青空

2016-08-31 11:23:27 | 田舎暮らし
今朝は台風一過で雲一つない青空で気持ちの良い風が吹いています。
そして何日か好天が続く天気予報です。

という事で、
阿曾原温泉に出掛けなかったことを後悔しているかというと
錆鉄人は決して後悔していません。

今日は天女のおばあさんの七日参りの日なので天女はお参りに行けたし
好天ではありますが風は涼しかったので、錆鉄人は休耕田の草刈りが出来ましたから。
そして阿曾原温泉には、紅葉のきれいなもっともっといい日に行きますから!

「我、事に於いて後悔せず」(宮本武蔵)
と強がっている錆鉄人であります。

    
  
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ゲリラが防御ラインを突破

2016-08-31 07:57:30 | ガーデニング
天使たちとの富士登山に出掛ける前に
防獣ハウスの横に植えたトウモロコシが育ってきていので
それまでは周囲を防獣ネットで囲っただけだったのですが
(この防獣ネットは台湾の女子大生6人に農作業体験として張ってもらったものです)
ネットをよじ登って侵入されないように上にもネットを張りました。

ネットの下は竹を重りとしてくくりつけていたのですが、
竹だけでは不安なので支柱に括り付けたり、重しにブロックをのせたりし、
さらに網を支柱に括り付けているロープも数を増やして
絶対に侵入出来ないようにして出かけたのでした。

この防御態勢は完璧で、富士山から戻っても全く侵入された気配はありませんでした。
(って、この期間はサルが近くにいなかったからでありましたが・・・)

ところが・・・
先日の朝、防獣ハウスの中の水やりをしようとホースを持って行くと

ガーン!
ネットの中に食い荒らされたトウモロコシが散乱しているではありませんか!



ネットにピントが合ってしまったので良く見えませんが、地面に転がっているのが食い荒らされたトウモロコシです。
逃走途中に捨てたのか、畑の離れた場所にも投げ捨てられていました。
せっかくのおいしいトウモロコシなのに、猿は馬鹿だなぁ!(悔しいので罵倒するしかありませんから・・・)
1口2口齧っただけで投げ捨てられています。

どこから入ったのだろう?
支柱に括り付けた部分や、重しにした竹に括り付けた場所、ネットの連結場所などを調べましたが侵入した形跡は見当たりません。

不思議だなぁ、さすがにゲリラだ(と感心している場合ではないのですが・・・)

そして数日が経過

ふと見上げると
上にかぶせたネットが破られているではありませんか。



手を伸ばして上から撮ると



ネットが噛み切られるとなるともうお手上げです。
やはり、人間が檻の中で生活しなくてはならない時が近づいてきているようです。

毒エサってないのかしら?
でも、野良猫が毒殺されても新聞沙汰になる世の中だから袋叩きに遭うかも?


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ところが大問題が発生!

2016-08-30 07:46:09 | 登山
テントポールの完全修理が出来て
台風も富山を遠く離れた所を通り過ぎ
天気予報では今日の夕方からは晴れて、
晴れが4~5日続くという温泉登山には絶好の好条件

阿曽原温泉小屋のHPを見て小屋までのルートに問題がない事と
「な、ぜ雲切新道なのか!」を見て
ついでに仙人温泉小屋のHPを見たのですが・・・

ガーン!
今年から日帰り入浴は受け付けないと書いてあるではありませんか!

1日目は宇奈月からトロッコに乗って阿曽原温泉小屋まで歩いて幕営し
2日目はテントをそのままにして仙人温泉小屋を往復し
(HPを見ずに行ったら単なるくたびれもうけに終わる所でした)
3日目はテントを撤収して欅平まで歩き、トロッコに乗って宇奈月から帰宅する
という行程を計画していたのですが、
仙人温泉に入るには、仙人温泉小屋に泊まるしかないという事になったのです。

金無し錆鉄人としては、望外の出費増です。
小屋泊まりは2食付きで9500円、
2泊となるとビール代を含めて2人で40000円を軽くオーバーします。
トロッコの料金も1710円×4、しかも朝一番の電車は普通客車がないので530円×2
宇奈月駅前の駐車場は小屋泊まりや幕営者の場合2日目から割引されるとの事ですが・・・

唯一の対応策は、
1日目に一気に仙人温泉小屋まで歩き、
翌日に阿曽原温泉小屋で日帰り入浴して帰るという行程にする事で、
これだと2万円以上費用がセーブ出来る事になります。
天女は健気にも
「頑張って仙人温泉小屋まで歩きます」
と言いますが・・・

