癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

20代へのタイムスリップ

2011年06月04日 | 日常生活・つぶやき
           

 昨日と今日で、札幌4日間の5山をHPにアップすることができた。 
http://sakag.web.infoseek.co.jp/index.html

 今晩は、もう40年以上も続いている新卒時代の職場のOB会に出席した。一昨年と昨年は三百名山巡りとぶつかったので、3年ぶりの参加となった。

 22歳から29歳までの7年間お世話になり、社会人としてのいろはから、38年勤め上げた仕事の基礎・基本を叩き込まれた、まさに原点の職場である。

 私の転出年度のメンバーが最後となっているので、私より若い人は数人だけで、ほとんどが先輩で、全員そのまま年齢を重ねてきている。現在は、当然、全員退職者ばかりである。しかし、ついつい、当時にタイムスリップしてしまうことが多く、今でも、当時の思い出話に花が咲く。もちろん、当時の上司で亡くなっている人も多いし、健康を害して出てこれなくなった人も多いが、ずっと続いているのが不思議である。今日も元気な85歳を頭に20名が参加し、楽しいひとときを過ごすことができた。

 当時平均年齢が30代と若い職場で、研究中心の仕事が多かった。会議なども夜の8時を過ぎることは普通だった。当時は、車での通勤者はいない時代だったので、仕事が終わっても、アルコールを飲みながら、口角泡を飛ばし、仕事談義が続くことも日常茶飯事だった。今は、後輩の面倒を見るという風潮が少なくなっているが、当時の先輩には、本当に良く指導を受け、面倒を見てもらった・・・・そんな中で、口では言い表せないほど多くのことを学ばせてもらい、その人間関係のお陰で退職までずっとお世話になることが多かった。

 しかし、みんな若かったので、忙しい中でもよく遊びもした。仕事が終わってからのバドミントン、ユニフォームを作ってまでの朝野球、冬のスキー、夏の登山・・・今でも続いている自分の趣味のスキーと登山もこのときが原点である。

 スキーは、理解ある上司のお陰で指導員の資格を取ったし、40代後半から再開して、完全にはまってしまった登山は、学生時代山岳部だったyamaさんに連れられて気の合う仲間であちこち登り歩いた経験が基になっている。今日はyamaさんも出席したが、普段会っているときはそうでもないが、この会のときは、なぜか二人とも20代の時に戻っていることが多い。