おちょやん 第86回

千代の大事な人たち全員無事という願いは、崩されてしまいました。
亡くなったのは、福富楽器店の菊と福松夫婦。
疎開先から、福富ののれんを取りに帰ったとき、空襲にあったそうです。
痛ましいです。
シズが、道頓堀に残っているのかと思ってましたが、菊に説得されて、疎開したようです。
説得しようとしていた方が亡くなるなんてね。
シズは、福富ののれんを守っていくと誓います。

桜の季節。
みつえと一福が、千代のところへ。
家庭劇の劇団員は、バラバラになってしまったとか。
いつか再結成して欲しいですね。

◎本日のええとこ
千代がつぶやいた「人生、何が起きるかわかれへんな。」

千代は、一平と寛治と三人で芝居をやる気です。
ところが、寛治が、満州の慰問団へ志願したいと。
寛治は、藤山寛美さんがモデルのようで、史実として、満州にいかれるそうです。
一平は、寛治に、この戦争は、負けるので「行ったらいかん。」と。

※次回への期待度○○○○○○○(7点）

追悼 橋田壽賀子さん

脚本家・橋田壽賀子さんが、亡くなられました。
９５歳だったそうです。
やっぱり一番印象に残っている作品は、朝ドラ『おしん』です。
何回見ても感動です。
子どもの頃の小林綾子さんの演技が、光っていました。
おしんが、旅立つ場面、涙なしでは見られませんでした。
でも、途中、佐賀での生活は、かわいそすぎて、見るのが辛かった思い出もあります。
ただ、橋田作品は、必ずハッピーエンドになると信じていられるのが、良いところです。

最近では、『渡る世間は鬼ばかり』シリーズ。
１９９０年に始まり、２０１９年まで続きました。
２０１２年からは、スペシャルでしたが。
俳優さんたちが、ほとんど交代しなかったのが良かったです。
特にメインの５人姉妹は、そのまんまでしたもの。
さすがに両親役は、交代してしまったけれど。
こんなに長くシリーズが続いたのも、珍しいです。
だんだんと時代に合わなくなったなあと思わないではなかったですが。

他には、『となりの芝生』、朝ドラ『おんなは度胸』、大河ドラマ『おんな太閤記』などを視聴しました。

橋田賞をつくり、ドラマ界発展を願っておられたのだと思います。
ドラマ界の貢献者であることに違いありません。
ご冥福をお祈りいたします。

おかえりなさい！

池江璃花子選手が、昨日行われた日本選手権兼五輪代表選考会の女子１００メートルバタフライで優勝し東京五輪パラリンピック出場を内定させました。
バタフライでは、標準記録に達しなかったため、内定したのは、メドレーリレーでの出場だそうです。
白血病を患ってから、長い闘病生活を経ての復活です。
池江選手は、インタビューに答え、「努力は必ず報われる」と言ってました。
涙ながらにインタビューに答える姿に、心を打たれました。
「神は乗り越えられない試練は与えない」という言葉を思い出しました。
多くの癌を患っている方々に、たくさんの勇気を与えたことでしょう。
池江選手の活躍は、暗い今の時代に、明るい光のように思えました。
ありがとう、池江璃花子さん、応援しています。

お茶のお稽古 4月（21）

その他のお菓子　きみしぐれ（長野）
軸　　　　　　　山花開似錦　筆：大徳寺たい仙
お花　　　　　　すいせん　椿　ライラック　小花ズイナ　姫うつぎ
花入れ　　　　　萩焼き
お茶　　　　　　松花の昔（小山園）
茶入れ　　　　　肩付き　瀬戸
茶杓　　　　　　作：仙叟宗室　銘：おぼろ月夜　花吹雪
棗　　　　　　　中棗　蒔絵：丸四季総花紋　

後炭と薄茶・貴人点を習いました。
後炭も貴人点も、久しぶりでした。
来月から風炉になります。