教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

4月最初の教室 ハンミョウも目覚める♪

2016年04月09日 | 教室風景

長かった春休みが終わって4月最初の教室日は明るい曇り。
ガビチョウの賑やかなさえずりを聴きながら制作しました。


地道な作業が変わらず続きますが、気分は新学期♪
皿の上の膠も固まらなくなり乾燥していて快適に描くことができました。


たくさん作品が仕上がりました!
午前中がHさん、午後はAさんとKさんがそれぞれ日本画作品を完成されました。
順次ご紹介してまいりますのでお楽しみに☆


午前中は青空が見られました。

まだ桜が残っていてよかった♪


良い香りがやさしい風に運ばれてきます♪
煙などにはかき消されてしまうようなほのかなかおりです。


桜の花がたくさん落ちているので見上げるとタイワンリスたちが。
これでもいちおう警戒中。
夢中になって食べているところをみるとよほど美味しいのでしょうね。


前回訪れた三週間前には一輪しか咲いていなかったニリンソウの群落は
こんもりとしてすでに種をつけたものもありました。


お昼には曇りましたが暖かくて快適♪
寒々としていた森がうっとりするような春色に変貌していました。


これです、ずーっとこの光景が見たかったのです!
一年で一番好きな季節がいつの間にか来ていました。

驚くことに

ハンミョウが目覚めていました!

こんなに早く見たのは初めてのような気がします。この冬はやはり
暖かかったのかな?

待ちかねていた春が駆け足で去っていくようで何だか焦ってしまい
見逃してはならぬと早足になってしまいました。

 

コメント (4)
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春の小旅(その四)浜辺での拾い物

2016年04月08日 | その他

安房神社に行った以外はずーっと浜辺を歩いた南房総の旅。


貝殻の破片が多い浜


海草や漂着ゴミが多い浜


観光地引網をしていた砂の細かい浜

遠くからこの模様を撮影していたら、母が集団の中から出てきたので
びっくり!後で聞くとさすがに網はひいておらず、かかっていた魚を見に
行ったのだそう。釣り番組が好きなだけはあります。

貝拾い好き家族が拾ったものを一部ご紹介。

並べながら「誰?こんなの拾ったの!」と声があがると捨てられる可能性
があります。今回皆が喜んだのは濃い紫色のアヤメダカラ♪


手前の貝はダンダラマテという貝。湘南の海岸でも拾えるようですが
今回初めて壊れていないものを拾いました。
浜によって拾える貝はまったく違うから歩くのが面白い!


クルマガイはもちろんのこと、姉が喜んだのは右上のハスノハカシパン、


そしてこの昔の目薬瓶。
「参天堂薬房」裏に「大学目薬」と書いてあります。
この目薬瓶は1899年(明治32年)から20数年製造されていたというもの。

拾ってどうするの?と時々聞かれるのですが浜にいる時間が楽しい♪
狩り、もしくは宝探しなのです。
子供の頃、葉山の海岸でサクラガイやナミマガシワを集めて箱に並べた
という楽しい思い出があるから繰り返すのかもしれません。
今も昔も母が貝拾いをしている間は間違いなくゴキゲンで生き生き笑顔♪
何よりそれが大切です。

種類別にして瓶につめたり、特に好きなものを集めて飾ったり。
でも整理整頓が追いつかずだんだん大変なことになってきました。


この昆布を丸く巻きつけたようなものを時々見かけました。


ネコザメの卵です。美しい螺旋を描いています。
もちろん中は空で、とても軽いものでした。

また皆でそろって浜を元気に歩けますように。
腰をおさえながら前を行く母を見て、次の場所を調べておこうと思った
春の小旅でした。次は秋以降にもっと南方かな~?


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春の小旅(その三)浜辺で出会った生き物たち♪

2016年04月07日 | 生き物

ナビを見ながら立ち寄れそうな浜辺を探しました。


真っ青な海に白いカモメ。
浜辺によってカモメやウミウが多かったり、トンビばかりがいたり。


岩のいりくんだ潮の流れの弱い所にこんなに綺麗な魚たちが泳いでいました!


