ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

毎月15日はジュゴンの日♪ 

2015年07月14日 | ジュゴンブログ
毎月15日はジュゴンの日 

 
              (2014年撮影・映画では博冶さんの姿がたくさん

観ました 「戦場ぬ止み」(いくさばぬとぅどぅみ)
この映画みて下さい 胸がしめつけられました

   

宮古島での上映は今月11日から。
12日は上映後三上監督の舞台挨拶があるというので行ってきました

   

このお話がまた、胸をうたれます
このあと全国を廻られるので、舞台挨拶も聞かれると辺野古の問題の深さがよりわかってくるはずです
詳しくはこちらで

 

前回の「標的の村」以上に、あの人もこの人もと身近な顔がみれる嬉しさと
知っているつもりでいたけれど、映像で見る戦いの姿にグッと力が入り、胸が痛みます。

 
                 (2011年撮影・武清さん一家もかかせない)

双子の姉妹は二年前プレゼントしたSDCCのTシャツを着て映っているではないかっ

 
                 (2012年撮影・もう中学生か、制服姿がかわいかった)

11日の満員御礼だった那覇桜坂劇場での舞台挨拶の話も聞かせて下さり、
名護の稲嶺市長もかけつけ上映後に感想をうかがうと「くるしくて息が出来ない」と涙を流されていたそうです。

 
                 (2014年撮影・翁長知事誕生の瞬間)

沖縄の問題ではなく日本の問題だと、考えられるように沢山の人に観てもらいたい。
昨日宮崎駿さんが沖縄の友達の話を涙声で話されていました。この共感力、感受性がジブリの基なのだろうと納得

 
                 (2014年撮影・新知事誕生で、きっと変えられると思った
                        ・・・諦めてませんよ

ホントにホントに日本国中でよく考えてみましょうこれで、このままでいいんですか?
日本が戦争の出来る国になりますよ。


じゅごんの里ツアー2日目 シュワブゲート前とピースキャンドル

2015年07月12日 | 活動報告

カヌーを終えた後、夕方にキャンプシュワブ・ゲート前に行きました。


島ぐるみバスの方たちは帰られた後でしたが、
24時間体制の座り込みは続いています。
7月7日で座り込み丸1年。
毎日ありがとうございます。おからだにお気を付けください。


大阪でメッセージを集めたバナーをお渡ししました。


ツアー参加者も座りこみに参加。


毎日座り込みをされている高垣さんから、座り込みがはじまった経緯、
現状についてお話していただきました。


そして、18時半から、ピースキャンドル行動にも参加。
毎週土曜日に、家族で辺野古の海を守ろうと
ろうそくを灯して訴え続けていらっしゃる渡具知さんにお話を伺いました。


じゅごんの里ツアーでは毎回この行動に参加しています。


渡具知さんの子どもたちが「大浦湾を守ろう~」
「じゅごんの棲む海を守りましょう~!」と、とってもいい声で呼びかけます。
私たちも一所懸命手を振りました。


ジュゴンも応援


今年は、今までより、手を振り返してくれる車が増えたように思います。


向かいには、ピースキャンドルならぬピースライトも設置されています。


座り込みテントに、すばらしい版画が掲げられていました。
目をまわしているジュゴンを助けるために、色んな動物が集まってきています。
ともに手を取り、ジュゴンの棲む海を守りましょう。

一日も早く、基地計画が撤回され、豊な地域づくりに
力を注ぐことができるよう、私たちもそれぞれの場で、
できることに取り組みます。

ZAN

じゅごんの里ツアー3日目 やんばるの沖縄戦ー収容所跡を歩く

2015年07月12日 | ジュゴンブログ
じゅごんの里ツアー3日目、お天気に恵まれて、暑いー

3日目は2つのコースがあり
うち「やんばるの沖縄戦ー収容所跡を歩く」コースの報告です。
戦後70年ということで、やんばるの沖縄戦を通して、
戦争のこと、今辺野古で起こっていることを考えようと企画しました。

ガイドは名護市在住の浦島悦子さん
フリーライター、「ヘリ基地要らない二見以北十区の会」共同代表。
名護市史編纂調査員。「北限のジュゴン調査チーム・ザン」のメンバー。
著書に「やんばるに暮らす」「シマが揺れる辺野古4部作(最新刊『名護の選択』)など


