ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

3・21じゅごん茶話会の報告です

2019年03月23日 | 活動報告
こんにちは
春めいてきましたね
春分の日にじゅごん茶話会をひらきました
初参加者あり、久しぶりの方あり、みんなでゆんたく(おしゃべり)しましたよ



まず最初に辺野古の近況報告です
・県民投票の結果、その後の経過を共有
  若者、若いママさんたち、年配の方、全世代ががんばった県民投票
  明確な辺野古NOの意志が示されました

  しかし、政府は真摯に受け止めず、、、
  土砂投入を止めません
  心の底から怒り、憤りが込み上げてきます

 だからこそ一人ひとりが責任をもってできることを

・辺野古地盤工事「3年8か月」と防衛相が試算報告
 杭7.7万本を打ち込む地盤改良工事、はたして可能なのか、、、と思う
 どれだけの税金がつぎ込まれるのか
 活断層も見つかり、辺野古新基地建設はもう破綻していると思う

専門家だってこう言ってる
辺野古軟弱地盤「改良は不可能」「異次元の工事」 鎌尾日大准教授



いろいろな資料を持ち寄りました
どうしたら止められる

・玉城デニー知事が「SACOwith沖縄」を提案。
 日米両政府と沖縄県が移設計画を再検証するための協議体。
 沖縄の基地負担軽減策をまとめた日米特別行動委員会(SACO)のような協議に
 県を加える新たな枠組みを求めている
     この提案をを後押ししたい

・小金井市議会や小平市議会で辺野古工事の中止や国民的議論を求める意見書が可決されている
     国民的議論を、盛り上げたい

などなどシェアしました

そして、ジュゴン死亡のニュース、、、
ジュゴン保護キャンペーンセンターは緊急声明を出しました

沖縄のスタッフからのメッセージです

「死んだジュゴンが、北側の沖のほうに流れずに
 古宇利島と本島の間で漂って
 漁師に発見されたのも
 なにかジュゴンが最後の力を振り絞って
 メッセージを残しているように思えます
 『自分は死ぬけど 他のジュゴンは絶対に守ってください』と」

種が絶滅する、、、せさる
ということは何なのか、、、



おやつタイムは、月桃茶にコーヒーにお菓子
手づくりのサータアンダギー、おはぎ、ブンタンの砂糖漬けなどの差し入れでにぎわいました

後半は2/28~3/4の辺野古訪問の報告



詳しくはこちらで
じゅごんの里ツアー下見&春の沖縄旅の報告~1日目佐喜眞美術館&そいそいハウスへ
じゅごんの里ツアー下見&春の沖縄旅の報告~2日目沖縄愛楽園見学&グラスボート
じゅごんの里ツアー下見&春の沖縄旅の報告~3日目ゲート前土曜大行動へ
じゅごんの里ツアー下見&春の沖縄旅の報告~3日目、4日目伊江島
じゅごんの里ツアー下見&春の沖縄旅の報告~5日目浜のテント村&ゲート前三線の日



ジュゴンを絶滅させないために
辺野古の海を守るために
新しい基地を造らせないために
戦争する国に歯止めを

あきらめないよー

4月のじゅごん茶話会は 4月25日(木)14時~
    5月のじゅごん茶話会は 5月30日(木)14時~






 

緊急声明文

2019年03月23日 | ジュゴンブログ
「ジュゴンが危機的な状況です!直ちに埋め立て工事を中止せよ」
(3・19ジュゴン保護キャンペーンセンター緊急声明)

「運天漁港にジュゴン死骸 古宇利島周辺で生息の個体か」(沖縄タイムス3月19日)と報道がありました。ジュゴンBが亡くなりました。死因は分かりません。
ジュゴンの生息が確認できているのはA、B、Cの3頭です。
Bの子どもジュゴンCは辺野古埋め立て工事で、2015年7月から行方不明になっています。
また、嘉陽沿岸域に生息するジュゴンAは昨年12月から行方不明です。
辺野古埋め立て工事が始まってからジュゴンに影響が出ています。

ジュゴンは清らかな沿岸域に生息する海草を食べて生活しています。
ジュゴンは、自分の餌場を中心に生息しています。

防衛省はこのようなジュゴンの生態を無視して「工事の影響ではない」と弁解に必死です。
辺野古埋め立て工事を進めるための「環境監視等委員会」の学者たちは、
防衛省の弁明のシナリオ作りに右往左往しています。
「ジュゴンがいなくなったのは、他の餌場に行ったに違いない」、
「ジュゴンが行方不明になった時の工事は、それまで行っていた工事と同じだから影響はないはず」などと。(第18回環境監視等委員会議事録 1月22日)

沖縄島に残されたわずかな海草藻場、自分の餌場から離れて、
どこに餌場があるというのでしょうか。

国際自然保護連合(IUCN)で3度の沖縄ジュゴンの保護勧告・決議が上がっているにもかかわらず、
安倍内閣、防衛省は天然記念物、絶滅危惧種ジュゴンを保護する努力をせず、戦争を進めるための軍事基地づくりに必死です。

直ちに辺野古埋めたて工事を中止せよ。そして、ジュゴンA,Cの生息状況を調査せよ。
それが科学立国、文化国家を自称する日本政府の責任です。


 2019年3月19日 ジュゴン保護キャンペーンセンター