キラッキラ輝くこの魚はトウゴロウイワシというのだそうです。


潮溜まりではこんなイソギンチャクが触手を伸ばし


岩の窪みでは潮が満ちてくるのを待つウメボシイソギンチャクたちが。


ほんとうに真っ赤!赤紫蘇で染めた大きな梅干のようです。
触手を長く伸ばしたところを見てみたいな~。


アカクラゲ!赤褐色のレンズのようです。
母が止めるまもなく素手でつかんだので焦りました~。
幸運なことに何事も起こりませんでしたが気をつけなければ。


青い!と思ったらイソヒヨドリ


浜辺の濡れた貝の間で何度か見たこのハムシ。
イチモンジハムシにしては翅が青い。明るい色のものばかりで
この地域特有の変異なのかな?と思ったりしました。

浜辺ならではの出会いにワクワク♪
森の中も歩き回りたかったけれどそれは次の楽しみにとっておきました。
おつきあいいただいた春の小旅は次のお話で最後です。



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春の小旅(その二)海浜植物・南房総

2016年04月06日 | 自然

まっ、まぶしい!
快晴の海辺でサングラスをはずすと感動のあまり言葉を失いました。


花盛りのハマダイコンの向こうには青い青い海。楽園です。


ハマダイコンにはミツバチやモンシロチョウ、アカタテハがやってきて
ずーっとここに座っていたくなる長閑さです。


キケマン。ちがう場所では大きく丈をのばした群落が見られました。


砂浜に這うようにして広がるハマエンドウ


こちらも這うタイプ。面白いし何だか美味しそう♪


ツルナという名前のこの植物、実際おいしく食べられるのだとか。
黄色く見えるのは花ではなくガク。


ちょっと変わっているな~アスパラみたい、と思ったのがハマウツボ。
カワラヨモギなどに寄生する葉緑素を持たない植物で、これから
紫色の花を咲かせるようです。


強い海風に揺らされてカシャカシャ音をさせていたのはハマボッスの種子。
初夏ごろに咲くという花も見てみたいものです。

もっと蝶が飛んでいるかな~と思ったけれど、まだ早かったよう。
そのかわり磯の生き物に出会えました。南房総編が続きます。


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春の小旅は南房総(その一)

2016年04月05日 | その他

「何処かへ出かけたいけど展覧会があるから秋まで無理よね・・」
今年に入ってから母が何度もそうつぶやくので、姉と予定をあわせ
3人で小さな旅に出かけることにしました。

私が宮崎県や和歌山県の海辺に行ってみたかったので提案すると
土地勘がない上に飛行機&レンタカーなんて大変よね、と却下。
我々の旅行はものすごく荷物と寄り道が多いのです。

結局日帰りもできる距離の千葉県、南房総に決定!
4ヶ月ぶり・・・毎年2~3回は行っている親しみのある場所です。


今回は往復東京湾フェリーにしました。
高速道路と東京湾アクアラインを使った方が料金は安いのですが
フェリーの方が旅気分が盛り上がってのんびりできます。

金谷港で乗船待ちをしていてふと隣を見ると

ぷぷっ♪窓べりに歯と爪をひっかけていた柴さん。
車のナンバープレートには奈良の文字。ずいぶん長旅をしてきたのですね。


途中、かなや丸とすれちがいました。
海の上に浮かぶいろいろな船を眺めながら買い込んだサンドイッチなどを
食べていたらあっという間に房総半島が大きく見えてきました。


姉とデッキに出て海景をパチリ。
お父さん、見てるかな?

金谷港に着くと、すぐさま南下しました。本日の宿を目指します。

その前に、安房神社へ。
広々とし清らかな空気が流れていて身の引き締まる雰囲気です。


ほんとうに立派な神社です。
姉が御朱印をお願いして、その間に参拝しました。


「参拝の作法」が書いてありました。
二拝
二拍手
一拝

神拝詞
祓え給い 清め給え(はらえたまい きよめたまえ)
守り給い 幸え給え(まもりたまい さきわえたまえ)
(三唱)

三回とも「さきわえ」のところでひっかかりながら、世界平和と旅の無事を祈り



いざ出陣です!続きます。


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今年のお花見

2016年04月04日 | その他

雨がやんだお昼頃、母姉と今年の桜を見に行きました。


小田急線「高座渋谷」駅から徒歩約20分。もっとあるかも?
引地川沿いに600本の桜が植えられている千本桜です。
河川工事のためにこれらの桜が伐採されるという話をきいて
あわてて見に行きました。


父が元気な頃もこの河原でお弁当を広げビールを飲みましたっけ。
数年前に比べたらお花見客の多いこと多いこと、そして多国籍。
バーベキューの煙がもうもうとして落ち着かず、この後予定が入っても
いたので結局は座ることなくお祭り会場をあとにしました。


すべての桜がなくなってしまうのかな・・?
思い出の残る桜並木を眼に焼きつけました。

高座渋谷駅から行く場合も、隣の桜ヶ丘駅から行く場合も
会場付近に飲食店はほとんどないので食べ物を駅前で購入されるのが
おすすめです。
川上に行くほど人が少なくなり、桜をゆっくり鑑賞できると思います。


この日の夕方は、お花見のお誘いがあって大磯のS先生宅へ伺いました。

アツコさん、こんにちは!
日中の撮影でカメラのバッテリー残量がゼロとなり本当にほんとうにがっかり。
そんな私を哀れに思ったAさんが大切なカメラを貸してくださいました!

