ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

~アフガニスタン・特定秘密保護法・ 集団的自衛権・ヘイトクライム~

2015年01月16日 | 活動報告

1月11日(日)、大阪天満橋のドーンセンターで開催された講演会
~アフガニスタン・特定秘密保護法・ 集団的自衛権・ヘイトクライム~に行ってきました。
三人の講師のお話を聞こうと、100名ほどの参加者で会場は満杯になりました。


まず、主催のRAWAと連帯する会(RAWA連)から、ますます厳しくなる
アフガニスタン情勢、RAWA連が支援しているヘワドハイスクールの様子などの
報告がありました。


ヘワドハイスクールの写真です。
パキスタンに逃れたアフガン難民の子どものための学校ですが、
パキスタン、アフガン両政府の公認を受けています。


フリージャーナリストの西谷文和さん。
アフガンやシリアの取材記録から、現地のひどい状況を紹介されました。
また、米、露、中国などは、中東で対立する両陣営に武器を供給、
戦闘を続けさせ儲けていること、集団的自衛権は軍需ビジネスと一体のものであり、
たとえば、トマホークミサイルのレンズはミノルタ製であることなど
わかりやすくお話されました。


室蘭工業大学ジェンダー法学の清末愛砂さんのお話し
「2001年アメリカは女性解放の名のもとにアフガンを攻撃したが、
武力によって解放は勝ち取れない。米国内のフェミニズム団体は
戦争を支持したが、アフガンの女性解放団体RAWAは、戦争に反対し、
解放は自身で勝ち取ると声明を出した。
日本がアメリカの要請で、インド洋に自衛艦を派遣したことの反省なくして、
アフガンの人たちの人権、尊厳回復はできない。」


東京造形大学、戦争犯罪論専攻の前田朗さん
シリア、アフガン、イスラム国・・・
戦争が続くのは、武器を供給する国があるから。
アメリカでは軍需産業関係者が700万人いる。
数字的根拠はないが、日本でもその1/10はすでにいるだろう。

ちょうどフランス・パリ新聞社襲撃事件が起こった直後で、
講師の皆さんが「こんな危険な世の中だから、武力で対抗するのも
しかたがないんじゃないか」という考えが広まるのを懸念されていました。

フランスでの事件はあってはならないことですが、
それとともに、シリア、ガザ、アフガンでたくさんの命が
奪われていることも心に留めておきたいと思います。


集会の最後に、SDCCからアピールしました。
「辺野古で、強硬に工事が進められようとしています。
現地で頑張っている人たちとともに、声を上げるため
1.22大阪アクションやりま~す」


辺野古の埋め立て反対の署名を集めました。
グッズの人気も上々


最後に、平和のシンボル、ジュゴンをかぶった講師の皆さん。

平和を取り戻す闘いは、今年更に厳しくなりそうですが、
試練を乗り越えれば逆転もあるとたくましくがんばりましょう。



ZAN

辺野古現地報告 1/15

2015年01月16日 | ジュゴンブログ
辺野古現地に行っているSDCCスタッフからの報告です。(1/15)

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報告します。
1月15日。
カヌーチームは7時に集合。カヌー25隻でました。
19隻拘束され、浮き桟橋は出されてしまいました。
波が高かった為に船長らの判断で、2時半すぎに抗議行動は終了したそうです。
私は今日はカヌーではなくゲート前に行きました。ゲート前は9時すぎまで機動隊が市民を軟禁し(テントを機動隊のバスと大勢の機動隊が取り囲んで出れないようにした)トイレさえ行かせない状態が3時間続きました。
県議の女性が厳しく抗議してくださり、なんとか機動隊は退きました。頭を打って救急車で運ばれた女性の方もいてみんな心配していました。夕方わかりましたが、無事だったようです、良かったです。
午後はじゅごんの里を1時間手伝いました、修学旅行生にスタッフが基地の現状と生物多様性、そしてじゅごんについて真剣に話しておられました。知らない事も多く、とても勉強になりました。
修学旅行生はみんな真面目にきいていて、熱心にメモをとっていました。じゅごん折り紙を最後に私が記念に1人1人渡しました。とても喜んでいました。
こんなきれいな海に基地はいらない、すぐにでも海に入りたいすごくきれいだ、とみんな口々に話していました。
地元の活性化の為にじゅごんの里は頑張っておられるので、阻止行動というハード面だけでなく ソフト面でも支援しながら勉強を重ねていきたいと思えた1日でした。
添付写真は修学旅行生です。

 ☆O