欅平から仙人温泉小屋までのコースタイムは10時間30分
トロッコの始発に乗った場合の欅平への到着時間は8時47分
谷の深い黒部の奥なので4時ごろには薄暗くなるのではないかと思われるのですが、
ヘッドランプを点けてでも5時には到着したい所です。
つまり、休憩を含めて8時間で歩く必要があります。

が・・・
今の天女にそこまでの脚力があるのか?
7月の白山はコースタイム4時間の堂まで3時間を切って歩きましたが
小屋泊まりとはいえザックは遥かに重くなります。
天女に相当無理を強いる事になります。

「じゃあ、足慣らしに槍の幕営をしようか?」
と言ったら
「足慣らしの為に槍にテントを担いで登るなんて、心が萎えてしまうわ・・・」

愛妻家の錆鉄人は方針を代える事にしました。
「阿曽原温泉小屋まで歩いていけそうなら仙人温泉小屋まで行くけれど、
 温泉旅館に泊まると思えば9500円なんて安いもんだか、小屋2泊にするよ」

(ナレーション)
「愛は金より強し!」

「でも、涸沢は頑張って歩いてね」
天女は決意を込めてうなづきました。

最近の錆鉄人の常套句
「つらい人生だね」
と言うと天女はニッコリ笑いました。

という事なら
今日出発して道の駅で車中泊し、明日の一番のトロッコに乗って行くのではなく
もっと紅葉がきれいな時にいったほうがいいかも・・・

朝の天気予報を見ると黒部の雨は今日の夕方まで続き、
日中の雨量は相当な量が予想されているので
土砂崩れなどで登山道が荒れる可能性もあるので延期にしました。

もしかしたら、来年は仙人温泉小屋の日帰り入浴が復活するかもしれないし
小屋2泊も幕営2泊も楽な行程だから、今年に行く必要はないような・・・

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折れたテントポールの修理 再挑戦

2016-08-29 13:20:30 | 登山
去年、紅葉の涸沢で3年連続の幕営をしようとして、
テントを設営していたらポールが折れてしまい、
泣く泣く幕営を諦め日帰りしてきたのですが
(実はその後は凄い豪雨となり日帰りしたのは正解だった訳ですが・・・ケガの功名です)
何事も計画的な錆鉄人なので、
夏山シーズンが始まる前(正確には5月10日)にポールの修理をしました。

再掲となりますが、折れたポールです。



折れたポールは端から4番目のポールで折れた長さは5cmほどだったと思います。
その時、これ位の長さなら短くなっても問題ないから修理出来ると思ったものでした。

という事で、
鉄切ノコで折れた先を切り離し、
折れた部分をヤスリできれいに削り、
接続金具部分を挿入したのですが・・・



馬鹿力自慢の錆鉄人が渾身の力で差し込んだのですが、これ以上は挿入できませんでした。
「まっ、これでも強風じゃなければ問題ないか」
と、気の遠くなるような努力の成果を自己満足させていたのでしたが・・・

しかしながら、
阿曽原温泉小屋で実際にテントを張る事を考えたら不安になってきました。

という事で、再修理にチャレンジです。
本当はポールに差し込んだ連結金具部分を木槌でたたき込めばうまくいくと思うのですが
テントポールは10本ほどのポールを全てゴム紐で連結されていて、
このゴム紐を外した場合、元通りゴム紐を通すのは難しいだろうと考えました。
という事で、
材木にゴム紐が逃げるような溝を掘り、
それでポールの上下を挟み込んで金槌で打てば、
うまく挿入出来るのではないかと考えました。

しかしながらポールに対してゴム紐は案外太く、
しかも上下のどちら側でもゴム紐がずれてポールで挟み込んでしまったらゴム紐は切れてしまいます。

困難ではありますが、
ゴム紐を外してポールを抜き、連結金具を打ち込むしかないという結論に達しました。
ゴム紐は張力を持って連結されているので、先端金具を外したらゴムが縮んでポールが自動的に抜けてしまいます。
うまく連結金具が挿入出来ても、この抜いたゴム紐を通して先端金具をくくりつけなければ修理が出来ません。

という事で、実際の修理です。


ポールの端の先端金具部分です。



このくくってある部分をほどき、先端金具を外し
太いタコ糸を使ってゴム紐とタコ糸を連結してからポールを抜こうと考えました。



しかしながら結び目部分が大きくなってしまい、連結金具の狭い穴で引っかかってしまいました。
おそらく、製造する時は長いゴム紐を使って全てのポールに通した後で
ゴム紐を切断しているのではないかと思われます。

