7月8日(日)
昨日より更によく晴れています。
8時に浜に集合。
先ず大掃除をしながら、ウミガメの足跡を探しましたが、
残念ながら見つかりませんでした。
今年の産卵はまだかな。
ペットボトルやプラスチック系のごみがいっぱいあって
ゴミ袋がすぐにいっぱいになりました。
男の子と子犬のラッキーもお手伝い。
浜には小さな流れがあって、以前この近くに住んでいたひとたちは、
この流れを飲料水や生活水として使っていたそうですが、
今は緑色の藻が繁茂しています。
でも海はとてもきれいです。
掃除のあと色々なお話をしていただきました。
このあたりには以前よく、うらんだ人=オランダ人(西洋人の事だと思います)が
流れ着いて、その人たちのお墓があるそうです。それから誰も近寄れないような
崖の上に“高墓(たかばか)”という墓があるそうです。崖の下の海に、
大きな岩がいくつも転がっているので、地形の変化があったと思われるそうです。
そして、カップルのジュゴンのことを聞きました。
ちょうどこの海の向こう、手の届くような近くをジュゴンが泳いでいったのです。
こちらは瀬嵩の浜。
ウミガメの来る浜から帰ってきてから、久志小学校のイベントを
のぞきに行きました。
子どもも保護者も、みんな一緒に、浜の掃除をしたあと、
浜にテントをたてて、カヌーにのったりして、楽しそうに遊んでいます。
このあと、シャコガイの放流をするということでした。
これは1cmぐらいのシャコガイの稚貝です。
子どもたちの手で、シャコガイをいろんな深さのところに
放流するのですが、実はシャコガイは浅いところでは育たないそうです。
琢磨さんは「人間が手を加えて育てても、生き残るとは限らない。
生物は自分にあった環境で生きていくのだから、生物を守ろうと
思ったら環境を守らなければいけない。それを知ってもらうための
放流です」とおっしゃっていました。
私たちは、時間がなくて一緒に放流することができませんでしたが、
地域の素敵な取り組みと、子どもたちの楽しそうな笑顔に、こちらも
うれしい気持ちを抱きつつ、琢磨さんと瀬嵩の浜にさよならをしました。
次に向かったのは辺野古。
昨年訪れたときは、座り込みテントもなく静かでしたが、
今年は、また大変な状況です。
ただ、この日は那覇防衛施設局の船が出なかったので
座り込みの皆さんも少しほっとしたご様子でした。
環境破壊の事前調査はぜひともやめさせましょう。
座り込みテントの前の干潟。
満潮でコメツキガニなどは、ほとんど姿を見せませんでしたが、
子どもたちが何人か遊んでいました。
私たちが帰ってから二日後ぐらいに、台風対策で調査機器は撤去されました。
防衛施設局は、また調査機器の設置をしてくるでしょうが、これから
沖縄は台風シーズンです。台風が来るたびに機器は撤去しなければ
なりません。ここで調査をするのは、とても大変なことです。
きちんとしたデータをとるには、何年もかかるはずです。
いい加減な、環境破壊の事前調査をやめて、「ジュゴンを守るアセスを」
の思いは益々強くなりました。
ZAN
昨日より更によく晴れています。
8時に浜に集合。
先ず大掃除をしながら、ウミガメの足跡を探しましたが、
残念ながら見つかりませんでした。
今年の産卵はまだかな。
ペットボトルやプラスチック系のごみがいっぱいあって
ゴミ袋がすぐにいっぱいになりました。
男の子と子犬のラッキーもお手伝い。
浜には小さな流れがあって、以前この近くに住んでいたひとたちは、
この流れを飲料水や生活水として使っていたそうですが、
今は緑色の藻が繁茂しています。
でも海はとてもきれいです。
掃除のあと色々なお話をしていただきました。
このあたりには以前よく、うらんだ人=オランダ人(西洋人の事だと思います)が
流れ着いて、その人たちのお墓があるそうです。それから誰も近寄れないような
崖の上に“高墓(たかばか)”という墓があるそうです。崖の下の海に、
大きな岩がいくつも転がっているので、地形の変化があったと思われるそうです。
そして、カップルのジュゴンのことを聞きました。
ちょうどこの海の向こう、手の届くような近くをジュゴンが泳いでいったのです。
こちらは瀬嵩の浜。
ウミガメの来る浜から帰ってきてから、久志小学校のイベントを
のぞきに行きました。
子どもも保護者も、みんな一緒に、浜の掃除をしたあと、
浜にテントをたてて、カヌーにのったりして、楽しそうに遊んでいます。
このあと、シャコガイの放流をするということでした。
これは1cmぐらいのシャコガイの稚貝です。
子どもたちの手で、シャコガイをいろんな深さのところに
放流するのですが、実はシャコガイは浅いところでは育たないそうです。
琢磨さんは「人間が手を加えて育てても、生き残るとは限らない。
生物は自分にあった環境で生きていくのだから、生物を守ろうと
思ったら環境を守らなければいけない。それを知ってもらうための
放流です」とおっしゃっていました。
私たちは、時間がなくて一緒に放流することができませんでしたが、
地域の素敵な取り組みと、子どもたちの楽しそうな笑顔に、こちらも
うれしい気持ちを抱きつつ、琢磨さんと瀬嵩の浜にさよならをしました。
次に向かったのは辺野古。
昨年訪れたときは、座り込みテントもなく静かでしたが、
今年は、また大変な状況です。
ただ、この日は那覇防衛施設局の船が出なかったので
座り込みの皆さんも少しほっとしたご様子でした。
環境破壊の事前調査はぜひともやめさせましょう。
座り込みテントの前の干潟。
満潮でコメツキガニなどは、ほとんど姿を見せませんでしたが、
子どもたちが何人か遊んでいました。
私たちが帰ってから二日後ぐらいに、台風対策で調査機器は撤去されました。
防衛施設局は、また調査機器の設置をしてくるでしょうが、これから
沖縄は台風シーズンです。台風が来るたびに機器は撤去しなければ
なりません。ここで調査をするのは、とても大変なことです。
きちんとしたデータをとるには、何年もかかるはずです。
いい加減な、環境破壊の事前調査をやめて、「ジュゴンを守るアセスを」
の思いは益々強くなりました。
ZAN