癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

東赤石山と大歩危・小歩危・祖谷観光

2009年05月27日 | 登山・旅行
今日は、東赤石山に登り、明日の三嶺登山口までの移動中、小歩危~大歩危~祖谷渓谷の観光もした。

○東赤石山〈1707m〉 石鎚山系から分かれ、瀬戸内海の燧灘に面してそそり立つ赤石山系の最高峰で。赤茶けたカンラン岩が山名の由来とされている。それゆえに特有の植生が見られ、花の百名山にも選ばれている。アルペン的山容と相まって人気の山のようである。

県道47号線沿いの道の駅「マイントピア別子」で朝を迎え、その先の瀬場登山口を5:45にスタート。瀬場谷分岐から時計回りに周回した。

登りのコースは深い谷の清流を眼下に見ながらの変化に富んだ歩きが楽しめた。赤石山荘手前で一気に展望が開け、頭上に連なる赤茶けた八巻山岩峰群に圧倒される。四国屈指の岩稜とのこと。

この基部のロックガーデン一帯が、花の時期には固有種のオトメシャジを初めとする多種多様な花々で彩られるらしい。残念ながら、今は春花と夏花の端境期のようで花は少なかった。それでもユキワリソウや名前不明の見たことのない花を見つけた。

岩稜帯の頂上付近ではツクシシャクナゲが迎えてくれた。カンラン岩の頂上からは、昨日登った石鎚山系や瀬戸内海の眺望が広がる。頂上の少し先に進むと、反対側の剣山方面や南側のビューポイントがあった。

登り、2時間50分。下り、1時間45分。頂上での休憩も入れて5時間の日程は今回の山旅では、今のところ最長である。やはり、笹ヶ峰は昨日に繰り上げて正解だった。Naさんにまたまた感謝。

○大歩危・小歩危・祖谷渓谷観光
 東赤石山を11時前に下山して、まずは、大歩危・小歩危をめざす。途中の四国中央市でさぬきうどんを食べる。イマイチだったので、明日に口直しをしなくては・・・。

大歩危・小歩危では、渓谷や平家屋敷を、祖谷では、有名なかずら橋を見て、祖谷温泉に入る。これから、三嶺の登山口まで走り、そこに泊まる予定。雲は高いが、時おり雨が落ちてくる。果たして明日の天気は?