ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

2020AKAYピースキャンプinマニラに参加して~ 日本がもたらしたもの

2020年02月20日 | ジュゴンブログ

2日目の午後はマニラ市内をちょっぴり観光しました

インタラモロスを馬車に乗ってひと巡り~

ガイドのおじさんがとってもフレンドリーで楽しい時間でした

市内には大学や教会がたくさんあり、若い人や観光客が多くて元気な街という感じ

また、スペイン統治時代の名残があり、日本が戦争でひどいことをした跡もあり

日本が持ち込んだ大砲、壁の弾痕は生々しかったです

馬車のガイドのおじさんは言いました

「スペインがもってきたのはカトリック」

「アメリカが持ってきたのは教育」

「日本がもってきたのはトヨタ、ホンダ」

なんだかとても後ろめたい気持ちになりました

先進国って何だろう・・・?

植民地支配、経済的な支配、開発という名の自然破壊・・・

良くないことばかり

外国資本が入り、グローバルな市場経済に巻き込まれ、格差は広がるばかりです

フィリピン南部のMalitにはジュゴン保護区があります(うらやまし~)

しかし、最近ジュゴンが姿を見せなくなったそうです

原因は近くに巨大な石炭火力発電所ができ、その温排水で海草が減っているからだと言われています

他にもバナナのプランテーションの影響などもあるようです

これらに日本は無関係ではないと思えます

フィリピンを通して日本という国が見えてきます

途上国支援という言葉をよく聞くけれど

変わらないといけないのは日本、先進国側なのだとつくづく実感します

日本が嫌われない国になれますように・・・

詳しくはこちらを ↓

2020AKAYピースキャンプツアーinマニラ 博物館訪問と教育セミナー&インタラモロス

E☆

 

 


2020AKAYピースキャンプinマニラに参加して~ お役にたてた!

2020年02月18日 | ジュゴンブログ

AKAYのKさんから、ピースキャンプでジュゴンのお話をしてねと言われて

がんばって準備をしました

日本語から英語、そしてタガログ語に翻訳して頂き、英語版の署名も作りました

とても貴重な体験となりました

ABAKADAでポールさんがスタッフや保護者のみなさんと事前学習をして下さっていました

それで、当日は通訳して下さった校長先生が内容を理解して下さっていて

しっかりと伝えてくれて、保護者のみなさんや子どもたちが熱心に聴いてくれました

ちょっと感動的でしたよ~

お話しの最後に『命どぅ宝』の思いを伝えました

ポールさんは「平和と正義と愛でつながりましょう」と言われました

思いは同じだなぁと感じています

 

「ABAKADAの平和アドボカシーミッションの一環として、沖縄のジュゴンを保護し

軍事基地の建設による埋め立ての脅威から保護することの重要性を

ABAKADAの保護者、教師と話し合いました。そして、アジアの子どもと家族の

平和なコミュニティを構築するためのフィリピンと日本の連帯の表れとして

ジュゴンを救い、辺野古米軍基地の建設を止めるための署名キャンペーンに

参加するよう皆に訴えました」とポールさんが最初の挨拶でスピーチされました

ジュゴンのお話しが少し役に立てたかなと嬉しくなりました

お話しの後、大騒ぎハガキ(防衛大臣宛のジュゴンを救えのハガキ)を呼びかけると

その場で書いてくださって、なんと61枚もあつまりました

署名はすでに集めて下さっていて、保護者代表のお父さんが手渡してくださいました

なんと、445筆も

この署名と大騒ぎハガキをしっかりと日本政府に届けねば

詳細はこちらで ↓

 2020AKAYピースキャンプツアーinマニラ 博物館訪問と教育セミナー&インタラモロス

 2020AKAYピースキャンプツアーinマニラ 子どもたちとの交流

 

E☆

 


2020AKAYピースキャンプinマニラに参加して~ どこにも抗う人々はいる!