民宿てるやさんの居間でスタート
「やんばる沖縄戦と久志地域収容所」のレクチャーです。



1944年10月の十・十空襲で那覇の町は灰虚となり、北部へ避難が始まる。「北部疎開計画」
4月に沖縄島中西部海岸に米軍上陸、沖縄島を南北に分断し侵攻、制圧していく。
名護湾にも米軍上陸。米軍は北部を収容地区として、各地に収容所をつくった。


瀬嵩灯台跡から大浦崎収容所跡(辺野古崎)をみる。
大浦湾を臨む現キャンプシュワブ一帯が久志村大浦崎収容所となった。
本部半島や南部から強制移住させられ、収容された。



美しい海。



しかし、
オレンジのフロートが張られている。
この内側で辺野古埋め立てに向けたボーリング調査が強行されている。
ほんの70年前の沖縄戦、この地は収容所とされ、多くの住民が苦難を強いられた。
そこには、今、キャンプシュワブがあり、さらに新しい基地が造られようとしている。
沖縄の「怒」の深さがわかってくる…。





伊江島集落跡、記念碑、学校跡などをみる。
伊江島は、米軍が上陸し、惨劇の場となり、苦難を強いられる。
4000人が島に取り残され、激戦に巻き込まれて2000人が命を奪われた。



このあたりが伊江島集落跡(収容所)で、わずかな土地に4000人が詰め込まれたという。
収容所では食糧に困窮し、マラリヤや栄養失調で多くの人が亡くなった。

収容所から帰還すると、そこは基地に盗られていた…
それが今も続いている。

ほんの70年前の沖縄戦、その後米軍に占領され、日本に復帰しても基地は残ったまま。
今も沖縄島の18%が基地だ。
基地の負担を沖縄に押し付けたままで、日本が平和な国なんておかしい
そのことを実感させられる。



昼食は、地元の三原にある「さらばんじ」というお店
庶民的な沖縄料理が食べられるお店です。お薦め。
ゴーヤチャンプルー定食、ナーベラーチャンプルー定食、美味しかったです。
ナーベラーってへちま、味噌炒めが美味しい~

国会では、安保法案が審議されている
集団的自衛権、自衛隊海外派兵…
そのことが何をもたらすのか、辺野古に立ってみるとリアルに感じられる
「戦争は二度とごめん」おばぁの言葉が頭を離れない

ほんの70年前、戦場だった沖縄
そんな過ちを繰り返したくない

そう、深く感じるコースとなりました。












じゅごんの里ツアー 2日目 大浦湾でカヌー

2015年07月11日 | ジュゴンブログ

船の代わりに、カヌーで大浦湾を体験することになりました。
晴天ー、美しい海です。


大浦湾最奥にある瀬嵩(せだけ)の浜です。
向こうにキャンプシュワブ(米軍基地)が見えます


ライフジャケットを着て、みんなやる気満々


はじめてカヌーに乗る人もいるので、先ずはパドルの使い方を教わります。


「は~い、ペアを組んでください。後ろは経験者ですよ~」


潮が引いているので、カヌーを引っぱって海に出します。
結構重い~


こぎだすと、みんなから「あ~、気持ちいい」と声が上がります。


湾の奥なので、風も強くなく、波もあまりありません。


はじめての人も、ベテランも大満足


ハマサンゴも観察できましたよ。


おや、向こうに、きれいな海を分断するフロートと監視船が見えてきました
そう、このオレンジのフロートが臨時制限区域、進入禁止なのです。
この内側でボーリング調査が強行されているのです。
作業を止めようとカヌー隊が近寄ると、海保が排除しにきます。拘束されることもあるのです。
私たちが近寄った時も、近寄らないでくださいと警告の声が…


間近で見たフロート。結構大きいですね。
こんなんいらん!
悔しくて、悔しくて
少しでも内側にとフロートを押やりました、、、


じゃまだな~。
このすばらしい海を壊すための調査、早くやめてほしいものです。
この海を埋め立てるなんてできないよー
基地なんていらないよー


みんな元気
基地にNO!ジュゴンにYES!
平和で豊かな地域づくりにGO!
あきらめませんよ~

ZAN

じゅごんの里ツアー2日目 ジュゴンの見える丘

2015年07月11日 | 活動報告

台風9号の影響で風が強く、船に乗る予定が変更になり、
午後からカヌーをすることになりました。
その前に、ジュゴンの見える丘に向かいました。


イタジイの森を眺めながら20分ほど歩くと別世界が開けるこの場所。
何度来てもすばらしい。


ジュゴンが海草を食べにくる海は、青くて爽やかでした。
自然にいい笑顔になれる場所です

ZAN


じゅごんの里ツアー2日目 辺野古テント村

2015年07月10日 | ジュゴンブログ

7/4(土)、ツアー2日目。
朝は、先ず辺野古テント村へ。
名護市会議員でじゅごんの里の東恩納琢磨さんから、基地建設の概要や現状について
お話していただきました。


