ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

7/3(金)-5(日) 第10回じゅごんの里ツアー 1日目

2015年07月07日 | 活動報告

辺野古の海に、基地ではなくジュゴン保護区を!

7月3日(金)大阪はのち、沖縄は
いよいよ、第10回じゅごんの里ツアーのはじまりです。
実際に辺野古の海を見てほしい、地元の方々と交流しようと続けているツアー。
ボーリング調査の強行、ゲート前の座り込みが続く厳しい情勢の中、
今年はどんなツアーになるか、期待と不安が交錯します。


まず、向かったのは宜野湾市の嘉数高台公園。
初参加者の皆さんと顔合わせ、仲良く昼ご飯を食べました。


世界平和を願う地球儀をイメージした展望台があり、
そこから、普天間基地や市街地が一望できます。


オスプレイが駐機されている海兵隊普天間基地。
クリアゾーンにも建物が密集している様子がよくわかります。


普天間基地(宜野湾市のパンフレットpdf)の成り立ちや、現在の状況などについてミニレクチャー。


嘉数高台は沖縄戦時の激戦地、今でも旧日本軍が使用した陣地壕やトーチカがあります。


陣地壕をのぞきこむ参加者。


次に向かったのは、道の駅かでな。


嘉手納基地は、中頭郡嘉手納町、北谷町、沖縄市にまたがる米空軍基地で
200機近くの軍用機が常駐する東アジア最大の空軍基地です。
戦闘機が何機も爆音をまきちらしながら飛んでいました。


そして、名護市役所へ。
名護市基地対策係との交流の打ち合わせ。
写真には写っていませんが、ちょうど後ろを稲嶺市長が通りかかられました


基地対策係から、おふたりが出てきてくださり、
前仲井真知事の埋め立て承認、稲嶺市長の再選、ボーリング調査と
今後の見通しについてなど、お話ししてくださいました。
興味深かったのは、今年6月1日に発足した”沖縄県辺野古基地建設問題対策課”に
名護市の職員1名が出向しているということ。
翁長知事と稲嶺市長のみならず、職員同士の連携も深めて、
風通しを良くしようという取り組みです。


名護市とのパイプ役をつとめてくださった東恩納琢磨議員。


仲宗根勤参事と一緒に記念撮影
「沖縄は変わっていく。自立した沖縄を目指すことは可能だ」との
力強い言葉に、勇気と希望をいただきました。

お忙しい中、たくさんの質問にもていねいに的確に応えてくださいました。
本当にありがとうございました

ZAN

【番外編】 おきなわ茶会のご案内、7月23日(木)19時~@モモの家

2015年07月07日 | ジュゴンブログ
吹田市にあるコミュニティスペースモモの家
定期的にひらいているおきなわ茶会

沖縄をとおして平和を考え学ぶ場として続けています。
映像を観たり、お話しを聴いたりして
その後お茶を飲みながらみんなでゆんたく(おしゃべり)しています。

こんな感じです~


7月23日(木)のおきなわ茶会のご案内です
どうぞご参加ください

(拡散歓迎)
*=*=*=*=*=*
 おきなわ茶会
*=*=*=*=*=*


・・・沖縄をとおして平和をおもう・・・

『じゅごんの里ツアー』に参加したメンバーがお話しします。
基地をみたり、辺野古・大浦湾の海を巡ったり
自然・歴史・文化にも触れてきました。
見て、聴いて、感じたことをお伝えします。
どうぞ聴きに来てください。
そして、みんなで一緒に
ゆんたく(おしゃべり)しましょう

 とき : 2015年7月23日(木) 19時~21時(18時半からカフェオープン)

 ところ:モモの家(吹田市泉町5-1-18)
  http://www.momo-family.org/?page_id=9
     阪急吹田駅から徒歩5分、JR吹田駅から徒歩12分

  参加費:500えん+カフェで1オーダー

 問合せ:090-9043-0791
     chstyshd@gmail.com (よしだ)

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ほんとに美しかった辺野古・大浦湾、きらきら輝いている海

しかし、臨時制限区域(進入禁止)のオイルフェンスがはられてる、、、

ジュゴンが泳ぐ、宝(辺野古)の海
そのままに。。。


チラシです~



環境監視等委員会の公開と参加を

2015年07月07日 | ジュゴンブログ

7月6日に沖縄防衛局交渉を持ちました。
5月18日の沖縄防衛局交渉、19日の沖縄県交渉を引き継いだものです。
前回の交渉内容は「翁長知事訪米を前にした沖縄防衛局、県交渉」をご覧ください。

沖縄県交渉では、
海岸防災課長が「沖縄防衛局がジュゴン保護策などを議題にすることを申し入れる」
と回答し、
6月4日に沖縄防衛局に「普天間飛行場代替施設建設事業に関連する海上ボーリング調査等における環境保全対策及び環境監視等委員会について」照会しました。

これに対して、
沖縄防衛局は6月18日に沖縄県に以下の回答文を送りました。

ここには1(1)で
「ジュゴンに関する環境保全措置については、第5回環境監視等委員会で討議がなされたところ…」としています。
第5回環境監視等委員会(6月5日)に提出された「ジュゴン監視計画案」のことを指しているのですが、議事要旨がアップされていないので、どのような議論をしたかは分かりません。
沖縄防衛局が6月26日にアップした第5回環境監視等委員会の報告をご覧ください。
討議資料は添付されています。

今回の沖縄防衛局交渉ではこの点を追及しました。
沖縄防衛局は
「ジュゴン監視計画案」はジュゴンが工事現場に近づいたときに
工事を中止するシステムなので、ジュゴン保護策だと強弁しました。
ジュゴンが近づくのは餌場である海草藻場がそこにあるからで、
その海草藻場を保全することこそがジュゴン保護策であり、
「ジュゴン監視計画案は工事現場の保護策だ」と厳しく批判しました。
環境影響評価書にあるジュゴンの環境保全措置を
委員会で議論していない委員会の在り方が問題なのです。

環境監視等委員会が非公開で、議事録も作成されず、
議事要旨と膨大な資料を添付することでごまかしています。
このような委員会議論では、なんんら科学性が担保されたことにはなりません。

また、監視等委員の疑問や意見が委員会に反映されていないことが
6月26日に公開された第4回環境監視等委員会(4月9日)の議事要旨から透けて見えてきます。
沖縄タイムスは「辺野古環境監視委 委員が疑義「責務が曖昧」(6月27日)と批判。
環境監視等委員の松田裕之横浜国大教員も「公開書簡」
「委員会の公開と沖縄県の委員会参加」を求めています(6月10日)。

 これらの事実をふまえて、委員会で議事録作成を再度議論することと、
委員会の公開、沖縄県など関係自治体や市民の参加を求める声があることを
委員会に伝えることを求めました。

 琉球朝日放送琉球新報で沖縄防衛局交渉が報道されました。

 ジュゴンの保護者より