癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

16年ぶりの手稲山

2011年06月01日 | 登山・旅行
朝、そろそろ出ようと思っていたところへげんごろうさんの訪問を受ける。数年前に八剣山ですれ違って以来、ネットを通じてのお付き合いだが、直接話をするのは初めて。車の中で15分ほど?お喋りをする。出勤前の早朝にも関わらず、ありがたいことだ。

今日も好天に恵まれ、予定通り手稲山へ。アンテナ群を林立させ、札幌オリンピックのスキー会場となった山だが、スキー場の裏側の自然豊かな平和の滝コースを16年ぶりの再訪。

発寒川の清流を眺めながら進み、布敷の滝を越えて沢と離れる。露岩の道の足元から伏流水が流れる音がする。珍しい現象だ。やがて大規模なロックガーデン風の岩れきの斜面となる(画像)。林間に入っても岩場の急登が続く。こんなにも歩きづらい岩場の道が長かった記憶がないのが不思議。登り切ると笹とダケカンバの台地に出る。まだ残雪に覆われていた。

スキー場の上で車道に出て、アンテナ群の建物の間を抜けると一番奥の頂上に到着。市街地の方はみえず、昨日まで眺めていた山の方の展望だけ。

昨日までの山に比べて花の種類も数も少ない感じだ。しかし、人気のコースらしく、次々と多くの登山者に出会った。

7:45スタート。登り2時間15分、下り1時間40分。12:10ゴール。

下山後、西野の市街地の温泉銭湯に入る。着替えて、市街地に出る。亡妻の墓参りをした後、登山用品店を回り、有名店でスープカリーを食べる。結局、どこでもホテルは、一番落ち着く昨日までと同じところに3連泊。

《追加画像》
1、布敷きの滝
2、頂上からの無意根山・定山渓天狗岳・白井岳方面の眺め
3日間、天候に恵まれ、予定通りに懐かしい山々を巡る体力回復のトレーニング山行を終えることができて大満足。