11年以上にわたる毎日毎日の座り込み、本当にありがとうございます。
政府はあの手この手で、基地建設を進めようとしていますが
現場での粘り強い、屈しない取り組みで
海を守り続けています。


勝つ方法はあきらめないことがんばろう


遠くに海上保安庁の巡視船が見えます。
海の命、安全を守るために働いてほしいものです。


松田ぬ浜に出てテント村の篠原さんから、
2003年のイラク戦争がきっかけで、在日米軍について
考えはじめ、新しい基地は絶対につくらせてはいけないと
テント村で座り続けていることや、ピースリボン、バナーの
由来について、お話を伺いました。




ここを訪れるたびに持っていくバナー。
盗られてもあきらめずに送り続けます。
みんなのメッセージをとることは出来ません。


首都圏スタッフの用意したバナーです


みんなで、ピースリボンを結びつけました。


きれいな海と浜。
それを分断するフェンス。
早く無くなって1日も早く元の姿を取り戻しますように。


基地ではなくじゅごん保護区を

ZAN

ツアー1日目② 交流会

2015年07月08日 | ジュゴンブログ

名護市役所訪問後、名護市宮里にある居酒屋「たけの子」で交流会。


SDCC国際担当の吉川さんから、翁長知事の訪米行動などについて
報告がありました。


日本自然保護協会の安部真理子さんも来てくださいました。
この後、7/5に泡瀬のウミエラ館で、ノレッジカフェ「沖縄と奄美の美ら海をいつまでも」
主催されました。


今回のツアーは初参加者も多く、自己紹介も楽しく盛り上がりました。


翌日辺野古に持っていくバナー。
皆さんにメッセージを書き込んでもらいました。


海勢頭豊代表の歌も飛び出し、にぎやかに夜は更けていきました。

ZAN

7/3(金)-5(日) 第10回じゅごんの里ツアー 1日目

2015年07月07日 | 活動報告

辺野古の海に、基地ではなくジュゴン保護区を!

7月3日(金)大阪はのち、沖縄は
いよいよ、第10回じゅごんの里ツアーのはじまりです。
実際に辺野古の海を見てほしい、地元の方々と交流しようと続けているツアー。
ボーリング調査の強行、ゲート前の座り込みが続く厳しい情勢の中、
今年はどんなツアーになるか、期待と不安が交錯します。


まず、向かったのは宜野湾市の嘉数高台公園。
初参加者の皆さんと顔合わせ、仲良く昼ご飯を食べました。


世界平和を願う地球儀をイメージした展望台があり、
そこから、普天間基地や市街地が一望できます。


オスプレイが駐機されている海兵隊普天間基地。
クリアゾーンにも建物が密集している様子がよくわかります。


普天間基地(宜野湾市のパンフレットpdf)の成り立ちや、現在の状況などについてミニレクチャー。


嘉数高台は沖縄戦時の激戦地、今でも旧日本軍が使用した陣地壕やトーチカがあります。


陣地壕をのぞきこむ参加者。


次に向かったのは、道の駅かでな。


嘉手納基地は、中頭郡嘉手納町、北谷町、沖縄市にまたがる米空軍基地で
200機近くの軍用機が常駐する東アジア最大の空軍基地です。
戦闘機が何機も爆音をまきちらしながら飛んでいました。


そして、名護市役所へ。
名護市基地対策係との交流の打ち合わせ。
写真には写っていませんが、ちょうど後ろを稲嶺市長が通りかかられました


基地対策係から、おふたりが出てきてくださり、
前仲井真知事の埋め立て承認、稲嶺市長の再選、ボーリング調査と
今後の見通しについてなど、お話ししてくださいました。
興味深かったのは、今年6月1日に発足した”沖縄県辺野古基地建設問題対策課”に
名護市の職員1名が出向しているということ。
翁長知事と稲嶺市長のみならず、職員同士の連携も深めて、
風通しを良くしようという取り組みです。