アツコさん、お料理はすべてAさんのカメラ、オリンパスPEN Lite E-PL6
で撮影した画像です♪


ちょっと手ブレしてしまいましたがアツコさんの訝しげな表情はばっちり。


どんな角度から見ても美人さんね~♪

S先生宅の愛猫アツコさん、アツコさんの子供ちびちび太くんなど子猫達は
2013年2014年と撮らせてもらいました。
その頃ちびちび太くんはやんちゃでしたがすっかり落ち着いていました。


集った仲間が持ち寄った手料理に舌鼓♪私は飲み物乾き物担当。


先輩から現役の学生までこんな機会がなければなかなか会えない仲間。
大切なひとときです。


夜も更けるごとにどんどんお料理も増えてきてお腹もいっぱい。
日付も変わり、次は初夏にキャンプしようね~!と話して解散となりました。


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春の歌を歌いながら歩く♪

2016年04月03日 | 散歩

は~るのおがわはさらさらいくよ~

いつもの川沿いの道も、この時季は歌いながら歩きたくなります。
無意識に声が出てしまっているときもあります。


キタテハは水仙の蜜を吸うよりも恋の駆け引きに夢中


この色合いにうっとり♪

は~るがき~た は~るがきた ど~こに~きた~
もう頭の中で春の歌がエンドレスです。


これらの花々は早春のニホンスイセンに比べ香りが弱いですね。
水仙の葉をニラやノビルと間違って、球根を玉ねぎと間違って食べ
中毒をおこす例があるそうです。


小さな花に小さなアブが♪


あっ、お久しぶり!
花の付け根に小さな小さなハエトリグモがいました。


なんて艶やかな眼♪


葉をちぎるとニラの香りのするハナニラにはちょっと大きなアブが。
この葉も食べると下痢などの中毒症状が出るそうなので要注意!
本物のニラの近くに植えたら区別がつかなくなりそうですね。

帰宅してから、口ずさんでいた春の歌の歌詞を確認しようと調べると・・
大好きな「春の小川」「春が来た」「ふるさと」「朧月夜」「もみじ」などが
作詞・高野辰之、作曲・岡野貞一の組み合わせなのですね。

絶対学校で習っているはずなのに・・天才コンビの名前は失念していました。
でも心に染み入るその歌とメロディーはこれからもきっと忘れないと思います。

コメント (2)
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蜜をもとめて舞い上がる

2016年04月02日 | 生き物

レンギョウが咲きだしました♪


なんて鮮やかなのでしょう。見ているだけで明るい気分になります♪

黄色のお花畑が遠くから見えたので、もしかしてツマキチョウがいるかも
とかけよってみると、シロチョウの仲間が一頭もいない・・・。


むせ返るような春の香り。
この昆虫の少なさは少し不自然。薬剤をまいているのかな?


別の菜の花畑にはキタテハが訪れていました。


ここにもキタテハ。
この春はキタテハが多い気がします。暖冬で冬越しに成功した個体が
多いのかもしれません。


まだ蕾が残るアセビにオオカマキリの卵のうを発見!
孵化まであとひと月というところでしょうか。楽しみです。


アセビの蜜をもとめてテングチョウが飛んできました。


地面に舞い降りたところを這って撮影すると、背中が青緑色に輝いて
いました。近くから見ると思いのほか華やかです。

春っていいな~!いきいきと舞う蝶を見ていると頬がゆるみます。


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飛ぶオナガに丸いホオジロ♪

2016年04月01日 | 生き物

オナガの飛ぶ姿を一度とらえたいと思っていました。
キンカンの実をとりにくることに気がついてからあてずっぽうに撮り続けて


なんとか一枚だけ♪
連写で撮ったのですがやはり黒いコマが混ざっていました。
やっぱり故障か・・・はぁ~、新宿へ行かなきゃ。


ホオジロもパチリ♪


むくむくっ♪
お腹が枝にくいこんでいて可愛い~!
この朝はちょっと冷えていたので丸くなっていました。


なんだかおめでたい紅白のボケ


絞りの椿もまだまだ見頃


この椿は大輪。白の入り方がマーブル模様のようで変わっています!
このような品種なのかな。


おまけのウグイス。
さえずり終わりを撮ったのですが枝が~。

ウグイスはなかなか明るいところに出てきてくれないですね。
これからのチャンスに期待です♪

コメント (4)
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