しかしながら、これで諦めている訳にはいきません。
錆鉄人は不屈の闘志で(なんとかお金を掛けずに修理しようと)考えました。

長い穴に紐を通すには針金のような「導線」を結び付けて引っ張るのが鉄則です。
という事で、イノシシ除けの柵用に買ってあったステンレス針金を取り出し、
ゴム紐の外側の繊維部分を通してからゴム紐にぐるぐる巻きにして抜けないようにして
ポールを引っ張ってみましたが、やはり連結金具部分の狭い穴の所で引っかかってしまいます。

原因はゴム紐と針金の先端部分が離れてしまうからと思われ、
その部分をテープで巻いて密着した状態にし、ポールを引いたら遂に抜けました。

という事で、慎重にポール3本を抜き、4本目の要修理ポールを抜きました。
これが抜いたポールの連結金具挿入状況
他のポールと比べると、嵌合用に太くなった部分よりさらに5mmほど挿入する必要がある事が分かりました。



下に木の台を置き、その上にポールを縦て、
上側にも木片を乗せ、その上から金槌でたたきました。



こういう場合、どちらを上にするかも検討が必要です。
錆鉄人は連結金具を上にすると、斜めに打ち込む危険性があると考え、金具は下にしました。
数回ごとに挿入状態を確認して作業します。

あと一息です。



という事で、無事に連結金具の挿入は完了。

今度は針金部分からポールを挿入しましたが、うまく入りません。



原因はゴムを囲っている繊維が先端部分で余っていて、それが挿入の邪魔をしている事が分かりました。
という事で、今度もセロテープが登場、繊維部分を針金に巻き付けました。



これでゴム紐は無事に連結金具を通過。

最後のポールを差し込み、先端金具をくくりつけました。



そして、先端金具をポールに挿入して修理は完璧な成功です。

おまけは上下の木材の穴



ゴム紐を通したままだったら、恐らくゴム紐が切れてしまっていたに違いありません。
ポールの修理がいくらかは知りませんが、まあ1万円はセーブしたと考えておきます。
(2017年10月8日 誤字を訂正しました)
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次は何処に行こうかな?

2016-08-29 07:47:58 | 登山
天使たちとの富士山登山が終わって1週間
ビールを飲みながら
次は何処に行こうかな?何をしようかな?
と考えました。

何かしたい事が亡くなった時、
それは錆鉄人の「死」を意味すると思っています。

富士山で山登りの体力が落ちた事を痛感したので、
少しは山登りもしなくては・・・と反省

一方、天女と一緒に入った温泉は700ヶ所を越え、
天女と一緒に宿泊した温泉は・・・というと
数えてみないと分からない程になりましたが
「泊まってみたい」という温泉は少なくなってきた気がします。

それはリサーチ不足かもしれませんが・・・
My露天風呂が好きな温度で入れるのですごく気持ちがいい事も一因ではあります。

いや~、実は
金無し錆鉄人が仕事をやめて僅かな年金収入しかなくなったことが最大の要因かも?

という事で・・・
次の目標は「お金がかからず」に「山と温泉」が楽しめる所

それは
某テレビ番組で「日本一危険な温泉」と称された「阿曽原温泉」
当然そこまで行ったら、その先の仙人温泉にも入りたいのが人情です。

「お金がかからず」と言っても、
トロッコ電車に乗っていく必要があるので往復で3420円
宇奈月駅前の駐車場料金も安くなさそう・・・

しかも、体力が落ちた我々なので、1日で仙人温泉まで行く自信がありません。
第一、仙人温泉では幕営出来ないので宿泊費で2万円もかかります。

という事で、
1日目は阿曽原温泉でのんびり幕営
2日目は早朝に出発して仙人温泉に入って、阿曽原温泉に戻って幕営2日目
3日目は昼過ぎにトロッコ電車に乗って帰宅
という計画になりました。

幕営前提なのですが、
問題はポールが折れて自分で修理した部分が完全ではなく、不安がある事です。

という事で、
さらなる修理にチャレンジぜよ!