2020年02月18日 | ジュゴンブログ

フィリピンへ行ってきました

ジュゴンの保護区があるし、米軍基地を返還させたし

フィリピンはとても関心がある国でした

火山の噴火や新型コロナウイルスなど大丈夫か?と思われるなか

無事にフィリピンのベニグノ・アキノ国際空港に到着

1日目はThe Bantayog ng Mga Bayani(独裁と暴政と闘ったフィリピンの英雄の博物館)を訪問しました

マルコス政権を倒した民衆の闘いの記録が展示されていました

弾圧はひどいものでしたが、屈しない人々の声は大きなうねりとなり、大統領を追い出したのです

ガイドして下さった方も学生の時に運動に参加していたそうです

良くない支配者、権力者はいつの時代もどの国にもいるものですが

同時に抗う人々だっている 民衆の力はすごい

頂いた冊子に NEVER AGAIN NEVER FORGETと書いてありました

歴史を学ぶことは重要、そして、未来を考えることも

フィリピンにはスービック海軍基地とクラーク空軍基地の2つの米軍基地がありましたが

人びとの反基地運動の力で1992年に閉鎖、米軍の駐留は終了しました

しかし、その後あらたに軍事協定が結ばれ、米軍のプレゼンスは復活してしまいました

マルコス政権は倒したけれど、権力支配は続いているようです

車で移動中、基地が見えました

米軍主導で訓練が行われているとのことでした

つい最近、フィリピンが「米軍地位協定を破棄」という記事を読みました

それで思うのは、日本もアジアの国々の一員として、歩調を合わせて

日米地位協定を破棄と打ち出せたらな、と

壁は大きいかもしれないけれど

世界中の抗う人々とつながり、平和な世界へと変えていきたいと思う

闘った人々の碑です

詳しくはこちらを 2020AKAYピースキャンプツアーinマニラ 博物館訪問と教育セミナー&インタラモロス

 

E☆

 

 


2020AKAYピースキャンプツアーinマニラ 子どもたちとの交流

2020年02月16日 | 活動報告

<2月10日(月)ツアー3日目午前>

3日目は子どもたちとの交流日です。
元気でやんちゃな子どもたち。校長先生のお話はちゃんと聞いていますね。

子どもたちに「ジュゴンってどんな生き物?」をお話しました。
フィリピンにもいるジュゴン。だけど子どもたち見たことはないのです。
どんな生き物だろう?
みんな興味を持ってくれて、ジュゴンクイズにも元気に答えてくれました。
ジュゴンの体調は3メートル。
3メートルってこれぐらい
とわかるように、関東の皆さんが急きょジュゴン(?)を作成してくれました。

みんなしっかり聞いてくれてます
そして、子どもたちからジュゴンの絵のプレゼントがあり大感激
(絵は別に報告します)

そして子どもたちのダンス
とてもかわいかったです

続いて子ども全交(子全)のエイサー

獅子舞には、子どもたちが大興奮
ちょっとこわい~、でも触りたい!

そして、紙飛行機を作って飛ばしたり、風船でゲームしたり、
パーランクー(沖縄の小さな太鼓)をたたいたり
みんな大いに楽しみました。
子全の皆さん、子どもたち全員分のパーランクーを手作りして持ってこられてたんですよ。

そのあと、ソーイングルームで子どもたちの制服を縫っているところを見学しました。

ここで縫われたフィリピン布のチュニックやバッグなどが日本で販売され、
売り上げが運営資金になります。

スタッフの皆さん
アバカダ卒業生の方もいらっしゃいます。
「Every child is my child(どの子も私の子)」
と愛情深く子どもたちを育てている素敵な方々です。

ZAN


2020AKAYピースキャンプツアーinマニラ 博物館訪問と教育セミナー&インタラモロス

2020年02月16日 | 活動報告

2月8日~11日、フィリピンAKAYプロジェクトをともに創る会(AKAY JAPAN)の
マニラピースキャンプツアーに参加してきました。

AKAYとはアバカダカユマンギ地域発展基金(AKCDF)の愛称で、タガログ語で、’ともに’や'手をつなぐ'という意味。
「貧しさのない平和な世界を」と設立された教育施設アバカダでは、就学前の子どもたち120名が学んでいます。
フィリピンと日本の子ども・青年との交流キャンプは1996年に始まり、今回で24回目だそうです。
 
<2月8日(土) 1日目>
ツアーは関西から11名、関東から8名の参加者。
日本からフィリピンへは飛行機で約4時間。時差は1時間です。

マニラのベニグノ・アキノ空港で関西・関東のメンバーが落ち合い、まず向かったのは
ケソンシティにあるThe Bantayog ng mga Bayani(独裁と暴政と闘ったフィリピンの英雄の博物館)。

