ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

2023.12.10喜瀬武原コンサート

2023年12月11日 | ジュゴンブログ
12月10日の日の出 コンサート成功しますように

  

まずは前日の9日、喜瀬武原公民館近くのお花畑を訪問 ヒマワリ&コスモスが綺麗でした

  

コンサートでバナーにメッセージを集めます。絶対平和主義の誓いのメッセージ書いて下さい

  

いよいよスタートです

  

1973年12月12日 返還後も再三の要請も無視され続けた実弾射撃訓練に抗議の闘いが広がっていきました
 50年前の映像があるそうです

  

うるま石川会館は沢山の来場者で埋まっています。第一部はキセンバル闘争記録映像の上映です(約1時間)

  

実弾演習の中を50人の「決死隊」が着弾地の山へ向かい、山頂に泊まり込む記録映像や
 翌年ゲリラ隊として阻止団がジャングル内での阻止行動、命の危険がある中よくぞ撮り残していたものだ

  

77年には今でも辺野古の闘いでも使われている悪法 わざわざ米軍の為につくられた「刑特法」で
 4人が逮捕され裁判になってしまった
 
  

第二部ではその4人のうちの2名と担当弁護士、その後金武町長となり演習場閉鎖に尽力された当事者の登壇で
 当時の記憶、今の思いをお話して頂きました

 

喜瀬武原区民は公民館に集合し、山へ登る以外にも地域ぐるみの闘いであった事、約22日の接見禁止の留置場の苦しい思い
 釈放された時には紙吹雪が舞い、胴上げで迎えられた思い出 平和行進誕生のお話

 

当時の精神は今の辺野古の闘いにも繋がっている、亡くなっている先輩や仲間の意思を受け継いで、渡す努力をしていきたい
 強姦殺人の被害者女性の遺体が恩納村の山林に遺棄された事件に心を痛め今も花を手向けているという

  

第三部はコンサート 刑特法被告支援のためにつくった喜瀬武原からスタートです
 当事者のひとりは今でも最後まで歌えないという「君はどこにいるのか・・」

  

会場の全員で歌いました。 記録映像で見たのろしを焚く場面が「平和の祈り込めて のろしよ燃え上れ」とリンク



 
 心に沁みるコンサートでした
 アンコールにもお応えして月桃を最後に歌います

  

ジュゴンブースも好評でしたお買い上げありがとうございました

 

バナーも引き続き書き込み進行中です。また次のイベントで



50年経った今は、少しユーモアを交えてお話してくれましたが、どんなに苦しく勇気のいる体験だったか
 また沖縄が戦場化しつつある今、いま一度声をあげ平和の祈りを発信することが大切なのだ
ありがとうございました