教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

今年初めてのサナエトンボ

2016年04月22日 | 散歩

天気予報で必ず雨が降るというので急ぎ川沿いを歩くと


大きなトンボが飛んできました。
複眼が離れているのでサナエトンボの仲間ですね。


ああっ!冷たい強風が吹いてきて体が横倒しに。
なんとか踏ん張りました。


ヤマサナエなのかな?羽化したてのようで傷ひとつありませんでした。
側面を確かめようと近づくと元気に飛んでゆきました。またね~!


若いアカメガシワの新葉にはたくさんのテントウムシが集まっていました。
このナミテントウの背中の黒点がつながっているのが何かの形に思えるけれど
それが何かは思いつかないまま。


川沿いの草むらにはこのケバエの仲間がよく見られました。
メスアカケバエのようです。名前のとおり腹や背中の赤っぽいほうがメス。

もう降りだしそう・・・空がどんどん暗くなってきました。


争うように飛んでいたモンシロチョウが3頭、
目の前のハルジオンにとまりました。


もうここを休み場所に決めたのでしょうか。


ツバメシジミのメスもじっと動かなくなりました。

よく人の通るところで

小さなヒメアカタテハがうずくまっていました。
触角も口吻もだらっとして元気がない。やはり日差しが足りないのかな?

ヒメアカタテハは夏以降に出てくるものかと思っていましたが
成虫で越冬するものもいるのだとか。このヒメアカタテハは翅がだいぶ
傷んでいたので越冬組なのかもしれません。

やはり青空がいちばん。晴天が続いて早く大地の揺れがおさまりますように。
願わずにはいられません。



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近所でヒオドシチョウに会う☆

2016年04月21日 | 散歩

先日、作品展にうかがう前に近くの公園をぐるっと歩きました。


一輪だけ牡丹が花開いていました。

あれ?牡丹の向こうに猫が腹ばいになっています。
正面にまわってみると


この辺りでよく見る長毛さんでした。ちょっと痩せた?それとも冬毛が
どんどんはえかわっているのかな。


早くもクロバナロウバイが咲いていました。
香りをかいでみたけれど・・今回もわかりませんでした。


眩しい!
ピカピカの新葉が出ていたのはムベ


花は一輪だけ咲いていました。花びらのように見えるのはガク片なのだ
そうです。雌雄同株ということなのですがまだ蕾だったのでよくわからず。

花がやや萎れたローズマリーの前を通ったら、大きな蝶がいました。


側面はルリタテハに似ているけれど、表面を見てみたら・・


ヒオドシチョウだ~!

こんな近所にいるなんて驚きです。
この公園で今まで出会ったタテハチョウはツマグロヒョウモン、ルリタテハ、
キタテハ、アカボシゴマダラ、5年ぐらい前にゴマダラチョウ、ヒメアカタテハ、
テングチョウ、ナミヒカゲなどがいますがヒオドシチョウは初見!

幼虫の食草はエノキ。これから集中して卵塊を探してみようと思います☆


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東神奈川駅から徒歩1分

2016年04月20日 | その他

4月19日より開催されている
「絵まるじょん 第12回絵画作品展」に伺いました。

JR東神奈川駅の改札を出て左に進み


駅構内を出て右手を見ると


横浜市神奈川l区民文化センター『かなっくホール」のビルがあります。
駅から徒歩1分以内!京急仲木戸駅からも近くて便利な場所にありますね。

ギャラリーはかなっくホールの3階にあります。


油彩画・水彩画・パステル画・日本画・テンペラ画がずらり。
グループ彩雲のメンバーでもあるHさんは日本画、水彩画を出品されて
いました。広い会場は画材もテーマも多岐にわたる個性豊かな作品で
埋め尽くされており、それぞれの世界をじっくり味わうことができました。


見応えのある作品展は4月25日(月)まで。おすすめです☆



「絵まるじょん
第12回絵画作品展シーズンテーマ『動物たち』」
2016年4月19日(火)~4月25日(月)
10時~17時(初日13時~、最終日15時まで)

かなっくホールギャラリーB

横浜市神奈川区民文化センター
横浜市神奈川区東神奈川1-10-1
(tel)045-440-1211

JR東神奈川駅、京急仲木戸駅 徒歩1分



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けなげに咲く春の野の花

2016年04月20日 | 自然

この4月に上郷森の家まわりで出会った野草の一部をご紹介いたします。



あちこちで見られるウラシマソウ
葉から釣り糸部分まで全体を撮影するのは難しい!


