少し前に母姉と行った群馬県。月夜野→片品と泊まりましたが
4泊目の宿は伊香保だったため、道の駅など寄りながら
のんびり移動することにしました。
移動中、わくわくする(私だけが)看板を見つけました。
近いようなので立ち寄ってみることに。
母が会いたがっていた獣に何か会えるかもしれません。
道沿いにこの「熊よけの鈴」がいくつか設置されていました。
ようやく着いた駐車場はもちろん誰もおらず
入口はススキが繁茂。かきわけて入るのはやめておきました。
「当然だよね、ミズバショウの花は春だもんね~」といいつつ
水辺に行けば両生類・爬虫類に会えるかもと期待していたので
がっくり。でも熊が出てきたら大変なので車の周辺で散策しました。
目の前に大きなナナカマドの木が数本!
綺麗だね~!全員でため息、そして撮影観察会。
この葉っぱが赤く染まる頃は周囲も華やかに彩られていることでしょうね。
ナナカマドの樹皮は桜にとても似ていました。
「見て!」
「何っ、大き~い!!」「こんなの見たことない!」
この落とし主はどれだけ大きなイモムシなのか。
確かめずにはいられない我々は集中して探しました。
近くにサルの群れがいたようで鋭い叫び声が聞こえ、猿も探しました。
3人がかりでナナカマドの葉表、葉裏、樹皮を舐めるように見たけれど
結局イモムシは見つからず、かわりに奇妙なものが発見されました。
透明のゼリー様のものの中に径1mmのベージュ色の粒々が入っています。
塊は親指の太さくらいで横筋が入っているのでまるで透明のイモムシ。
とめるのもきかず触った母は「食べるゼリーのようだ」と言っていました。
頭も脚もないので何かの卵塊だろうというところで落ち着きましたが
気になる気になる!旅行中なのも忘れてインターネット検索をしたら
データを使い切ってしまい。。
帰宅後調べると、この物体は「エグリトビケラの卵塊」だと判明しました。
この場所に何十分いたのか・・。この調子でところどころ停車するので
道の駅にはさっぱり着かないのでした。