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天使のチャレンジ富士登山! その3

2016-08-28 20:12:15 | 登山
「おとうさん、富士山あれで終わり?」
と天女に言われて、続編です。

御来光のあと、空には不思議な雲が・・・



モルゲンロートで赤いのではなく、富士山は赤茶けているのです。



「今度は本当の頂上へ行くよ」
と言うと、眠気が極限の愛奈ちゃんは
「もう行かない、下りる」
と言いましたが、優貴君は行くというので、
負けず嫌いな愛奈ちゃんも(作戦通り)最高地点へ登ることになりました。




記念撮影用の行列に並びました。



行列は富士吉田口から回って来た人も並びだしてだんだんと長くなりました。

{ヤッター、頂上だ!」
というには眠くて元気がありませんが・・・



メグと優美ちゃんと登った1989年の時の頂上と同じような感じです。
(錆鉄人の感動人生の「親子でチャレンジ」をご覧ください)

その先の岩の上で



そして浅間神社の鳥居の前で記念撮影して、いよいよ下山です。





9合目万年雪山荘



鳥居の柱の木の隙間にはびっしりとお金が挟み込まれています。



山小屋でソフトクリームを食べるのを楽しみにしていたのですが、
売っていなくて・・・六合目でやっとアイスクリームを食べました。
(八合目にもアイスなら打っていたように思うのですが・・・)



優貴君は好きなアイスがなかったという事で、お土産を買いました。
優貴君は早く休みたいというので、2人で先に下山し、
やっと新五合目に戻りました。

登山口で写真を撮るのを忘れたのですが、もう一度戻ってはくれません。
と言う事で、バス乗り場に下りる所で記念撮影しました。



帰りのバスの中では仲良く寝ていました。



2人とも眠くっても、ちゃんと自分をコントロールして眠らずこけずに下山できました。
よく頑張ったね!

この経験が2人をどのように変えていくのか、
楽しみなジージとバーバです。
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天使のチャレンジ富士登山! その2

2016-08-26 07:29:45 | 登山




ついに鳥居まで来ました。



神社の前の小高い丘の所でご来光を待つことにしました。
優貴君は眠気が極限に達して、その場で猫ろばっていました。



すると係りの人が来て、
子供たちだけでも暖かい場所にいったほうがいいと言って、
連れて行ってくれました。

登って来る人のヘッドランプの群れ



こちらは御来光を見る東の方の頂に向かう人の群れ



錆鉄人は東の空が良く見える丘の上に行って場所を確保していたのですが、
天使たちは4時半頃に戻ってきました。

東の空が茜色に染まって来ました。



天使たちを温めながらご来光を舞っていました。

空は明るくなりましたが、東の厚い雲が太陽をさえぎっていました。


という事で、かなり遅れて雲の間から「キター!」



御来光をバックに記念撮影



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天使のチャレンジ富士登山!

2016-08-24 08:02:42 | 登山
天使たちにとって、これまでの人生で最大のチャレンジだったに違いない富士山登山

まずは昼寝で徹夜登山に備えました。
が、天使たちは富士登山の期待と不安で興奮してなかなか眠らず、
愛奈ちゃんが寝たのは15時過ぎ。
という事で余裕をみて16時出発の予定を遅らせて16時半に起こして17時頃に戸塚を出発。
厚木ICで高速に乗り御殿場で降り、コンビニで行動食を買って水ヶ塚駐車場には19時少し前に到着。
すぐに19時のシャトルバスが出発し、登山尾準備をしていると
「20時の最終バスは混雑が予想されますで、19時30分のバスをご利用下さい。」
とアナウンスが流れたので乗り場に並びました。



1台目のバスの補助席に座って富士宮口登山口へ20時頃に到着。

トイレを済ませてすぐに出発しましたが、登山開始時の写真は撮り忘れ。
天使たち、とくに愛奈ちゃんはいつものようにふざけあいながら歩くので
きつく叱って気を引き締めました。
天気は霧雨で、一時雨の時もありましたが、さすが富士山、雲の上なので星空もきれいに見えました。
やがて霧雨も終わり、富士市の街の灯りがとてもきれいに見えました。

6合目まではコースタイム20分なのですぐに到着。(20時37分)