咲き始めは丈の小さいツルカノコソウ。ぐんぐん背が高くなり
咲き終わりの頃には40~50cmほどに。


こちらではとても珍しいシロバナタンポポ
奈良の明日香村を旅行したときに見たタンポポはこの白花ばかりで
とても驚きましたっけ。


毒々しいまでに美しいナツトウダイ


よく見かけるムラサキケマン


なんと!オオイヌノフグリを訪れていたのはヒメウラナミジャノメ
出現がちょっと早い気がします。


ヘビイチゴの花にはピカピカのモンシロチョウ


地面にしゃがんでいたら、草の間からもぞもぞ大きなハナバチが
這い出てきました。コマルハナバチでしょうか?
右側に偶然ヒゲナガハナバチが写っていました。

枯野だった場所があっという間に若草色に。芽吹いた野草を見ていくと
ほとんど名前を言えないのがわかります。
調べようと記録はしておくけれどデータはたまるばかり。季節の変化の
スピードに追いついていけないまま春が終わってしまいそうです。

コメント (2)
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Yさんの新作水彩画

2016年04月19日 | 教室風景

Yさんは鎌倉のお寺で取材されました。


「鎌倉東慶寺石仏」 水彩画 F4

朱に橙に黄色。暖かい色に染まった落葉に囲まれて仏さまのお顔が
ほころんでいるかのようです。秋の日差しと彩りを自由な発想で力強く
鮮やかに描き出された、構成も楽しい華やぎと安らぎのある作品です。

近づいてみました。

濃色の水彩絵の具でしっかり塗り込んだのち、木漏れ日部分は洗い、
石仏は色鉛筆で加筆しました。伸びやかな色遣いに勢いのある線。
熱のこもった生き生きとした表現が作品にいのちを吹き込んでいます。

多様なテーマに精力的に挑戦されているYさん。次の作品も楽しみです☆
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”のなかの
Yさんのページに掲載されています。ぜひこちらもご覧下さい。


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春の黄色

2016年04月19日 | 散歩

近所の公園のソメイヨシノはすっかり葉が出て青々していましたが
ヤエザクラが満開となっていました。


白っぽいピンクの花。
そういう仕立てなのか性質なのか、枝が横には張っておらず
縦長の樹形でした。

いつの間に!

ヤエヤマブキが花盛りでした。


少し前まではこの一重タイプのヤマブキが咲いていたのに。
一重咲きの後に八重咲きが開くのはサクラと似ていますね。
そういえばヤマブキもサクラもバラ科ですね。

一週間ほど前、クヌギ林のなかで見た山吹色の花は

ヤマブキソウです。
ヤマブキと少し似ているように見えますが、こちらはケシ科。


ヤマブキソウの花は大きくて迫力があります。

さらに黄色い生き物も並べてみると


鳥についばまれたのか傷ついていたキタキチョウ

そしてカジイチゴの葉の上にいた、地味なのに2度見してしまった蛾。


山吹色と茶色の線がくっきり入っています。
翅の横幅は40mmくらい、なかなか目立っていました。
例のごとく名前を検索しましたが、まず蛾の何科から調べればよいのかさえ
わからないので断念。こう種類が多いと、蛾の図鑑を仕入れたくなります。

森に黄色と緑色が増えてきて・・もう晩春なのですね。


コメント (2)
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第12回絵まるじょん展のお知らせ

2016年04月18日 | その他

明日4月19日から始まるグループ展のお知らせです。






「絵まるじょん

第12回絵画作品展シーズンテーマ『動物たち』」
2016年4月19日(火)~4月25日(月)
10時~17時(初日13時~、最終日15時まで)

