THE WRESTLER

今日はお休みだった。TOHOのポイントがたまってるのでタダで映画が観られるのでTOHOシネマズシャンテで「レスラー」を観ることにしました。
最近になって日比谷・有楽町あたりの映画館が何館かTOHOシネマズになったのでシネマイレージカードが使えるようになった。いいことだ。
「レスラー」はミッキー・ローク演じる老いぼれプロレスラーの悲哀を描いた作品で決して楽しい話ではなく、なんだか、何と言ってよいやらだった。
かつては人気・実力ともにトップであったランディ（ミッキー・ロークです）が５０代となり体はガタガタで家賃も払えないほどお金もなく、スーパーでバイトしつつかろうじてプロレスをつづけているがある日とうとう試合後に心臓発作をおこして倒れてしまう。生死の境をさまようが一命をとりとめ、医者にはもうリングには上がるなと言われて一度引退を決意するが、孤独な毎日にふさぎこんで別れた娘に会いに行ったり好意をよせているストリッパー（マリサ・トメイです）につきまとったりするのだがうまくいかず孤独感は増すばかりで、やはり自分の居場所はリングの上なんだとばかりに復帰し、２０年前の伝説の試合の相手（こちらはすでに引退して中古車販売業も順調なアヤトッラー選手）と再戦する・・・というお話です。
病気やけがで日常生活もままならぬボロボロの年老いたレスラーがたくさん出てくるのだが、実際こういうものなんだろうなあ・・・それでも試合に出続けたいと思うのは、私生活がどんなに冴えなくても、リングでは輝いて歓声をあびていられるからなのだ。そんな主人公をミッキー・ロークがやってるというのがなんかリアルだ。悲哀。哀愁。そういうものをビシビシ感じて胸がつぶれそうだった。館内はやはり加齢臭ただよう年齢層で席がうまっていた。
ところで助演女優賞にもノミネートされたマリサ・トメイ、むかし一度だけこの人が出てる映画観たことあるんだが（ジーナ・ローランズとかジェイク・ロイドが出てた）そのときとても素敵な女優さんだなーと思ってたんだけど久しぶりに観たら非常に顔が老けていた・・・もう４５歳だからしかたないか・・・と思いつつも、信じられないくらいスタイル抜群だった
せっかく日比谷まで行ったのだが夕方電車が混むのが嫌ですぐ帰ってきてしまった。だが運動不足を気にして夜の散歩に出かけた。錦糸町に・・・いつも行ってるから休みの日くらい行くのやめればいいのに