新聞にこんな記事です。
「鳩山由紀夫首相は28日、菅直人副総理・財務相、仙谷由人国家戦略担当相らと公邸で会い、6月をめどに決定する成長戦略の指標とするため国民の「幸福度」調査を実施することで一致した。」と出ています。
数字で幸せを判定出来るの?って見出しも添えてありますが、従来型のGDP(国内総生産)を軸とした成長の在り方から、「幸福度」と云う新たな価値観の向上を目指す戦略、これはとっても賛成ですね。
お金お金、忙しい忙しい、安い安い、高い高いと、キョロキョロそわそわ、そんな世界に生きる毎日って本当の幸せなのかな?、
物質文明が本当に人を幸せにしているかな?、煩わしいと思いながら周りの人間関係に気を使う生活って幸せかな?、老後の心配が山ほどある世の中って住みにくいね、
そんなことを考えると、国を挙げて本当の幸福感がどこにあり、幸福感をどう計り、幸福度向上のための戦略をどうするかなんてこと、本当に真剣に取り組むべきことですね。
ブータン王国の国民総幸福量(GNH Gross National Happiness)と云う取り組み、よく知られていますね。
物質的には決して恵まれていないブータン王国、その国民の顔つきがとてもニコニコ、いかにも幸福感に包まれていると言われています。
ブータン王国の幸福度、その所以をぜひとも参考に、わが国だって本当に新しい価値観の模索を国家挙げて取り組んで頂きたいものです。
今日、Nさん宅のきれいな玄関で見ましたね。
しあわせは
いつも自分の
こころがきめる みつを
こんな名句もありますね。
「自分自身を幸福だと思わない人間は、決して幸福ではない」 サイラス
もう一つ、こんな風に思えば楽ですね。
「世の中には福も禍もなし。考えようは一つなり」 シェークスピア
みつをさんも、サイラスさんも、シェークスピアさんも、結局こう云ってるわけですね。
『今、この世で生きてることに感謝し、感謝し、幸せ者だと思う気持ちが一番幸せ、
福の事でも禍と思えば禍になり、禍の事だって福と思えば福となる、
幸せとは、自分の心が決めること』。