ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

第14回じゅごんの里ツアー2日目(6月29日)ピースキャンドル&てるやさん

2019年07月04日 | 活動報告

2日目、大浦湾めぐりの後、シュワブゲート前へ
こちらも座り込み1819日目。
毎日の座り込みのみなさんの努力に頭が下がります。


夕方18時半~は、渡具知さん一家が2004年から毎週土曜日に
続けられている「ピースキャンドル」に参加させていただきました。


ゲート前を通る車に向かって手を振りながら
「辺野古の海を守りましょう」
「ジュゴンの海を守りましょう」
「辺野古の新基地建設止めましょう」
「沖縄に基地はいりません」
と、大きな声で呼びかけます。
手を振り返してくれたり、会釈してくれたりすると元気が出ます!


終了後、渡具知武清さんから、2004年にこのアクションをはじめた
きっかけについてなど、お話していただきました。
昨年12月に朝日新聞に取材を受けていらっしゃるので、
詳しくはこちらをご覧ください。


2004年、子どもさんたちはとても幼かったのですが、
ずっとご両親の背中を見て育ってきたおふたり。
和奏さんからは「このごろ、沖縄の現状について、より考えるようになってきた、
若い人たちで新しいグループをつくる動きも出てきた、もっと活動していきたい」
そして、和紀さんから
「上のピンクのハートは、ジュゴンを守りたい人たちの気持ち。
ジュゴンの下の赤いハートは、ジュゴンがみんなの気持ちを守っているところ」
とかわいい看板の説明がありました。
今回、残念ながらお兄ちゃんの武龍さんには、会えませんでしたが、
渡具知さん一家の強くやさしい気持ちに、改めて感激しました。
行動終了後娘さん2名が、思いを語ってくれました。



2009年のじゅごんの里ツアーで撮影した動画がありました!
10年前の子どもたちの姿、ご覧ください。
辺野古・大浦湾の海を守ってください! キャンドル行動(短縮版)



ところで、浦島悦子さんも、いつもピースキャンドルに参加されているのですが、
なんと行動中に浦島さん宛ての宅配荷物が届きました。
宅配のドライバーさんに、「夕方はシュワブ前にいる」と伝えると、
「あー、いつもやってるやつですね」と。
ピースキャンドルも認知されてきてるなあ、とおっしゃっていました。


ピースキャンドルの後は、二見の民宿「てるや」さんで、バーベキュー交流会。
スタッフが、汗だくになりながらお肉を焼いています。


こちらにも、参加してくださった浦島悦子さん


テント村の相馬由里さんも


そして、毎年じゅごんの里ツアー3日目のコースにご協力いただいている松尾太士さんも
来て下さいました
今年の春まで名護市の地域支援員されていましたが、
今は東海岸で若い人も生活していける取り組みとして、
やんばる育ちの食材を使ったやんばるカリーを広げる活動をされています。
 →やんばるカリー
稲嶺市政で進められていた地域おこしの取り組みが、
渡具知市政では180度変わってしまったそうです。
でも、めげずにがんばる人たちが、この地域を豊かにしていくんだと
勇気と元気をいただきました。

ZAN

第14回じゅごんの里ツアー2日目(6月29日) 浜のテント村

2019年07月04日 | 活動報告
第14回じゅごんの里ツアー2日目(6月29日) 浜のテント村


2日目は、先ず辺野古の浜のテントへ。


8年と5550日。もう23年も座り込みが続けられています。


相馬由里さんから、工事の現状などをお聞きしました。
地図と実際の場所を照らし合わせて説明を聞くと、とてもわかりやすいです。
テント村から肉眼で、トラックが行き交い、クレーンで
土砂が運ばれている生々しい工事の様子をうかがうことができました。

相馬さんは、海が好きで沖縄に移住され、介護福祉士としてお仕事されていました。
沖縄戦で出来た古い傷を持っているお年寄りが多ことから、沖縄戦の悲惨さを知り、
戦争につながる辺野古新基地反対の抗議船の船長として活躍され、
今はテント村で、来訪者の案内をされています。
「辺野古の基地建設が止まったら、また介護福祉の仕事をします」

早くその日が来るように、ともにがんばりましょう。


テント村に来られる人に配ってくださいねと、ジュゴンの折り紙をお渡ししました。


それから浜のシュワブのフェンスのところへ行って、
向こう側をのぞきました。


フェンスの向こうには、浅瀬側にできた護岸、行き交うトラック、
クレーンが土砂を運びあげる光景が広がっていました。


あきらめずに元気に頑張ろう!

ZAN