320付近から望む松山
GPSトラックログ
SHOさんからお誘いを受けるまで、この山の存在すら知らなかった。SHOさんの得た情報では、せたな町と八雲町(旧熊石町)の境界尾根上にあり、関内川河口西側の段丘面の73.4ピークの車道の先から、ずっと刈払い道が続いているとのこと。地図で確認したら、確かに存在する。ただし、三角点はないようだ。
電波塔の印のある73.4ピーク(三等三角点・関内)の舗装道路を登って行くと、その先の送電線の鉄塔の下まで車で入ることができた。
目指す尾根にくっきりと刈払い道が続いている。
昨年に整備されたと思われる快適な刈払い道を少し登って振り返ると、関内川河口の集落と日本海が見える
この刈払い道は、良くある国有林境界管理歩道だった。
足元には、テングスミレ(ナガハシスミレ)の群生があった。
オオサクラソウの群生も。
ミヤマスミレ?
このほかにシラネアオイ、ヒトリシズカ、アズマイチゲなどの花やヤマシャクヤクの蕾なども見られた。
途中の320ポコから眺める松山
280コルまで下り、山頂への登り返し
山頂近くは太いギョウジャニンニク畑だったが、葉が開き過ぎていた。
1週間ほど前なら大収穫だったろう。帰りに、太い茎の部分だけを少し採取した。
管理歩道は、松山のピークを通過していなかった。まずは、管理歩道を少し進んで、その先を眺めた。帰宅後に確認した地図では、八雲とせたなの境界稜線は白水岳~遊楽部岳へ続いているが、この国有林境界歩道はどこまで続いているだろうか?今は廃道で登頂できない白水岳まで続いていたら、新しいコースとして使えそうだ。いつかは、その先へ進んでみたいものだ。
山頂への北西尾根まで戻り、100mほど藪こぎで登頂。山頂の木の枝に「I-H」と書かれたピンクテープが結ばれていた。高さからして積雪期のものと思われる。
山頂での記念撮影。三角点はないことが分かっていたので、探すことはしなかった。ちょっと寂しい。
関内川を挟んだ南側には白水岳へ続く尾根が見えるはずだか、ずっとガスで覆われていた。
下って行ったら、登って来る人がいて驚く。まさか、この山で人と会うなんて考えてもいなかった。
なんと、昨年岩部岳とエガミ山に一緒に登った「道南登山単独行」のjyunさんだった。
彼は別ルートでこのコース情報を得ていたようだ。
しかし、スタート地点は違ったので、244ピークでこの道に出るまでは藪こぎだったそうだ。
7:55スタート、登山2時間、下山2時間(山菜採取)、ゴール12:10。
山の標高は432mだが、アップダウンが大きく、往復での獲得標高差は、その2倍くらいはあったのでは?
◎帰路、乙部の滝瀬海岸のシラフラとクグリ岩へ
SHOさんが、まだ見たことがないので、案内した。
シラフラ
クグリ岩
このシラフラとクグリ岩の詳しい記録は、下記でどうぞ!
https://blog.goo.ne.jp/sakag8/d/20170724
今日の収穫物
左はギョウジャニンニク茎の卵合え、中はタラの芽とウドの芽の天ぷら、右はギョウジャニンニク茎のめんみ漬け
詳しい山行記録は下記でどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com(アップ完了)