ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

出張授業 追手門学院大学へ行ってきました。 

2016年06月03日 | 活動報告

6月2日、大阪茨木市の追手門学院大学に、出張授業に行ってきました。

今堀洋子准教授の「環境の科学」という講座で、ふだんは
女性の科学者達が、地球や生物の異変に気づきそれに警鐘を鳴らし続けて、
世の中を動かしていった軌跡を学んでいるそうです。
「SDCCの活動は、気づき人、それをほっとけないという人達が、
活動をしているという意味で通じることがあると思っています。」と
呼んでいただきました。


沖縄ジュゴンと基地のこと、沖縄戦のこと、
海を守ろうと、基地に反対して座り込んでいる方々のこと、
名護市が基地に頼らない地域づくりを進めていること、
SDCCの大阪での取り組みなど、
できるだけわかりやすく、パワーポイントでお話ししました。


署名も呼びかけたのですが、授業後すぐに、何人もの学生さんが、
「署名します」とやってきてくれたし、「100人分集めてきます
という頼もしい学生さんもいて大感激


その後、学生さんにセイヨウミツバチの巣箱に案内していただきました。
「学生の企画力や実行力を養成 する一環としてミツバチを
キャンパスで飼育することを通して自然と生命、環境問題などを学ぶ
「追大ミツバチプロジェクト」 (FBページはこちら
セイヨウミツバチとニホンミツバチの違いや、熱帯のミツバチは
越冬用の食料がいらないので、はちみつをつくらないことなど、
色々教えていただきました。

今回の出張授業は、大学生の皆さんに6/18の「GAMA 月桃の花」上映会&平和の集い
見てもらいたいということがきっかけになって実現しました。

終了後に書いてもらった感想用紙には
「ジュゴンは絶対守りたいと思った」
「自分もすわりこみに参加したい」
「大阪に基地はないけど、自分のこととして考えたい」
「今度の選挙には、今日聞いたことも考えて投票したい」
「ジュゴンや環境は守りたいけれど、基地は必要だと思う」
「自国を守るのは他国の軍隊ではなく自国で。移設には反対。」
など様々な意見が書き込まれていました。

あれもこれもと、言いたいことがたくさんあって、少し消化不良ぎみに
なってしまったかもしれませんが、若い方たちの意見を知ることが出来た
貴重な機会になりました。

「はじめて知って驚いた、まわりに伝えていきたい」という感想もあり、
もっとしっかりと伝えられるようにがんばろうと、元気づけられました。

今堀さん、学生の皆さん、ありがとうございました

ZAN