生活

とりとめもなく

100%記憶に無し

2010年09月09日 21時01分34秒 | Weblog
こないだ樋口有介の「窓の外は向日葵の畑」を読んだらなんか火がついてしまって久しぶりに樋口有介ブーム到来。実家にあった4冊を持って帰って読んでいる。
まず「ぼくと、ぼくらの夏」である。これはかつて初めて読んだ樋口作品だ。どれどれ・・・
しかし。
内容、ほぼ全部覚えてなかった。99%どころではない。100%覚えてない。
だってしかたないよ、前回読んだの、1996年の2月1日から6日だもん(←こういうのちゃんと記録してるのが我ながら気持ち悪い)
時代を感じるなあ・・・
「小松も疲れてきたし、九回の裏の巨人は篠塚からだ」とか
「有線放送から流れる中森明菜の「ミ・アモーレ」」とか
「オリンピックが目標なの。ソウルまで見に来る?」とか
まあそういった時代です。
高校生が主人公なのだが、だいたいこの作家の描く高校生は煙草を吸うのだ(ビールもたしなむ)。しかし今の時代だと小説内でそういう描写をすることさえ許されなさそうだなー
実際最新刊では誰も吸ってないし、アイス抹茶とか飲んでたしな。
80年代後半の話だから大人でさえ携帯電話を持ってないし、女子の名前が麻子とか恵子とか君恵とかだ。最新刊では明日菜(あすな)とか紅亜(くれあ)とかだった。
時代は随分変わったもんだなあ~と思ったんだけど、話の内容は「窓の外は向日葵の畑」とほとんど一緒だったのが衝撃的だ。しかしまったく覚えてなかったから面白く読めた。


どうでもいいけどこの牛乳、パッケージが素敵じゃないですか??
朝ドラみたい。
コメント
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