冒頭から、東京のとある家庭で起こった口にすることも、はばかられるおぞましい事件発生。
朝から重すぎます。
弁護の依頼が、山田轟法律事務所に。
昭和44年1月
竹もと改め笹竹開店。
寅子、桂場、多岐川、ライアンの4人が集合。
桂場の就任祝いと多岐川の快気祝い。
多岐川が桂場に、「この国の司法を頼むぞ。」
汐見は、桂場の下で、司法行政担当。
航一は、上告された事件をどの法廷で取り扱うかを担当。
朋一は、汐見の下。
三人とも最高裁判所勤務なのですね。
寅子は、よねに呼び出され。
山田轟法律事務所を訪れると、汐見と香子の二人。
娘の薫が、安田講堂で逮捕。
弁護を頼みに来たのに、弁護士となった香子が、自分で弁護すると言い出します。
『アンチヒーロー』でも、思ったのですが、親子であっても、その弁護を担当することができるのですね。身内が弁護するというのは、ダメだと思い込んでいました。
結論は出ず。
山田轟法律事務所に、手伝いに来ている美位子。父親を殺したようです。
冒頭のおぞましい事件の張本人。
事情を聞くと、父親は、殺されて当然だと思いますが。
当時の法律だと尊属殺人となり、刑が重くなるのでしょうか。そんなむちゃくちゃな。
昭和44年3月
安田講堂で、20歳未満の人たちが、多く逮捕されます。
☆心に翼
家裁の判事たちは、思っていました。社会や大人へのいかり、失望、その気持ちは痛いほどわかる。だからこそ、じっくり向き合いたいのです。向き合えば向き合うほど、少年少女たちの更生の道をみつけられるとナレ。
ナレではなく、寅子の想いとして描いて欲しかったかも。
与党幹事長の地元の名士の息子も、逮捕されたらしいです。
その息子は、成年だったのですが、未成年者たちは処分なしでいられるということに、不満をもっているとのこと。
そうなのですよね。1歳の違いで扱いが全く違ってくるというの、変だなとは思っていました。中には、未成年だから重罪にはならないという理由で、犯罪を犯す人もいますよね。
ただ、どこかで、線引きをする必要があるというのも、やむを得ないのかなと思います。
尊属殺人、安保闘争と盛りだくさんで、残り3週なのに、決着がつくのでしょうか。どちらかに絞って描いてもよかった気がします。
ホームドラマ感が、全然ない週になりそうです。
※次回への期待度○○○○○○○(7点)
もしかしたらスピンオフで出るかも?と楽しみです。^^
寅子さんの心の声がナレになってる、のかなと思って観てました、違ったのか~~~(^0^;)
安保は。。。なんも言えねぇ。。。(悲)
掘り下げるとドラマがどんどん膨らんでいきますよね。
寅子の声がナレになっている部分もありますが、そうでない部分もあるような気がします。
今週は、ナレが、寅子の心の声と言うより説明が多いですね。なんだか楽しくないです。
安保については、まだ私自身、子供だったので、学生運動は、怖いって思ってました。私たちの世代では、学生運動なくなってしまいました。