永瀬隼介という人の「閃光」という小説面白かった。来月映画が公開されるらしいのでその前に読んでみようかなと思って。
玉川上水で発見された死体はどうやら過去の大事件(三億円事件)と関わりがある、と睨んだ定年間際の捜査一課の老刑事・滝口と所轄の若い刑事・片桐が仲良いんだか悪いんだかわからんような感じで事件を追い真相に肉薄、さらには三億円事件の謎まで掘り起こして解明してしまうとゆートンデモナイ警察小説である。
もともとノンフィクション作家出身なだけあって、推理小説ながらも事件はホントにこうだったのかもなーというノンフィクション風味もまぶされていて面白かった。でも落ち着いて考えてみるとかなりドラマチックすぎる気もするが、娯楽小説なのでそれでも良いのだ。現代に起きた事件、過去の大事件、犯人は誰か(というのは途中でうすうす気づいてしまうが)、何故か(というのもうすうす気づいてしまうが)、34年前何があったのか(この小説は2002年の設定です)なんつーことが怒涛の迫力で書かれております。
605ページもある話を2時間にまとめるなんて無理なんじゃないか?と、映画化に関しては不安8割、期待2割ってとこです。あと、主人公の若い方の刑事があんまり好きじゃないな~。すぐ怒る人いや~
玉川上水で発見された死体はどうやら過去の大事件(三億円事件)と関わりがある、と睨んだ定年間際の捜査一課の老刑事・滝口と所轄の若い刑事・片桐が仲良いんだか悪いんだかわからんような感じで事件を追い真相に肉薄、さらには三億円事件の謎まで掘り起こして解明してしまうとゆートンデモナイ警察小説である。
もともとノンフィクション作家出身なだけあって、推理小説ながらも事件はホントにこうだったのかもなーというノンフィクション風味もまぶされていて面白かった。でも落ち着いて考えてみるとかなりドラマチックすぎる気もするが、娯楽小説なのでそれでも良いのだ。現代に起きた事件、過去の大事件、犯人は誰か(というのは途中でうすうす気づいてしまうが)、何故か(というのもうすうす気づいてしまうが)、34年前何があったのか(この小説は2002年の設定です)なんつーことが怒涛の迫力で書かれております。
605ページもある話を2時間にまとめるなんて無理なんじゃないか?と、映画化に関しては不安8割、期待2割ってとこです。あと、主人公の若い方の刑事があんまり好きじゃないな~。すぐ怒る人いや~