しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

パ・リーグ レギュラーシーズン終了

2007年10月06日 | スポーツ
書いて置きたいのは、楽天・田中将大投手の今シーズンの成績。
ルーキーイヤー、活躍して欲しいとは願っていたが、こんなにプロで通用するとは思わなかった。
通用していったのは、反省を活かして成長していったからだと思う。
1年間、ご苦労様でした。

28試合 11勝7敗 すべて先発
完投4
完封1
防御率 3.815
投球回数186回3分の1
被安打183
被本塁打17
奪三振196
与四死球75
失点83
自責点79

投手成績は防御率の順になるが、それで、パ・リーグ14位。
投球回数はダルビッシュ投手、杉内投手についで3番目。
楽天として初の二桁勝利投手、ドラフト後の高卒ルーキーとしては松阪を抜いた記録があったりするが、
他の人と比べることより、個人としてこの成績はよかったと思う。

まず凄いのは、1年間しっかりローテーションを守り通したことだろう。
田中投手の投球は見いていても成長が分かった。
四死球が少なくなり、投球間隔が短くなりテンポが良くなった。
球種も増えたということだし。
点を取られた後も大きく崩れることがないのも強み。
そして、気迫が伝わってくる投球。
よく高校野球を見た後にプロ野球を見ると、なんかやる気があるのかと思えることもあるが、
田中投手の場合は同じ様な集中力を感じた。
この気迫が楽天を引っ張ったと言ってもいいと思う。
楽天は2年連続最下位を脱して4位。
一番年下が頑張っていたら、自分もと思うだろうし、負けたくないとも思うだろう。
投手はどんなに好投しても、味方が点を取ってくれないと勝てないから。
何となく、投手と野手の相性というのも合って、田中投手の時は野手はよく打ってくれた。
「マー君神の子、不思議な子」だものね。
「マー君、悪魔の子と言おうと思ったらやっぱり神の子だった」というのもあった。
最後は「神の子も自立した」というのは、自分の力で勝てるようになったということだろう。

日ハム戦でのサヨナラ負けは本当に悔しかったが、1対0で勝てる投手になれるはず。
来シーズンも更なる成長を遂げて、楽しませて欲しい。期待している。

新人賞は当確だろう。

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