自動販売機の500mLペットボトルは300円とすでに平地の2倍になっていましたが、
2人は元気一杯です。

先頭はほぼ優貴君が歩きましたが、
ちゃんと標識を確認して「あと300mだよ」とか言ってくれました。

7合目御来光山荘到着は21時30分
コースタイム(60分)より早いペースで到着です。



普段でも起きている時間なので、まだまだ元気です。

予想より早いペースなので、適当に休憩を入れながら登ることにしました。



元祖七合目の山口山荘には22時35分ごろに到着。
ベンチに腰を下ろして時間調整をしました。


ベンチからの眺め、相変わらず下界の灯りがきれいです。

八合目に到着したのは23時半頃でしたが、愛奈ちゃんは眠気に襲われていました。



この頃、ほぼ満月の月に輪がかかっていてきれいでした。



8合目を出発した時間は不明ですが、
九合目万年雪山荘に1時25分頃到着。
愛奈ちゃんも少し元気回復してました。



やはりここでも時間調整。

以下、続く

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錆鉄人的富士登山考

2016-08-23 14:09:55 | 登山
近年、「富士山の夜行登山は止めよう」というキャンペーンが強まっているように思われる。

その理由として挙げられているのは
山小屋に泊まることで高山病対策になるとか、
疲れが少ないから安全に登山出来るというような理由である。

富士山の登山口の標高は2,300m~2,400m
富士宮口、富士吉田口ともに1合目毎に山小屋があり、
それはほぼ30分ごとに小屋があるという事であり、
日本のどの山よりも山小屋が整備されている。(山小屋の内容は分からないが・・・)

しかしながら、3000mを越える山小屋で睡眠する事で高山病が悪化する可能性もあり
他人のイビキが轟く部屋で疲れが回復する睡眠が出来る人は少ないと思われる。
(先に寝たもん勝ちの世界である)
たかだか標高差1300~1400mの山なら普通は日帰りであるが、
その標高差を2日掛かりで登ることは疲労の軽減になる事は間違いない。
ただし、「富士山に登ったという感動」はそれ以上に「薄く」なることは間違いない。

しかしながら、
8月20日の富士宮口からの登山者は半分以上が夜行登山であったと思われる。
現在はLEDヘッドライトが発達しているので夜行登山でも暗さが障害になる事はなく、
暑い中での登山に比べれば涼しい夜間登山は快適で
短時間での登・下山は日帰り登山のメリットである天気悪化の危険性が少ない。
夜間登山をすればご来光という最高の感動瞬間にも出会える上、懐にも優しい。
(それでは小屋は所為奪いが上がったりという事であろうか?
 トイレ使用料は山頂で300円、それ以外で200円、それも料金徴取係りが常駐している)

富士登山考としたが、特に「考」があるわけではない。
錆鉄人的には、普通の人間なら富士山位の山は夜行日帰り出来て当たり前
それ位の刺激を身体と精神に与える事で、
身体と精神はリフレッシュされ、大きな感動が残るのであって、
のんべんだらりと登山をしても本当の感動は得られないと思っている。

今回の富士登山
天使たちにとっては、
寒さ、眠さ、疲れとの今までにない闘いであり、自分との闘いであった。
それに負けまいと自分の意思で足を進め富士山に登った事で
大きな誇りと自信を得られたに違いないと信じている。

これから富士山を見るたびに、
きっとその思いは蘇り、自分自身を勇気付けられるに違いない。



よく頑張ったね、2人とも!



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天使と登った富士山

2016-08-22 19:54:35 | 登山
去年の事でした。
「優貴君、来年富士山に登ろうよ!」
「うん、いいよ」

安奈ちゃんは運動神経は良いけれど
スタミナがないのでマラソンや登山は大の苦手。
しかしながら人一倍の負けず嫌いなので
優貴君が登るなら愛奈ちゃんも登るに決まっています。

登るならどこから、どうやって登ろうか?
ここで錆鉄人の感動理論の登場です。
どうせ登るなら一番苦しい登り方のほうが思い出になるのは当然
だから、夜行登山

眠気、寒さに耐えて登れば、
それは天使たちの自信にもなるし、
荘厳な御来光を見て感動も深まる

天使たちは忙しいので夜行登山は日程的にも有利なのでありました。

という事で、
夏休み早々にも登る計画でありましたが、
お義母さんが亡くなられ、おばあさんが亡くなられ
その間には小学生の民泊があり
さらに天使たちはモデルのお仕事もあって、
その隙間で選んだ日程は天気予報が悪く・・・

遂にお盆になってしまったのでありました。

もう残された夏休みは2週間
天気予報を見て16日登山と一旦は決まったのですが、
我が家を出発する直前に天気予報が悪くなって延期

続いて19日夜~20日なら天気予報が良いとなり、
もうここで登るしかないと18日に我が家を出発したのでありましたが、
19日午前中に天気予報が激変
とても登山は無理という事で、昼は裏庭でバーベキュー

翌20日の予報は夜から翌日昼までが良かったのですが、
見るたびに予報は悪くなり・・・
それでも20日夜が「B」で21日午前中はA評価だったので決行を木俣のでありました。

という事で
天使たちは無事に富士山に登り
錆鉄人と天女は関東直撃の台風を避け、
今朝は4時に起きて福井に帰ってきたのでありました。

(富士山登山編は明日にでもアップします。)




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