ジュゴン掲示板

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沖縄防衛局はジュゴンの録音データを助言機関にも隠している?!

2020年11月21日 | ジュゴンブログ
「防衛省、ジュゴンの鳴き音記録を監視委に提出せず」(琉球新報11月20日)
11月19日(金)衆議院安保委員会で赤嶺政賢議員が防衛省を追及し、
沖縄防衛局が自らの助言機関である環境監視等委員会にすら
ジュゴンの鳴音録音データを提出していなかった
ことが明らかになりました。
衆議院インターネット審議中継

国会議員や市民団体から「ジュゴンの鳴音録音データの公表を」との追及に、
防衛省は「委託業者との契約で録音データは提出できない」と居直ってきました。
また、沖縄防衛局は環境監視等委員会での議論を、
「ジュゴンらしき鳴音」だが、「姿や食み跡が見つかっていないから確定できない」としてきました。

ここに二つのウソがあるのです。
一つは、「ジュゴン監視等業務の委託契約書」には、
「本業務実施期間中、(沖縄防衛局が)途中段階までの成果物の提出を求めた場合には、
その指示に従う」となっています。

赤嶺議員はこのことを衆議院安保委員会で明らかにしました。


        (環境監視等委員会資料 20年9月)

もう一つのウソは、
沖縄防衛局は「環境監視等委員会の指導・助言を得ながら、
ジュゴンへの影響について適切に配慮しつつ、工事を進める」
と言っていたにもかかわらず、
ジュゴンの鳴音データを環境監視等委員会に出していないことが明らかになりました。
指導助言を受ける沖縄防衛局が、指導・助言する環境監視等委員会に重要な情報を出していない?!
しかも、
防衛省は「(委員会から)要求がないからジュゴン鳴音録音データを出していない」と居直っているのです。

防衛省、沖縄防衛局は「ジュゴンらしき鳴音」ということで、工事の継続を進めたいに違いないのです。
体よく利用されている環境監視等委員の皆さん
ジュゴンの鳴音録音データを委員会に提出を求めるべきではないでしょうか。


 11月27日(金)の防衛省交渉(参議院議員会館B106号 午後2時~)で追及します。