ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

沖縄県民の怒りは県庁ロビーをオキュパイした!

2013年12月27日 | 基地と沖縄

今日、県知事が辺野古埋め立てを正式承認するという中で、一昨日の1500名を
超える県民市民による県庁包囲行動に続いて持たれた本日正午からの県民行動には
前回を上回る2000名の県民が結集し、県庁を包囲した。
午前9時過ぎに埋立承認書類に知事公印が押され、沖縄防衛局に発送されたとの
号外が配布される中で開催された集会では、公約をかなぐり捨て、県民を裏切り、
県民の命と環境を売り渡し、これでいい正月が迎えられると嘯く仲井真知事は
もはや県民の代表とは言えない。即刻辞任を要求するとの発言が相次ぎ、
抗議の先頭に立つ県議員団からは、今、臨時議会の開催を求めているとの報告もなされた。
 


また、辺野古の地で闘い続けている「ヘリ基地反対協」の安次富浩さんからは、
新基地の建設を自らの手で導いた知事は歴史上仲井真が初めてだ。歴史に残る悪党
と言える。と弾劾し、しかし、17年間闘い続け、沖縄全体の闘いへと押し上げてきた
我々の闘いはこんなことでへこたれない。新たなステージに立っての闘いを進めていく。
来る1月19日の名護市長選に「海にも陸にも基地は造らせない」と頑張っている
稲嶺ススム市長の再選をはたし、名護市民の心意気を県知事、日米両政府へ突き付けて
いきたいとの強い決意が語られた。
 


結集した2000名の中には若い人たちの姿も見られ、県庁舎に向かって、
「承認を許さない!」通りを行き交う県民には「決して屈しない!」との
シュプレヒコールが大きく響き渡った。
 


集会終了後も怒りに満ちた県民は県庁1階ロビーに再結集し、まさにオキュパイ
する形で座り込んだ。知事への面談と県民への説明を求めてのことだ。集会を牽引した
議員団は知事との面談を求めて、知事室へ交渉に向かったが、なんと知事は
県庁舎内から逃げ出し、もぬけの殻だとの報告がなされた。また、議員団の面会要求には、
与党議員団とは会って、説明をしているにもかかわらず、野党議員団面談は拒否するという
伝達がなされたとのことであった。
 そして、当初県庁内で予定されていた記者会見も逃げ帰った知事公舎で持たれることになり、
あの訳のわからない会見となった。

沖縄・Kizou

埋立承認に抗議します。闘いはこれから!

2013年12月27日 | ジュゴンブログ
今日、12月27日午前に仲井真沖縄県知事は
普天間代替施設建設事業の公有水面埋立申請書に公印を押しました。
そして、沖縄防衛局に承認書を送りました。
このような理不尽な暴挙を許すことはできません!

午後3時から記者会見をするとのことです。
沖縄タイムスの記事(ココ)をご覧ください。

沖縄防衛局の埋め立てについて、
環境影響評価に対する知事意見で
自然、生活環境の保全は不可能と判断しています。
今回の埋め立て申請でも環境部局は多くの問題点を指摘しています。

また、私たちがこの間追及していた外来生物アルゼンチンアリが
埋め立て土砂に混入する可能性がある問題など
数多くの課題が積み残したままです。
とりわけ、アルゼンチンアリの混入土砂は
沖縄の農業に多大なる被害を及ぼす可能性があります。

また、地元名護市長をはじめ多くの自治体首長は反対しています。
これは地方自治を無視するものです。

私たちは断じてこの決定を認めません。

来年1月12日告示の名護市長選挙の闘いをはじめ、
米国連邦裁判所で勝利したジュゴン訴訟に基づく差し止めや、
公有水面埋立法の手続きに違反した沖縄県を告発する行政訴訟など
ありとあらゆる方法で、埋め立て反対の国内外の世論をさらに大きくし
ジュゴンの海の埋め立てを断念させる決意を明らかにします。

(追記)
 沖縄県土木建築部に沖縄防衛局に送った第1次~第4次質問と
 沖縄防衛局の回答全文を公開することを求めました。
 沖縄県土木建築部は私たちの要請に対して、
 1月に公開すること(方法は未定)を約束しました。


 ジュゴンの保護者より