名護市とのパイプ役をつとめてくださった東恩納琢磨議員。


仲宗根勤参事と一緒に記念撮影
「沖縄は変わっていく。自立した沖縄を目指すことは可能だ」との
力強い言葉に、勇気と希望をいただきました。

お忙しい中、たくさんの質問にもていねいに的確に応えてくださいました。
本当にありがとうございました

ZAN

【番外編】 おきなわ茶会のご案内、7月23日(木)19時~@モモの家

2015年07月07日 | ジュゴンブログ
吹田市にあるコミュニティスペースモモの家
定期的にひらいているおきなわ茶会

沖縄をとおして平和を考え学ぶ場として続けています。
映像を観たり、お話しを聴いたりして
その後お茶を飲みながらみんなでゆんたく(おしゃべり)しています。

こんな感じです~


7月23日(木)のおきなわ茶会のご案内です
どうぞご参加ください

(拡散歓迎)
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 おきなわ茶会
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・・・沖縄をとおして平和をおもう・・・

『じゅごんの里ツアー』に参加したメンバーがお話しします。
基地をみたり、辺野古・大浦湾の海を巡ったり
自然・歴史・文化にも触れてきました。
見て、聴いて、感じたことをお伝えします。
どうぞ聴きに来てください。
そして、みんなで一緒に
ゆんたく(おしゃべり)しましょう

 とき : 2015年7月23日(木) 19時~21時(18時半からカフェオープン)

 ところ:モモの家(吹田市泉町5-1-18)
  http://www.momo-family.org/?page_id=9
     阪急吹田駅から徒歩5分、JR吹田駅から徒歩12分

  参加費:500えん+カフェで1オーダー

 問合せ:090-9043-0791
     chstyshd@gmail.com (よしだ)

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ほんとに美しかった辺野古・大浦湾、きらきら輝いている海

しかし、臨時制限区域(進入禁止)のオイルフェンスがはられてる、、、

ジュゴンが泳ぐ、宝(辺野古)の海
そのままに。。。


チラシです~



環境監視等委員会の公開と参加を

2015年07月07日 | ジュゴンブログ

7月6日に沖縄防衛局交渉を持ちました。
5月18日の沖縄防衛局交渉、19日の沖縄県交渉を引き継いだものです。
前回の交渉内容は「翁長知事訪米を前にした沖縄防衛局、県交渉」をご覧ください。

沖縄県交渉では、
海岸防災課長が「沖縄防衛局がジュゴン保護策などを議題にすることを申し入れる」
と回答し、
6月4日に沖縄防衛局に「普天間飛行場代替施設建設事業に関連する海上ボーリング調査等における環境保全対策及び環境監視等委員会について」照会しました。

これに対して、
沖縄防衛局は6月18日に沖縄県に以下の回答文を送りました。

ここには1(1)で
「ジュゴンに関する環境保全措置については、第5回環境監視等委員会で討議がなされたところ…」としています。
第5回環境監視等委員会(6月5日)に提出された「ジュゴン監視計画案」のことを指しているのですが、議事要旨がアップされていないので、どのような議論をしたかは分かりません。
沖縄防衛局が6月26日にアップした第5回環境監視等委員会の報告をご覧ください。
討議資料は添付されています。

今回の沖縄防衛局交渉ではこの点を追及しました。
沖縄防衛局は
「ジュゴン監視計画案」はジュゴンが工事現場に近づいたときに
工事を中止するシステムなので、ジュゴン保護策だと強弁しました。
ジュゴンが近づくのは餌場である海草藻場がそこにあるからで、
その海草藻場を保全することこそがジュゴン保護策であり、
「ジュゴン監視計画案は工事現場の保護策だ」と厳しく批判しました。
環境影響評価書にあるジュゴンの環境保全措置を
委員会で議論していない委員会の在り方が問題なのです。

環境監視等委員会が非公開で、議事録も作成されず、
議事要旨と膨大な資料を添付することでごまかしています。
このような委員会議論では、なんんら科学性が担保されたことにはなりません。

また、監視等委員の疑問や意見が委員会に反映されていないことが
6月26日に公開された第4回環境監視等委員会(4月9日)の議事要旨から透けて見えてきます。
沖縄タイムスは「辺野古環境監視委 委員が疑義「責務が曖昧」(6月27日)と批判。
環境監視等委員の松田裕之横浜国大教員も「公開書簡」
「委員会の公開と沖縄県の委員会参加」を求めています(6月10日)。

 これらの事実をふまえて、委員会で議事録作成を再度議論することと、
委員会の公開、沖縄県など関係自治体や市民の参加を求める声があることを
委員会に伝えることを求めました。

 琉球朝日放送琉球新報で沖縄防衛局交渉が報道されました。

 ジュゴンの保護者より