かなっくホールギャラリーB

横浜市神奈川区民文化センター
横浜市神奈川区東神奈川1-10-1
(tel)045-440-1211

JR東神奈川駅、京急仲木戸駅 徒歩1分



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川沿いの春

2016年04月18日 | 散歩

川沿いを歩くとショカツサイが花盛りでした。


ツマキチョウが飛んでこないかな。


枝にカワセミ男子がとまって狩りの準備


ヒヨドリたちはかわりばんこで水浴び


羽化したてでしょうか、ピカピカのツバメシジミ


まるで春の空!ツバメシジミで翅の色が水色なのはオス


あっ若いキジトラさん!


あいかわらず健康そうでよかった。


帰り道に会ったときは地面の一点を見つめていました。
モグラの気配でも感じたのかな?

なんだか落ち着かなくて早足散歩となりました。
九州で続く大きな地震、増え続ける被害を知るにつけ恐ろしくなります。
つらく悲しい思いをしている方たちに一刻も早く安らぎの時が訪れますように。


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Hさんの新作パステル画

2016年04月17日 | 教室風景

Hさんは旅で出会った光景を描かれました。


「マッターホルン」 パステル画 F30

アルプスの名峰が薔薇色に染まる光景はドラマティックで畏怖の念を
おこさせます。わきあがる雲に登山者が吸い込まれていくかのようです。
光と影が魅せる山容の美しさがよくとらえられた力強く鮮烈な作品です。

近づいてみました。

厚みと硬さを出すためアクリル絵の具などの異素材で下地をつくって
からソフトパステルでじっくり描き込みました。硬質な岩壁、流れる雲、
清んだ大気。様々な質がしっかり描き分けられており臨場感があります。

物語のある大きな風景を描かれているHさん。次の作品も楽しみです☆
Hさんの作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の"作品集"のなかの
Hさんのページに掲載しています。ぜひこちらもご覧下さい。


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今年のアケビの受粉作業

2016年04月17日 | その他

数日前の夕方6時。ちょうど姉も仕事から帰ってきていたので
庭のアケビの受粉作業をすることにしました。


上の蜜柑の房のようなものが雄花、下のバナナの房のようなものが雌花

今年は開花が早い!アケビは自家不和合性という性質で、自身の花粉では
実ができないので毎年近くのIさん宅の雄花をいただいているのですが
この時Iさん宅ではまだ開花していませんでした。

Iさんのところからはまた後日いただくことにして、この日は自宅の
2種のアケビの花粉で受粉を試してみることにしました。


家のアケビはガクが白っぽいものと、このように濃い紫のものが。
ガクが濃い紫のものは新しく園芸店で購入したものなのです。
この雌花のペタペタしたところに雄花をつけていきます。

いかにも品種が違いそうなところからそれぞれ雄花を摘んで


2種の雄花を2枚の器にわけました。
もう一種の方は花粉が青紫色でしたが撮り忘れました。


姉がガクとおしべを分別している手元をじっと見つめるにゃんきち


私は脚立に乗って受粉作業。上からにゃんきちがブロック塀を左右に
忙しく飛んでいるのが見えました。

花粉をつけ始めたら・・・


「あっっ」叫び声!


「もぉぉぉぉーーーーーー!」
牛のように吼える姉とお尻を上げるにゃんきち。

どうやら姉が分別した青い方の雄花の皿をにゃんきちがひっくり返したよう。


むぅぅぅぅぅーーーー!

後ずさったにゃんきちの後ろ脚がおっこちそうです。


ちょっと待って~写真撮るからそのままね!


はーいこっち見て~。

解放されたにゃんきちはサッと塀を下りて何処かに行ってしまいましたが
受粉作業が終わる頃には大鳴きしながら戻ってきて、姉の足元でぐるぐる
歩き回りスリスリ体を摺り寄せ踏まれそうになっていました。


何事もなかったかのような顔。

手伝いたかったのに失敗しちゃったね~!
びっくりしただけで何が起きたのかわかってはいないのでしょうが
どんくさいところがあるにゃんきちにまた癒してもらいました。
いつもありがとう♪


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