おはようございます。今日も日曜日、いつもどおりプリキュアの話から書きます。
まず、不思議な赤ちゃん・はぐたんが今日、初めての「つかまり立ち」をしました。さっそくプリキュアたち、写真撮ってましたね、はい。
それから、今日から若宮アンリくんが登場です。ほまれちゃん=キュアエトワールのスケート仲間で、モスクワに行っていっしょにシニアのスケートに挑戦しようと誘いにきたわけですが・・・。で、このアンリくん、日本人とフランス人のダブルで、レディースものの服を着ても似合う「かわいらしいスケート王子」という設定になっています。
さて、アンリくんははなちゃん=キュアエトワールたちに、「ほまれと君たちは住んでいる世界がちがう。しばらないで」と言います。要するに、自分といっしょにモスクワでトップレベルのスケートを学ぼうと言いにきたわけです。
また、アンリくんははなちゃんに「頂点を目指す人にしか見えない世界がある。じゃましないで」とも言います。はなちゃんは「困っているから放っておけない。(ほまれちゃんの)夢を応援する」と言いますが、アンリくんは「(ほまれちゃんは)がんばれと言われなくてもがんばる。そんな応援は重荷だし、無責任だ」とも言います。
アンリくんの誘いを聴いて、ほまれちゃんは当然、迷います。ほまれちゃんは足のケガで飛べなくなって、いったんはあきらめたスケートにいま、再チャレンジしている。だからモスクワで一流のコーチのもとでトレーニングをしようという誘いもわかる。でも、再チャレンジしようという気持ちになったのは、はなちゃん、さあやちゃん=キュアアンジュやはぐたんといっしょに居たから。
いまは「みんなやさしくて困る」というのが、ほまれちゃんの正直な気持ち。でも、そんな仲間といるなかで、ほまれちゃんのアスパワワは増えていく・・・。
そこで、ほまれちゃんはアンリくんとはなちゃん、さあやちゃんを連れてスケートリンクに行き、「見せたいものがある」といって、自分の演技を見せ始めます。その演技には、さあやちゃんのお芝居でやっていた「天使の羽」が見えるようなものがあったり、きれいな花が咲いているイメージのものがあったり・・・。さらにほまれちゃん、ジャンプにチャレンジして転倒してもあきらめない。また、そういうほまれちゃんの姿を一生懸命応援するはなちゃん。そして、ほまれちゃんはとうとうジャンプに無事に成功して、はなちゃん・さあやちゃんと3人で氷上で抱き合います。
一方「も~渋滞なんて大嫌い」とか言いながら、クライアス社から課長のパップルがやってきます。渋滞途中の人々のイライラを集めて、パップルはオシマイダーを発注します。これを倒すためにはな・さあや・ほまれの3人は変身してプリキュアになり、オシマイダーを倒すわけですが。その3人が変身してたたかっている姿を、このアンリくんが見てしまいます。
あと、パップルは「渋滞なんて無駄な時間」と言って攻めてくるわけですが、キュアエトワール(=ほまれちゃん)は「無駄な時間なんてない。仲間と過ごす時間、赤ちゃんと過ごす時間がいとおしい。そういう時間が自分を輝かせる」と言います。そのとき、キュアエトワールから新たなミライクリスタルが生まれ、パワーアップしてました。先週のキュアアンジュのパワーアップに引き続き、何かプリキュアたちが自分の正直な思いに気付いたとき、ミライクリスタルが生まれるようですね。
ラストの場面ですが、「負けたよ。前の正確なスケートもよかったけど、今の気持ち溢れるスケートも悪くない」とアンリくんはほまれちゃんに伝えます。また、なぜかアンリくんははな・さあや・ほまれの通う中学校に転校してきます。その上で「(自分も)プリキュアやってみたい」と、ちょっと意味深なことをほまれちゃんに伝えます。このアンリくん、今後、どういう役回りをするんでしょうか? もしかして、はじめての男の子からプリキュアになる存在だったりして・・・??
一方、アンリくんに「応援するだけって無責任だ」と言われたはなちゃんは、ほまれちゃんの飼い犬・モグモグの散歩を手伝うと言います。その散歩の途中、「応援だけならだれでもできる」と言われたことをずっと考えていたはなちゃんですが、ふと、きれいな本を拾います。その本の持ち主がすぐに現れるのですが、なんか感じの悪いオッサンで、このオッサンが「楽園の話、美しい物語、でも長く続かない」みたいなことを言うわけですね。この感じの悪いオッサンの存在も、今後のプリキュアの物語とどうつながっていくのでしょうか・・・?
あと、予告編を見ると、次週はハイキングに行って、不思議な美少女に会う様子。この美少女の存在も、今後の物語と何かかかわってきそうですね。
ちなみに、アンリくんが転校生として現れた場面の後ろに、そのハイキング参加者募集のポスターが貼ってありました。今回はこういうかたちで次週へ細かく話をつないでみたり、あるいは先々の話の伏線を張っている回のようにも感じました。