毎朝のウォーキングで・・・
大量のもみ殻を「ただ」燃やしています。
もちろん、二酸化炭素を放出していますが、
もみ殻は稲が炭素を吸収して成長したものなので地球温暖化に影響してはいないのではないかと思います。
もみ殻は燃やしてしまえばただ「灰」になるだけですが、
燻炭にすれば土質改良や肥料として役に立ちます。
という事で、天女さんちは毎年もみ殻をもらって燻炭作りを行っています。
まずはもみ殻をあけてもらう場所に囲いを作り・・・
すぐにもみ殻を持ってきてくれました。
おいおい、こんな前におろしちゃうの?
少なくとも1mは後ろに下して欲しい所ですが・・・
錆鉄人が畑に行っている間に下して帰りました。(撮影は天女です)
しかたがありません、ターミネーターは腕の先をミニショベルにしてもみ殻を奥に運び、
雨や朝露で濡れないようにブルーシートを掛けました。
という事で燻炭作り開始
まずは燻炭作り用の煙突を小屋の2階から下ろしてきて、煙突を軽くたたくと・・・
大量の炭化した燃え殻が落ちてきました。
その上に箕一杯のもみ殻を置き、中央部をへこませ着火します。
勢いよく燃えて消える心配がないと思ったら笠を乗せます。
手前側のもみ殻が低くなっているのは、火力が弱い場合に杉の葉を追加するためです。
続いてもみ殻を追加して、煙突を差し込みます。
笠に接したもみ殻が燃える位の温度にするのがコツ
温度が低いと・・・
燻炭が出来上がるのが夜中になってしまう事もあります。
(当然寝てしまっているので、朝起きたら大部分が白い灰になってしまっています。)
温度が低いと煙の勢いがないので判断出来ます。
上の方のもみ殻が黒く焼けてきたら、その辺りのもみ殻をスコップで押し下げ
周辺部のもみ殻をその上に寄せてやります。
そういう作業を数回繰り返しながら、もみ殻を何回も追加して・・・
どうしても均一に焼けてこないのでもみ殻をかき混ぜ、
それを何度か繰り返していると・・・
かなり焼けてきました。
さらに全体をかき混ぜ・・・焼き上がるのを待ちます。
これ位になったら煙突を取り出し、
下の方は燻炭になっていない事が多いのでもみ殻をさらに混ぜ、炭化を促進します。
最後にシャワーを掛けて消火します。
シャワーを掛けても日が消えるのは表面だけなので、
燻炭をかき混ぜてシャワーを掛け、またかき混ぜてシャワーを掛け・・・
それ何度も繰り返して完全に火が消えたら、使用済みの米袋に燻炭を詰め込みます。
錆鉄人の場合は、1回で約4~5袋出来上がります。
それを小屋に運び込むのですが・・・もし火が残っていたら火事になってしまいます。
それで、完全に火が消えているかを確認する為に、バーベキューハウスの下に一晩置いておき
翌日に運び込むようにしています。