ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

フィリピン アバカダの子どもたちの絵

2020年02月21日 | ジュゴン大好き

アバカダの子どもたちからのプレゼント。
子どもたち、ご家族の皆さん、職員の皆さんが描いてくださいました。

とてもかわいい 素敵な絵ですね~ 
イベントや色んな場面で展示するなど使わせていただきます。

ありがとうございました!

フィリピンにもジュゴンがいますが、ルソン島のジュゴンはほとんどいなくなっています。
パラワン島や中部のジュゴンも減ってきています。
ミンダナオ島南部のMalita というところには、保護区がありますが、最近ジュゴンが姿
を見せなくなったそうです。すぐ近くに巨大な石炭火力発電所が建設され、
その温排水によって海草が無くなったことが原因らしいです。ジュゴンの今後が心配です。
海草を守り、これ以上、ジュゴンが減らないように取り組んでいけるといいですね。


2020AKAYピースキャンプツアーinマニラ 3日目午後パヤタス・ダンプサイト 4日目帰路

2020年02月21日 | 活動報告

<2/10(月)3日目午後>

お世話になったアバカダを後に、ケソン市のパヤタス・ダンプサイト(ゴミ集積所)に向かいました。

まず、サンカップ・デイケアセンター(小さな子どもたちを預かる保育所)でお話を聞きました。


パヤタス・ダンプサイトでは2000年7月に巨大なゴミ山が崩落し、
約500軒のバラックが下敷きになり多くの犠牲者が出ました。
慰霊碑には234人の名前が刻まれているが、実際には500名ほどの犠牲者がいるとのこと。
遺体が見つかっていない人も多いのです。
昨年10月、補償をめぐり続いていた裁判で勝利し、市が今年中に補償金を支払うことを約束したそうです。
長年の成果です。よかったです。

パヤタスにある慰霊碑

説明してくださった方も何人も身内の方をなくされていました。

現在パヤタスにゴミは運び込まれておらず、公園にする計画があるそうです。
でも別の場所に運ばれるだけで、きちんと処分されるようになったわけではなさそうです。

 

パヤタスの子どもたちは、ひとなつっこかったです
一緒に記念撮影

<2/11(火)4日目>

マニラの道路は朝夕大渋滞。飛行機に間に合わないと困るので、この日はホテルから空港へ移動するだけ。

たった3泊4日の短いマニラ滞在でしたが、高層建築、高速道路がどんどん作られる一方、
スラムがたくさん残っている実態を目にしました。
スペイン、日本、アメリカの支配を受け、今も経済支配を受け続けているフィリピン。
グローバル経済がフィリピンだけでなく、日本、世界中の格差と貧困を生んでいます。
ニノイ・アキノ空港へ向かいながら「社会を変えるには、やっぱりみんながつながるしかないね」と。

私にとってフィリピンは、ジュゴンが棲む国、そして米軍基地を追い出した国でしたが、
今は、平和と自然を守る方たちとつながれたところとなりました。

ZAN