癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

蔦屋書店での山の講演会・盛会にて終了

2018年05月12日 | 日常生活・つぶやき

nakamuraさん提供

 昨年4月に発刊し、蔦屋書店の店頭にも並んだ拙著『ほっかいどう山楽紀行』だが、書店では著者が函館の人間だと分からなかったようだ。秋になって書店から出版元の共同文化社への追加注文のときに、著者が函館の人間だと知ったようだ。共同文化社を通して講演の依頼が入って来た。
 しかし、それはすでに夏山シーズンも終わった11月だった。その時期にやるよりは、夏山シーズンに入る前にやった方が良いだろうと、年明けにもう一度打ち合わせをすることにしていた。

 書店では、当初発刊1周年を考慮して、4月20日(土)を考えていたようだ。しかし、その時はすでに四国遍路に出ることを決めていたので、今日の日程に変えてもらった。

 四国遍路から帰ってきて、プレゼン作りに取り組んだ。書店のイベント案内に次のような文言が記載されていた。
 「ほっかいどう山楽紀行」の著者が語る北海道の山~中高年の一人山歩きの魅力とは~

 それを念頭に、演題を「健康登山と魅了する北海道の山々」として、プレゼン作りをした。内容は次の通りである。

1、一人気ままなエクスター(自分の詩の紹介)
2、登山が生き甲斐となって(山の経歴)
3、山の魅力と楽しみ
4、中高年にとっての健康登山
5、一人歩きの魅力
6、装備・道具
7、北海道の山の魅力
8、画像を基にした、山域ごとの山の紹介
 ・道南の山
 ・道央の山
 ・夕張・樺戸・増毛の山
 ・日高の山
 ・大雪の山
 ・道東・道北の山

 1~7のレクチャーは、前半の30分ほどに抑え、残りの1時間は、厳選した魅力的な山の70枚以上の画像を映しながら、それらの山の魅力について話す計画を立てた。


koenさん提供


 山仲間へのメールや自分のブログやHPでも予告をしたが、北海道新聞のみなみ風の「道南ウィークリー」というイベント紹介欄にも掲載していただいた。

 そして、今日を迎えた。絶好の行楽日和で、集まりは少ないのではないかと心配した。13:30に会場に着いたら、すでに30人ほどの人が座っている。担当の福島さんも驚いていた。「今までずいぶん多くのイベントをやって来たが、始まる前からこんなにたくさんの人がいらっしゃるのは初めてです」と・・・。午前中に山に登って駈けつけた方もいた。

 結果的に110人以上の参加者がいたらしい。椅子に座れなくて立っている人もいた。大半は知っている方々や拙著を購入してくれた方々だった。しかし、初めてお会いする方々も多かった。蔦屋書店のイベントで、過去1,2番を誇る参加者だったそうだ。

 裏から映し出すスクリーンが大きくて、画像も非常にクリアーに映るので、PCで見ているよりずっときれいな景色に見えた。ただ、スクリーンの材質の関係で、せっかく購入して持参したレーザーポインターが反応せず、使えなかったのが残念だった。

 ただでさえ悪声なのに、喉に痰が絡み、最後まですっきりとした声で話すことができなかった。それでも、真剣に視聴してくださるみなさんのお陰で、気持ちよく話すことができた。紹介したい画像が多くて、余裕がなく早口になったが、時間配分は、予定通りピッタリだった。

 すでに拙著を購入してくれていた人が多く、会場に用意された本は、あまり売れなかったのが申し訳ない。しかし、3人から購入後のサインをお願いされたので、もう少し売れたかもしれない?

 最後に予告をしておいたが、2週間後の5/26(土)14:00~15:30に四国遍路の講演も依頼されている。明日から、そちらのプレゼン作りをしなくてはならない。


koenさん提供