
林道から眺める常丹山(とこたんやま)
今日は、SHOさんと、八雲町野田追の丸山(372m)と育成牧場の奥にある常丹山の予定で出掛けた。しかし、丸山への取り付きの林道跡を見つかられずにあちこちうろうろした。仕方なく、諦めて常丹山へ登った。
常丹は、アイヌ語のトコタンに由来するのであろう。トコタンの地名が道内に多く分布するが、ほとんどは床丹の漢字で表記されている。トコタンの意味は、「無くなった・村/二つの・村/廃・村/沼の・村/マムシの村」の意味が考えられるらしいが、ここの場合、どれに由来するのかは不明である。

GPSトラックログ

育成牧場への道路のヘアピンカーブ地点から地図には載っていないの林道が頂上直下まで続いているという情報である。しかし、鎖のゲートが掛けれていて、そこからスタートした。

登って行くと、立派な林道が牧場の方から続いていた。確かめてはいないが、そっちの方からだと車で入れたかもしれない?

さらに途中の分岐から頂上方向へ登っている古い林道を進み、30分で頂上から直線距離で150mの北尾根の最高地点に到着。そこが最短距離である。
その薮尾根に突入。背丈より高いネマガリダケの薮だが、激薮というほどではない。20分で頂上到着。
頂上に着いたら、そこだけきれいに刈払われていた。てっきり三角点が見つかると思ったが、いくら探しても見つけられなかった。ササの葉が10cm以上も厚く積もっているので、その下なのであろう。

刈払われていた頂上で記念撮影

刈払いの隙間から噴火湾と八雲町の市街地が見えた。
下りの薮は半分の10分で林道に出た。

すっきりとした青空をバックに枝を広げる柔らかなブナの新緑が美しい。

登りの半分の25分で、ゴール。その向こうにまだ多くの残雪を抱いた遊楽部岳山塊が見えた。
この山に向かう途中に、野田追の丸山に登ったことのあるIさんい電話が繋がった。帰りに、もう一度盤石岳林道へ入ってみたら、それらしい作業道跡が見つかった。しかし、お互いに午後から予定が入っているので、無理しないでそのまま帰路に就いた。来週の日曜日に出直すことにした。