担当の方からマルコス政権では、軍隊の権威が市民の上にあり、常に戒厳令が出ている状態だったこと、
米国や富裕な国からの負債が貧困の原因となっていて、それは今も続いていることなど、
いろいろと説明していただきました。
政権による弾圧、拷問、行方不明、殺害などで犠牲になった学生、芸術家、ジャーナリスト、
聖職者、医者、各種専門家方々の名前や経歴などが展示されていました。

すさまじい弾圧に屈することなく闘い続けた多くの人々の力が集まり、
1986年コラソン・アキノ大統領が誕生。フィリピンの民主化を実現させました。

博物館の裏手には、マルコス政権下で命を失った方々の名前を刻んだ碑がありました。

 

<2月9日(日)2日目>

2日目午前中は、アバカダで保護者の皆さんへの健康、平和と環境をテーマにした教育セミナー。
たくさんの保護者の方が参加してくださいました。

まず、毎年ツアーを実施されているAKAY JAPAN代表からのごあいさつ。

アバカダ代表のポール・ガランさんのご挨拶。
このツアーの前に、保護者の皆さんにフィリピンの政治状況、米軍基地やジュゴンについての事前学習を
してくださっていました。

 

感染症予防や栄養の摂り方について、森圀悦医師からお話がありました。
フィリピンの子どもたちの死亡率は訳6%で、東南アジアでは最も高いそうです。
下痢をした際の水分の摂り方、不足しがちな栄養素を含んだ食品についてなど、
森医師の具体的なお話が役に立つといいなと思います。
 

 


ジュゴン保護キャンペーンセンターからは、ジュゴンがどんな生き物か、ジュゴンの棲む辺野古の現状、
「命どぅ宝」の思いをお話しました。



タガログ語の通訳をしてくださった校長先生。
心がこもったわかりやすい通訳で、保護者の皆さんも熱心に聞いてくださいました。

今回ジュゴン保護の英語署名をお願いしようと思っていたら、なんとすでに445筆も集めてくださっていました!
保護者代表のお父さんが、「これだけ集めたよー」と少し得意げに手渡してくれました。
防衛大臣に送るジュゴンを救え!大騒ぎはがきも、
ほとんどの方がすぐに書いてくださって、その場で61枚も集まりました。

関東から参加した若者たちが、はがきを配ったりお手伝いしてくれましたよ~

みんなで記念撮影 お母さんたち若いです~。

 

そしてみんなでアバカダ特製のおいしいランチをいただきました。

 

午後はマニラ市内のインタラモロスへ。

インタラモロスとはスペイン語で「壁に囲まれた街」という意味。
16世紀、スペイン人初代総督がフィリピンを植民地とした際、建設した城塞跡です。
太平洋戦争時には、日本軍がマニラを占領。そのため米軍からの攻撃を受け、
激しい市街戦に多くのフィリピン人が巻き込まれました。
第二次世界大戦でのフィリピン人犠牲者は110万人。
マニラ市街戦で10万人、そのほとんどは日本軍によるものだそうです。

私たちは、6人乗りの小さな馬車でインタラモロスを巡りました。

何度も壊され再建されたサン・オーグスチン教会。
石造りの教会としてはフィリピン最古の教会で、ユネスコ世界遺産にも登録されているそうです。

 

ほかにもたくさんの教会がありますが、みなカトリック教会です。

 

大学もこの地域に集中。あまりの多さにびっくりです。地方にも大学はあるのでしょうか?

これは日本軍の大砲。
砲身はアメリカ大使館を向いていたそうです。

城壁には弾痕が残っています。

英語に、日本語を交えながら楽しくわかりやすく説明してくれたガイドさん。
「スペインはカトリックを、アメリカは教育をもたらした。では日本がもたらしたものは~?」

なんと言われるのか、ちょっとドキドキしましたが、その答えは「CAR 車」でした。
「TOYOTAトヨタ、HONDAホンダ、MITSUBISHIミツビシ・・・」
実際、街中では日本車が目につきました。

過去のひどい経験をたくましく乗り越えてきたフィリピンの方たちですが、
今も苦しい状況は続いています。

3日目に続く

ZAN


毎月15日はジュゴンの日♪  

2020年02月15日 | ジュゴンブログ

毎月15日はジュゴンの日

2020年がスタート!と話していたら、あっという間にひと月経過

 

   

