今年になって、エブリイがマイナーチェンジしてCVTが搭載されるというリーク記事が出ていましたが
リーク記事通り今日(27日)発表されました。
アトレー&ハイゼットカーゴが2年前にフルモデルチェンジして
スライドドアの窓ガラスをははめ殺しにして、上下機構の入るスペースをなくし
(=ドアを薄くして)荷室最大幅を拡げ
測定上の最大荷室長を軽最大にするためにバックドアのワイパーの取り付け位置を上端にする等
(後方視界確保の点ではかなりマイナスになります)
姑息な手段を駆使して系最大の荷室寸法を謳い、
さらにはシーラカンス的な大きくて低性能なエンジンはそのままで
CVT搭載でカタログ燃費でエブリイを上回ってきましたが・・・
遂にエブリイもCVTを搭載してきました。
もともと、ノーマルエンジンの同じ駆動方式の比較では
エブリイが燃費や上り坂の走行性能で2割ほど上回っていると言われていましたが、
発表されたカタログ燃費データを見るとエブリイが1割程度上回っています。
そのうちに自動車雑誌などで比較記事が出てくると思いますが、
錆鉄人的に強調したいのは、後席足元スペースなどに代表されるスズキの使用者目線での車作りです。
勿論、運送屋さんには荷物スペース命だと思うので、後席の居住性など問題ではないと思いますが・・・
日本人がますます貧乏になっている上、
安全装置の搭載などもあって自動車の値段が凄くアップしている現状で
軽ワンボックスカーの利便性と値段の安さが注目されていますが、
それは後席にも家族などを乗せる事を考慮していると思いますので、
そういう人はカタログデータやデザインだけではなく
後席と助手席の居住性を実際に座って比較確認してみて下さい。
アトレー&ハイゼットカーゴが非常に高くなったと思っていましたが、
エブリイも高くなったのは原材料のアップや安全装置搭載で仕方がないのかもしれません。
ともあれ、天女さんち的にはアトレー&ハイゼットカーゴは選択肢にはならないので
じっくりとマイナーチェンジしたエブリイを見てこようと思っています。