沖縄では各地で桜祭りが開催中ですよ

旧正月にじゅうろくにち(あの世のお正月)二十日正月なども終わりました。

 

  

奥武島の旧正月の様子 大漁旗で船を飾ります

正月気分も終わり2020年。 

豚コレラも無事収束したと思ったら 今度は人間に新型ウィルスとは・・・

 

   

これからイベントなど色々控えていますが、予防をシッカリして行きましょう

花粉も始まるねぇ


2月のじゅごん茶話会のご案内~2月27日(木)14時~@関西事務所

2020年02月06日 | イベント案内

立春が過ぎ、春に向かっているところでしょうか

2月のじゅごん茶話会のご案内です

2月27日(木)14時~です

今回は、フィリピン報告を予定しています

2月8日~11日(3泊4日)で フィリピンAKAYプロジェクトをともに創る会 主催の

2020AKAYピースキャンプツアーinマニラに参加してきます

ABAKADAの保護者、子どもたち向けのセミナーで1つのプログラムとして

「ジュゴンのお話し」をさせてもらいます

フィリピンと言えば、ジュゴンの保護区があるし、米軍基地を返還させたし

行ってみたい国だったのでよい機会です

パヤタスのダンプサイト(ゴミ集積所)や博物館なども訪れます

マニラ湾の夕日を見ながら夕食というのもあり

楽しみにしています

フィリピン報告の他にも、辺野古の近況を共有し

ゆんたく(おしゃべり)して、知り、学び、考えたいと思っています

どうぞご参加を

ジュゴンも一緒に学んでいます~

 

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じゅごん茶話会のご案内

 2020年2月27日(木)14時~16時半くらい
                         


辺野古をとおして、平和や環境のこと
学んで、語り合って、考えて、できることに取り組んでいきたい
辺野古の最新情報をお伝えします
DVDを観たりもします
その時にできることをしています

場所:ジュゴン保護キャンペーンセンター関西事務所
       最寄駅~JR・京阪・地下鉄「京橋」駅より徒歩10分ほど
  アクセスはこちらです

参加費:200円

問合せ:ジュゴン保護キャンペーンセンター関西事務所
        TEL/FAX 06-6353-0514 メール info@sdcc.jp
        当日は 090-5882-3629(いけがわ)

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沖縄、伊江島の阿波根昌鴻さん
米軍から土地を取り戻す、生活の中から平和運動を続けられた
「平和の武器は学習」「人を幸せにして 自分も幸せになる 平和学習をしましょう」
と言われた言葉をかみしめて学びの場を続けていきたいと思っています

「この世の素晴らしいものはみんなタダ
 愛情 太陽 勇気 想像力 好奇心
 それが私の生き方である」(伊江島通信57号より)

そんな生き方にほんの少しでも近づきたいなぁ

 


すいた環境教育フェスタ

2020年02月05日 | 活動報告

2月1日肌寒い中くるくるプラザ(吹田市資源リサイクルセンター)で

すいた環境教育フェスタが行われブース出展しました。

例年、阪急吹田駅前のメイシアターでの開催ですが、

メイシアター大ホールの天井が、2018年の大阪北部地震で損傷し、

修理のために閉鎖されているため、今年はくるくるプラザ での開催となりました。

ここは4階。下ではごみの焼却が行われています。

古い建物ですが、工房がありいろんなことが体験できる場所です。

建物の外では、電気を作るエネルギーを起こす体験コーナーがありました。

私たちのブースは一番端っこの工房のスペースです。

やはり場所が悪くて来ていただける方もゆっくりゆっくりでした。

いろんな場所を巡ってクイズをしていくクイズラリーに参加。

親子で参加されている方が多く見受けられました。

私たちのブースの一番奥にラリーを設置したのでその手前のジュゴンクイズも

多くの方が参加してくれました。

ジュゴンの生態は知らない人ばかりなのでジュゴンクイズは知ってもらういい機会でした。

ジュゴンの祖先と象の祖先は同じなんだよーと説明すると

親子で「へー」という声が多く聞くことができました。

お土産な数種類を用意。どれにしようかなー。

ジュゴンの他にもやんばるの森で生息している動物の写真を展示しました。

沢山の人が見てくれました。

決まりで署名を集めることはできませんでしたがクイズに参加してくれて

ジュゴンのことを多くの人に知ってもらういい機会でした。

               ごんばな